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ほのおのからだファイアロー...#とは
はやてのつばさファイアローがもてはやされる中、対戦では見向きもされず、専ら孵化要因として使われてきたポケモンだよ。
孵化要因としての立場を完全に奪ったとしてマグカルゴ、バクーダ、ウルガモスからは後ろ指を指され、同じ種族のはやてのつばさファイアローの活躍を羨望の眼差しで見つめ続ける、そんな毎日を送っていたよ(*_*)
しかし、時は7世代。まさかのはやてのつばさ弱体化、、、ライバルの失墜を経て、消去法でほのおのからだファイアローの立場がようやく上向いてきたみたいだよ(*゚▽゚*)
今後は、ほのおのからだファイアローも実戦級としてレートに君臨するかもしれないね^^
そう願いつつ、この育成論を投稿するゾ☆〜(ゝ。∂)
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※ちなみに、7世代から孵化要因がそらをとぶを覚えていなくても良くなったので、ファイアローである必要性は薄くなったらしいね。マグカルゴさんからの情報提供だよ。
耐久型にするならはやてのつばさ<ほのおのからだ
はやてのつばさ弱体化とは言っても、アタッカー型にするなら依然としてはやてのつばさの方が圧倒的に優秀でしょう。
Z技で飛行技を打てば反動がないので、うまくいけば2発先制飛行技を叩き込めるわけですから、はやてのつばさを十分に活かしていけます。
では、耐久型にするならどうか?
僕はほのおのからだ一択だと思います。
接触技に繰り出すと3割で相手をやけどに出来るというのは実際とても優秀で、
例えばハッサムやフェローチェのとんぼがえり、テッカグヤのヘビーボンバーなど、多くの役割対象のメイン技に繰り出す度に3割の火傷チャンスが発生します。
つまり、ゴツメを持たせれば、接触技を受けることは、ゴツメダメを負わせる+3割火傷チャンスで一石二鳥の行動となるわけです。
また、有名な話ですが、メガガルーラのねこだまし、グロウパンチ、れいとうパンチなどに後出し出来れば、炎の体の判定が2回あるので51%の確率で火傷させることができます。それもゴツメダメージで相手HPを1/3も削った上で。ひみつのちから?知らないなぁ・・・
一方、耐久型ではやてのつばさにするメリットとしては、最初の一発目だけ、先手でブレバが打てるというものがあります。(2ターン目以降はブレバの反動や相手の攻撃でHP削れてしまうと考えられるので)
しかし、耐久型のアローのブレバの火力はたかが知れており、現環境では先制ブレバを特に打ちたいウルガモスやバシャーモもいないので、そのメリットはほとんどないと言っても過言ではありません。
弱体化したのにそこまでして耐久型アローを使う意味
しかし、ここでもう一つの疑問が浮上します。
先制ブレバも、先制羽休めもなく、耐久型ファイアローの主なダメージソースである火傷ダメも半減した今、どうしてわざわざファイアローを耐久型で使おうとするのか。
答えは簡単。
ファイアローが弱体化したことで、マークされにくくなったからです。
例えば、前の世代では8割方岩技を持っていたガブリアス。
今のガブリアスは炎のキバの搭載率が上がっており、岩技の採用率は下がりました。
ラムガブも以前よりかは減っていますね。ラムガブの一番の仮想敵は耐久型ファイアローと言っても良く、その耐久型ファイアローが減ったことが理由として大きいでしょう。
ステロガブがいないのも大きく、ステロを撒いてくるパーティの割合は現状では以前より少なくなっています。
フェローチェなども、もしファイアローのはやてのつばさ弱体化がなければ、襷+めざ岩、のような型が流行っていたのではないでしょうか?
現状ではフェローチェのめざ岩搭載率は低いですよね。僕はファイアローの弱体化の影響もあると思います。
また、ファイアローの一番の天敵であるヒードランがまだ解禁されていないのも大きいです。
使用率が下がるとマークが薄くなる、そして今度はそのポケモンが環境に刺さるようになる。それがポケモンというものです。
対面性能
- 役割対象:ハッサム、メガルカリオ、マッシブーン、アローラキュウコン、テッカグヤ、ジャローダ、カミツルギ
- 後出しはやや不安定だが役割範囲内:フェローチェ、ミミッキュ、メガメタグロス、アローラベトベトン、カビゴン、ウインディ
- ピンポ読みで後出し可能:ガブリアス、マンムー、メガガルーラ、カプ・ブルル
- 微妙:ギルガルド、ポリゴン2
- 対面不利だが鬼火は入れられる:ギャラドス、パルシェン、マリルリ、メガボーマンダ(空元気注意)
- 対面不利:カプ・コケコ、カプ・テテフ、デンジュモク、アローラガラガラ、アシレーヌ、カプ・レヒレ、ランターン、サザンドラ、メテノ、メガゲンガー、ポリゴンZ、ウツロイド
メガルカリオ、フェローチェ、マッシブーンなど現環境でメジャーな格闘に役割を持ちやすいことが特に魅力的です。珠フェローチェのとびひざが数値不足で受からないのは悔やまれますが...。
もともと、メガルカリオのじしんやあくのはどう搭載率が増えたことで、メガルカリオに後出しが安定するポケモンを探してたらこいつにたどり着いた、という経緯もあります。
ハッサムやテッカグヤにも強く、ハッサムはとんぼがえりを受けて3割で火傷させ、テッカグヤはやどみがされようが挑発を打てば相手はヘビーボンバーを打つしかなくなり、これも3割で火傷させられるので圧倒的にこちらが有利となり、交代読み鬼火を打っていくなどしてアドバンテージを取っていくことができます。
アローラキュウコン、ジャローダには先手のちょうはつで場作りを阻害します。キュウコンの吹雪には羽休めで回復も追いつきます。
耐久型や、ワイルドボルトの無いアタッカー型のウインディにも挑発すればゴツメで削っていけるので強いと言えます。
(ワイルドボルトがあるとワイルドボルト→神速で倒されてしまうので注意。)
メガガルーラのすてみを耐えるようになったのでメガガルーラへの後出しもしやすいです。
ガブリアスやマンムー、ギルガルドにもタイマンで弱くはありません。ギルガルドはちょうはつ→炎技で勝てます。
はやてのつばさなんか無くてもいいんです。
ほのおのからだという優秀な特性が、残っているから。
対ミミッキュ
耐久型のファイアローには、ミミッキュに先手で鬼火を打てるという長所があるのでそれについて考察していきます。
- VS珠ミミッキュ(H4いじっぱり想定)
1ターン目 ファイアロー後出し ミミッキュ剣の舞
→パターン1
2ターン目 ミミッキュ影討ち 48~60%のダメージ ファイアロー鬼火 ミミッキュゴツメ+珠+火傷でHP89/131
3ターン目 ファイアロー羽休め(HP90~100%) ミミッキュシャドクロ 41~50%のダメージ ミミッキュスリップダメでHP47/131 →勝ち
→パターン2
2ターン目:パターン1と同じ
3ターン目 ファイアロー羽休め ミミッキュ剣の舞 ミミッキュ火傷で81/131
4ターン目 ファイアロー挑発 ミミッキュシャドクロ 62~74%のダメージ(残りHP16~38%) ミミッキュスリップダメで39/131 →相打ち
→パターン3
2ターン目 ファイアロー鬼火 ミミッキュ剣の舞 ミミッキュ火傷で123/131
3ターン目 ファイアローオバヒ ミミッキュシャドクロ 62~74%のダメージ ミミッキュスリップダメで81/131
4ターン目 ミミッキュ影討ち 36~43%のダメージ →負け
- VSゴーストZミミッキュ(H4いじっぱり想定)
1ターン目 ファイアロー後出し ミミッキュ剣の舞
→パターン1
2ターン目 ファイアロー鬼火 ミミッキュZシャドクロ 64~76%のダメージ ミミッキュHP123/131
3ターン目 ミミッキュ影討ち 19~23%のダメージ ファイアロー羽休め(HP51~67%) ミミッキュHP94/131
4ターン目 ファイアロー羽休め(HP100%) ミミッキュ剣舞 ミミッキュHP86/131
5ターン目 ファイアロー挑発 ミミッキュシャドクロ 48~57%のダメージ ミミッキュHP57/131 →相打ちor勝ち
→パターン2
2ターン目 ファイアロー鬼火 ミミッキュ剣の舞
3ターン目 ファイアローオバヒ ミミッキュZシャドクロ 81.3%高乱数1 →負け
剣舞×2火傷Zシャドクロor剣舞×2珠シャドクロ→影うちで落ちるので、ミミッキュへの後出しは安定するとは残念ながら言えません。
ただ、ミミッキュを火傷させて全抜きを止められれば良しと考えるなら対策枠とみなすことも不可能ではありません。
相性補完
やはり電気弱点がかぶると辛いですね。
- カプ・ブルル
苦手な水タイプ全般に強く、サイクル戦に強い頼れる味方。
パルシェン、ゲンガー、アローラガラガラ、メガボーマンダ、電技勢が少し重くなるのでガブリアスやポリ2、ランターンなどで補完するといいかもしれません。
- カビゴン
ファイアローが対面不利なポケモンに大体タイマンで有利で、苦手な格闘や鋼をファイアローで対策できます。ファイアローの火傷でカビゴンは積み技を使いやすくなります。同じノーマル高耐久のポリゴン2も好相性です。パルシェン、ギャラドス、メガボーマンダを受けられるのが心強いです。
- ランターン/トリトドン
アローとの相性補完は完璧です。種族値不s......ゴホゴホ
技構成
炎技/鬼火/羽休め/挑発
バシャーモのいないうちは、攻撃技は炎技が基本です。テッカグヤ、メガルカリオ、メガハッサム、ギルガルドにより有利になれます。
炎技は、確定欄ではまず反動を嫌って特殊技。しかし正直火力が悲しすぎるので役割遂行に支障がなさそうなオバヒを選びました。
ここはかえんほうしゃやだいもんじにしても良いです。かえんほうしゃは命中安定、毒みガルドややどみがテッカグヤに対応しやすいという強みがあります。
参考までに
H4メガルカリオ
オバヒ:確1、文字:50%乱1、放射:74.4~88.2
H252ギルガルド[ブレード]
オバヒ/文字:確1、放射:80.2~97.0
H振りアローラキュウコン
オバヒ:超高乱2(90%以上)、文字:確2、放射:57.2%中乱2
HBマッシブーン
オバヒ:31.3%低乱1、他確2
HAメガハッサム
オバヒ/文字:確定、放射:62.5%中乱1
H4メガメタグロス(噛みそう)
オバヒ:69.2~82.0、文字:58.9~70.5、放射:47.4~57.6
調整
H236B108C4D4S156 おくびょう
183-#-105-95-90-182
まず素早さ。カミツルギ、アローラキュウコン、メガメタグロス、メガルカリオ、ジャローダを重要な仮想敵と見なしているので最速ジャローダ抜きで確定。
残りはHBに振り分けます。
確定欄では、仮想敵からの確定数はあまり変わらないので総合耐久を重視しHに多めに振りました。これでも特化メガガルのすてみを耐えてくれます。
また、Hを伸ばしたことで、CSアローラキュウコンのこご風+ふぶき+霰ダメージ×2を耐えたり、毒みガルドのシャドボに粘りやすくなったりします。
珠フェローチェからのとびひざはどう頑張っても確2です。これは本当に惜しいです。安定して受けたければほぼHB特化にするしかありません。つまり断念するしかない。
※特化ミミッキュの剣舞×2火傷Zシャドクロも、HからBにどれだけ移しても最高で50%中乱数までしか下げられないので、これも断念。
被ダメ
メガルカリオのインファイト 46.4~55.1(64.5)
きあいだま 52.4~62.2
フェローチェのとびひざ 39.3~46.4
Zなげつける 40.4~48.0
珠とびひざ 51.3~60.1
珠冷ビ 42.6~50.2
珠毒突き 42.6~50.2
特化マッシブーンのZきあいP 61.7~72.6
雷P 62.2~74.3
特化メガハッサムのどろぼう 39.3~46.4
陽気メガメタグロスの思念 59.5~71.0
特化テッカグヤのヘビボン 29.5~34.9
特化ウィンディのしんそく 27.8~33.3
陽気カミツルギのつじぎり 32.2~38.2
特化珠ミミッキュのかげうち 24.0~30.0
シャドクロ 40.9~49.7
Zシャドクロ 64.4~75.9
ガブリアスのげきりん 64.4~75.9
特化げきりん 70.4~83.6
陽気鉢巻げきりん[火傷] 48.0~57.3
特化メガガルーラのすてみ 撃破率0.78%(急所抜き)
ねこだまし 29.5~36.6
特化マンムーのつららおとし 50.8~59.5
こおりのつぶて 23.4~28.4
陽気がんせきふうじ 18.8%低乱1
特化アローラベトンのはたき 49.1~57.9
CSアローラキュウコンの吹雪 50.8~59.5
こご風 25.1~30.0
HBトレースポリ2のトラアタ 34.9~41.5
放電 46.9~55.7
HBダウンロードポリ2のトラアタ 51.3~61.2
HCダウンロードポリ2のトラアタ 70.4~83.6
HCガルドのシャドボ 60.6~72.1
Zシャドボ 確1
かげうち 20.2~24.5
HSガルドのシャドボ 46.4~55.7(69.1)
HAガルドのシャドクロ 45.9~54.6(58.6)
陽気メガギャラのたきのぼり[火傷] 49.1~59.0
パルシェンのロクブラ[火傷] 17.4~21.8(撃破率1.00%急所抜き)
特化マリルリのたきのぼり[火傷] 53.5~63.3
陽気メガマンダのすてみ 83.6~98.3
特化すてみ 50%乱1
おくびょう眼鏡テテフのムーンフォース 44.2~52.4(18.8)
CSメガゲンのヘドばく 68.8~80.8
HSヘドばく 59.5~70.4
特化アローラガラガラのフレドラ 50.8~60.1
シャドーボーン 72.6~85.7
特化眼鏡サザンのきあいだま 39.8~46.9
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仕様変更的な意味では逆風ですが、環境的な意味では追い風ではないでしょうか?
孵化要因として愛用するのもいいですが、たまには実戦でも使ってあげましょう!!