・・・・・・と言いたいところですが、過去に伝説ポケモンの育成論を投稿してた者です。
放置しすぎたせいで、2度にわたってアカウントを消されてしましました・・・・・・
おかげで3度目のアカウントを取っての育成論投稿となります。
- 対戦形式・ルール
しかし、今回はさらにそれを上回る全ポケモン使用可能の「クリスマスカップ」に向けた育成論を投稿しようと思います。
ミュウツーの強さをじゅうぶんに発揮するためにも、いろいろ考察していくのでよろしくお願いします。
- 基本情報
・性格
基本的に2つの性格候補があります。
それぞれの違いをしっかり意識して、どちらを採用するか決めていきたいところです。
・おくびょう
今回は素早さを重視してこちらの性格を推奨しました。
伝説戦環境においては、素早さに補正かけずとも抜きたい相手は抜けるのであまり必要性を感じられないかと思います。
それでも、「こごえるかぜ」を食らったとき等、中途半端な素早さの操作があったときに、補正をかけておけばまだ抜かされないという場面は結構あるかと思います。
要するに、こご風1回で「ひかえめ」のミュウツーは抜けるけど、「おくびょう」のミュウツーは抜けないというのが少なからずあるはずです。
一番の理由は単純に、ミラー意識ではあるんですけどね。
お互いにミュウツーを出したときに、先制した方が有利という状況もあるかと思うので、それも意識して最速にしました。
後は、どれほど数がいるかは未知数ですが、マニューラ、ダークライも抜けます。
スカイシェイミはボックスに預けるとランドフォルムに戻されるという仕様上、クリスマスカップには出られません。
・ひかえめ
おそらく、こちらがミュウツーの基本性格になると思います。
素早さに補正をかけずとも、最速110族くらいは問題なく抜いてくれますからね。
ただ、今回は素早さに補正をかけることに意義を見出していきたかったので、こちらの性格は次点という扱いをしました。
しんそくがあるとはいえアルセウスも抜けなくなりそうです。
・特性
他の伝説連中はARサーチャーにより夢特性が解禁されてる中、コイツは「プレッシャー」です。
「きんちょうかん」なんて永遠に解禁されなくていいかと思います。
・持ち物
ミュウツーは候補が多いので、個別に解説・考察していきます。
・いのちのたま
わかりやすい強化がされる有名な持ち物。
攻撃するたんびに体力が減るのは痛いですが、サブ技も強化されるのは結構うれしい。
今回はサブ技も強化できるという点を評価して、この持ち物を推奨しました。
・エスパージュエル
ノーリスクで超火力の「サイコブレイク」をぶっ放せる有力候補。
一発限りという点と、エスパー技しか強化されないという点が惜しいので次点となりました。
もちろん、ジュエルを持たせるのは普通の選択肢です。
・こだわりメガネ
こちらは融通が効かなくなるかわりに、何発も超火力の技をぶっ放すことができます。
サブ技強化もうれしいですが、器用な立ち回りができなくなるのはかなり痛い。
「トリック」で相手に押しつけられるのは有名な話ですが、特殊アタッカーに押しつけてもあまり負荷をかけられないので、使う際は慎重にいきたい。
・ラムのみ
状態異常を一度だけ防ぐ定番持ち物。
特にマヒや眠りは非常に厄介なので、その保険をかけておくのもありです。
クリスマスカップだと「ダークホール」が使用禁止になったおかげで、眠りの心配は多少減りましたが油断は大敵です。
候補はこんなところでしょうか?
他にも半減実なんかもありえそうですが、なんか微妙なので省略させてください。
- 努力値配分
また、いつもはLv100の調整でしたが、今回はクリスマスカップ意識ということで、Lv50での調整となります。
191-117-111-189-118-200
実数値はこうなります。
それぞれ、
HP:16n-1
B:さらに余り
C:余り
D:臆病カイオーガのダブルダメ補正雨しおふき耐え
S:252振り
となっています。
思考停止でCS252振りでもよさそうではあるんですが、体力満タンの状態でもスカーフカイオーガが後ろから出てきた時点で縛られて動けないというのは、どうにも扱いにくいものを感じたので少し調整しました。
ミュウツーの耐久力なんてたかが知れてるものはあるかもしれませんが、多少は調整しといたほうがいいのかなというのが僕の個人的な感想です。
それが気に食わなければCSにぶっぱしちゃいましょう!
ちなみに、BWGSで使う用として、Lv100で同様の調整をやると、
56-0-0-136-64-252という努力値振りになり、
367-230-216-378-232-394という実数値になります。
- 技構成
単純なアタッカーもできれば、補助技を駆使したトリッキーな型までいろいろこなしてくれます。
全てを紹介するのは厳しいので、主に攻撃技中心で見ていきましょう。
確定技
・サイコブレイク
第五世代になってようやく念願叶って手に入れた専用技。
威力100、命中率100%でデメリットなしな上に、相手の防御でダメージ計算をするという超破格の性能を持ちます。
この技1本でミュウツーは相当出世した上に、第四世代と第五世代の伝説戦の決定的な違いとも言える環境を大きく変えた技でもあります。
ホウオウ、カイオーガ、パルキア等もらくらく2発で落としてしまうという便利さ。
伝説戦における物理耐久の重要性を高めたとも言えるでしょう。
・まもる
ダブルの基本技。
あまり耐久が高い方ではないミュウツーにとっては、できるだけ採用してあげたい。
選択肢
・はどうだん
バンギラス、ディアルガさらにはキュレムやアルセウスにも有効と、採用価値の高まりつつある技です。
できればサブ技はこれを最優先で入れてあげたい。
悪、鋼に有効なのは結構ありがたいです。
ただし、ナットレイ対策としてはやや弱い。
・だいもんじ、かえんほうしゃ
こちらも鋼対策。
特にユキノオーをいとも簡単に落とせるのは評価できます。
ナットレイも簡単に突破できますが、そもそもナットレイがこの環境でどれほど多いのかは不明。
他にも晴れを利用してグラードンを殴ったりとそれなりの攻撃範囲はあります。
メタグロスにも有効ですが、どこまで多いかは不明。
・ふぶき
第四世代ではユキノオーと組ませて2体でふぶきをぶっ放すという戦術がよくありました。
第五世代でも強力であることに変わりはありませんが、個人の感想としては別に無理して採用するほどの技でもないかなって感じです。
理由は至極単純であり、サイコブレイクが便利すぎてこの技がなくても特に困ることはなくなったからです。
グラードンやルギアには有効ですが、ふぶきを採用したからと言って対策した気になるのは危険です。
2体同時に殴れる技というのは便利なものであることに変わりはないので、採用するならそれはそれで問題ないかと思います。
他にはヤミカラス、ラティオス、ゼクロムあたりにも有効。
どこまで多くなるかは知りませんが。
ワイドガードに弱いけど、使い手はだいたいミュウツーに弱いのでそこまで気にするものでもなさそう。
・かみなり
第四世代ならホウオウ、カイオーガの対策になりましたが、サイコブレイクのおかげでほぼ採用価値のなくなった技・・・・・・と思いきや、ルギアとかいうポケモンがマルチスケイルなどという害悪特性を入手して調子に乗り出したので、弱点をつくついでに追加効果でマヒさせてやりましょう。
それ以外の使用用途は不明。
それだけサイコブレイクが便利すぎるってことで・・・・・・
・みがわり
上にもあげた最近調子に乗ってるルギアのでんじはやこごえるかぜを回避するのに重宝する技。
他にもシャドーダイブの対策にもなります。
素早いので上手く使えば非常に便利。
・ちょうはつ
鬱陶しい補助技を使わせません。
サイコブレイクが強力すぎるせいで、ちょうはつまで警戒してられない・・・・・・はず。
ただし技スペースがきつい。
・トリック
こだわりメガネを押しつける用。
パルキアとかに渡してもあまりいいことはないので、相手をよく選びましょう。
やっぱりルギアに押しつけてやりたい。
エアロブラストが強化されるけど。
他にもじゅうりょく、積み技、物理対策のおにび等いろいろあるけど多いので省略させていただきます。
- 第五世代におけるミュウツーの立場
どれほどの強さを持つのか少し考察してみましょう。
何度も同じこと言ってますが、第四世代との決定的な違いこそサイコブレイクの取得。
威力の20上がったサイコショックなのに、高い特攻と合わさってこうも強力な技となろうとは、さすが最強のポケモンというだけありますね。
そのため、エスパー技が等倍で通るポケモンは基本的に2発圏内で落とせます。
2発耐えられるのはグラードン、ギラティナくらいのもの。
いのちのたまの補正があればゼクロム、オリジンギラティナもHP252振りでも乱数2発で仕留めてしまいます。
こんな便利すぎる技があれば誰だって使いたくなるもの。
汎用性がありすぎて「とりあえずミュウツー入れとけばいいかー」という考えさえ浮かんでくるという。
しかし、当然ながらエスパー技はエスパー、鋼には半減。
悪タイプにいたっては無効になってしまいます。
そのため、これらのタイプにどう対抗するかがミュウツーの課題とも言えるわけです。
具体的には、
【エスパー】メタグロス、ラティオス、クレセリア、ミュウツー、ルギア
【鋼】メタグロス、ナットレイ、ディアルガ
【悪】ヤミカラス、バンギラス、マニューラ、ダークライ
このへんでしょうか?
こんなものかなというポケモンを挙げましたが、他にもドータクン、ドリュウズ、シュバルゴ、ズルズキンあたりも出てきてもおかしくないってところでかな?
太字のポケモンは特に対策しておきたい相手です。
バンギラス、ディアルガあたりは、はどうだんを入れたり、味方にけたぐりを使ってもらうことで突破できるでしょうが、ルギアはどうしようもありません。
先制でふぶきできれば突破できると思えてきそうですが、でんじはでマヒさせられ、はねやすめ+マルチスケイルを利用することで氷技のダメージを極限に抑えてきます。
だから候補技の1つにかみなりやちょうはつを挙げました。
ミュウツーと組ませて相性のいいポケモンは、ねこだまし持ちの格闘タイプが有力になってくるかと思います。
具体的にはゴウカザルやコジョンド。
雨意識ならドクロッグでもいいし、カポエラーも悪くないでしょう。
格闘ポケモンがいれば悪、鋼も軽くなってきますからね。
アルセウスにも圧力をかけていけます。
もちろん第四世代のように、ユキノオーと組ませてふぶきをぶっ放しまくっても強いかと思います。
そうなると後ろからバンギラスが出てきて面倒なことになりかねないのは注意したいところですが。
そう考えると同じエスパーであるクレセリア、ミュウツー、ルギアあたりの相手は結構めんどくさいです。
エスパーの一番わかりやすい対策として、バンギラスやギラティナで弱点をつくと言うのがあります。
等倍で押し切ってもようさそうですが、それで突破できるほどルギアは甘い相手ではありません。
とはいえ、ルギアもこっちが先制できる状況を作り出し一気に押していけば突破できなくもないので、その辺のサポートを上手く考えてあげたいところ。
やっぱりマヒが強力になってくるんですが。
高い素早さと火力で上から圧力をかけていくというのがミュウツーの基本スタイルです。
なので、自分より素早い相手、というより素早さのサポートで先制できなくなると非常に厳しくなってくるので、だからこそねこだまし持ちと組ませたいというのがあります。
ミュウツーは格闘、悪、ゴーストあたりのタイプと組ませることによって相性上非常に受けづらくさせることができます。
ディアルガ、パルキアといったドラゴン連中でもいいし、万能なアタッカーとしての活躍を期待するのも悪くないでしょう。
結局どんなパーティにも入れられるようになっちゃったんですが。
サイコブレイクのせいで。
- ミュウツーの火力
全ていのちのたまの補正を入れているのでご了承ください。
・サイコブレイク
・ルンパッパ(HP252振り)⇒83.42% 〜 98.93%
・ユキノオー(〃)⇒75.13% 〜 88.83%
・トゲキッス(〃)⇒63.54% 〜 76.04%
・エルフーン(〃)⇒80.24% 〜 95.81%
・ホウオウ(〃)⇒60.56% 〜 71.36%
・カイオーガ(耐久無振り)⇒73.71% 〜 86.86%
・グラードン(HP252振り)⇒42.03% 〜 50.72%
・パルキア(耐久無振り)⇒71.52% 〜 84.85%
・ホワイトキュレム(〃)⇒64.5% 〜 76%
・アルセウス(HP252振り)⇒44.49% 〜 53.3%
サイコブレイクの火力もおかしいですが、グラードンとアルセウスの物理耐久もおかしいですね。
・はどうだん
・バンギラス(HP252振り、砂補正、ヨプのみ)⇒46.38% 〜 55.07%(半減実がなければ62.5%の確率で落とせます)
・ナットレイ(HD252振り、しんちょう)⇒51.93% 〜 61.88%
・ディアルガ(HP252振り)⇒69.08% 〜 81.64%
・ホワイトキュレム(耐久無振り)⇒71.5% 〜 84.5%
・アルセウス(HP252振り)⇒53.74% 〜 64.32%
アルセウス2発で落としてくれるのも評価点かと思います。
・だいもんじ
・メタグロス(HD252振り、いじっぱり)⇒86.1% 〜 101.6%(12.5%の確率で落とせます)
・クレセリア(〃、おだやか)⇒25.11% 〜 29.96%
・ミュウツー(耐久無振り)⇒56.91% 〜 66.85%
・ルギア(HP252振り)⇒30.52% 〜 36.15%
・グラードン(HP252振り、晴れ補正)⇒73.91% 〜 87.44%
・ジラーチ(HP252振り)⇒91.79% 〜 108.21%(43.75%の確率で落ちます)
サブ技も強化されるいのちのたまのおかげでそこそこ火力出ますね。
クレセリアとルギア無理でしょうが。
・ふぶき
・ヤミカラス(HD252振り、おだやか、しんかのきせき)⇒65.27% 〜 77.84%
・ラティオス(耐久無振り)⇒83.87% 〜 98.71%
・ルギア(HP252振り)⇒45.07% 〜 53.52%
・ゼクロム(耐久無振り)⇒80% 〜 94.86%
全てダブルダメ補正で計算しています。
不一致でもいのちのたま持たせて弱点つけばかなりの火力が出ますね。
はねやすめ+マルチスケイルだとルギアにどれだけダメージが入らないか想像できるかと思います。
このへんのダメージ計算載せておけば大丈夫かな?
気になったらあとは自分で計算してみよう!
- ミュウツーの耐久力
それでも普通以上の数値はあるのでそこそこ耐えてくれるはずです。
ちなみに、全てACそれぞれ252振りで計算しています。
vsホウオウ
・せいなるほのお(いじっぱり)⇒54.79% 〜 65.43%
・せいなるほのお(〃、晴れ補正)⇒82.98% 〜 97.87%
・ブレイブバード(〃)⇒65.96% 〜 78.19%
vsカイオーガ、グラードン
★しおふき(ひかえめ、雨補正)⇒94.68% 〜 112.23%(68.75%の確率で落ちます)
☆じしん(いじっぱり、ダブルダメ補正)⇒44.68% 〜 53.19%
☆鉄球なげつける(いじっぱり)⇒105.32% 〜 124.47%
おくびょうのしおふき耐えにしたので、ひかえめになると結構な確率で落ちてしまいます。
また鉄球ぶん投げられると落ちるので注意しましょう。
vsディアルガ、パルキア
★りゅうのはどう(ひかえめ)⇒51.06% 〜 60.64%
★りゅうせいぐん(〃)⇒78.72% 〜 93.09%
☆あくうせつだん(おくびょう)⇒51.6% 〜 61.17%
☆ハイドロポンプ(〃、雨補正)⇒93.09% 〜 110.11%(56.25%の確率で落ちます)
基本的に殴り勝てるとはいえ、ジュエル等の補正がかかると一撃で落とされるので油断なりません。
vsギラティナ
・シャドーダイブ(ようき)⇒98.94% 〜 118.09%(93.75%の確率で落ちます)
・かげうち(いじっぱり、はっきんだま補正)⇒42.55% 〜 51.06%
実は耐久無振りミュウツーだと攻撃特化オリジンギラティナにてだすけ+かげうちされると、みがわりができなくなるまで削られます。
vsレシラム、ゼクロム、ホワイトキュレム
★ねっぷう(おくびょう、ダブルダメ補正)⇒38.3% 〜 45.21%
★あおいほのお(おくびょう)⇒67.02% 〜 78.72%
☆らいげき(いじっぱり)⇒78.72% 〜 93.09%
★ふぶき(おくびょう、ダブルダメ補正)⇒50% 〜 59.57%
★りゅうせいぐん(おくびょう)⇒78.72% 〜 93.09%
やはり、イッシュ龍の火力もあなどれません。
特にC170とミュウツーを超えた特攻のホワイトキュレムはおっかない存在です。
vsアルセウス
・しんそく(いじっぱり)⇒41.49% 〜 49.47%
・しんそく(〃、いのちのたま補正)⇒53.72% 〜 64.36%
・しんそく(いじっぱり、ノーマルジュエル、てだすけ)⇒92.55% 〜 109.04%(56.25%の確率で落ちます)
最強のしんそく使いがついに降臨します。
心してかかりましょう。
ミュウツーの考察は以上で終わりにします。
長々と書きましたが結局何が言いたいかというと、サイコブレイク強いからみんな使ってみてねってだけです
伝説ポケモンが大暴れするクリスマスカップ。
イバンのみのためだけじゃくて、普段使えないポケモンを思いっきり使ってみようじゃありませんか。