はじめに
ネギガナイトが可愛くて浮かれ気味ですが、お手柔らかにお願いします。
HP.攻撃.防御.特攻.特防.素早さをそれぞれH.A.B.C.D.Sと省略することがあります。個体値は特に指定のない場合はすべて31(V)とします。
ネギガナイトについて
元々カモネギは低い能力値を補うべく(補い切れてませんでしたが)、変な技を沢山覚えていたのですが、ガラル地方に育ったタイプ違いのカモネギ(ガラル)にも、その傾向が見られますね。他の「かくとう」タイプとの違いを見せつけていきたいものです。
型について
今回は誰もが気を取られる持ち物ながねぎを切り捨て、特性きもったまを最大限に活かす「きもったまカウンター型」を提案します。
実は、特性きもったまと技カウンター・フェイント(優先度+2以上の先制技)を両立できるポケモンは、ガラル以外においてもネギガナイトしか居りません。また「かくとう」タイプゆえバンギラスを呼びにくく、きあいのタスキを潰されにくいのもポイントです。
- 性格について
さみしがり(推奨)
とりあえず物理アタッカーなのでAを上げたく、カウンターダメージを増やすためにBを減らしたいのでさみしがりを推奨します。出来ればついでにB個体値0を粘りましょう。
- 特性について
きもったま(確定)
カウンターを無効タイプ無しで打ち込みたいのできもったまで確定とします。
- 努力値配分について
H:252 / A:252 / S:4
H:極振り
A:極振り
S:同速抜き(余り)
- 持ち物について
きあいのタスキ(確定)
タスキカウンターなのできあいのタスキ以外にありません。
技構成と与ダメージについて
- カウンター
物理技で受けたダメージを2倍にして跳ね返します。H実数値が169になるので最大火力は336です。無振りならダイマックスギャラドスでH実数値340なので、そこそこ期待できます。
- フェイント
相手のきあいのタスキ後の残りHPを削ります。優先度+2によりミミッキュのかげうちなどより確実に上を取れます。
- インファイト
タイプ一致の高火力「かくとう」技。Aが下がるばかぢからよりも優先したい技です。普通に倒せる敵を倒す技が無いと困るのと、耐久面が下がるデメリットもカウンターの威力が上がるかもというメリットに捉えられなくもないのです。
H:252 無補正ギルガルド(シールド) 104.1%〜123.3% 確定1発
H:252 無補正バンギラス 208.6%〜245.4% 確定1発
H:252 B:252 ↑補正ナットレイ 76.2%〜90.6% 確定2発
- はたきおとす
持ち物依存の相手などに。とりあえずやることに困ったら打てる便利技。何だかんだで無振りドラパルトは瀕死に出来ます。
H:4 無補正ドラパルト 96.3%〜114.6% 乱数1発(81.2%)
H:252 B:252 ↑補正サニーゴ(ガラル)しんかのきせき 35.9%〜41.3% 確定3発
被ダメージについて
※ 火力重視の物理アタッカーの技は半減以下でない限り、ほぼ確定1発です(笑)。
A:252 無補正ドラパルトドラゴンアロー 65%〜78% 確定2発
A:252 無補正ミミッキュいのちのたま・かげうち 27.8%〜33.1% 確定4発
立ち回りについて
- とりあえず複数攻撃以外の物理アタッカーであれば戦えます。特にダイマックスでダイジェットを積んだじしんかじょうギャラドスとかつるぎのまいを積み終えてダイマックスしたミミッキュなど、攻撃か防御しか選択肢のないダイマックスポケモンと対面できると美味しいです。またごりむちゅう・こだわりスカーフが濃厚なヒヒダルマ(ガラル)とかおいかぜ・がんじょうあご・こだわりハチマキウオノラゴンみたいな、ハマると手の施しようがないポケモンたちに投げましょう。
- きあいのタスキに依存する型なので、天候ダメージやステルスロックなどのスリップダメージ、またほっぺすりすりみたいな変化技のついでにダメージが入るような微妙なダメージに弱いです。いたわってあげてください。
さいごに
発売前から話題をさらっておきながら、今一対戦環境にて使われないネギガナイト。確かに耐久面もHの低さから不安が残り、かと言って先手が取れる程Sが早くもないことから、あまり警戒はされないかも知れません。でも、今作ではハマると止まらない物理アタッカーが散見できますし、この型ならダイマックスも消費しないので、パーティ単位でヒヒダルマ(ガラル)やウオノラゴンみたいな脳筋ポケモンがきつい場合、試してみていただければと思います。
それでは、最後まで閲覧いただきありがとうございました。ひとつ前のネギガナイト育成論と比べるとだいぶ雑ですが、引き続き新しいアイディアや問題点があれば、ご意見いただければ幸いです。