更新履歴
6/30育成論の下書きでの掲載を行いました。
7/03ドラクナー様からのコメントより、ラスターカノンを技候補に追加しました。またレイアウトと文章の校正を行い、下書きから正式な育成論に変更しました。育成論としての誤字脱字・問題がある場合は、時間がかかるかもしれませんが随時修正していきます。
7/05斜様からのコメントより、タイプ説明の下りの誤文を修正しました。
9/25フライゴンはドラゴン様からのコメントにより、実数値の修正をしました。
9/25 あれこっこさんのコメントから、現環境(シーズン6)におけるこの育成論の扱いについて追記しました。
9月時点(シーズン6)におけるこの育成論について
9月(シーズン6)より、この育成論においてメタっていた環境ポケモンがウーラオス(いちげき)を除き殆どが禁止になり、代わりに環境ポケモンとなったポケモン(パッチラゴンアシレーヌドサイドン)に対しては抜群をとられるか特殊面をつかれてしまい受けきる事ができず、非常に厳しい状況です。
シーズン6の間は、殻やぶ型等のアタッカーとしての運用などの方が向いていると考えております。
また、冠の雪原以降に解禁されるガブリアス等については、後日改めて追記できたらと思います。
挨拶
イシガメ230と申します。今回が初投稿になります、よろしくお願いいたします。
この育成論の投稿経緯
元々カメがモチーフのポケモンが好きで、カメックスやカジリガメと一緒に、バクガメスをシーズン6から使用していた所、夢解禁で大幅に増加したエースバーンやゴリランダー、ミミッキュ。また未解禁ですがウーラオス(いちげき)に対して有利に立ち回る事ができたため、バクガメスには更なる発展性があると考え、投稿しました。
前置き
・個体は全て理想個体とします。
・非公式な略称や単語を使用します。
・ご質問、ご指摘はぜひコメント欄にていただけると嬉しいです。
・ダメージ計算はポケマス様とポケソル様を使用しています。
バクガメスについて
ほのお・ドラゴン
HP 60
こうげき 78
ぼうぎょ 135
とくこう 91
とくぼう 85
すばやさ 36
平均 / 合計 80.8 / 485
弱点 じめん・いわ・ドラゴン
1/2耐性 はがね・むし・でんき
1/4耐性 くさ・ほのお
ほのお・ドラゴンタイプのポケモンは、メガ進化の廃止された剣盾環境において、9月現在ではレシラムとバクガメスのみであり、かつドラゴンタイプではフェアリー技・こおり技・格闘技を等倍に抑えられる唯一のタイプです。
変わりに種族値は控えめで、耐久もHPの低さからそこまでありません。例として、物理耐久はナゲキやカビゴンと同じくらい、特殊耐久はクワガノンくらいです。
ただし耐性は優秀であり、ドラゴン技弱点以外はくさタイプ・ほのおタイプといったポケモンとは有利に立ち回れます。現在の環境では、草技・炎技が増え、地面アタッカーが減少傾向にある事から、バクガメスには動きやすい環境になっています。
目的
バクガメスで環境でのメジャーポケの、エースバーンウーラオス(いちげき)(一撃・連撃)ミミッキュゴリランダーを突破(相殺)し、バクガメスが不利な残りの二体をこちらの残りのポケモンで倒しきるのを目的にした調整になっています。
他のポケモンとの差別化
剣盾において、特殊ほのおタイプでバクガメスより特攻が高く、エースバーンに有利に立ち回れるとされているポケモンとして、シャンデラがいます。
シャンデラとは、ウーラオス(いちげき)の悪技or水技を等倍かつ急所がなくなる事で受けきれる事から差別化ができていると考えております。
特性
シェルアーマーの一つしかないため確定です。地味な特性とされていましたが、ウーラオスの専用技の確定急所もなくせるため、今回の育成論では重要な特性です。
性格
防御を上げるためにずぶとい性格です。ひかえめにして防御に振るよりも実数値は上がります。
努力値
hp252 b188 c68 d0 s0 で、
実数値は167-88-196-120-105-56です。
努力値の振り方は、それぞれ
HP 耐久を上げるためにH極振り、
B 命の珠持ちようきA252リベロエースバーンのとびひざげり確定三発耐え調整
C ダイマックスする場合も考慮し、少しでも火力確保のため残りの68振り、
参考
ランク1↓のウーラオス(いちげき)に対して無振りだと、86.9~102.8%(低乱数1発)、68振りでは94.3~111.3%(高乱数1発)}
となっています。正直Bにぶっぱの方が安定すると思います。
持ち物
物理型に強くでるために、アッキの実を採用。
ハバンの実(ドラゴン技半減)を採用した場合、物理方面でははりきり珠パッチラゴンのげきりん元ダイドラグーンを、特殊方面ではひかえめサザンドラのりゅうせいぐんまでのドラゴン技を確定耐えします。
技構成
トラップシェル・りゅうせいぐん・しっとのほのお・まもる
技の採用理由は、
・トラップシェル
最大火力の炎技です。特殊技には不発で安定しませんが、今回の仮想敵である物理型に対しては、威力150の炎技として機能します。しっとのほのおと比べて、ミミッキュに対して確2を取る事ができます。(あと技モーションがカッコイイ)
・しっとのほのお
鎧の孤島での追加教え技で、そのターンに能力が上昇した相手をやけど状態にします。元々ミミッキュにほのおのうずを採用していましたが、命中不安かつ汎用性からこちらを採用しています。積み技を使用してくる相手に対して使用します。
・りゅうせいぐん
竜特殊技最高威力。炎技半減の相手に使用します。
・まもる
とびひざげりを透かしたり、ダイマックス技枯らしや、アッキの実を最小限のダメージで発動したりするのに使用します。
選択候補技
・ラスターカノン
鋼特殊技で、岩タイプ・フェアリータイプにはダイマックス技で打つと炎・竜技よりも35高い威力で打つ事ができます。ダイマ技のB↑効果のシナジーは今回の調整には合っています。
・オーバーヒート
こちらから能動的に打てる炎技、火力が微妙に足りないため今回はトラップシェルを採用しています。
被ダメージ計算
上側が通常、下がアッキの実での防御ランク1↑時の物になっています。
命の珠込み、ようきエースバーンエースバーンとびひざげり
49.7~59.2%(乱数2発)
32.9~39.5%(乱数3発)
かえんボール
10.7~13.1%(乱数8発)
7.7~9.5%(乱数11発)
ふいうち
26.3~32.9%(確定4発)
18.5~21.5%(乱数5発)
いじっぱりA252ゴリランダーゴリランダー(フィールド補正有りで計算)
グラススライダー
7.1~8.9%(乱数12発)
4.7~5.9%(乱数17発)
はたきおとす
1回目
26.3~31.1%(確定4発)
2回目
13.1~15.5%(乱数7発)
ばかぢから
34.7~41.3%(確定3発)
23.3~28.1%(乱数4発)
10まんばりき
38.3~45.5%(確定3発)
56.2~67%(確定2発)
いじっぱりミミッキュミミッキュ
じゃれつく
25.1~29.3%(確定4発)
16.7~20.3%(乱数5発)
ようきA252ウーラオス{ウーラオス}ウーラオス(いちげき)
いちげきのかたウーラオス(いちげき)
あんこくきょうだ
25.1~30.5%(確定4発)
16.7~20.3%(乱数5発)
れんげきのかたウーラオス(いちげき)
すいりゅうれんだ
8.9~10.7%(乱数10発)
5.3~7.1%(乱数15発)
インファイト
38.3~45.5%(確定3発)
25.1~30.5%(確定4発)
A252いじっぱりドリュウズドリュウズ
じしん
79~93.4%(確定2発)
51.4~62.2%(確定2発)
アイアンヘッド
15.5~18.5%(乱数6発)
10.1~12.5%(乱数8発)
A252いじっぱりストライクストライク
ダブルウイング
20.3~25.1%(乱数4発)
14.3~16.7%(乱数6発)
A252ドラパルトドラパルト
ドラゴンアロー
39.5~46.7%(確定3発)
26.3~32.3%(確定4発)
C252ひかえめドラパルトドラパルト
りゅうせいぐん
140.1~165.2%(確定1発)
ようきA252テラキオンテラキオン
ストーンエッジ
62.2~75.4%(確定2発)
43.1~51.4%(乱数2発)
インファイト
37.7~44.9%(確定3発)
25.1~30.5%(確定4発)
トゲキッストゲキッス
エアスラッシュ
45.5~54.4%(乱数2発)
与ダメージ計算
トラップシェル
H4振りエースバーンエースバーンリベロで等倍になっている場合
67.9~80.7%(確定2発)
H252振りミミッキュミミッキュ
50~59.2%(確定2発)
H252振りゴリランダーゴリランダー
108.2~128.5%(確定1発)
H4振りウーラオスいちげきのかたウーラオス(いちげき)
72.1~85.2%(確定2発)
無振りドリュウズドリュウズ
127.5~152.4%(確定1発)
無振りきせき持ちストライクストライク
92.4~111.7%(乱数1発)
りゅうせいぐん
無振りエースバーンエースバーン
60~70.3%(確定2発)
H252ゴリランダーゴリランダー
46.8~55.5%(乱数2発)
H4振りウーラオスウーラオス(いちげき)
61.9~73.8%(確定2発)
無振りドリュウズドリュウズ
27.5~32.9%(確定4発)
無振りきせき持ちストライクストライク
40~48.2%(確定3発)
無振りドラパルトドラパルト
114.1~133.7%(確定1発)
無振りサザンドラサザンドラ
94.6~112.5%(乱数1発)
無振りジュラルドンジュラルドン
86.8~102%(乱数1発)
しっとのほのお
無振りエースバーエースバーン
32.9~38.7%(乱数3発)
H252ミミッキュミミッキュ
24~28.3%(乱数4発)
H252 ゴリランダーゴリランダー
50.2~60.8%(確定2発)
ウーラオスいちげきのかたウーラオス(いちげき)
33.1~40%(乱数3発)
無振りドリュウズドリュウズ
61.6~72.4%(確定2発)
無振りストライクストライク
45.5~53.7%(乱数2発)
ラスターカノン
h4振りテラキオン
40.7~47.9%(確定3発)
H252無補正ミミッキュ
35.8~43.2%(確定3発)
H4ルガルガン(耐久の高い夜で計算)ルガルガン(まひる)
48.4~57.1%(乱数2発)
立ち回り
実際に6/20〜6/31までのカジュアルマッチと、7/01〜7/03でのランクマで運用した際の動きと、有利・不利な相手を書きます。
主に、対面から有利な相手を一体撃破→そのままもう一体を削るというのがメインの動きになります。また、炎・草物理が飛んでくる場面であれば、受けだしでアッキの実を発動させながら着地させる動きもできます。
ダイマックスするかは指定はしていませんが、相手がダイマックスする場合はこちらもダイマックスし、ダイドラグーンでAを下げつつこちらのパーティにとって重い相手を1体半倒し、残りの2体で戦う流れになることが多かったです。
特に相手パーティにポリゴン2が不在の場合、エースバーンやゴリランダー・ウーラオス(いちげき)はキョダイマックスからのダイナックルでの突破を図ってくる事が多かったため、その場合にはこちらもダイマックスするか、まもるでのダイマ枯らしでないと突破は難しい事が多いです。
また、ダイマックスが切られた後のエースバーンエースバーンやコジョンドコジョンド等は、基本的な型だとバクガメスバクガメスに対して最も通る技がとびひざげりだったりするため、まもるで透かす事で被害を減らしながら突破が出来ました。
ミミッキュミミッキュは環境の変化からか数を減らしておりそこまで対面する事はなかったですが、初手剣舞で積んでくる動きが多かったため、採用している場合は皮を剝がすためにしっとのほのおを使うと有利を取れる場合が多かったです。
有利・互角な相手
エースバーンエースバーンゴリランダーゴリランダーミミッキュミミッキュウーラオスウーラオス(いちげき)一撃・連撃
炎技採用の場合、
ナットレイナットレイやアーマーガアアーマーガアのような弱点をつける受けポケ
型次第で有利・不利が変わる相手
ドラパルトドラパルトといったメジャーなドラゴンポケドリュウズドリュウズ
不利(ほぼ勝てない)な相手
トゲキッストゲキッスアシレーヌアシレーヌ
のような、特殊技をメインにするポケモン
カバルドンやホルードといった弱点を付けない地面アタッカー
ヌメルゴンやカビゴン、ポリゴン2といった受けポケ。
特殊型や、弱点をつけない地面アタッカーには基本的に不利です。(ドリュウズドリュウズもタスキ型だと突破が難しいです)また、今の環境のドラゴンは特殊型が多いため、交換読みでのこちら側からのりゅうせいぐんが決まれば倒せましたが、対面からだと向こうからのりゅうせいぐんで倒される事が多かったです。
組ませるとよいポケモン
受けポケモンを突破する事ができないため、特にポリゴン2対策に、かくとうアタッカーが相性がいいと考えます。
私はカジュアルマッチにおいては、エースバーンとミミッキュをバクガメスで対処するため、受けポケへの対処として、ウーラオス(いちげき)いちげきのかたと組ませています。もう一体は、相手の{ルカリオ}やルガルガン(まひる)のタスキカウンターへの対策と、アシレーヌやマリルリへの削り役として、ユキノオーユキノオーを連れていく事が多いです。
残りの枠はパッチラゴンのような超火力竜やトゲキッスへの対策になるポケモンがいいと思います。ポリゴン2のような受けポケモンはウーラオスやエースバーン、ゴリランダーを誘導しやすい印象がありました。
最後に
最後になりますが読んでいただきたありがとうございました。ご意見や批判がありましたらコメントでのご指摘いただけると幸いです。
追記
私はまだマスターボール級で遭遇したことがないのですが、バクガメス自体の採用が増えているようで、シーズン6では使用率ランキング圏外だったのが7/03現在145位まで上昇しているようです。(大好きなポケモンなので凄く嬉しい)
どんな型が流行っているかはわかりませんが、遭遇しだいバクガメスミラー戦についても更新できればと思います。