今回はカラマネロカラマネロについての考察です
性能の紹介
カラマネロカラマネロは
あく エスパーと、
珍しいタイプをしています。
残念なことにタイプの相性はエスパーが✖0
半減も4分の1も無く、エスパーを無効にすることしかできず、後出しには向いていないポケモンです
弱点はむし、フェアリーの2つです
とくにむしタイプの技は4倍なので「とんぼがえり」には注意の必要のあるポケモンです
ここまでを見ると採用の価値がないかと思う方も多いかもしれませんがカラマネロにしかない強みがあります
採用理由
- 短いトリックルームを効率的にかつ、さまざまな方法で使える
- 補助技の種類が多い
- アタッカーとしても活躍できる
- みちづれとの相性
1から詳しく説明します
- トリックルームを覚えるポケモンは全体的に補助が豊富なことが多いですが、みちづれになると数が絞られます。サーナイトやサマヨールも出来ますがサマヨールは技が残り2つではアタッカーになれず、サーナイトはトリックルームをするには微妙な素早さをしています
- 壁張り 「ちょうはつ」 「さいみんじゅつ」「パワーシェア」などサイド技も豊富なため多彩な組合わせがあります
- あまのじゃく持ちの「ばかぢから」は攻撃と防御のランクが上がります。防御のランクが上がるため物理の殴りあいで勝てることもあります。また、相手の「いかく」でも攻撃が上がり、相手の型を崩すことがあります。
- 型として鈍足なので相手の攻撃を受けて「トリル」をすれば次にどのくらいダメージを受けるかわかります。よって「みちづれ」の成功率が上がり、成功すれば相手を倒した上で控えのポケモンに繋ぐことが出来ます。
- 「みちづれ」と「トリル」のコンボ
連続で「みちづれ」を使うと失敗します。
✳「みちづれ」は連続して使えないため
「トリックルーム」発動後は順番が素早さの遅いほうからとなります
この誰もが知っていることを逆手にとります
仮に相手がカラマネロより「素早さ」の高いポケモンだったとします。順番が次のようになります
相手が先行→カラマネロが「トリル」
すると、次のターン
カラマネロの先行→相手の後攻になります
このカラマネロの先行で「みちづれ」を使い相手がカラマネロを倒さなかった場合
次も「トリル」は続いているため
カラマネロ先行→相手の後攻になり、
「みちづれ」は連続して使えないので
「みちづれ」失敗となりこのターンで倒される危険が高まります
ここで「みちづれ」後のターンに「トリックルーム」を使います。すると必ず後攻になるのでここで倒されると、ひとつ前のターンの「みちづれ」が発動します。
順番をひとつにしてみると
1ターン目 相手→カラマネロ(トリル)→
2ターン目 カラマネロ(みちづれ)→相手→
3ターン目 相手→カラマネロ(トリル)
これで最後の「トリックルーム」前に相手がカラマネロを倒せば「みちづれ」成功です
✳「みちづれ」発動の条件は、発動してから次の行動までの間なので
この最後の「トリックルーム」の使い方にはデメリットもあるので読み合いが必要です
種族値 努力値
種族値は
HP86/A92/B88/C68/D75/S73
努力値は
H124/A4/B124/D252と振っており
性格は「なまいき」
固体値は「素早さ」と「特攻」以外は31
「素早さ」は0です
実数値は
H177/A113/B124/C88/D139/S70
となっています
以外にも固く
ひかえめ カプテテフのムーンフォースも75%で耐えます
性格の理由は防御は「ばかぢから」であげることができるが、特防はあがらないためです
技について
カラマネロは技の種類が多いです
今回は「トリックルーム」攻撃型として
「ばかぢから」と「トリックルーム」は確定です
その他に、しましては
第1候補に「みちづれ」
第2候補に「はたきおとす」が
あるので今回はその二つにしました
他にも「さいみんじゅつ」「ひかりのかべ」などが挙げられます
「はたきおとす」は「ばかぢから」が効かないゴースト対策と持ち物をなくす補助の役割があります
持ち物について
タンガの実もしくはきあいの襷がおすすめです
理由はとんぼがえりでの
即死を防ぐためです
「きあいのたすき」は他に渡したいポケモンが控えにいるなら、タンガの実である程度代用できます
回復実もおすすめです
被ダメージ
カラマネロカラマネロが受けるダメージ計算です
攻撃側 性格 持ち物
カプ・コケコ ひかえめ いのちのたま
マジカルシャイン
135〜164ダメージ 76.2%〜92.6% 確定2
カプ・テテフ ひかえめ スカーフ
ムーンフォース
156〜186ダメージ 88.1%〜105% 乱数1発 (25%)
メガルカリオ いじっぱり メガストーン
インファイト
158〜186ダメージ 89.2%〜105% 乱数1発 (31.3%)
防御ランク一段階上昇後
106〜126ダメージ 59.8%〜71.1% 確定2発
メガルカリオ ようき
インファイト
144〜170ダメージ 81.3%〜96% 確定2発
防御ランク一段階上昇後
96〜114ダメージ 54.2%〜64.4% 確定2発
メガボーマンダ いじっぱり
すてみタックル
142〜168ダメージ 80.2%〜94.9% 確定2発
ミミッキュ いじっぱり
じゃれつく
128〜152ダメージ 72.3%〜85.8% 確定2発
ここまでダメージ計算した相手には「トリックルーム」後「みちづれ」がおすすめです
あくまでおすすめなので状況しだいです
ゲッコウガ ひかえめ スカーフ へんげんじざい
れいとうビーム
63〜75ダメージ 35.5%〜42.3% 確定3発
ゲッコウガ いじっぱり スカーフ
とんぼがえり
204〜244ダメージ 115.2%〜137.8% 確定1発
タンガの実発動
102〜122ダメージ 57.6%〜68.9%
ランドロス(霊獣) いじっぱり チョッキ
とんぼがえり
184〜220ダメージ 103.9%〜124.2% 確定1発
タンガの実発動
92〜110ダメージ 51.9%〜62.1%
ボルトロス(霊獣) ひかえめ Z石
10万ボルト (Z技)
153〜181ダメージ 86.4%〜102.2%
乱数1発 (18.8%)
ボルトロスの種族値145の
特化Z10万ボルトを高確率で耐えるので
等倍の特殊攻撃をほとんど受けることが出来ます
また、物理に対しても
メガルカリオを見てわかるように
高確率で耐えてくれます
よってタンガの実があれば
一撃で倒されることは少ないと思います
与えるダメージについて
ランクは一段階で1.5倍 二段階で2倍
三段階で2.5倍になります
よって
カラマネロの攻撃力は
113→169→226→282となります
シングルバトルでも
いかく持ちが多く二段階目になることは多いです
二段階目になると、特化ギルガルド(ブレード)より
攻撃力が高く、ダメージに貢献してくれます
メガボーマンダ (ボーマンダの「いかく」こみ)
攻撃素早さ特化
ボーマンダのほとんどは「りゅうのまい」をするので
「トリックルーム」を使います。その後
「ばかぢから」→「はたきおとす」
のダメージは
25〜30ダメージ 14.6%〜17.5%
+ 84〜99ダメージ 49.1%〜57.8%
=109~129ダメージ 63.7%~75.3%
となります
「ばかぢから」+「ばかぢから」+はたきおとす
=25〜30ダメージ 14.6%〜17.5%
+34〜40ダメージ 19.8%〜23.3%
+103〜123ダメージ 60.2%〜71.9%
=162~193ダメージ 94.6%~112.7%
となります
ボーマンダ相手に「ばかぢから」する理由は防御のランクをあげないと倒されてしまうからです
「ばかぢから」後相手の行動でさまざまな選択肢があり、相手の行動を読む力が必要です
例えば初手が「りゅうのまい(相手)」→トリックルーム→「ばかぢから」→「りゅうのまい(相手)」となった場合
もう一度「ばかぢから」ができます。
そうなると与えるダメージが大きく変わりこちらが有利になります
「りゅうのまい(相手)」→「トリックルーム」
→「ばかぢから」→「おんがえし(相手)」もしくは
「すてみタックル(相手)」→「はたきおとす」もしくは
「みちづれ」という選択肢があります
すてみタックル後「はねやすめ」する相手は多く、みちづれが失敗することがあるため「はたきおとす」が次の行動の選択肢に入ります
更に言えば「トリックルーム」後にみちづれをして、
相手を倒す、もしくは「みちづれ」を持っていると教える選択肢もあります
何故教えるかは相手が警戒して手が出しづらく
「ばかぢから」がうちやすくなるからです
「ばかぢから」をうつことで与えたダメージから相手のだいたいの実数値と努力値がわかります
- その他
メガルカリオ
ばかぢから 96〜114ダメージ 65.7%〜78%
確定2発
ランク一段階
ばかぢから 142〜168ダメージ 97.2%〜115%
乱数1発 (87.5%)
ギルガルドにはキングシールドを使わせないという強みがあり相手は攻撃しづらいです
ギルガルド(盾)HP 極振り
はたきおとす
74〜90ダメージ 44.3%〜53.8%
乱数2発 (24.6%)
攻撃二段階上昇(キングシールド)
146〜174ダメージ 87.4%〜104.1%
乱数1発 (25%)
ギルガルド(刃)HP 極振り
はたきおとす ランク上昇無し
176〜210ダメージ105.3%〜125.7%
確定1発
実際に使ってみて
「みちづれ」も決まることが多いですが、相手を殴って倒すことも、それなりにあります
「ちょうはつ」されても攻撃ができるのでそれほど脅威ではないです
ただ、カバルドンカバルドン、エアームドエアームドには苦戦させられることが多いです
その他の、ポケモンには耐久力を見せつけることも多く活躍の場面が多いです
例え、倒されたとしてもトリックルームさえ発動していれば仕事はしたことになり、お仕事達成率は高いです
HP 満タンだとZ技もよく耐えてくれます
控えポケモンについて
すべてが、「素早さ」の遅いポケモンだとトリックルームが切れたあと、全抜きさせられる危険があるので必ず素早さの高いポケモンを入れるようにしています
- 「トリックルーム」とのおすすめポケモン
メガクチートメガクチート ヒードランヒードラン
メガカメックスメガカメックス メガユキノオーメガユキノオー
ヨワシ(単独)ヨワシ クワガノンクワガノン
ギルガルド(シールド)ギルガルド シャンデラシャンデラ
ミミッキュミミッキュ テッカグヤテッカグヤ
ナットレイナットレイ
です
メガクチートメガクチートは単純に高い火力と
「トリックルーム」との相性がいいため
カラマネロの苦手なフェアリータイプを倒してくれます
ヒードランも同様に「ほのお」「はがね」と、優秀なタイプで幅広い相手を倒し倒してくれます
草タイプ、じめんタイプの技を覚えるのでZ技を使えばみずタイプやほのおタイプを倒してくれます
ヨワシ(単独)ヨワシは素早さが、欠点のポケモンですが、
耐久力は全ポケモンのなかでもトップクラスで
超高火力ももっています
攻撃、特攻の二刀流でありボスゴドラなどの防御に偏ったポケモンにも大ダメージを与えることが出来ます
メガユキノオーメガユキノオーはヒードランと同じでタイプが優秀で多くの弱点をつくことがてき、
ボーマンダ カバルドン カプ・レヒレを
一撃で倒すことが出来ます
二刀流もできる万能ポケモンです
ミミッキュミミッキュ テッカグヤテッカグヤ ナットレイナットレイは持ち前の耐久力での後だしができるポケモンです。
とくにナットレイはキノガッサにも後だし出来るため
大変便利です
レヒレも簡単に倒してくれます
フェアリーが相手だとトリックルームをつかってから
交替をしてます(みちづれも選択肢にあります)
- 「素早さ」が高いおすすめポケモン
カプ・コケコカプコケコ エンニュートエンニュート
キュウコン(アローラ)
素早さの高いポケモンは
トリックルームが切れた後、活躍できるポケモンが求められます
そんな速くて火力の出せるポケモンに次のポケモンが挙げられます
カプ・コケコ 役割はでんきZやいのちのたまで問答無用で相手を倒してもらいます
エンニュートはトリックルームが出来なかった場合の
対フェアリーです
キュウコンはカラマネロが活躍できなさそうな相手がいるときにカラマネロの変わりにでます
オーロラベールや神秘のまもりでサポートして、高火力ポケモンを守ります
- その他
ほのおタイプと、「ふゆう」持ちがいると安定します!リザードンはフェローチェ相手に入れる価値あり
まとめ
やはりこのカラマネロの強みは「みちづれ」を持っていることによる心理戦になります
初心者には向かないポケモンです
いかに相手を出し抜くかカラマネロカラマネロらしい闘いになると、思います
心理戦が得意な方は一度作ってみてはいかがですか?
最後に
持ち物を襷にする方はDを削ってAに多く努力値振るのが良いです
長くなりましたが以上でごさいます
追加や不適切なところがありましたらコメントお願いします