はじめに
今回が初めての投稿となります。
拙いところも多いかもしれませんが大目に見ていただけるとありがたいです。
また、不明な点やおかしな点、似たような育成論がもうあったなどあればコメントいただけると嬉しいです。
ウルガモスウルガモスの育成論を書いた理由ですが、愛です。
BWで登場してから一目ぼれして剣盾で追加されたのを機に育成論を書こうと思ったのですが、蝶舞型や弱保はおおかた出ているだろうと思い単純ですが尖った型にして見ました。リザでよくね?
注意‼シリーズ6用です。エスバエースバーンバンギバンギラスギャラギャラドスがいる環境だと大きく構築を変える必要があると思いますのでご注意ください。
省略のために、HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さをそれぞれ
H、A、B、C、D、Sと表記、性格補正を↑、↓で表記することがあります。
採用理由と役割
採用理由は 愛 強い炎タイプが欲しかったことと、増えるであろうサザンサザンドラや達磨ヒヒダルマ(ガラル)、アイアントアイアントのメタ、サイクル要因です。
先発で出てくるスカーフ達磨ヒヒダルマ(ガラル)やサザンサザンドラなどの処理、高火力で上から叩き込める炎、虫打点や、とんぼによるサイクルで有利対面を作り出すことです。
持ち物
コンセプトになってくるのでこだわりスカーフ固定です。
性格・努力値と調整
役割上臆病(A↓S↑)CSぶっぱになりますが、落としたいラインが決まっていて、そこまでで火力が十分だったり必要とする耐久があればCを割いてもいいかもしれません。
Aの個体値はとんぼの火力を欲しいと思った場合は31にするのもアリです。
今回はイカサマ意識の0にしています。
H4を振らないとひ弱なウルガモスはステロ二回で昇天してしまうので理由がない限りはHに4振っといてください。
特性
むしのしらせ圏内に入ったところで技の打ち分けができない上にアクジェ圏内に入ってることが多く使いづらいのでほのおのからだになります。
技構成
- オーバーヒート
ここの技はメインウエポンとして使う炎技になります。
命中不安を嫌うならほのおのまい、かえんほうしゃ
連発して火力が下がることを嫌うならねっぷう、だいもんじ
などの好きな技でいいと思います。
- むしのさざめき
役割上確定としますが、他に倒したい相手がいれば変えてもいいかもしれません。
さざめけ・・・
- ぼうふう
サブウエポン枠
ダイマして打つと強い他にも混乱ワンチャン、格闘への打点になります。
ここの枠はサイキネでもいいと思います。
ただしその場合最大打点的には注意が必要です。
トリトドントリトドンなど水タイプと撃ち合いたい場合はギガドレなどでもいいかもしれません。
ここの枠はお好みです。
- とんぼがえり
タスキ、がんじょう潰しととんぼ&ボルチェンによるサイクル戦、不利対面を削りつつ裏にひいたりする場合に使います。ただ脳死で打つとスカーフバレするので立ち回りには気を付けましょう。
ここもサブウエポン枠なのでお好みで変えてもらってもいいかもしれませんが、ぼうふうよりは優先度高めだと思います。
サブウエポン枠候補
- かえんほうしゃ(命中安定で最も火力が高いほのお技)
- ほのおのまい(命中安定でC上昇を狙える技)
- だいもんじ(命中不安だが反動なしで打てる高火力ほのお技)
- ギガドレイン(みずに抜群がとれてHP吸収もできる)
- サイコキネシス(かくとうへ抜群がとれる、ギガドレより火力が高い)
- はかいこうせん(ダイマを切らずほのお半減に対して出せる最大火力、ただしこだわりがバレたときに痛手すぎるのでオススメはしません)
立ち回り例
スカーフを持ちそうで、スカーフを持つことでウルガモスを抜けるポケモンが主な役割対象となります。他にも技範囲と持ち前の火力が有効そうな場合に選出します。
基本は初手で出して様子見するか、役割対象であればさざめきやオーバーヒートで突っ込む、不利対面であればとんぼでバックするかになると思います。トンボルチェンでサイクルを回す場合は裏で選出するのもありです。
割と出しやすく、たいてい何らかの仕事はしてくれます。
与ダメージ計算
表記のない場合相手は全て非ダイマックス状態とします。
オーバーヒート
ヒヒダルマ(ガラル)H4 (202.2 ~ 238.6%)
ギルガルド(シールド)H252D4 (101.7 ~ 122.1%)
ポリゴンZ (89.4 ~ 106.2%)乱数1発(37.5%)
ダイバーン (96.8 ~ 114.2%)乱数1発(81.3%)
いちげきウーラオス(いちげき)H4 (97.1 ~ 114.7%)乱数1発(81.3%)
ダイバーン (104.5 ~ 123.2%)
むしのさざめき
サザンドラH4 (103.5 ~ 122.6%)
いちげきウーラオス(いちげき) (67 ~ 80.1%)
ダイワーム (97.1 ~ 114.7%)乱数1発(81.3%)
カットロトムH4 (120.6 ~ 142.8%)
チョッキ持ち (80.9 ~ 95.2%)確定2発
チョッキ持ち、ウルガモスダイマ ダイワーム (115.8 ~ 138%)
パッチラゴンH4(63.8 ~ 75.9%)確定2発
ダイワーム(92.1 ~ 108.4%)乱数1発(50%)
ぼうふう
れんげきウーラオス(れんげき)いちげきウーラオス(いちげき)H4 (110.2 ~ 130.6%)
カットロトムH4 (49.2 ~ 57.9%)乱数2発(96.9%)
ダイジェット (61.9 ~ 73%)確定2発
ギガドレイン
れんげきウーラオス(れんげき)H4 (76.1 ~ 89.7%)確定2発
ダイソウゲン (129.5 ~ 153.4%)確定1発
ウォッシュロトムH4 (66.6 ~ 79.3%)確定2発
ダイソウゲン(115.8 ~ 136.5%)確定1発
アシレーヌアシレーヌH4 (50 ~ 60.2%)確定2発
サイコキネシス
れんげきウーラオス(れんげき)H4 (89.7 ~ 106.8%)乱数1発(43.8%)
ダイサイコ (129.5 ~ 153.4%)確定1発
ルカリオH4(48.6 ~ 57.5%)乱数2発(94.5%)
ドヒドイデH252D4(49.6 ~ 59.8%)乱数2発(99.6%)
H252D252↑(38.2 ~ 45.8%)確定3発
これを見ると意外とワンパンラインが大きく上がるのでウルガモスにダイマ切るのもいいんじゃないかと思いましたが、後が続かなさそうなので勝ちが見えたとき以外切らないほうがいいかなと思いました。
被ダメージ計算
上記にあり非ダイマックス時の火力で確1取れていないポケモンの被ダメを掲載します。ウルガモスは表記がない限りすべて非ダイマです。
ポリゴンZ C特価持ち物なしてきおうりょく
はかいこうせん((115.5 ~ 136.6%))
シルクのスカーフこみ(137.8 ~ 162.7%)
いちげきウーラオス(いちげき)A特価持ち物なし あんこくきょうだ(99.3 ~ 117.3%)乱数1発(93.8%)
れんげきウーラオス(れんげき)A特価持ち物なし すいりゅうれんだ(190 ~ 223.6%)
カットロトムC特価眼鏡 10まんボルト(65.2 ~ 77%)確定2発
ウォッシュロトムC特価眼鏡 ハイドロポンプ(157.7 ~ 187.5%)
C252性格補正持ち物なし(96.8 ~ 115.5%)乱数1発(81.3%)
ルカリオA252性格補正持ち物なし しんそく(18 ~ 21.4%)乱数5発(26.3%)
パッチラゴンA252性格補正なしはりきり補正あり
げきりん (113.1 ~ 133.7%)
上記の条件下でつばめがえし(76.2 ~ 90%)確定2発
珠持ちつばめがえし (99.3 ~ 116.8%)乱数1発(87.5%)
不一致イカサマ(今回紹介している個体の場合)
(15.5 ~ 18.6%)乱数6発(82.7%)
A個体値31、H4をA4に振り替えた場合
(19.3 ~ 23.1%)乱数5発(99.2%)
コメント頂いたので追記
アシレーヌアシレーヌC252持ち物なし うたかたのアリア (90.6 ~ 108%)乱数1発(43.8%)
C特価 (98.1 ~ 116.7%)乱数1発(93.8%)
特殊耐久は高いので4倍弱点を突かれる等でなければおおかた耐えますが、物理方面は不安が残ります。タスキなどには気を付けましょう。
リザードンリザードンとの差別化点について
コメントにてご指摘いただいたのでここに記載します。
ウルガモスは今回紹介している個体、リザードンは理想個体で臆病CSぶっぱでスカーフ持ちの個体とします。
- とんぼがえりによるサイクル
リザードンリザードンでは覚えずウルガモスウルガモスが覚える技とんぼがえりによってサイクル戦を行いやすくなります。
あからさまな有利対面の時で相手の交代を読める場合交代を見てからとんぼによって優位対面が作り出せます。また、タスキやがんじょう潰し、あくびループ抜けとしても使うことができます。
今回紹介しているオーバーヒートをギルガルド(シールド)に打った場合、ウルガモスではH252D52まで確定一発ですが、リザードンの場合、ギルガルド(シールド)H252(89.8 ~ 105.3%)乱数1発(37.5%)で低乱数一発となります。
倒しきれなかった場合弱保により倒されてしまう場合があります。
更にCに段階下降の状態のウルガモスのオーバーヒートでは、ヒヒダルマ(ガラル)H4を(100.5 ~ 119.3%)確定1発となりますがリザードンの場合(87.2 ~ 103.8%)乱数1発(25%)で低乱数一発となってしまいます。
今回ウルガモスの役割対象としているサザンドラを確定一発で倒そうとするとウルガモスの場合さざめきで確定一発ですがリザの場合確定一発で倒す方法は存在せず(サポートなしを想定しているので晴れ下サンパワーは考えません)最大打点であるダイドラグーン(りゅうのはどう)(85.7 ~ 101.1%)乱数1発(12.5%)でダイマしないといけない上低乱数一発なので不安が残りますし、そもそもダイマしている時点でスカーフの恩恵を受けられない上にダイマを切ることになるので論外です。
- タイプを含めた特殊耐久
フォルムチェンジロトム無補正C252の10まんボルトをウルガモスは眼鏡₊性格補正があったとしても確定耐えしますが、リザードンの場合高乱数(93.8%)で倒されてしまいます。
アシレーヌC252のうたかたのアリアをウルガモスは乱数1発(43.8%)で5割越えで耐えることができますがリザードンは確定一発を取られてしまいます。
更にインテレオンC252のねっとうをウルガモスは確定耐え(79.5 ~ 94.4%)しますが、リザードンの場合は確定一発を取られてしまいます。
今回は抜群を取られるケースを紹介しましたが、他にも確定数が変わってくるケースも多いと思います。
- 技範囲
技範囲でいえばリザードンのほうが優秀ではありますが、あえて差別化点をあげるのであれば、むしのさざめきとギガドレインでしょうか。
むしのさざめきは紹介しているので割愛します。
自分は現在採用してはいませんがギガドレインはソーラービームと違い溜めなしで打てるため無理にダイマを切って打たないといけないなどという場合がないので便利です。
火力こそ低いですがHP吸収もあるのでHPを温存したまま次につなげたりもできます。
- 相手の対応
あくまで自分の主観ですが、一般的なウルガモスへのイメージはちょうまいして全抜きを狙う型リザードンは火力アップアイテムを持ちダイマしてダイジェットと晴れ下サンパワーの火力によるダイマエースのイメージが強くあると思っています。
このイメージによる差別化ですが、ウルガモスは挑発を誘うことができたり、火力の高い技を打って先制技圏内に押し込んで圧をかけようとしてきたり、ちょうまい読みでタスキもちのポケモンに交代して無理やり突破しようとしてきます。
その場合に上から火力を叩き込んでノーダメで突破できることがあります(タスキは2発殴ってそのまま突破します)。交代読みでとんぼを打てば出てきたポケモンに合わせて交代できます。
更にちょうまい型はCやSを割いて耐久に振っているケースも多く、ふいうちの択ゲーに持ち込んだり認識の祖語を起こさせたりできます。
皆さんもウルガモスがとんぼを打ってきたり初手オーバーヒートを打ってくるのを警戒するのは少ないのではないでしょうか。
リザードンだと受けが成立するポケモンにひいてくるのを読んで交代読み交代をしたときに読み間違えたり予想外のポケモンが出てきたときに対応が出来ません。
リザードンは突っ込んでくるケースが多く、不意を付けるケースが相手との素早さ関係によるもののみになってしまいます。
突っ込むイメージがあると認識の祖語を起こさせたりふいうちの択ゲーに持ち込むことも難しくなります。(一応はらだいこ持ちの物理リザードンもいるにはいますが数が相当少ないので考えないものとします)
この差別化点は数値的なものではなく、心理的なものですが与える影響は小さいものではないと思い書かせていただきました。
- まとめ
長々と書きましたが、僕個人の意見としてはどちらを使ってもいいと思っています。
リザのメリットもダイマして強いなどのほかにも多くありますので、好きなほう、強いと思ったほうを使っていただければと思います。
ですが、もしこの育成論を見てスカーフウルガモスを使おうと思った方がいればとてもうれしいです。
相性の良い味方
オンバーン(おみとおし)オンバーンプランが瓦解するタスキ持ちや、スカーフ持ちを確認しながら動けるので相性がいいです。また、オンバーンオンバーン自体とんぼを覚えるのでサイクルも回し安いです。ただオンバーンにスカーフを持たせられない上に、ひこうとほのお技がタイプ被りするので技構成を変えたほうがいいかもしれません。
カットロトムカットロトムボルトチェンジを覚えサイクルを回せて、耐久もそこそこあり苦手とする土、岩、水へ弱点をとれます。
水の代わりに炎に対して有効な
ウォッシュロトムウォッシュロトムもいいと思います。
更ににわるだくみを覚えつんで受け崩しの役割を担ってくれます。
耐久に振っておけばスカーフとCダウンリセットのクッションにもなってくれます。
個人的には必須です。
ステルスロックor先生技持ちのポケモン
タスキを持たれているだけで役割を果たすとはいいがたくなり、返しでワンパンされる対面も多く、HPが残っていれば再び仕事を出来るのでステロをまいておくだけで楽に突っ込めます。似たような理由で先制技持ちのポケモンも相性がいいです。
アイアントアイアント苦手とする上から炎技を打ってくるポケモンをガモスで見れるので通しやすくなります。電気技を持っていればガモスの苦手な水物理をしばけるのでダイマエースとサポートとしてかなり相性がいいと思います。
ガモスがダイマを消費しないためダイマの枠をアイアントに切りやすく、球を持っていれば受け崩しに使えるのもポイント高いです。ついでに先制技を覚えます。
このポケモンの対策
おみとおしオンバーンオンバーン
かなり相手をしたくないです。
地雷ポイントであるスカーフを見られるとかなりやりづらくなります。
スカーフを持っていた場合とんぼで逃げる前にエアスラなどで殴られるので素引きしてもいいかもしれません。
数を増やしてきているので正直つらいです。
タスキアイアントアイアント
かなり珍しいですがタスキで耐えられた後に岩技地面技などで粉砕されやすいので注意する必要があります。
ちなみに半減実はダイマされようがオバヒでワンパンです。強い!
ドヒドイデドヒドイデ
スカーフ持ちで積み技を持っていないため、ガモス単体では処理することができません。他のポケモンでどうにかしましょう。というか受けループ自体ナットアーマーガーくらいしか処れないのでウルガモスの選出は控えたほうがいいかもしれません。
終わりに
まずは、至らぬ点も多かったかと思いますが、
ここまで見てくださってありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?
ウルガモス使いてぇなぁと思い考えて使ってみたのですが、結構戦えてます。
皆さんもウルガモスを使ってみてはいかがでしょうか(もちろんこの型で使う必要はないです)。可愛いですよ。
それでは最後に一言リ ザ で y
ウルガモス可愛いよウルガモス