皆さん初めまして今回初投稿させていただきます、リエマハと申します。
今回は、タイトル通りトリックルームを4ターン残して味方をサポートする
ムウマの記事を皆さんにご紹介していきたいと思います。
注意事項
・敵はすべて個体値6vを前提として計算します。
・こちらのムウマも理想個体6vとします。
・種族値配分の各表記は全てそれぞれの頭文字をとり
体力、攻撃、防御、特攻、特防、素早さの順に、H,A,B,C,D,Sと表記します。
※こちらのムウマの素早さを最遅にしない(個体値をVにしてる)理由は後述しま
す。
採用理由
・トリックルーム+ほろびのうたを持つポケモンの中で持ち物(しんかのきせき)を持たせることにより耐久力が一番高い。
・特性の「ふゆう」により地面タイプを苦手とし、トリックルームの恩恵を受けるポケモンであるメガハガネール,メガクチート,メガデンリュウ等を入れ替えでだしやすい。
・かわいい
ムウマとは
・ポケットモンスター金銀で初登場したゴーストタイプのポケモン。
合計種族値は435と非常に低く、専用技などのこれといった特徴もなく、どう扱っていいか正直わかりにくい。
・しんかのきせきの登場により耐久力が上がったがポリゴン2などの高耐久ポケモンの存在で影が薄くなっている。
この型の基本的な動き
- まず、ほろびのうたをうちます。
- 次のターンでいたみわけをうち2ターンの間持ちこたえます。
- ほろびのうたの効果によりあと1ターンとなった最後のターンで、相手が他のポケモンに引いてくるかそのまま居座ってくるかを読み、トリックルームをうちます。
これを使うことにより控えのポケモンにトリックルームのターンを4ターン与えることができるようになります。
差別点
メレシー
・この4ターンのトリックルームを使うことができるポケモンとしてレベル1のメレシーが存在します。このポケモンは特性がんじょうにより相手の攻撃を確実に1耐えてトリックルームをうち、持ち物くっつきばりにより自主退場ができます。
・まずこのポケモンと比べていきます。確実に4ターンのトリックルームを使うことができる部分で安定性があるのはこちらのメレシーに分があります。
しかし、このポケモンは完全なトリックルーム要因の為、トリックルームを打ち終わった後は実質2対3のバトルから始まる形になります。
なにが言いたいのかというとムウマは特性「ふゆう」やゴーストタイプということもあり、地面技や格闘技を得意とするモンスターに強く出ることができます。
つまり、このムウマだけで倒すこともできるポケモンも存在することです。
※ただしこの場合だと今の技構成では、最低でも1-1交換しかできないため「みちづれ」の枠を「イカサマ」や「シャドーボール」に変える等の技構成をお勧めします。
・次にほろびのうたの活用です。この技はバトンタッチで後続につなぐことやみがわり等で様子見をしてくるポケモンに対して大きな負荷をかけることができます。これにより「あくび」や「ほえる」ほどではないですが、積まれにくくもなります。
・最後にステルスロック等によるがんじょうが利かなくなる部分です。
説明しなくてもわかると思いますが、ステルスロックによるダメージが入るとこのメレシーは何もできなくなります。なので基本先頭で出す形になってしまいます。
ゴースト
・同じ特性やほろびのうた+トリックルームが使えるポケモンとしてゴーストが存在します。このポケモンにつきましては耐久面で圧倒的な差別化ができるので省略させていただきます。
ダメージ考察
続いてダメージ考察をしていきたいと思います。基本的に相手の攻撃を乱数2発や確定3発耐えることができるポケモンはムウマの上記の動きが可能になります。
基本的に敵は、特殊型のポケモンで上記のトリックルームを展開する動きになります。
・ひかえめC252振りカプ・テテフサイコキネシス ・・・(43.7~52%)
乱数2発 (10.2%)
サイコショック ・・・(61~72.4%)
確定2発
・ひかえめC252振りラティオスシャドーボール ・・・(34.7~41.9%)
確定3発
・おくびょうC252振りカプ・コケコ10万ボルト ・・・(32.3~38.3%)
乱数3発 (95.8%)
・おくびょうC252振りゲッコウガあくのはどう ・・・(39.5~47.9%)
確定3発
ハイドロカノンZ・・・(50.2~59.2%)
確定2発
・おくびょうC252振りサザンドラあくのはどう ・・・(46.7~55%)
乱数2発 (57.8%)
・おくびょうC252振りメガゲンガーシャドーボール・・・(58.6~69.4%)
確定2発
・おくびょうC252振りメガリザードンYだいもんじ ・・・(56.2~67%)
確定2発
これらが基本的な仮想敵のダメージ計算となっております。
物理型への対応
このムウマの型をHDベースにしてBに68の努力値を振った理由も含めて説明します。
このムウマを実際にHB特化でも一度作ってみたところ、ようきガブリアスの逆鱗で半分近くのHPがなくなりました。
もともとムウマ自体の物理耐久はエーフィぐらいの耐久力しかなく、物理に特化させてもガブリアスの逆鱗以上の攻撃であるメガリザードンXの逆鱗や、メガボーマンダのすてみタックル等は1発しか受けれないことがわかりました。
またメガメタグロスも仮想敵としてみたとき、アイアンヘッドを確定で2発まで耐えることができ上記の動きは出来るのですが、「ほろびのうた」→「トリックルーム]の間に最低でもアイアンヘッドを3発打たれる事になり、怯みや急所等を考慮した結果、あまり実用性があるものとは感じずHB特化の型からHDベースに変えました。
そのため、物理型の高火力アタッカーにつきましては、トリックルームからのみちづれで対応するのが一番良いと思い、いじっぱりメガリザードンXの逆鱗、いじっぱりメガボーマンダのすてみタックルを確定で耐えれるようにし、この68という数値はメガでないバンギラスの「かみくだく」を耐えることができるギリギリの値で振りました。
バンギラスの「かみくだく」+「すなあらし」ダメージでムウマがうまく退場できます。
相性の良いポケモン
メガハガネール
トリックルームを4ターンにしたことにより、トリックルーム下でのろいを積む余裕ができます。ハガネールが苦手とする格闘、地面等をムウマで流すことができるので比較的相性はいいと思います。
メガクチート
ハガネールとほぼ同じ理由です。
最後に
・ここまで読んでいただきありがとうございます。今回が初投稿で、まとめ方がまだまだうまくできてない部分がたくさんあり、読みづらいところがあったと思います。コメント等でアドバイスや注意など次の育成論の糧にしていきたいので、どんなことでもよいのでコメントいただけると嬉しいです。
・最後に冒頭の部分で説明した素早さを最遅にしない理由を説明します。
テッカグヤと同速対決になるからです。
ハガネールがテッカグヤでとめられることもあり、ムウマのみちづれを使ってテッカグヤを突破するタイミングを安定させたいからです。
カプ・レヒレに上から挑発を打たれるリスクやこのムウマ自体が基本的に「トリックルーム」の展開を作る要因とするならば、いたみわけを先行で打てれることも考え素早さに下降補正をかけない型となりました。
ここまでのご視聴ありがとうございました。