今回はトリル始動用Lv1エルフーンを投稿させていただきます。
Lv1モンメン(bw/689)で紹介したように、
Lv1モンメンは無限戦術をメインとし、
Lv1エルフーンはこのトリル始動をメインとします。
HABCDSで能力値を表します。
個体値に制限はありません。
- Lv1でトリックルームを行う
このサイトにも既に何件か投稿されていますね。Lv1トリル型。
のように、各々のポケモンの利点を活かし、Lv1トリル始動型を考察していらっしゃいます。
今回も前回同様、「差別化」というより「比較」していきます。
- Lv1ネイティの特徴(bw/3464)
特性が非常に優秀です
- 特性マジックミラーにより挑発などを反射します
- 痛み分け・泥棒・両種壁・蜻蛉返りを覚えます
- Lv1ユニランの特徴(bw/1851)
特性が最大の差別化点です。
- 特性マジックガードにより天候ダメ等で襷を潰されません
- がむしゃら・両種壁・雨乞い・大爆発(自己退場用)を覚えます
- Lv1カゲボウズの特徴(bw/1964)
特性もタイプも非常に優秀です。
- 特性ふみんによって眠らされません
- 特性お見通しの場合は、相手の道具を見透くという役割も持てます
- ゴーストタイプなので猫騙し・神速を無効化できます。
- 呪い・道連れ・泥棒などの技を覚えます。
- Lv1ドーブルの特徴(bw/2118)
技だけで生きてるポケモンはこういう場合に強いです。
- 全ての技を覚えます
これはがむしゃらや置き土産とはまた異なるサポートとなります。
また、マジックコートで相手の挑発を跳ね返す、
すなわちエルフーンの先制挑発と同じことを行うこともできます。
他にも、トリル始動後に胞子宿みがでキノガッサ顔負けの戦法に持ち込むことも可能で、
要するに、様々な型があるので読まれにくいということです。
- Lv1エルフーンの特徴
特性を活かしたり、豊富な技を活かしたり。
- 特性悪戯心により、様々な恩恵を受けることができます
- Lv1エルフは違う型が有名なので、トリル始動の型だとはまず読まれません。
- 置き土産・がむしゃら・挑発・光の壁・とんぼ返りを扱えます。
ではエルフーンの考察に入ります。
- 性格
具体的には勇敢・呑気・冷静・生意気が該当します。
- 努力値
- 特性
- 持ち物
- 技考察
5ターンの間素早さの遅いポケモンから行動する技です。
この技をモンメンは覚えられないのでエルフーンを使っています。
尚、5ターンとはいっても実質、発動→味方の降臨、で最短でも2ターン浪費するため、その点においては注意が必要です。
従って、シングル63の場合はトリル終了後アタッカーを入れる場合が多いです。
置き土産
遺伝技です。
相手の火力を半減しつつ退場かつ悪戯心適用技(後述)であるため、
ほぼ確実に発動させることが出来ます。
相手の火力を半減するため、2番手が動きやすい環境を作ることが出来ます。
がむしゃら
こちらはレベル技なので両親が覚えている必要があります。
問答無用で相手の体力を瀕死直前まで削ることが出来ます。
よって言うまでもなく、耐久型のポケモンを潰すのを得意とします。
置き土産はアタッカーに放つのに対して、こちらは耐久型に放つことになります。
蜻蛉返り
攻撃後に交代する技で、襷等潰しを初めとし、様々な用途で利用できます。
主な使用時はトリル始動直後の味方への接続ですが、
挑発が読めたときにそのまま飛び返る為の使用も出来ます。
尚蜻蛉返りによって、置き土産と異なり、再登場させることが出来る、
すなわち(トリルや)がむしゃら、置き土産の発動機会を後に残すことが出来ます。
アンコール
猫騙し対策兼起点作りです。
猫騙し対策としては、相手の猫騙しを受けてからアンコで縛り、流し際にトリルを発動します
他には倒れる直前にアンコールで次に繰り出すポケモンにとっ有利な相手の技を固定し、
起点を作る事も出来る汎用性高い技です。
光の壁
パッと見、置き土産の劣化に見えかねませんが、
置き土産は相手1体にしか影響を与えないのに対し、
光の壁は5ターンの間相手に関係なく特殊技を半減出来ます。
すなわち、物理耐久が比較的高いアタッカーとの相性が良いということです。
挑発
こちらの先制挑発で相手の挑発を防ぐことが出来ます。
蜻蛉との差はその後にトリルを始動できる点です。
他に、相手の積み技やアンコ、身代わりを防ぐことにも使え、汎用性も高いです。
どろぼう
瀕死となる直前に相手の道具を奪ってから散ります。
輝石や拘り、食べ残し等、上手く奪えば非常に大きな役割を果たします。
トリル始動後の技はどれも一長一短なので一概には決めることが出来ません。
草笛
置き土産と同時遺伝できない遺伝技です
始動前に対面で放つのはさすがにハイリスクなのでやめたほうが良いですが、
相手が明らかに無限やどみが型に弱い(=交代する)ポケモンなら撃つのもありでしょう。
ただし、一発殴って無限やどみがかどうか確かめてから交代する相手もたまにいるので注意が必要です。
普通の使い方は、トリル終了後の不利な局面の時に一か八かで放つことになると思います。
すりかえ
候補技の他の遺伝技とは全て同時遺伝不可である遺伝技です。
パッと見、泥棒で事足りるような気もしますが、
トリル終了後であっても相手の輝石等を奪い取るために使える点、
毒などで襷を消費していなくても相手の道具を奪える点など、
採用価値は大きい技です
- 悪戯心による恩恵
特性悪戯心によって、変化技の優先度は+1されます。
これによる恩恵を列挙します。
- 先制技への安定性を持ちます
Lv1エルフーンの場合、特性によってトリル中は変化技で先制できる為、
神速・フェイント以外の先制技に対しては、先に置き土産などを放つことが出来ます。
- トリル終了後に行動回数を得られます
先制置き土産などにより、トリル終了後アタッカーのサポートを行うことが出来ます。
…またこれにより、置き土産などの使用機会を後延ばしすることも可能となります。
- トリル始動前にも挑発や置き土産を先制で放てます
このコは特性によって先んじて挑発を放つことで未然に防いだり、
トリル始動は捨て、置き土産でそのまま後続(主にトリル終了後アタッカー)に積みやすい環境をつくることも可能となります。
- アンコールで猫騙し持ちをも流せます
これによって相手を流し、流し際にトリル始動も行うことが出来ます。
これも悪戯心があるからゆえに出来ることですね。
- 違う型が有名です
この型の存在が有名すぎるため、Lv1エルフーンを見てもまずトリル始動だとは読まれません。
よって挑発もほかのポケモンほど飛んではこず、
相手が無限やどみが型の対策ポケに交代してくることもあり、
その場合襷を消費せずにトリルを放つことができます。
- 要注意技
注意すべき技を列挙しておきます。
- 連続技
2発目以降が襷を貫通するため、トリル始動も何もできずに落とされてしまいます。
連続技を使ってきそうな相手にあたってしまった場合は諦めて置き土産で後続サポートに徹しましょう。
- 先制技
尚、神速とフェイントにはどうしても勝てないので、諦めるか、交代するかしましょう。
- 猫騙し
受けてしまうと、何もできずに襷を潰されるため、置き土産などの変化技によるサポートしか出来なくなります。
対策としてはまもるか味方への交代などがあります。
- ドラゴンテール・巴投げ
技自体にはこれといった対策もありません。
運悪くあってしまった場合はトリル無しで戦う覚悟をしましょう。
- ほえる・吹き飛ばし
そもそも使ってくる相手自体そういるとは思えませんが、
使われた場合、トリルよりもほえるの方が先に決まることは覚えておいてください。
ちなみにこちらには挑発は効きます。
- 挑発
先に読んで蜻蛉で逃げるか、先制挑発でかわすかしないとトリル始動が出来ない割に、
読み違いのリスクが大きく、難しい技です。
ただ、実際使った時にあまり飛んでこなかったのは、無限やどみが型の影響でしょうか。
- 拘りトリック
ただし、始動後の行動に大きく支障をきたすので注意は必要です。
- 最後に
指摘・感想・意見、何でも大歓迎です^^
都合により、場合によってはコメ返しに非常に時間がかかる場合があります