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このポケモンの魅力
高いタイマン性能
特性化けの皮により大半の攻撃を攻撃を一発は無効化でき、その上で特化メガバシャーモのフレアドライブや補正なしA252振りメガボーマンダのすてみタックルを耐えることのできる耐久があるため、多くの相手に行動回数を稼ぐことができる。
その一方で、こちらはZクリスタルを持つことができ、耐えつつZ技の火力で殴り返すことができるためタイマン性能が非常に高い。
信頼できるストッパーとしての性能
ステルスロックでも潰されない化けの皮に、化けの皮が剥がれても強力なメガシンカポケモンの一撃を耐えられるこのポケモンはストッパーとしての性能がとても高い。
ASミミッキュであれば止めることができないメガギャラドスも、一舞までなら滝登りを確定で耐えて、返しのミミッキュZで倒すことができる。
アーゴヨンの最大火力である流星Zを無効化できるのも見逃せない。
また耐久に降ったことで、バシャーモボーマンダに対面して剣の舞から入ることができるようになり、Zをすかされることによるdisアドを回避しやすくなる。
皮を犠牲にした後だしも比較的気軽にできる為、普通のASミミッキュよりも雑に扱いやすくなるのも大きな強み。
既存の調整と変わらない使い勝手の良さ
耐久振りZミミッキュにはサンムーンで開発された意地155(196)-143(156)-119(148)-×-126(4)-117(4)という調整が有るが、この調整のミミッキュの妖Z+影打ちと本論のミミッキュのミミZ+影打ちの火力はほぼ同じで有るため、SMで上記のHABミミッキュを使っていたプレイヤーにとっては今までと変わらない感覚で本論のミミッキュを使うことができるだろう。
既存の調整のメリットである皮を残した状態からボーマンダ、バシャーモに勝てて、ミミッキュの霊Z以外の技を耐える調整も維持できており、前まで乱数に甘えていた特化メガバシャーモのフレアドライブも確定耐えできるようになった。
参考までに既存のA143ミミッキュの妖精Z+影打ちの指数は46117.5。
本論のミミッキュのミミZ+影打ちの指数は46230。
抜き性能の高さ
Aを2段上げる積み技である剣の舞にタイプ一致先制技である影打ちを持っており、妖霊の攻撃範囲の広さもあって抜き性能がとても高い。不足しがちな火力もミミZが補ってくれるため優れた抜きエースといっていいだろう。
調整
性格 いじっぱり
努力値 H244 A92 B164 D4 S4
・A特化ミミッキュのミミッキュZ最低乱数きって耐え
・特化レヒレのドロポンZ耐え
・特化メガバシャーモのフレドラ確定耐え
この型で最も重要なのはHBラインであり、ステロなどをまくPTで起用するなら、Aをある程度Sに回しても良いだろう。
- 主要ダメ計
ぽかぼかフレンドタイム 火力指数38190
H4ミミッキュを確定1
H4霊獣ボルトロスを確定1
H4アーゴヨンを確定1
無振りメガバシャーモを影打ち込で確定1
H4メガボーマンダに威嚇込みで74.8%〜88.8%
B4メガルカリオを影打ち込で確定1(バレットパンチは耐えられる)
H252カプ・レヒレをA↑2で確定1
H244B特化輝石ポリゴン2にA↑4で96.3%〜113.6%(75%の乱数1発)
じゃれつく 火力指数18090
B4ガブリアスに63.3%〜76.5%
H252バンギラスに50.2%〜60.8%
無振りメガバンギラスに48%〜56%
シャドークロー 火力指数14070
B4メガメタグロスに42.5%〜50.3%
H252メガゲンガーに64.6%〜76.6%(影打ち込で丁度確定1)
影打ち 火力指数8040
H252メガゲンガーにA↑2で73%〜87.4%(素直にシャドクロから入るのが安全)
H4ミミッキュにA↑2で93.1%〜111.4%
耐久面
特化ミミッキュのミミZが85.7%〜101.2%(最高乱数以外耐え)
カプ・テテフのサイコキネシスが75.1%〜89.4%
メガルカリオのバレットパンチが62.1%〜74.5%
特化メガバシャーモのフレアドライブが80.7%〜95.6%
特化カプ・レヒレのドロポンZが83.8%〜98.7%
技についての解説
じゃれつく
ぽかぼかフレンドタイムのZ元でありメインウェポン。ミミZはともかくこちらは外れる技なので注意が必要。
ちなみにぽかぼかフレンドタイムはZ技としては珍しく接触技である。
ゴツメダメージは入るし、キンシに打てばダメージが入ったあとAが二段階下がるので注意が必要。
シャドークロー
メインウェポンその2。等倍シャドークロー<半減ミミZなのには注意。影打ちとじゃれつくよりは採用優先度が低めなので、トリックルームや呪いを剣舞と同居させたい場合はこの技を切ることを推奨する。
影打ち
タイプ一致先制技。同族に抜群で入るほか、ミミZの微妙に足りない火力も補ってくれるため基本的には確定技。ASと違い剣舞影打ちで縛れる範囲は殆ど無いため、過信は禁物。
剣の舞
Aを2段上昇させる積み技。二回積むことでHB特化ポリゴン2をミミZで75%の確率で飛ばすことができるようになる。耐久振りにより、皮がなくても積める場面が多くなっているのも優秀なポイント。
トリックルーム
Sを上げる積み技や加速に対する返し技。他のSの低いアタッカーと並べることでパーティ単位のギミックとして取り込むことも可能になる。
呪い
苦手な耐久ポケモンなどを無理やり削る技。上記のトリックルームなどを展開したあとの自主退場技、起点回避技としても使える等汎用性が高い。
オニゴーリに対する対策枠としてミミッキュを起用するなら確定技。
挑発
Sを落としているため、一部の耐久ポケモンとトリル始動役、そしてカバルドンに対するピンポイント気味なメタ技。これらに対して対策が薄いPTなら採用の価値あり。
その他
- 構築
化けの皮と耐久調整による行動保証を最大限に活かせるのはやはり対面構築が真っ先に上がる。
だが皮を失っても一部のポケモンに対しては立派にストッパーとして機能する耐久も有るため、上手く動かせるのであればサイクルよりのPTに投入することもできる。
トリルパの起動役として使ってもいいだろう。
- 相性の良い味方
メガガルーラ
メガガルーラの苦手なバシャーモにこのミミッキュが強く出ることができ、ミミッキュの苦手な鋼にもほのおのパンチで打点が有るガルーラは理想的な補完関係と言える。
ガルーラも耐久振りミミッキュもタイマン性能がすばらしいポケモンであり、組ませれば強力な対面構築が組めるだろう。