ブーピッグ - ポケモン育成論DS

　こんばんは、snowmanです。久々の投稿かと思います。しばらく、休んでいたので、知らない方もいると思いますが、拙い育成論にお付き合いお願いしますm(_ _)m

• 前置き

　え…タイトルですか…　飛ばないからですけど(蹴
　と変な前置きは置いといて、きちんとした前置きへ。ブーピッグを含む、超(=エスパー)は繰り出し性能に恵まれません。理由は簡単、抵抗の数が少なく、耐久に恵まれたポケが少ないからです。クレセリアは例外中の例外ですね。超は高い特攻、高い素早さを持っており、がんがん抜いていくという戦い方を得意とするタイプです。初代の超が最強時代だった頃の名残といった感じでしょうか…
　そんな超の中ではマイナーに属し、あまり活躍の場が見られないブーピッグの育成論を考えたいと思います。

ブーピッグとは・・・
　豚に真珠という言葉から生まれたポケモン。ルビサファにて登場し、デコボコ参道のみの出現だったので、ちょっとレアなポケでした。僕はサファイア買ってから、2年後ぐらいに生息場所を知りました(蹴　ちなみにダイパでは大量発生しますので、色違いをゲットするのは比較的簡単です。もちろんポケトレで。
　それではブーピッグの戦力分析に入ります。超には似合わない比較的高い特防と、比較的低い特攻・素早さを持つ完全にマイナー感漂わせる種族値です。素早さは80とそこそこなので、スカーフを巻くのがテンプレでしょうか。しかし、重要なのは特性。マイペースも優秀ですが、注目したいのは、厚い脂肪です。これにより、ブーピッグは二つの抵抗を手にしました。
しかし、ブーピッグを受けという型で使うには、大きな問題があります。そう、セリア(=クレセリア)です。耐久面では、完全に負けていますが、炎や氷に対してだけはやや勝っています。また、カビゴンという強力な厚い脂肪持ちがいますが、誘う相手が少し違うので、省きましょう。また、超にはヤドン系がいます。ヤドランは物理受けですから、省くとして、問題はヤドキングです。ヤドキングとはHP・特攻・特防が劣っていますが、ブーピッグには素早さがあります。また、技ではミラコ(=ミラーコート)で差別化できます。
　念のため、書きますが、炎や氷に対してセリアよりは耐久があると言えば、聞こえはいいですが、炎と氷でしか優っていないのです。


性格と努力値

• ひかえめ　H236　C248　S26　振り

　素早さ80族とある意味激戦区ですが、90族から上は最速になることが多いため、意識した振り方をする場合は、80族後半を意識することになるわけですが、特別意識する相手がいないのが現状ですので、H252 C252 S6が基本となる振り方です。さらに80族抜きを意識して、80族抜き抜きの振り方がこれです。特攻は種族値90とあまり高くないので、特化確定です。
　上記の振り方はめざパ炎を採用した時の振り方です。めざパ炎未採用時はH236 C252 S22でお願いします。

特性

• あついしぼう

　炎と氷に抵抗を持つことができる便利な特性。ことに抵抗の少ない超にとってはありがたいです。ブーピッグにはもうひとつマイペースという特性がありますが、あまり使い道がないのが現状です。防御種族値がもっと高ければ、カイリキーを受けることができるのですが、それにしたってヤドランという強力な好敵手がいるので、微妙な感じが否めません。

持ち物

• ふしぎのプレート

　以降はプレートと略します。おいおい、いくらなんでも受型のポケモンにプレートはないだろうと思った方もいると思います。ですが、例えばオボンの実ですと、耐久力を高めるのが狙いですが、このポケには必要性が薄いです。なぜなら、そもそもブーピッグの狙いは厚い脂肪を利用してのいわばタイプとしての受が目的であり、それはHに振ることである程度は達成できます。しかし、どうしても決定力が不足するのが現状です。そこで、プレートを持たせるのです。ちなみに珠は耐久を削るため、眼鏡はもっと他のポケモンに持たせてあげましょう。

• たつじんのおび　(てちのこさんに感謝)

　サイキネだけでなく、サブウェポンの威力を上げるのが特徴です。交代読みで当てる技との相性がいいです。

技構成
<　サイコキネシス　/　技候補　/　技候補　/　技候補　>
の組み合わせがいいと思います。それでは技の説明に入ります。

• サイコキネシス< 超 / 90 / 100 / 10 >

通称サイキネ。タイプ一致の超技です。超はこれが最高打点になるのが悲しいところです。次世代には威力の高いものを期待したいですね。メインウェポンとなります。自力で覚えてくれます。

• めざめるパワー< ? / ? / 100 / 15 >★★★★★

　厳選難易度が上がることで有名ですが、非常に使い勝手がいい技です。威力の妥協点は65で、出来れば68以上は粘りたいです。狙い目は炎です。威力自体が低いため、主に4倍を狙ったり、苦手な相手に負担をかける(倒すのではなく)ために使います。
　超霊狩りで有名なハッサムを意識した技です。

• ミラーコート< 超 / - / 100 / 20 >★★★★★

　便利な遺伝技です。卵グループが陸上なので、ドーブルから遺伝させるのが楽です。高めの耐久を生かして、相手の特殊をドバーンと返す。特殊AT泣かせな技です。しかし、使いすぎは禁物です。読まれると相手に無償ターンを与えてしまいます。ご利用は計画的に。

• きあいだま< 闘 / 120 / 70 / 5 >★★★★☆

　超のサブと言えばこれですね。苦手な悪への牽制です。命中に不安が残りますが、範囲は優秀です。抜群ではプレート込一致サイキネを上回る威力がありますので、主に氷に撃ちましょう。

• くさむすび< 草 / ? / 100 / 15 >★★★★☆

　中途半端な火力の特殊受はドサイ(=ドサイドン)を呼びます。そのための牽制技です。

• でんじは< 電 / - / 100 / 20 >★★★★☆

　誘った相手に枷をはめるのもあり。ラティ兄にあてられると嬉しい。嫌らしさが上がります。

• パワージェム< 岩 / 70 / 100 / 10 >★★★☆☆

　出ていく対象への遂行技としたいのですが、威力が悲しい。抜群でも一致サイキネとは威力が5高いだけです。4倍を狙えるリザ(=リザードン)やファイヤーを意識するならこれです。Lv技なので、習得が楽です。ただし、Lv55で覚えます。

• マジックコート< 超 / - / 100 / 15 >★★★☆☆

　相手の状態異常技を跳ね返す、反射技part2。ブーピッグはこれを覚えるのが有名なので、さすがに状態異常技を撃ってくる相手はいないと思うので、この優先度にしました。

• シャドーボール< 霊 / 80 / 100 / 15 >★★☆☆☆

　通称シャドボ。同タイプの超に牽制できますが、同タイプと張り合う必要もないので、そこまで要らないかと…

基本戦術
では、実際のところどうなのかというのを書きたいと思います。
　もちろん基本は相手の炎や氷技を読んで、繰り出します。炎タイプは龍を呼びますのでめざパ氷を、氷は鋼を呼びますのでめざパ炎を交代読みでしてくることがあると思います。そうなると、ラッキーですね。あと、ブーピッグは超なので、特殊受への役割破壊である馬鹿力のような闘技を半減してくれるので、そこまで繰り出しにくいわけではないと思います。
　それでは、仮想敵を挙げていきます。

• ブースター　スカーフ　おっとり　A6　C252　S252

ブースターはスカーフ型をチョイス。大文字は21.6~25.9%のダメージ。そして、こちらのサイキネはプレート込で52.1~62.1%。どうやら、狩れるみたいですね。ちなみに馬鹿力は25.9~30.8%となっております。

• ブーバーン　珠　控えめ　H252　C252　S6

　大文字は36.7~43.7%、こちらのサイキネはプレート込で46.1~54.3%。うーむ微妙。相手の素早さが調整されている可能性もあるため、相手にはしない方がよさそうです。相手が珠を持ってるとは限りませんしね。

• リザードン　珠　臆病　H6　C252　S252

　腹太鼓型が有名ですが、普通の特殊ATを仮想。大文字が30.2~36.2%、こちらのサイキネはプレート込で59~70.1%。繰り出して、普通に撃ちあうと競り負けます。パワージェムを覚えていると、確1にできますので、その場合のみ繰り出して競り勝つことができます。

• ファイヤー　珠　控えめ　H6　C252　S252　or　臆病　H6　C252　S252

　大文字がC特化ですと36.7~43.7%、C252ですと33.5~39.4%。こちらのサイキネがプレート込みで54.8~65%。リザードン同様、競り負けますが、パワージェムがあると競り勝ちます。

• バクフーン　スカーフ　臆病　H6　C252　S252

　幕府と言えば、スカーフ噴火。噴火がMAX威力で29.1~34.5%。こちらのサイキネがプレート込みで59~70.1%。威力150を2回受けますが、その後こちらのサイキネを当てますので、3回目の噴火は威力が60を割り込みます。なんとか、競り勝ちます。

• グレイシア　スカーフ　臆病　H6　C252　S252

　スカーフグレイシアの冷凍B(=れいとうビーム)が21~24.8%、吹雪が26.4~31.3%。こちらのサイキネがプレート込みで59.5~70.2%。十分競り勝てます。ちなみに気合玉は87.9~103.5%で、余裕があるならこちらでもOK

• グレイシア　こだわりメガネ　控え目　H252　C252　S6

　冷凍Bが34.5~41%、吹雪が43.7~51.8%。こちらのサイキネがプレート込みで48.8~57.5%。運次第では冷凍Bの場合に競り勝つことができますが、吹雪では競り負けます。気合玉は72~84.8%なので冷凍Bには競り勝てます。吹雪には運ですね。当たればの話です。

• ユキノオー　プレート　寂しがり　A252　C252　S6

　吹雪が22.1~26.4%。こちらサイキネがプレート込みで55.1~65.4%です。相手は2ターン目はウッドハンマーを撃ってくると思いますので、サイキネでは競り負けます。めざぱ炎は96.3~113.9%ですので、めざパ炎を持っているなら、勝機はあります。もしめざパ炎で相手が残っても、ウッドハンマーの反動で乙です。

ここまで、炎・氷の仮想敵を書きましたが、あくまでこれはどの相手に繰り出せばいいのかを明確にするためであって、実際のバトルではこの流れにはなりません。普通に相手は逃げていきますからね。
　実際のバトルではこれの敵に繰り出して、相手が交換を躊躇するならそのままサイキネなりなんなりを撃ち、相手を流し、交換を読んで攻撃という流れが普通ですね。見ての通りの読みの力が必要とされる型ですから、扱いが非常にいいわけではないです。そこがマイナーの宿命なんですけどね。


育成論は以上です。
誤字脱字があれば、ご指摘願います。
評価をくださる場合は、コメをいただけると嬉しいです^^


以下はノクタスから初めてしまった(蹴　BT攻略です。参考にどぞ。

豆知識　~BT攻略~
技編
えっと長々と書いてしまうと、見にくいので要点だけ書くことにしました。
今回は技選びです。

技選びのポイント
1.　威力120命中不安定よりも威力95命中安定の方が使いやすい。
2.　運要素の強い技は使えない
3.　必中技はそこまでいらない
4.　先制技は便利

とりあえず、解説でも。
1.　技が外れて、そこから形勢が悪くなることはよくありますので、命中は重
　　視すべきです。雷のような対人戦で使う技は外した方が無難です。
2.　例えば、影分身。相手が使うからといって使っても、安定しないのが現実
　　です。他には催眠術なんかも。催眠術が外れても後から挽回できるような
　　らいいのですが、強いからといって多用すると負けます。計画的に使いま
　　しょう。
3.　ストッパーの一つの型である影分身型突破には役にたちますが、逆にいえ
　　ば、その場面でしか使えず、技スペの圧迫につながります。技スペに余裕
　　があるならいれるぐらいの感覚で使うのが無難です。
4.　対人戦と違い、確実に仕留めることができます。例えばグロス(=メタグロ
　　ス)の追い打ちはバレパン(=バレットパンチ)に変えると非常に使いやすい
　　です。

えっと以上です。もちろん、おまけにつきましても異論があるようなら、参考になりますので、気軽にコメください^^
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m