はじめに
はじめまして。ニューラニューラの育成論を投稿します。
略語としてHABCDSという言葉を使用します。
本育成論は型の都合で、理想個体値をCが0(ダメかも)、それ以外が31(さいこう)として進めていきます。よろしくお願いします。
ニューラニューラについて
種族値55-95-55-35-75-115(430)
第2世代が初出の、あく・こおりタイプのポケモン。高い(?)攻撃と素早さが特徴です。
第4世代で進化形のマニューラマニューラが登場したため、ニューラニューラは対戦環境で使われることはほとんどありませんでした。
特殊ルール・リトルカップでは、ストライクストライクと並んで環境上位に君臨していたようですが…。
今回は、そんなニューラニューラを考察していきます。
ニューラニューラの採用理由と役割
- 愛
- セキタンザンセキタンザンのサポート役
セキタンザンセキタンザンの特性「じょうききかん」は、炎技か水技を当てられるとSが6段階上昇します。
さらに持ち物「じゃくてんほけん」を発動させ、水技をくらうことでAC2段階上昇からダイマックスを切り、全抜きを狙っていきます。
そこで、弱点保険・蒸気機関の両方を自発的に起動できる相方の条件として、
- 波乗りを覚えて
- そこそこ素早く(S115)
- 特殊火力が低い(C35)
ポケモンを探したところ、いました。それが、ニューラニューラです。
特性
「せいしんりょく」です。
相手のねこだましでひるみません。そのため、確実に役割を果たしてくれます。また、第8世代ではいかく無効になりました。
マニューラに進化すると、特性が「プレッシャー」に変わるため、せいしんりょくはニューラニューラ独自の強みと言えます。
持ち物
「きあいのタスキ」です。ここでも確実に役割を果たせるようにします。
性格
「ようき」です。最速かつ、波乗りの威力を少しでも下げていきます。
努力値
基本はタスキで相手の攻撃を耐えるので、ASに全振りします。
意識する相手によっては、Aから耐久に振ってカスタマイズして良いと思います。
S252…最速
A252
H4…余り
実数値は131-147-75-36-95-183となります。
技について
確定技
なみのり
今回のコンセプト。
相手のタスキ・頑丈・ばけのかわを破るオマケ付き。
H252ダイマックス(434)セキタンザンセキタンザン…32 ~ 40(7.3 ~ 9.2%) 乱数11発
こごえるかぜ
相手のSを1段階下げます。
ダブルバトルではSを操作していくので、相手の妨害をしていくことができます。
ローキックと違って、全体攻撃なので優先して採用です。
まもる
ねこだまし(タマゴ技)
1ターン目のみ使用可能で、相手をひるませて行動を制限します。
エルフーンエルフーンなど、自分より早く行動する相手やセキタンザンセキタンザンの弱点を突かれるポケモンに使用し、セキタンザンに倒させます。
また、ダイバーンを打っておけば、なみのりダメージをさらに軽減できます。(ぐぅたんさん情報提供)
他にも
・リフレクター
・ちょうはつ
・つららおとし(タマゴ技)
・イカサマ
・こおりのつぶて(タマゴ技)
・カウンター(タマゴ技)
辺りが候補になるかと思います。
カウンターを採用する時は、努力値振りをHS全振りに変えた方がダメージ量が増加します。
差別化について
ニューラニューラより素早さが高く、なみのりが打てるポケモンは
マニューラマニューラ
インテレオンインテレオン
カマスジョーカマスジョー
ドラパルトドラパルトがいます。
しかし、マニューラインテレオンカマスジョーは、3匹とも相手のねこだましで止まってしまうというデメリットがありニューラニューラは「せいしんりょく」により克服しています。
ドラパルトドラパルトは、ねこだましも無効でニューラよりもSが高いのですが、C種族値が100もあるため、相方のセキタンザンに負担をかけ過ぎてしまいます。
H252ダイマックス(434)セキタンザンセキタンザンへのC0ドラパルトのなみのり
136 ~ 160(31.3 ~ 36.8%) 乱数3発
あくまでサポートとしての採用であればニューラニューラの方がエースを能動的に活躍させられると考えました。
さらに、ニューラはねこだましを覚え、ドラパルトにはない技です。早さで見劣りしますが、相手の行動を妨害できるメリットがニューラにはあります。
立ち回り
- 先発でセキタンザンセキタンザンと並べてニューラニューラを選出。
- セキタンザンセキタンザンがダイマックス、ニューラニューラがなみのり。
- 相手より早ければセキタンザンセキタンザンがS上昇により、行動順が変わります。上昇した火力で、相手を一気にねじ伏せていきます。
おわりに
いかがでしたか。ニューラニューラが輝けるような型となったでしょうか。
足りないところは、皆様とコメントで補っていきます。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。