BW2から使える能力UP系きのみとBWで強化された特性の頑丈の相性がよく、
殆ど物理受けでしか見かけないエアームドというポケモンのアタッカー型ということで意表がつけます。(特にほのお/かくとうやウルガモスに対して)
弱点のつけない電気タイプやハガネタイプ、高耐久のポケモンは苦手です。
11タイプにも及ぶ耐性によるタイプ相性を活かせる相手や、高火力低耐久に対して繰り出したい型になります。
相手を選ぶので汎用性はそれほど高くはないですが、トリッキーな立ち回りができます。
- 注意事項
・HPをH、こうげきをA、ぼうぎょをB、とくこうをC、すばやさをSと表記する事があります。
- 努力値について
HPはSを調整した残りで、耐久を高めています。
Sは推奨の148だと実数値で109、ボディパージ後は218
・ひかえめウルガモスのS204の蝶舞い1積みをボティパージ1積みで抜ける
・S80族の最速スカーフをボディパージ1積み抜ける
・性格補正なしのスカーフ85族をボディーパージ1積みで抜ける(ヘラクロス等)
・ボディパージ1回で最速115族を抜ける
・ボディパージ1回で補正無しの130族を抜ける
・ボディパージ1積みで最速オノノクスのスカーフや竜舞1積みを抜かせます。
- もちものについて
推奨★チイラのみ…HPが1/4以下になると消費され、攻撃が1段階上がります。
カムラのみ…HPが1/4以下になると消費され、すばやさが1段階上がります。
こちらを採用する場合は努力値振りが大きく変わり、詰み技もボディパージよりもつるぎのまいになります。
火力が上がる反面、すばやさと耐久面は低めになります。
その際の推奨努力値振りはH36 A252 S220で、カムラ発動時108族抜きです。
- 技について
ボディパージ
すばやさが2段階上がり、実数値で倍になります。
また、体重もなくなって、けたぐり等のダメージが下がります。
カムラのみを採用する場合は、攻撃力が2段階上がるつるぎのまいになります
・選択技
ドリルくちばし
威力80 命中100のひこう技でメインウェポンになります。
タマゴ技です。デメリットの無いひこう技では一番高火力
ブレイブバード
威力120 命中100の飛攻技で与えたダメージの1/3の反動を受けます。
高火力ですががんじょうとは相性は悪め。
反動ダメージで木の実発動を狙うにはありかもしれませんが、がんじょうとは相性が悪いので一長一短。
フェイント
威力30 命中100 優先度+2の先制技。
まもる・みきりを無視します。きあいのタスキつぶしに効果的。
意外にも接触技ではなく、ゴツゴツメットやほのおのからだ等の影響を受けません。
タスキでなくとも火力がギリギリの場合もあって優先度高め
アイアンヘッド
威力80 命中100 のハガネ技で3割の確率でひるませます。
ひこうタイプの効かない岩タイプに効果的ですが、ハガネや電気タイプにはひこうと共に半減。
ひるみ狙いがメイン?
いわなだれ
威力75 命中90 の岩タイプ技。2割の確率でひるませます。
呼ぶ炎タイプに効果的です。
これがあればエアームドが苦手な炎タイプはヒードラン・バクーダ・コータス・マグカルゴ・エンテイと1匹を除いてマイナーどころが集います。
しぜんのめぐみ
もっているきのみによって威力とタイプが変わる命中100の物理技です。
チイラで草タイプの威力80、カムラのみで格闘タイプの威力80となります。
はねやすめ
最大HPの1/2分回復します。
また、先手を取った場合はそのターンのみひこうタイプが消えます。
物理受けを兼ねる場合に。
ほえる・ふきとばし
相手を強制的に交換させます。
この型で使うならば詰んてくる攻撃の通りにくいタイプ敵にたいしてでしょうか。
優先度は低いと思います。
おいかぜ
自分の場を3ターンおいかぜ状態にして、その間はすばやさが倍になります。
採用する場合はボディパージとの選択ですが、交換が能力上昇系きのみと相性が悪かったり上昇ターンの短いことからこの型にはおすすめできません。
- 与ダメージ・被ダメージ
与ダメ
ドリルくちばし…耐久無振りに乱1(81%)、H252に確2(81.2%〜96.8%)
フェイント…耐久無ぶり(18.1%〜21.8%) H252振り(15.1%〜18.2%)
ブレイブバード…H252&B136(存在不明)まで確1
いわなだれ…H252&B4まで確1
チイラ発動後
ドリルくちばし…H252&B136振り(存在不明)まで確1
・被ダメ
ひのこ以外の特殊炎技…確1(頑丈発動)
推奨の型ならば対面でボディパージを積んだ場合、攻撃してこようと蝶舞いをしようと倒せます。
Sが推奨以下であればいわなだれなら1発。なければドリルくちばしから頑丈で耐えてフェイントでほぼ確実に倒せます。
後出しはできませんが、対面ではかなり有利です。対面でなくてもステロを警戒して向こうから出てきてくれます。
・対ゴウカザル
与ダメ
ドリルくちばし・・・耐久無振りに高乱数1(81.3%)
ブレイブバード・・・H252&B128振りまで確1
チイラ発動後
ドリルくちばし・・・H252&B128振りまで確1
被ダメージ
一般的な特殊炎技・・・C無振りでなければ確1
無補正A252振りフレアドライブ・・・HP36振りで乱1(50%) HP148振りから確2
ネコだましとタスキ持ちが多いことからあまり相手にはしたくないです。
狙う場合、ネコだましを持っているかどうかの確認が必要になります。
ネコだましがなければフェイントを採用していればまず負けません。
ただしブレイブバードを採用している場合の対面ではまず1:1交換になります
基本的に頑丈が残った状態での死に出しかこちらがボディパージを積んだ後でない限りは狙わない方が無難。
逆にそれらの状況なら狙えます。
対加速バシャーモ
与ダメージ
ドリルくちばし・・・H148振りまで乱数1、H156振りから確2
フェイント・・・耐久無振りで12.2%〜14.8%、H252で10.1%〜12.2%
ブレイブバード・・・H252&B108振りまで確1
チイラ発動後
ドリルくちばし・・・H252&B108振りまで確1
推奨の場合は対面でボディパージを使えば加速を含めて抜けますが、エアームドとの対面で初手まもるは考えにくく、2ターン目に守られるとまた抜かれるのですぐに攻めたほうが無難です。
ドリルくちばしが乱なのでフェイントがあれば対面ではほぼ確実に倒せます。
対ズルズキン
与ダメ
ドリルくちばし…H252に確2(1発56.9%〜67.4%)
…同上ビルド1積みに確3(1発38.3%〜46.5%) 合計乱2(74.3%)
被ダメ
ドレインパンチ…補正有りA252のビルド1積みで確3(40.9%〜48.7%
31~37回復)
とびひざげり…補正有りA252のビルドorりゅうまい1積みで確2(70.1%〜82.4%)
ビルドレ型、りゅうまいとびひざ型、速攻型、どれであっても対面ならば攻撃しつづければ倒せます。
(ビルドレ型は乱数の悪い値かつ吸収も加味した上で倒せます)
ダメージについては少しだけ書きましたが、まだまだ追記していく予定です。