ポケモンパーティ構築(ダブル)
日本一決定戦2020本戦マスター13位 晴砂ピッピ 最終R1559(9勝5敗)
こんにちは。QSといいます。
INC Aprilのころからこのアーキタイプを使い続け、ダブルの公式全国大会にて上記の結果を残すことができたパーティです。
皆様の参考もしくはお暇つぶしになれば幸いです。
使用ポケモン
お仕事:キョダイゴクエンを打つ
努力値は臆病CS。ヨロギの実を持つことで不一致ダイロックは問題なく、ピッピのフレンドガード込みならバンギラスのダイロックも耐えられるので強気に動かしていける。
有効に晴キョダイゴクエンを打てれば勝ちなので、ヘイトを集めるフシギバナ・晴れ要因のコータス・フレンドガード持ちのピッピを隣で出し入れすることでゴクエンを打てるように場を整えていく。
技構成は非ダイマ時でも動ける熱風、エアスラッシュ、守るを採用。残り一枠はソーラービーム、熱砂の大地等も候補に挙がるが、使用する機会が少ないことから確実に使用するブラストバーンにした。H振りシードイエッサン♀が中乱数1発になるのは大きなポイント。
お仕事:ダイマックスエースを守る、トリルターンを枯らす
努力値はH175調整の最遅HB。ゴリラ環境なのでHB振り切りでもよいかもしれない。
フレンドガードは場にいるだけで効果があるため、コータスと交換することの多い晴れパでは重宝される。挑発・鋼技・毒技が飛んでくることが多く、サイドチェンジと守るを積極的に使うことでピッピの余力を温存しつつ仕事をすることができる。
そのためこの指とまれを使う機会はそこまで多くはなく、有利な盤面で負け筋を消すために使うことが主になった。
お仕事:水・妖・岩・地タイプを倒す
副業:ダイマックスアタッカー、困ったときに眠り粉をする
努力値は控えめCS。アタッカーとしては火力不足のために命の珠で補っている。
ガオガエンやダイジェット持ちがいるだけで先発だと動かしにくく、後発で選出されることが多い。コータスが詰めを担当するためその障害となる特殊アタッカーをフシギバナで倒していく動きをとる。
眠り粉の誤魔化し性能の高さは魅力的だが、メタを踏み抜いて歩くことになるため、困った時以外は殴っていた方が強い。眠り粉をきって守るを採用するとより確実に仕事が出来るが、眠り粉”も”使えるというメリットを捨てきれなかった。
お仕事:晴れにする、欠伸守るで詰める、トリルターンを枯らす
副業:嫉妬の炎で物理アタッカーを無力化する、無理やり欠伸をいれる
努力値はのんきHBDでHBは陽気ドリュウズのダイアース耐え、HDは晴下で控えめ珠キングドラのダイストリーム耐え。
このパーティーの中で最も仕事が多い。当初はオボンの実を持っていたが、守るを絡めて複数ターン生存することが多く、より回復量が期待できる食べ残しとなった。
リザードン・フシギバナのために晴れにした後はできる限りのHPを残して後ろに下がり、他のポケモンで障害となる特殊アタッカーを除去をした後に欠伸守るで詰めていく。その詰め性能は高く、本戦においてもHP7割のエースバーンと無傷のガオガエン相手にコータス1体で勝利した試合があった。
嫉妬の炎は技威力・PPともに使いにくさがあり、熱風と比較して一長一短なものの、数多くのエースバーンを焼いたことからエースバーンの数が多いうちは採用する価値があった。また、バークアウトを受ける機会が多く、それに影響を受けないボディプレスは削り打点として有用であった。
お仕事:砂にする、岩雪崩で削る
副業:対雨パの一発芸
努力値は意地AS。最速モロバレル意識でS91とした調整もあったが、最終的には岩雪崩を上からうつ回数を増やすことができ、S+1でリザードンを抜けイージーウィンのチャンスがある準速となった。
もともとはピッピドリュウズの裏において任意に砂を起こす役割であったが、リザードンの圧力から相手のバンギラスが確定選出のため、選出しなくてもよい試合が増えた。
そのため、直近ではピッピバンギラスで雑に削りフシギバナコータスに繋ぐ使い方をよく行った。
また、パーティ内で仕事が少なく余裕があることから歪みを引き受けている。構築全体で重いガオガエンと雨パを誤魔化すため、ガオガエンに負担をかけられる白いハーブ、キングドラを手助けダイドラグーンで飛ばせるげきりんを採用している。
お仕事:行動回数が最大になるようにダイアース・ダイスチルをうつ
努力値はSを砂下でスカーフ100族抜き、AをH振りバンギラスをダイマックス技で確1まで確保し、残りを耐久に振った。
リザードンを通せない時のエース。パッチラゴンやセキタンザンとよく戦った。
弱点保険は相手のじしん・熱風・濁流等の汎用技で発動するため、適切な味方殴り手段がないにも関わらず腐る場面は少なかった。
バンギラスの項で述べた通り、相手のバンギラスがよく出てくるので必ずしも味方のバンギラスと一緒に選出する必要はなく、後ろにフシギバナコータスを控えさせる選出も多かった。
戦術と解説
立ち回り
目の前の盤面にはとらわれず、各ポケモンがお仕事を達成できるように行動を選択する。
例:リザードンがキョダイゴクエンを1回撃ったので後ろに引く(本戦で実際にあった)
簡易選出プラン
選出1 リザードン+フシギバナコータスピッピ
リザードン軸の選出。初手は後ろからどのポケモンを投げたいか考えて決める。
例:晴下でフレンドガードを発動させたいので先発リザードンコータス、後発ピッピ
選出2 ピッピドリュウズ+フシギバナバンギラス(コータス)
ドリュウズ軸の選出。ピッピのHPコントロールを意識する。
選出3 ピッピバンギラス+フシギバナコータス
フシギバナコータスを通す選出。バンギラスがダイマックスしても強い。
内容は以上となります。
読んでいただき誠にありがとうございました。
レンタルID : 0000 0002 TNBT Y5
投稿日時 : 2020/08/04 19:02
最終更新日時 : 2020/08/25 22:48
コメントを投稿
投稿者のアカウントが削除され、最終更新日から30日以上経過した育成論にはコメントできません。