バシャーモ- ポケモン育成論サンムーン

バトンパとは、能力上昇をバトンタッチで引き継ぎエースで無双する構築で、基本的には
起点作り＋バトン要因＋バトンエース
で構成されます。
この構築の主な良い点は勝ち筋が明確なことで、逆に悪い点は吠えるや呪いなどで対策がされやすいことです。
具体的なパーティの例としてはイーブイバトンやコケコライドなどが有名です。

・ほえる、吹き飛ばし持ち
・能力リセット技
・特性天然
・呪い持ち
・挑発、アンコール持ち
・滅びの歌、滅びの歌ゲンガー
・身代わり貫通技持ち

他にもいたらコメントで教えてくださるとありがたいです。

• 特性加速

バシャーモの持つ特性の加速はとてもバトンパに向いていて、高速移動などのＳをあげる積み技を選択しなくても、自動的に１ターンに１段階素早さを上げることができます。
これによって味方にＳの上昇を引き継げるようになったり、連続技持ちなどの辛いポケモンに対して上から影分身を積むことで、ワンチャンを残すことができるようになったりします。

• 本来被役割対象であるポケモンにも強い

通常のメガバシャーモなどはランドロスやギャラドス、カプ・レヒレなどに弱く、後出しから処理されることもしばしばありますが
影分身バシャーモはこれらのポケモンに後出しをされても影分身や身代わりをしておくことによってむしろ起点にしてしまうことすらできてしまいます。

• 警戒のされにくさ

今の環境のバシャーモの持ち物のほとんどはメガ石や珠なので、あからさまに影分身を狙っているように見えるパーティでなければ、警戒されることはほとんどないです。
また、「バシャーモは普通はアタッカーである」というイメージを利用すれば簡単にバトンパを他の構築に偽装することができます。たとえばバトンパの起点作りを電磁波ミミッキュ、バトンエースをポイヒガッサにすることで対面構築に見せかけることができたりします。

特性が加速で影分身とバトンタッチを覚えるポケモンはバシャーモの他にペンドラーやテッカニンがいますがこれらのポケモンとはそれぞれ影分身の採用率による警戒のされにくさや耐性の違いで差別化したいと思います。
また、バシャーモはつららばりやタネマシンガンを半減で受けることができ、ロックブラストにも弱い訳では無いので連続技への耐性でも差別化をすることができます。

混乱実
身代わりの試行回数を増やしたり連続技に強くなれたりすることができます。影分身バシャーモの中では１番採用率の高い安定した持ち物です。

食べ残し
運次第では混乱実以上に身代わりの試行回数を増やしたり積める回数を増やしたりすることができます。連続技に対しては若干弱くなってしまいます。

光の粉
安定性はありませんが相手に必中技がない限り無限の勝ち筋を残すことができます。

今回は１番安定性のある混乱実を持たせることを前提にしてこの論を進めていきたいと思います。

図太い、腕白、臆病、陽気のどれかから選択です。ＡとＣのどちらに下降補正をかけるかなどは技候補の中から選択した技によって変わってくるので各自で判断する必要があります。

• 調整案Ａ（臆病or陽気）

H236/B20/S252

Ｈ ４ｎ＋１
Ｂ ミミッキュの影うちを身代わりが確定耐え
Ｓ ぶっぱ

１番単純な調整です。１加速後に最速１４５族まで抜くことができるので、Ｓに関してはかなり安心できる調整になっています。特に耐えたい相手の技などがなければこちらがオススメ

• 調整案Ｂ（図太いor腕白）

Ｈ172/B196/S140

Ｈ ４ｎ＋１
Ｂ ミミッキュの珠影うちが身代わりが確定耐え
Ｓ 麻痺準速スカーフ103族抜き
麻痺最速スカーフドリュウズ抜き抜き

Ｓは相手に麻痺が入ることを前提として振り、HBは身代わりがミミッキュの珠影うちを最高乱数以外耐えるところまで振りました。
こちらは相手に麻痺が入らなかった場合若干使いづらくなってしまいますがアタッカーのミミッキュなどに対してかなり安定して積むことが出来ます。

• 確定技

影分身
今回のコンセプトとなる技です。高火力連続技持ちなどの辛い相手に対しても加速と組み合わせて使うことで運次第では勝ち筋を残すことができます。

• バトンタッチ

今回のコンセプトとなる技です。
能力上昇を味方に引き継ぐことができます。

• 身代わり

バトン先に身代わりを引き継いだり、相手が麻痺をしていたり自分の回避率が上がっている時などに身代わりを連打することによって影分身を積むチャンスを得ることができます。

• 選択技
• 守る

確実に１ターン稼ぐことができるので素早さに関してはかなり安心できるようになります。また、コケコなどの自分より早い相手に対しても守る→影分身をすることによって無起点でも相手をはめるチャンスを作ることができます。

• 吠える

相手の吠えるや吹き飛ばし対策の吠えるです。バトンパミラーや滅ゲンにも強くなれます。

• 火炎放射、大文字、オーバーヒート

攻撃技が無いと安心できない人はこちら。
連続技を持つパルシェンやメガヘラクロスなどにも強くなれます。

• 飛び膝蹴り、気合い玉

外しが怖いですが特性親子愛を持つメガガルーラ、ロックブラストを持つツンデツンデ、水手裏剣が怖い激流ゲッコウガ、身代わりを貫通してくるさわぐポリZなど多くの相手にうつことができます。

• いわなだれ、ストーンエッジ

ほぼさざめきウルガモスピンポイントです。バトンエースがさざめきウルガモスに弱い場合は充分採用価値があります。

• じしん

ほぼ滅ゲンピンポイントです。

• ビルドアップ、剣の舞

影分身だけじゃ積み足りないって方はこちら。
バトン先のポケモンがビルドアップなどの積み技を覚えない場合こちらのポケモンで積んでからバトンタッチをしてもいいかもしれません。

特化パルシェン ロックブラスト
9.1%〜11.3% 身代わりが２回耐え

特化殻破パルシェン ロックブラスト
18.3%〜21.6% 道具非考慮で瀕死率７％

特化ツンデツンデ ロックブラスト
16.7%〜20% 道具非考慮で瀕死率2.5％

特化鉢巻ツンデツンデ ロックブラスト
24.8%〜29.7% 道具考慮急所非考慮で確定耐え

特化メガヘラクロス ロックブラスト
14.5%〜17.2% 道具考慮で２耐え

252ゲッコウガ 水手裏剣
17.2%〜20.5% 高乱数耐え

252珠ゲッコウガ 水手裏剣
22.7%〜26.4% 乱数４耐え

252激流ゲッコウガ 水手裏剣
23.7%〜29.1% 確定３耐え

252ゲッコウガ ドロポンＺ 守る
48.6%〜57.2%

ダダダリン様の196メガハガネール育成論サンムーン/972 ロクブラ
9.7%〜11.8% 身代わりが２回耐え

特化ジャラランガ スケルスノイズ
62.1%〜73.5% 確定２発

252ウルガモス 2舞さざめき
28.1%〜33.5% ほぼ確定４発

特化ミミッキュ かげうち
21%〜24.8% 最高乱数切り耐え

特化珠ミミッキュ かげうち
27.5%〜32.4% 確定４発

特化力持ちマリルリ アクアジェット
59.4%〜71.3% 確定２発

特化力持ち鉢巻マリルリ アクアジェット
88.6%〜104.8% 乱数１発（31％）

252メガルカリオ しんそく
34.5%〜41% 道具考慮で３発耐え

252メガルカリオ しんくうは
35.6%〜42.1% 道具考慮で３発耐え

252テクニキノガッサ マッハパンチ
36.2%〜42.7% 道具考慮で３発耐え

特化親子愛メガガルーラ ねこだまし
32.3%〜38.5%

特化パルシェン ロックブラスト
7.3%〜9% 身代わりが乱数で3回耐え

特化殻破パルシェン ロックブラスト
14.1%〜16.9% 道具非考慮で瀕死率0.02

特化ツンデツンデ ロックブラスト
13.5%〜15.8% 急所考慮でも確定耐え

特化鉢巻ツンデツンデ ロックブラスト
19.2%〜23.7% 道具考慮急所非考慮で確定耐え

特化メガヘラクロス ロックブラスト
11.2%〜13.5% 道具考慮で２耐え

252ゲッコウガ 水手裏剣
18%〜21.4% 道具考慮で確定耐え

252珠ゲッコウガ 水手裏剣
23.7%〜27.6% 道具考慮で１耐え

252激流ゲッコウガ 水手裏剣
24.8%〜30.5% 道具考慮で超高乱数１耐え

252ゲッコウガ ドロポンＺ 守る
50.8%〜59.8% 道具考慮でほぼ手裏剣４発耐え

ダダダリン様の196メガハガネール育成論サンムーン/972 ロクブラ
7.3%〜9% 身代わりが乱数3回耐え

特化ジャラランガ スケルスノイズ
64.9%〜76.8% 確定２発

252ウルガモス 2舞さざめき
29.3%〜35% 低乱数３発

特化ミミッキュ 影うち
15.8%〜19.2% 身代わりが急所でも低乱数耐え

特化珠ミミッキュ 影うち
20.3%〜24.8% 身代わりが確定耐え

特化力持ちマリルリ アクアジェット
47.4%〜55.3% 乱数２耐え

特化鉢巻力持ちマリルリ アクアジェット
67.7%〜81.3% 乱数で木の実発動

252メガルカリオ しんそく
27.1%〜32.2% 確定４発

252メガルカリオ しんくうは
37.2%〜44% 高乱数で木の実発動

252テクニキノガッサ マッハパンチ
28.8%〜33.8% 超低乱数３発

特化親子愛メガガルーラ ねこだまし
25.3〜30%