はじめに
- 非公式の略称や単語を使用します。
- 能力値をHABCDSで表記しております。順にHP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さです。
- また、能力値及びダメージ計算で用いる個体値は全て理想個体として計算しております。
初めまして、藤宮と申します。
冠の雪原実装と同時に相棒のシャンデラやツンデツンデと共に雪国を駆け回る毎日を送っております。
今回の育成論投稿が初となっており、数値の調整等が甘いなど不慣れな部分も出てくるかと思いますがコメント等でやさしくご指導頂ければと思います。
レジエレキレジエレキについて
今回の冠の雪原にて実装された新レジ系統の片割れ。
種族値80-100-50-100-50-200と言うレジ系統の十八番の「偏りまくった種族値」と言うコンセプトを我が物顔で振るいまくる可愛いやつです。
なんと言っても魅力は素早さ種族値200と言う今までの素早さ最速を誇るデオキシス(スピード)の記録を十数年ぶりに塗り替えた圧倒的ステータス。どれくらいやばいかと言うと補正なし無振りレジエレキでダイジェット1積み最速ギャラドスの上を取れる程なんだとか。
主はでんきタイプの中でトップクラスに好きになりました。
コンセプト
今回はこの素早さ種族値を活かして上から壁張りや交代縛りを行って自分や後続に優位に立ち回らせる自己突破もサイクルも器用にこなせる型にしたいなと思っています。
両壁を覚えさせてる上での育成論なので基本起点役として出す前提で話していこうかと思います。
アタッカー型の育成論投稿も見させて頂いたのでこの育成論では違うアプローチでレジエレキの魅力を掘り下げて行きたいなと思います。
他ポケモンとの差別化
両壁を張って起点を作るポケモンは往々にして存在します。代表的なのは悪戯心持ちのクレッフィオーロンゲ辺りかなと。
その2体との差別化は
- 持ち前の素早さで変化技以外も上から出せる点
- サンダープリズンによって起点作成の耐久ポケモン対面にもある程度強く出れる点(Hドヒドイデが低乱数なおかつ追加効果ダメ込で確1で倒せる)
- ボルトチェンジによって襷を潰しつつ後続にスムーズに繋げられるサイクル性能が高い点
この3点が挙げられるかと思います。
能力値調整
種族値:80-100-50-100-50-200
実数値:163-x-81-166-82-224
性格及び努力値:ひかえめH60 B84 C244 D92 S28
耐久指数が最大限確保出来るよう実数値をH=B+Dとするためにこの振り方になりました。
尚且つポリゴン2ポリゴンZのDL対策のためにB84振りに対しD92振りで防御<特防となるようにしてます。
Sは28振りで最速フェローチェを抜けるとの事でここを仮想として素早さ調整を行いました。
そして残りをCに振り、トランジスタ込の火力を最大限確保しました。
持ち物
あくまでもコンセプトは最速両壁張りなので壁ターンの継続を促すひかりのねんど一択。
火力はトランジスタで、素早さは種族値でカバー可能なので能力値も持ち物もある程度自由が利きそうなのがレジエレキの強みかなと思います。
技構成
- サンダープリズン
レジエレキの固有技。トランジスタ込でかみなり並の火力を有しながらバインド&毎ターン1/8のスリップダメージを与えるやりたい放題っぷり。定数ダメで対耐久ポケモンにもある程度渡り合えるポテンシャルを誇る。
- リフレクター
物理攻撃のダメージを5ターン(ひかりのねんど込で8ターン)の間1/2にする技。
バフ系の技と違い能力変化ではないので能力変化を無視する特性てんねんや技DDラリアットや聖剣に強い。但し壁技のメタとなる特性すり抜けを持つドラパルト シャンデラとの対面は注意。
- ひかりのかべ
リフレクターの特殊版。説明に関しても上記の通り。
どちらかしか覚えないポケモンも一定数存在するがレジエレキは両方覚えるので問題なし。
- ボルトチェンジ
相手にダメージを与えつつ後続と交代することが出来るサイクル戦御用達の技。
相手の技を読めればダメージを最小限に抑えつつ有利対面を作ることが出来るので積みエースが積み技を使う余裕も作ることが可能。
トランジスタ込なので火力自体もバカに出来ないと思う。
選択技
- でんじは
素早さを下げつつ相手を確率で行動不能にする凶悪技。まひバグゲーミング。
元々素早さが高いのでレジエレキ自身にはシナジーが薄いものの後続に安全に繋げられる点では優秀。
- エレキボール
素早さの調整次第では威力150のノーリスク技にすら化ける強力な技。
そこまでに昇華するには素早さ調整諸々を見直さないといけないので今回のコンセプトでは活用が難しいかと。
被ダメージ計算(壁込での計算)
陽気エースバーンキョダイカキュウ
→57~68%(確定2発)
意地っ張りランドロス(霊獣)じしん
→92.6~109.2%(乱数1発)
控えめスカーフカプ・テテフフィールド込サイコキネシス
→44.7~53.3%(乱数2発)
陽気ガブリアスじしん
→77.9~92%(確定2発)
意地っ張りゴリランダーフィールド込グラススライダー
→37.4~44.1%(確定3発)
最速フェローチェとびひざげり
→52.1~61.9%(確定2発)
与ダメージ計算(サンダープリズンでの計算)
H特化ドヒドイデ
→89.1~107%(乱数1発)
定数ダメ含めて確定1
H特化カプ・レヒレ
→85.8~101.6%(乱数1発)
定数ダメ含めて高乱数1
HD特化エアームド
→97.6~116.2%(乱数1発)
定数ダメ含めて確定1
HD特化テッカグヤ
→65.6~79.4%(確定2発)
H特化きせきポリゴン2
→34.3~40.6%(確定3発)
定数ダメ込で低乱数2
おわりに
この度は両壁採用型レジエレキの育成論を読んで頂きありがとうございました。
冒頭にも記しました通り数値調整が甘かったり計算が合ってなかったりする可能性もありますがその場合は何卒コメント等でやさしくご指摘頂けると嬉しいです。
追記
耐久指数での調整により0n様のコメントを参考にさせて頂きました。本当にありがとうございます。
コメント外でもTwitterにて様々な感想を頂いたこともここで御礼申し上げます。
ランドロス(霊獣)のじしんのダメージ計算が全然合ってなかったのでA特化されると壁張りしても飛んでしまう事をお知らせします。本当に許されないあのおっさん。