注意
- 指定がない限りお互いに6Vであるとします
- ダメージ計算はトレーナー天国様のツールをお借りしています
- 一部略称を使用します
- 基本はコータスと並ぶことを想定して記述しています
- またダメージ計算や素早さ計算など、基本はインターネット大会プリティプリマに参加できるポケモンのみに絞っています
前置き
はじめまして、なめくじと申します。この度初めて育成論を投稿させていただきますので他の育成論に比べて劣っている点や拙い点があるとは思いますがご了承ください。今回プリティプリマで活躍が期待される嫁ポケであるマラカッチの育成論がBWの投稿以降全く投稿されていないので投稿させていただこうと思い書かせていただきます。みなさんのマラカッチの叩き台としてお使いください。
マラカッチとは
BWによって初めて登場したポケモンで、砂漠に生息しているにもかかわらずどの特性であっても砂ダメを無効化できないというおちゃめな子です。
同時期に登場したドレディアというポケモンの方が対戦向けの種族値をしており、全く対戦では見ないポケモンでありましたが、この度インターネット大会プリティプリマによって(個人的に)活躍が期待しているポケモンでございます。
今回はインターネット大会用の育成論ですのでドレディアとの差別化は記述いたしませんのでご了承ください。あえて言うなら身長です。
採用理由
通常のレートにおいては採用理由は「愛!」としか言えません。
ですが、先ほど申しました通り今回のインターネット大会ではドレディアは参加できない、つまり晴れパのエースとして輝けるのです。そしてマラカッチは参加できる葉緑素ポケモンの中で1番C種族値が高い上に、お先にどうぞができる葉緑素ポケモンの中で最速なのです。これは使わざるを得ないですね!!!
差別化
他に慎重1m以下の葉緑素お先にどうぞができるポケモンとしましてはキレイハナがいます。(キマワリもいますが役割が違うと感じましたので今回は記述しません)
マラカッチ H75 A86 B67 C106 D67 S60
キレイハナ H75 A80 B95 C90 D100 S50
- キレイハナだけが覚える補助技
しびれごな、ねむりごな、つきのひかり、ちょうのまい、つるぎのまい、あまえる、フラフラダンス、くすぐる、いえき
- マラカッチだけが覚える補助技
コットンガード、ニードルガード、わたほうし、つぼをつく、やどりぎのたね、くさぶえ、てだすけ
以上が2匹の差となっています。
種族値ではCSはマラカッチが優位ですが、耐久面ではキレイハナが優位です。
サポート面ではドレディアも使っている眠り粉やオドリドリと相性のいい蝶の舞、剣の舞、物理アタッカーを置物にできる甘えるなど、多彩な補助技を覚えます。
- マラカッチがキレイハナより優位な点
- 耐久が低いということを逆手にとって襷がむしゃら、トリル展開後のスムーズなアタッカーへの引きがしやすい
- トリル展開した(された)後でも、晴れが切れた後でも手助けや不意打ちなどで味方をサポートしやすい
- 高いCによって自身も相手に負担をかけやすい
- キレイハナがマラカッチより優位な点
- 耐久が高いので居座り前提の補助が行いやすい(蝶の舞、光合成など)
- 眠り粉を覚えるので苦手な相手でも無理矢理突破しやすい
- 相手の能力値を下げることで味方を守ることもできる(甘える、くすぐるなど)
以上が差別化できるポイントだと思います。
以上のことをまとめますと
キレイハナを使う場合は必ずと言っていいほど晴れに頼ったPTになってしまう事が多いと思います。ですので天候を取られてしまったり、追い風やトリルを展開されてしまったりすると非常に動きづらくなってしまうのではないでしょうか
ですがマラカッチですと、追い風をされたのでトリルにスイッチ、晴れ展開は刺さってないが草タイプの技の通りがいい時など、多彩なPT編成にも柔軟に対応することがでるのではないでしょうか。
持ち物
- 草Z
基本はこれで確定だと思っています。ソラビZの火力はガブリアスも高乱数で倒すことができます。
- 気合の襷
2番目に候補に挙がってくる道具です。火力はあっても耐久が脆いので耐えられた時の返しであっけなく倒されてしまいます。その時に1回でも耐えれれば補助技を撃ったり攻撃して倒しに行くこともできますので非常に便利です。先制技に弱いのはご愛嬌。
努力値と性格
性格 臆病or控えめ
努力値 CS252 D4
実数値 臆病→H150 A× B87 C158 D88 S123
控えめ→H150 A× B87 C173 D88 S112
調整意図
C 耐久に振ってもたかが知れているのでソラビとZ技の火力を最大限に引き上げます
D ダウンロード対策でDに4振りです
S 抜ける範囲を可能な限り増やすためにぶっぱです。最速だとスカーフ準速エーフィ抜き、準速だと最速フェローチェより1速いです
技
確定技
- お先にどうぞ
コンセプトなので確定です。これがないと晴れパである意味がないです。レベル技。
- ソーラービーム
晴れ下においては抜群の火力を誇ります。はなびらのまいとは違い対象がランダムではない点も高評価。ですが天候を取られた場合、1ターン溜めが必要と一長一短ですが今回は確定技としています。レベル技。
選択技
- はなびらのまい
ソーラービームの代わりに入れるならこちら。火力もソラビと同じで天候がなくとも打てるため安定しますが、対象を選べず技も固定されるので柔軟な動きができなくなります。取り巻きにオドリドリを採用するならこちらになるのではないでしょうか。レベル技。
- てだすけ
こちらも便利な技です。優先度が+5なので最後っ屁として使ったり、トリルと組み合わせる時には非常に便利です。他にも優秀な補助技はありますが確定欄にはこちらを入れています。orasでの教え技。
- ニードルガード
守るの上位互換です。接触技を撃ってくる相手には1/8のダメージを入れることができます。ヒノヤコマを意識するならば入れるべきです。確定欄にはこちらを入れていますが、技スぺが足りなくなる場合もあります。レベル技。
- にほんばれ
技スぺが余るならこちらもおすすめ、天候を取られそうになっても安定して取り返すことができます。レベル技。
- わたほうし
晴れが切れる前に撒くことで交代を促せる上に特性に頼らずに先制を取ることができるようになります。綿胞子1回で抜ける相手は葉緑素発動時と全く同じです。レベル技。
- エナジーボール
困った時の安定択だと思いますが、火力は全く足りません。基本は上二つから選びますが、もう一つ攻撃技を入れるならばこちらも選択肢として入るのではないでしょうか。技マシン。
- がむしゃら(タングス様より)
襷型として採用するなら採用の一考は必要かと思われる技です。横の範囲技で倒せない、もしくは範囲技が通らない相手も強引に落とすこともできます。ですがシャンデラや先制技には気を付けて運用してください。orasでの教え技。
その他
甘い香り+草笛・・・命中率が92%まで引き上げられます。
ツボを突く・・・運に身をまかせたい方向けです。守る貫通。
不意打ち・・・火力にはならないが先制技としては非常に優秀。
めざ炎岩・・・炎はカミツルギとシュバルゴ、ナットレイに、岩は飛行や虫に刺さります。
ダメ計
特殊受けや、おそらく脅威になるであろうポケモンたちを予想して計算しています。
実際の使用率などはわからないので個人の意見としてお考えください。
- 与ダメ(控えめで計算)
Zソーラービーム(Zはなびらのまい)
H252イーブイ(イーブイZ使用後) 67.2%〜80.2%
H252エーフィ(イーブイZのバトン後) 47%〜55.8%
H252チョッキカクレオン 52.6%〜62.8%
無振りカミツルギ 67.1%〜79.1%
H252D28キュワワー(育成論サンムーン/376参考) 87.3%〜103.1%
H252D20ドヒドイデ 71.3%〜84.7%
H252D4ナマコブシ 153%〜181.4%
H252ニンフィア 61.3%〜72.7%
H244D52輝石ポリゴン2(育成論サンムーン/289参考) 53.4%〜63.3%
H4ミミッキュ 112.9%〜133.5%
H252輝石ムウマ 70.6%〜84.4%
H252ランクルス 81.5%〜95.8%
ソーラービーム(はなびらのまい)
H252イーブイ(イーブイZ使用後) 42.5%〜50.6%
H252エーフィ(イーブイZのバトン後) 29.6%〜35.4%
H252チョッキカクレオン 34.1%〜40.1%
無振りカミツルギ 42.5%〜50%
H252D28キュワワー 55.6%〜66.4%
H252D20ドヒドイデ 45.8%〜54.1%
H252D4ナマコブシ 96.2%〜114.8%
H252ニンフィア 38.6%〜46%
H244D52輝石ポリゴン2 33.5%〜39.7%
H4ミミッキュ 71.7%〜85.4%
H252輝石ムウマ 45.5%〜53.8%
H252ランクルス 51.1%〜60.8%
めざ炎(晴れ補正込み)
無振りカミツルギ 343.2%〜405.9%
H252ナットレイ 97.2%〜114.9%
H252チョッキシュバルゴ 67.7%〜81.3%
H252モロバレル 53.3%〜63.3%
無振りマラカッチ 90.6%〜108%
無振りキレイハナ 68%〜80%
無振りドリュウズ 74.5%〜88.6%
H252輝石ニダンギル 69.8%〜83.1%
無振りトゲデマル 91.4%〜108.5%
めざ岩
無振りアブリボン 65.1%〜77%
無振りアメモース 107.5%〜126.8%
無振りオオスバメ 82.9%〜99.2%
無振りオドリドリ(メラメラ) 117.3%〜138.6%
無振りオドリドリ(その他) 58.6%〜69.3%
H252アローラガラガラ 46.7%〜56.2%
無振りシャンデラ 53.3%〜63.7%
無振りヒノヤコマ 160.5%〜189.7%
- 被ダメ(記載していない限り持ち物はなしで計算しています)
物理
A4うっかりやアグノムの大爆発 78.6%〜92.6%
A252陽気カミツルギの聖なる剣 60.6%〜72%
A252意地っ張り襷カモネギのブレイブバード 161.3%〜192%
A252勇敢太い骨持ちアローラガラガラのシャドーボーン 106.6%〜126%
A252意地っ張りスカタンクの不意打ち 48.6%〜58%
A252陽気ミミッキュのZじゃれつく 106.6%〜126.6%
特殊
C252臆病アブリボンの花粉団子 113.3%〜136%
C252臆病オドリドリのエアスラッシュ 97.3%〜116%
C252冷静オーベムのサイコキネシス 76%〜90%
C252控えめ珠ニンフィアのハイパーボイス 80.6%〜96%
C252臆病電気玉ピカチュウのめざ氷 70.6%〜84%
C0輝石C上昇図太いポリゴン2の冷凍ビーム 97.3%〜116%
ご覧の通り耐久に関しては全く信用できません。アタッカーからの抜群はほとんど耐えられないうえに等倍でも確定2発です。後出しする場合にはお気を付けください。
素早さ比較表
数字は実数値を表し、+1、+2はランク補正を表します。また+1はスカーフ、+2は軽業発動時と同じ補正になります。太字で記載してあるものは主観的に重要視するべきであろうポケモン達です。
272 最速+2ペロリーム
268 最速+2キモリ
267 最速+1エーフィ
265 最速+1カミツルギ 準速+1オオスバメ
264 準速+1アブリボン
256 最速+1ニャオニクス
255 最速+1エモンガ
252 最速+1バオッキー、ヒヤッキー、デデンネ
250 準速+1アグノム、ペルシアン
248 準速+2ペロリーム
247 最速+1バスラオ
246 最速+2マラカッチ
244 準速+2キモリ
243 準速+1エーフィ
241 最速+1ユクシー、プラスル、アイアント 準速+1カミツルギ
238 最速+1オドリドリ
235 最速+1ぺラップ、通常ロトム
234 最速+2イーブイ
234 準速+1ニャオニクス 最速+1ポリゴンZ
233 最速テッカニン
226 最速+1家電ロトム
225 準速+1バスラオ
224 準速+2マラカッチ、フシギソウ 最速+2キレイハナ
223 最速+1スカタンク 準速+1ラッタ
220 準速+1ユクシー、プラスル、アイアント
214 準速+2イーブイ
追記して欲しいものがあればコメントにて教えてください
相性のいい味方
- コータス
特性の相性が最高の組み合わせです。
- オドリドリ
はなびらのまいや追い風などで追撃や加速もできます。横の相性補完もそこそこいいですが2匹とも低種族値なのが不安要素です。
- 鈍足アタッカー
コータスはもちろんのことランクルスやアローラベトベトンなども早く動けるので縛り関係を崩しやすいです。
- トリル起動役
お先にどうぞは優先度も関係なく行動させますので相手に殴られることもなく安定してトリルを張ることができます
最後に
いかがだったでしょうか。マラカッチは本当に器用貧乏ですね、できることが多いのにその低種族値から何もできなかったというのがレートで使っているとよく思うことです。やはりマラカッチが一番輝こうと思うと葉緑素サポーターになってしまうのでしょうか。皆さんに少しでもマラカッチの魅力が伝わればいいなと思います。
最後まで閲覧していただきありがとうございました。