アーゴヨン- ポケモン育成論ソードシールド

サイクル構築の脱出アーゴヨン

2020/10/30 21:45 / 更新:2020/11/03 20:34

アーゴヨン

HP:HP 73

攻撃:攻撃 73

防御:防御 73

特攻:特攻 127

特防:特防 73

素早:素早 121

ツイート4.864.864.864.864.864.864.864.864.864.86閲覧:70072登録:76件評価:4.86(19人)

アーゴヨン  どく ドラゴン  【 ポケモン図鑑 】

性格
おくびょう(素早 攻撃)
特性
ビーストブースト
努力値配分(努力値とは?)
特攻:252 / 特防:4 / 素早:252
個体値:31-0-31-31-31-31
実数値:148-70-93-179-94-190 (素早さ比較)
覚えさせる技
りゅうせいぐん / ヘドロウェーブ / だいもんじ / わるだくみ
持ち物
だっしゅつパック

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
特殊アタッカー / ダイマックスする
登録タグ

考察

はじめに

どうもこんにちは。むちころ犬と申します。
今回御紹介するのは、冠の雪原にて追加されたUBの1体であるアーゴヨンアーゴヨンです。
ランドロス(化身)ランドロス(化身)ミミッキュミミッキュと同じく、前作でトップレベルの強さを誇ったポケモンの1体です。
オンバーンオンバーンビリジオンビリジオンに続いて3回目となる「だっしゅつパック」型の考察ですが、それらとはまた違った強みを上手く伝えられればと思っています。
それではよろしくお願い致します。

アーゴヨンアーゴヨンの強さの理由

まず、本格的な考察に入る前にアーゴヨンアーゴヨンが何故それほど強いと言われていたのかをおさらいします。
アーゴヨンアーゴヨンの強さの源泉、それは

「竜」タイプの特殊アタッカーとして完成された能力

この一言につきます。
C種族値127に加えてS種族値121、その他all73と速攻型の特殊アタッカーとして高水準の種族値を持ちます。
本来妖タイプを苦手とする「竜」でありながら、複合タイプに「毒」を持ち、上記したハイスペックなCとSによって大方の「妖」に上から一致弱点を狙える事から、妖タイプに選出を縛られない竜タイプとして非常に強い独自性を合わせ持つのが特徴です。
また、この「竜/毒」の複合は半減タイプが7つと比較的多く、耐久は低めなもののサイクル戦もある程度こなせる事も魅力です。
習得技に関しても「竜/毒」に加えて補完に優れる炎技や、元々高い火力を更に押し上げる「わるだくみ」も備え、性格「おくびょう」を選択時には特性「ビーストブースト(以下BB)」によって敵を倒す度にSも上昇していきます。
更に、今作ではBBの性質上全てのDM技を擬似的に「ダイジェット」のように扱える事や、「りゅうせいぐん」のデメリットを帳消しに出来る点、「ダイアシッド」によって更なる火力上昇も狙える事から高いDM適正まで完備しています。
総括すると「竜」タイプの特殊アタッカーに求められるほぼ全ての要素(対妖性能、対鋼性能、等倍火力、速度、DM適正、サイクル適正)を極めて高いバランスで備えているのがアーゴヨンアーゴヨンの大まかな強みと言えます。

今回のアーゴヨンアーゴヨンのコンセプト

アーゴヨンアーゴヨンは上記した特殊アタッカーとしての汎用性の高さから、命の珠や拘りアイテム、気合いの襷等アタッカーが用いる殆どの汎用アイテムとの相性も優れています。
その中で今回筆者が「だっしゅつパック」を選択した理由、メリットは以下のようになります。

「りゅうせいぐん」の通し易さによる安定した初手出し性能
「だっしゅつパック」+能力低下技によって擬似的に「とんぼ返り」を行う戦術は有名ですが、その中でも「りゅうせいぐん」は広い等倍範囲による安定した火力が魅力です。アーゴヨンアーゴヨンの場合、「毒」複合である事や炎技の所持率の高さから、「りゅうせいぐん」を無効、または半減にする「妖」や「鋼」を安易に後出しさせない点が非常に強力です。
これをエースバーンエースバーンを越えるS121帯から撃てるため、この「りゅうせいぐん」からひとまずサイクルを始動させる動きが対戦の滑り出しとして非常に安定します。
参考までにC252アーゴヨンアーゴヨンの「りゅうせいぐん」の火力指数は34905。これは特化ハチマキハッサムハッサムの「とんぼがえり」(31500)をも上回り、C252メガネレジエレキレジエレキのトランジスタ「ボルトチェンジ」(35910)に匹敵する火力となります。
『無効化される相手の後出しを自前で抑制出来るメガネレジエレキレジエレキを先鋒に据える』と考えてもらえれば、その強力さをイメージしやすいかと思います。

この安定したサイクル構築の初手性能に加え、アーゴヨンアーゴヨン本来の強みである中〜終盤に置けるDMでの抜きエース運用の両立がこの型独自の強みとなります。
それらを踏まえ、「だっしゅつパック」型アーゴヨンアーゴヨンの考察に移ります。

採用理由と役割

上記したようにサイクル構築に置ける先発&中〜終盤のDM抜きエースとしての起用となります
序盤から終盤までアーゴヨンアーゴヨンの高い火力&技範囲を活かした立ち回りが出来るため、他二体は攻撃面よりも耐久に厚いポケモンを起用した『受け寄りのサイクル』である方が、初手アーゴヨンアーゴヨンの先制「りゅうせいぐん」の引き先の確保という観点から見てもバランスがいいです。

特性

ビーストブースト
UBの専用特性。
「相手を倒した時、H以外の実数値が一番高い能力が一段階上昇する」効果を持ちます。
今回のアーゴヨンアーゴヨンの場合はSが上昇するため、敵を倒しながら速度を上げる事が可能です。
「ダイアシッド」を用いて敵を倒すと、ターン消費なしでCSが一段階上がるため、抜き性能が大幅に上昇します。

持ち物

だっしゅつパック
この型のコンセプトです。
『自身の能力が低下した時、控えのポケモンと入れ替わる』効果を持ちます。
威嚇持ち、特に来シーズンではランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)には注意が必要ですが、基本的に特殊アタッカーであるアーゴヨンアーゴヨンに対してランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)を含めた威嚇持ちを積極的に後出ししてくる事はあまりないので、注意すべきは初手の偶発対面となります。
後続にアーマーガアアーマーガアクレセリアクレセリアカバルドンカバルドン等の物理受けを控えさせて置くと、ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)威嚇→アーゴヨンアーゴヨン脱出→アーマーガアアーマーガア登場→対戦開始となるため、道具こそ消費しますが明らかな有利対面からバトルが始まります。この性質から、対策となるポケモンを事前にキチンと準備しておけば、威嚇に関してはそこまで警戒する必要はありません。

性格

おくびょう
『上から「りゅうせいぐん」を撃ち逃げする』というコンセプトから確定です。
エースバーンエースバーンインテレオンインテレオンらをギリギリ抜けるS121という絶妙な数値を持つため調整を挟む余地はありません。
また補正を掛ける事で、努力値をCSに極振りした場合でもBB発動時にSが上昇するようになります。

努力値と調整

CS252余りD
上記したようにSは最速が望ましく、火力アップアイテムを持てない事から「抜きエース」とするために可能な限りCにも努力値を割く必要があるため、努力値はCS極振りが理想です。
余りは環境で増える事が予想されるポリゴン2ポリゴン2のダウンロードを意識しDに入れています。

技構成

りゅうせいぐん
メインウェポン兼「だっしゅつパック」発動のトリガー。「竜」タイプとしてはドラパルトドラパルトオンバーンオンバーンに次ぐ速度から撃てる事に加え、火力は両者よりも約1.2倍程高くなります。

ヘドロウェーブ
アーゴヨンアーゴヨンの個性である対「妖」性能を満たすためにも必須です。この技とアーゴヨンアーゴヨンの高い攻撃性能のおかげで「りゅうせいぐん」が無効化されにくく、より安定した先制脱出が狙えるようになります。

かえんほうしゃorだいもんじ
対「鋼」に置ける役割破壊技となります。
基本的に初手に関しては相手が「鋼」であろうと「りゅうせいぐん」が安定択となるので、メインとなる使い処は中〜終盤となります。DMによる使用をメインと捉えるなら威力重視で「だいもんじ」を、他にもDM要員がいるのなら、安定性重視で「かえんほうしゃ」を選択して下さい。(ダメージ自体は「かえんほうしゃ」でも大方足りています)

わるだくみ
自身のCを2段階上昇させます。
中〜終盤に掛けてアーゴヨンアーゴヨンが全抜きを目指す上であると便利な技です。
性格補正によってSにBBが掛かるため、これを積んだアーゴヨンアーゴヨンが相手を一匹倒した時点で止める事が非常に困難になります。

他にも「エアスラッシュ」や「10まんボルト」「りゅうのまい」等を覚えますが、活かせる場面がピンポイントな技が多く、上記した技を差し置いてまで採用する必要性は薄いため、汎用性を重視してこの4つで確定とします。

立ち回り考察

基本的な選出として、アーゴヨンアーゴヨン+物理受け(アーマーガアアーマーガアカバルドンカバルドンクレセリアクレセリア等)+特殊受け(バンギラスバンギラスハピナスハピナス等)という並びを前提として考察します。
初手は勿論アーゴヨンアーゴヨンから入り、対面相手によって以下の行動を選択して下さい。
1、相手がアーゴヨンアーゴヨンより速いorアーゴヨンアーゴヨンより遅いが、こちらを一撃で仕留める火力を持つ「妖」タイプ→「りゅうせいぐん」を撃たず、そのまま裏の物理or特殊受けへと交代
2、確定1発を取られない「妖」タイプ→「ヘドロウェーブ」
3、それ以外→「りゅうせいぐん」から裏の物理or特殊受けに交代
特筆すべきは3の範囲の広さで、基本的に対面が竜半減の「鋼」であろうと初手は「りゅうせいぐん」を選択して下さい。
アーゴヨンアーゴヨンの炎技の所持率から相手視点では引きが安定ですが、その際「ヘドロウェーブ」の存在から「妖」タイプを安易に対面させる訳にもいかず、結果としてスカーフ所持の「竜」や数値受けが可能なハピナスハピナス等の高耐久が後出しされる事が多くなり、それらに対して打ち逃げから有利対面を継続させる事が可能です。
仮に居座られたとしても、こちら側はその鋼に対して有利な方の受けを後出しすれば済むので、この対面に置いて「りゅうせいぐん」を選択する際に生じる駆け引きがありません。勿論これは「鋼」以外の対面に置いても共通です。

負荷を掛けて引っ込めた後は、基本的には後続の受けポケモン2匹によるサイクルをメインに立ち回り、後攻「とんぼがえり」や役割終了後の「受け」を切った死に出し等、アーゴヨンアーゴヨンを再展開出来るタイミングを伺って下さい。

再び場に出した後は「わるだくみ」→DMまたは即DMから削れた相手を処理しつつ、そのまま決着に持ち込む流れを意識しましょう。

与ダメージ計算

りゅうせいぐん()はDM技
無振りガブリアスガブリアス…138%〜162%(148%〜175%)
無振りエースバーンエースバーン…89%〜105%(97%〜114%)
無振りランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)…81%〜95%(87%〜102%)
無振りボルトロス(化身)ボルトロス(化身)…86%〜101%(92%〜109%)
無振りカイリューカイリュー(マルスケ)…66%〜78%(71%〜84%)
無振りファイヤー(ガラル)ファイヤー(ガラル)…55%〜65%(60%〜71%)
H252サンダーサンダー…61%〜72%(66%〜78%)
H252テッカグヤテッカグヤ…26%〜31%(29%〜34%)
H252クレセリアクレセリア…39%〜46%(41%〜49%)
無振りハピナスハピナス…26%〜31%(28%〜33%)

ヘドロウェーブ
無振りカプ・コケコカプ・コケコ…141%〜167%(132%〜157%)
無振りカプ・テテフカプ・テテフ…99%〜117%(92%〜102%)
H252カプ・ブルルカプ・ブルル…196%〜226%(178%〜212%)
H252カプ・レヒレカプ・レヒレ…73%〜86%(69%〜83%)
無振りトゲキッストゲキッス…90%〜106%(84%〜101%)
無振りミミッキュミミッキュ…59%〜70%(56%〜67%)
無振りゴリランダーゴリランダー…123%〜145%(117%〜137%)

だいもんじ
無振りアイアントアイアント…328%以上
H252テッカグヤテッカグヤ…61%〜72%(76%〜91%)
H252ナットレイナットレイ…126%〜145%(155%〜183%)
H252アーマーガアアーマーガア…69%〜82%(88%〜104%)
H252ジバコイルジバコイル…77%〜90%(97%〜115%)
「かえんほうしゃ」を選択する場合、メジャー処だとDM時にアーマーガアアーマーガアジバコイルジバコイルに対する乱数で不利を取ります。

被ダメージ計算

平均値をやや下回る耐久性能であるため、基本的に一致弱点を耐える事は出来ないと考えて下さい。
不一致でも、相手が強化アイテム持ちだと高確率で落ちます。(基本的にDM時以外は「だっしゅつパック」を利用して極力被弾しない立ち回りが理想ですので、ダメージは参考程度に止めて下さい)

A252エースバーンエースバーン@,命の珠
とびひざげり…58%〜68%
ふいうち…64%〜74%

A252ゴリランダーゴリランダー@命の珠
グラススライダー…21%〜26%
10まんばりき…120%〜142%

A252ミミッキュミミッキュ@命の珠
じゃれつく…68%〜82%
かげうち…30%〜37%

無振りポリゴン2ポリゴン2
れいとうピーム…62%〜74%

C252ファイヤー(ガラル)ファイヤー(ガラル)
もえあがるいかり…57%〜67%
ぼうふう…69%〜82%

C252レジエレキレジエレキ
ボルトチェンジ…32%〜39%

C特化カプ・レヒレカプ・レヒレ
ムーンフォース…63%〜75%
れいとうビーム…80%〜95%

C特化カプ・テテフカプ・テテフ
ムーンフォース…77%〜92%

相性の良い味方考察

アーゴヨンアーゴヨンを先発起用する際の後続となる物理受け、特殊受けで筆者が適切だと感じるポケモンをご紹介します。
今回のアーゴヨンアーゴヨンは単体性能の他、同時選出されるポケモンとの連携が大切になりますので、相方となる二体は環境をよく踏まえて選択して下さい。

物理受け
クレセリアクレセリアアーマーガアアーマーガアエアームドエアームドカバルドンカバルドンポリゴン2ポリゴン2
選考基準としては『再生回復を備える事』と『アーゴヨンアーゴヨンと大きく弱点が重複しない事』に加え、『環境に蔓延るDM高火力を数値で止められる事』としました。
他にもブラッキーブラッキー等がいますが、全てを記載すると数が多いので一部割愛します。何を選んでもそれぞれ受けられるポケモンが違う一長一短の性能です。
以下、上記5体の性質を簡潔に記載します。

クレセリアクレセリアクレセリア…暴力的な数値耐久。受けられるポケモンは非常に多いが、再生回復が安定しない「つきのひかり」であるためバンギラスバンギラスが苦手。また搦め手が少ない。「みかづきのまい」によって被弾したアーゴヨンアーゴヨンのリカバリーが出来る。

アーマーガアアーマーガアアーマーガアエアームドエアームドエアームド…タイプ的にランドロス(化身)ランドロス(化身)へのメタ性能が高く、アーマーガアアーマーガアは後攻「とんぼがえり」、エアームドエアームドは「ステルスロック」とそれぞれ別ベクトルのサポートが可能。耐久型として猛毒にならない点も優秀だが、エースバーンエースバーンパッチラゴンパッチラゴンを受けられない。

カバルドンカバルドンカバルドン…クレセリア並みの数値耐久。「あくび」と「ステルスロック」によるサポート色が強く、エースバーンエースバーンに弱点を突かれない。反面アッキのみ以外にBを上昇させる手段がなく、「あくび」が遅効性である事からラムのみ持ちに好き勝手に積まれる事がある。ギャラドスギャラドスゴリランダーゴリランダーが苦手。直接的な役割対象ではないがカプ・レヒレカプ・レヒレが非常に辛い。

ポリゴン2ポリゴン2ポリゴン2…輝石込みの圧倒的な耐久、「ダウンロード」による火力補強も可能でDM適正も備える。持ち物が固定であり、かつ「でんじは」程度しか搦め手を持たない。DMなしだとウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)フェローチェフェローチェが厳しい。

主にこのような特徴を持ちます。環境や下記にて記載する特殊受けとの相性を考慮して選択して下さい。

特殊受け
バンギラスバンギラスハピナスハピナスカビゴンカビゴンカプ・テテフカプ・テテフレジアイスレジアイス
こちらの選考基準は物理受けとは事なり、どちらかと言えば防御面よりも攻撃性能をやや重視しています。
理由としては『突撃チョッキや砂嵐によってDの補強が出来る事』や『物理技と比べ特殊技は火力で劣る事』最後に『努力値を割くまでもなく、元々特殊耐久値が高いポケモンが多い事』が理由です。

環境的な重要度は「物理受け」>「特殊受け」であるため、個別の考察は割愛します。

組み合わせ一例
アーゴヨンアーゴヨンアーマーガアアーマーガアorエアームドエアームドバンギラスバンギラスorカプ・テテフカプ・テテフ
アーゴヨンアーゴヨンクレセリアクレセリア(三日月の舞型)バンギラスバンギラス
アーゴヨンアーゴヨンクレセリアクレセリアカビゴンカビゴン
アーゴヨンアーゴヨンカバルドンカバルドンハピナスハピナスorレジアイスレジアイスorカプ・テテフカプ・テテフ
アーゴヨンアーゴヨンポリゴン2ポリゴン2バンギラスバンギラス

このポケモンの弱点、注意すべき相手

この手の高速ドラゴンの例に漏れず、初手ドラパルトドラパルトとの偶発対面はやや難しい選択を強いられる事があります。
また対面での相性こそ悪くないものの、「ミストメイカー」を持つカプ・レヒレカプ・レヒレアーゴヨンアーゴヨンの抜き性能を大きく落としてくるため、カプ・テテフカプ・テテフ等を同時選出してフィールドの張り替えを積極的に行えるような編成でない場合、エースとしての活躍はカプ・レヒレカプ・レヒレが残っている限り極めて難しくなります。
また「わるだくみ」があるとは言え、やはりチョッキバンギラスバンギラスハピナスハピナス等の「超耐久」を無理矢理突破出来る程ではないため、これらは裏のカバルドンカバルドンアーマーガアアーマーガアの「ボディプレス」、バンギラスバンギラスの「ばかぢから」等で何とか突破して貰うしかありません。
耐久も並程度しかなく、相手スカーフによる急襲にも注意が必要です。特に脱出アーゴヨンアーゴヨン+物理受け+特殊受け編成時は、パーティの攻撃面はほぼアーゴヨンアーゴヨンに一任しているため、早期にアーゴヨンアーゴヨンが倒されてしまうと試合が一気に鈍化します。(構築がやや受けループ寄りであるため、相手が控え2匹を突破出来なければそれでも勝てる場合がありますが、時間が掛かります。)

おわりに

いかがだったでしょうか。
いつもよりパーティ構築論に寄った考察となりましたが、少しでも「だっしゅつパック」型アーゴヨンアーゴヨンの魅力が伝わっていれば幸いに思います。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2020/11/03 20:34

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コメント (27件)

20/10/31 22:40
9ハゲナスビ
>8
それは承知の上で言っています。
ですが流星群による脱出は一度しか使えないことや対フェアリーに有効という点でもう一度安全にサイクルを回したり脱出パックを温存したりできるので、選択の幅が広がると思うのですが。
20/11/01 02:37
10むちころ犬 (@SiUAqyXMtUPLjzJ)
>3
参考になったようで幸いです。
ランクマッチで会いましょう。

>4楽しんで頂けたようでよかったです。
20/11/01 02:50
11むちころ犬 (@SiUAqyXMtUPLjzJ)
>およよさん
コメントありがとうございます。

特別ルカリオルカリオアーゴヨンアーゴヨン間で補完が取れている訳ではなく、ルカリオルカリオ自身も低耐久故あまり受け出しに向くポケモンではないため(鋼複合であるため最低限の耐性受けは出来ますが)、個人的にはあまりオススメはしません。
ルカリオルカリオアーゴヨンアーゴヨンを同時採用したい場合は、サイクル構築ではなく、例えばルカリオルカリオ@襷、アーゴヨンアーゴヨン@命の珠の両アタッカーにオーロンゲオーロンゲ等のサポートを加えた対面寄りの構築である方が適切だと思います。
20/11/01 03:39
12むちころ犬 (@SiUAqyXMtUPLjzJ)
>ハゲナスビさん

コメントありがとうございます。
7、9で御提案頂いた「とんぼがえり」ですが、申し訳ありませんが候補外になります。
理由は主に下記の2点です。

1、アーゴヨンアーゴヨンの耐久で1試合に何度も受け出しによる展開を狙うのは非現実的

2、Aが低く、下降補正まで掛かった「とんぼがえり」では襷潰し以上の成果を期待出来ず、そもそも襷持ちはサイクルに積極的に加わって来ない

1、2を総括すると、『場に展開出来る機会が限られているアーゴヨンアーゴヨンで、特に負荷を掛けられない「とんぼがえり」を使ってまであえて控えに戻すメリットはない』というのが自分の見解です。
アーゴヨンアーゴヨンを二度目に展開する時は一度サイクル戦思考を止め、『アーゴヨンアーゴヨンで全抜き、または相手サイクルを崩壊させる』という意識に切り替える事が重要かと考えます。

>8さん
代筆ありがとうございます。
20/11/01 17:35
13はちのす
すみません、このアーゴヨンは、物理受け、特殊受けと組み合わせるとありましたが、アーゴヨン単体、もしくはアーゴヨン+クレセリアってありですか?
20/11/01 17:53
14むちころ犬 (@SiUAqyXMtUPLjzJ)
>はちのすさん
コメントありがとうございます。
サイクル適正があるポケモンであれば問題ないです。
今回は初動の「りゅうせいぐん」後の安定した引き先確保に重点を置いていますが、補完が出来ているなら例えばアーゴヨンアーゴヨン+サンダーサンダー+ガオガエンガオガエンや、アーゴヨンアーゴヨン+クレセリアクレセリア+ランドロス(化身)ランドロス(化身)等でも十分機能します。
20/11/02 08:32
15はちのす
>14
返信ありがとうございます。
もう一つ質問があるのですが、アーゴヨンが流星群を外してしまった場合はどうすればいいでしょうか?
20/11/02 09:04
16むちころ犬 (@SiUAqyXMtUPLjzJ)
>はちのすさん

再度の御質問ありがとうございます。
技が外れた場合となると、その時は状況を見て考えていくしかありません。大まかには
1、アーゴヨンアーゴヨンが生き残った場合、再度「りゅうせいぐん」
2、反撃でアーゴヨンアーゴヨンが倒された場合、裏2匹の受けポケモンを絶対に突破させない様立ち回る

このようになるでしょうか。
裏のポケモンが固いので、相手にそれらを突破する手段がなければそれでも勝てる見込みはありますが、基本的に厳しい勝負となります。
20/11/02 13:30
17あり
流星外しの1割が負け筋になるのであれば、注意書き程度にでも記述した方が良いかと思います。
まあメテオビーム外し程痛くは無いですが。
20/11/02 16:47
18むちころ犬 (@SiUAqyXMtUPLjzJ)
>ありさん

コメントありがとうございます。
御提案頂いた「りゅうせいぐん」を外す可能性の注意書ですが、個人的には不要だと考えています。理由としては
1、技外しが負け筋となるかはその時点の対面相手次第である事
2、命中率90%という数字が、対戦を繰り返す上で信頼に足る数値である事
3、そもそも注意したところで対策が取れず、比較対象となる技も他にない事

以上の点から、特に論内にて記載する必要はないかと考えております。
20/11/02 18:48
19あり
>18
返信ありがとうございます。

理由の1つ目については、同感です。むしろ外したことで後のサイクルで相手視点見えない脱出パックによる撃ち逃げの奇襲が成功する可能性もありますし。

理由の2つ目ですが、個人的にはあまり納得できません。というのもこの型は先程私がコメントしたパワフルハーブメテオビーム型と同様、選出した以上問答無用で一回は撃つということになります。つまり理論上10回選出したら1回は技外しに苛まれることになります。技外しといえば張り切りやサブウェポンの大文字等の印象が強いですが、これらは「当たりさえすれば勝てる」という状況下に多い事象である為毎回の対戦で起こることではありません。ですのでこちらの型の方が実質的に外す回数が勝る可能性は高く、「1割は事故」と割り切るのは難しいのではないでしょうか、

理由の3つ目ですが、その通りです。ただ理由として成立していないと思います。この型のアーゴヨンアーゴヨン自体流星群という技のスペックに頼っている面が強いことから、むしろこの技の短所を含めたスペックを説明することは本育成論に必要不可欠なのではないでしょうか。

考えを改め直させて頂きますが、「流星群には外しの負け筋がある」と自ら評価を下げるような言い回しにしろとは言いませんが、流星群の説明欄に「高火力だが命中不安」という文言程度は記述しないと「何も考えずに撃つだけで強い」という誤った印象を与えてしまいかねません。勿論ご自身の育成論ですのでこれはあくまでも提案という形になりますが、ご検討を宜しくお願いします。

長文失礼しました。
20/11/02 20:19
20むちころ犬 (@SiUAqyXMtUPLjzJ)
>ありさん

これは大前提の話ですが、そもそも『ゲーム内にて命中率90%である』と明記されており、一般常識として『命中率90%は必中ではありません』
ポケ徹は対戦初心者に向けた考察サイトではありますが、『外れるリスクが10%ある』というのは論内で説明する以前の一般常識的な問題です。そのリスクをあえて掲載する(他に高命中の技があるなら比較検証すべきですが)のは、明らかに考察範疇外の蛇足となります。
私としても『外れる可能性があります』としか書けない上に、『そんな事見れば分かる』と返されるような一文をわざわざ付け加える事には強い抵抗があります。
何卒ご理解下さい。
20/11/02 20:21
21
>19
横から失礼します。対戦中ですら技情報が見れる時代、「流星群の命中率は90%」や「流星群は10%の確率で外れる」という情報は自明です。仮に本文にこれについての文言が追加されたとして、邪魔ではないにしろ、無駄ではあります。

ちなみにですが、命中率90%の技を10回連続で当てる確率は3割を少し超えており、つのドリル等が当たる確率よりも高いのでお伝えしておきます。
20/11/03 17:05
22脳筋初心者
すいません質問です(もしもう他に言われていたら見逃してますすいません)
技選択なのですがバークアウトなどはダメでしょうか?火力は低いですが特攻を下げれるしエスパーへの打点にもなるかなと思ったのですが
20/11/03 17:21
23あきぃ
被ダメージ計算でポリゴン2の技が冷凍ビームではなく冷凍ピームになってますよ
20/11/03 17:54
24SOL
>20 
横からすみません。流星群の命中率が90%なのは我々にとって常識であっても「一般常識」ではないはずです。検索エンジンで「アーゴヨン」と検索して直接この育成論にたどり着いたような初心者はこれから増えるはずですから、この事実を我々が勝手に「一般常識」と決めつけてしまうの少し不親切に感じます。特に「流星群」という技自体教え技なのでストーリー中に使用する人は限られていますし。

以上は私自身もいちゃもんのような気がするので飛ばしていただいて結構です。しかし私が最も疑問に感じたのは、立ち回り考察の項目にて『「りゅうせいぐん」を撃つ際に生じるリスクは何もありません』と、しかも大文字で記載されていることです。これは流石に印象操作ではないでしょうか。投稿者様が流星群を外した場合について>16の通り「基本的に厳しい勝負」と認識されているのならば、この文言を削除するか「外しは考慮しません」と一言付け加えることをお勧めします。

以上、長文失礼しました。
20/11/03 20:51
25むちころ犬 (@SiUAqyXMtUPLjzJ)
>21
捕捉頂きありがとございます。

>22
「バークアウト」に関しては、この型のアーゴヨンアーゴヨンの役割が先発「りゅうせいぐん」による削り+終盤のDMエースである事から、竜+毒+炎の広範囲+抜き性能を高める「わるだくみ」を越えるシナジーがないため、申し訳ありませんが候補外となります。

23
誤字報告ありがとうございます。
該当箇所を修正しました。

24
コメントありがとうございます。
前半部分については、『りゅうせいぐんの命中率が90%である事がゲーム内で明確に確認出来る』事も、10%のリスクについて表記していない理由の一つです。これを『見ていないかもしれない』と仮定して捕捉追記するとなれば、最早あらゆる説明を1~10まで挟む必要すら出てきます。
後半部分については、表記の仕方を「リスクがない」→「生じる駆け引きがない」に変更しました。
20/11/04 23:02
26ガブリアス
とても参考になりました。

様々な龍タイプが登場してくるので、僕も頑張ろうと思います。
20/11/14 07:35
27犬っころ
こんにちは!
コメント失礼します
剣盾からまとまにレートを始めた初心者です
現在妖対策枠にウツロをいれてるのですが、正直あまり使いどころがないと感じてます
アゴヨンに入れ替えるのはありでしょうか?

あと悪巧みはどのタイミングで打ったりしますか??
20/11/19 03:29
28クロカミ?a.k.a.BLACKyummy (@yummy_462434)
55555
アーゴヨンをこの型に変え、クレセバンギを刺した構築に組みかえたところやや勝率が上がりました。
その後補完を見直した結果クレセリアを外し、
ある程度等倍までなら受かる上に
先制技で爆発的な火力を出せるゴリラに組み替えてやり続けた結果、明らかなほどに勝率が上がりました。
裏に物理の抜きエース系(俺の場合やとエースバーンかバンギラス)を差し込んで並べると安定的に押し込めて凄い良かったです。
こういう「先発負荷のアーゴヨン+相手の技を読んで投げられるポケモン(氷技を読んでほのおタイプを出すetc…)」でいずれかをダイマックスして場を荒らし
ラスト1匹をスイーパーにして勝つ、みたいな構築でもこの型は十分過ぎるほどに暴れられて感謝しております。
評価も文句無しの5をつけさせて頂きます。
大苦戦が続いていた今環境の流れを変えてくださったこの育成論出してくれて感謝っす。

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