採用理由
- 起点作り性能
岩封+ステロが使え、がむしゃらにより後続の圏内に入れる動きも可能。また、先発に出てきやすいカバルドンの砂で襷が剥がれず、地震も無効である。挑発を覚えるため、カバルドンより先に展開できる。
- 高いS種族値
準速マンダやカミツルギを抜けているため、これらの先制技のないポケモン達に対して2回の行動保証があり、上からの挑発で起点を回避できる。
- 一致岩石封じ
高いAと一致岩石封じにより、挑発と合わせてリザXやマンダに対しても起点を回避しつつ場作りができる。前述の対カバルドン性能と合わせてカバリザorマンダ等のメジャーな構築にも強気で選出できる。これはゴウカザルやグライオンとの大きな差別化要素になる。
ルガルガンとの差別化
- H244以上の耐久のあるマンダに身代わりを残される可能性がある
- 弱気による削られやすさ、A140諸刃の存在によるカバルドンの誘い安さ
- 純粋に岩封→ステロorがむしゃらで退場する場合はA種族値の関係上アーケオスの方がアドが取れる
- ほぼ先制技のない特殊に対しては弱点の多いアーケオスの方ががむしゃらのダメージに期待できる
- ルガルガンはカバルドンに岩封+地震で倒された時にアドがほとんど取れない
基本型
【性格】 せっかち
【努力値】 H4 A252 S252
【技】 岩石封じ/ステロ/がむしゃら/挑発
【持ち物】 きあいのタスキ
- 努力値
H4 A252 S252(せっかち)
先発に多いゲッコウガの水手裏剣を4耐えできるようにし、がむしゃらの威力を上げるためBを最低値にしたもの。
がむしゃらの威力を考えてD個体値を0にしたり仮想敵の攻撃技+先制技を耐えるようにB個体値をあげるのも良い。耐久調整は無駄になりがちなので不用意にAやSを下げなければなんでも良い。
- 技考察
全て起点作りと起点回避に必要であるため、確定欄の技構成で確定。
岩石封じ
H4メガボーマンダ:35.0~42.1%(威嚇込み)
メガリザードンX:66.6~78.4%
相性の良いポケモン
- 攻撃しながら積めるポケモン
特性により全抜きが狙えるフェローチェやデンジュモク、ズガドーン等のUBやニトチャやグロウパンチを使うメガガルーラ、メガリザードンXが該当。
- 先制で積みたいポケモン
メガラティアスやポリゴンZも先手が取れるだけで要塞化可能なので使いやすい。積み技は使用しないがキノガッサ(ポイヒ)やオニゴーリなどのハメ戦術もS操作が大きく働くので有力候補となる。
立回り
- 基本の動き
1.相手が自分のエースより速い場合
岩石封じ→がむしゃら(余裕があればステロ)
2.相手が自分のエースより遅い場合
ステロ→(岩石封じorがむしゃら)
- 対カバルドン
1.挑発
2.襷が残っていたらステロ→がむしゃら
残っていないならがむしゃらで退場
- 対メガボーマンダ
1.岩石封じ
2.相手が自分より速い場合は岩封連打
3.Sが勝っているタイミングで挑発
4.岩封orがむしゃら(ダメージの入る方)
これら以外にもスカーフ等でS関係が分からないポケモンなどが存在するが、非常に長くなってしまうため割愛する。
注意すべきポケモン
ダメージ計算
- 被ダメ
無振りカバルドンの岩石封じ:56.9~67.5%