初めに
オメガルビー、アルファサファイア発売おめでとうございます(以降ORASと略します)
今回の育成論ではORASで新たにメガシンカを獲得したメガミミロップについて書いていきます
今の時期に書く理由は、ORASの発売によって解析されていた種族値が正しいとの裏付けがとれ、レートも始まったからです
ORAS環境は始まったばかりでどうなっていくかもわかりませんが、いわゆる基本型としてこの型を参考にしていただければ幸いですORASで初めて投稿された育成論として名が残らないかな…
メガミミロップについて
メガシンカ前 H65 / A76 / B84 / C54 / D96 / S105
メガシンカ後 H65 / A136 / B94 / C54 / D96 / S135
ORASに登場する新メガシンカポケモンです
種族値を見てもらえればわかる通り高いSを持つ物理アタッカー、特殊耐久の方も並以上にはありなかなか優秀に見えます
A種族値は全体の中で見れば高い方ですが、メガシンカポケモンの中では低い方です
おまけに火力アップ特性も持ってないので火力不足が目立ちます
ですが、特性肝っ玉によるノーマル/格闘の範囲はすべてのタイプに等倍をとることができ、タイプ的には優秀です
そのため、このポケモンを生かすには高いSと範囲の広い一致技を生かすことになるでしょう
努力値について
ASぶっぱ残りB4としておきます
実数値 140-188-115-×-116-205
Sはメガミミロップミラーが増えることを考えると、同族に抜かれると上から格闘技で確定一発で倒されてしまうので50%で抜けるということを捨てたくないです
Aですが後程ダメージ計算を見てもらえればわかりますが本当にギリギリです
これ以上削ると役割遂行に支障がでるので全振りしておきます
残りの4はHPにふると4n+1で身代わりや膝の反動のダメージを減らせます
採用理由
高いSから多くの高速紙耐久ポケモンを狩ることができる
A種族値136からのから強力なタイプ一致飛び膝蹴りで格闘弱点のポケモンに役割を持てる
特性肝っ玉とノーマル格闘技で全ポケモンに等倍以上をとることができ、物理アタッカーとして範囲が優秀である
他のメガシンカポケモンのような圧倒的な制圧力はありませんが、テクニカルに戦えるポケモンだと思います
技について
技構成は猫だまし+おんがえし+とびひざげり+αで確定です
身代わり気合いパンチ型も有用そうですが、この型とは違うのでいずれこの育成論とは別に書こうと思います
猫だまし
メガシンカ前のミミロップの低いS種族値(といっても105もある)を補うことができ優秀です
襷を潰すこともできます
後程ダメージ計算を見てもらえればわかりますが、猫だまし+恩返しや猫だまし+飛び膝蹴りで確定となる相手も多く省く理由がありません
ですがアンコールを搭載するとき例外としてアンコール+身代わり+恩返し+飛び膝蹴りという構成もありでしょう
タイプ一致技である飛び膝蹴りと恩返しも確定です
このポケモンは鬼火を食らいやすく、ゲンガーなどに積極的に後だししていきたいので空元気を恩返しと交換するのもいいでしょう
残り一枠ですが
ガブリアスやランドロスといった氷四倍ポケモンに刺さる冷凍パンチ
ギルガルドとの択ゲーに有利になれる身代わり
アタッカーと起点作りをともにこなせ、耐久ポケモンに対して補助技で縛り流せることもあるアンコール
物理受けギャラドスピンポイントの雷のパンチが候補に上がると思います
クレセリア等物理受けを呼ぶのでどくどくもありです
アイアンテールはフェアリー相手なら猫だまし+恩返しで事足りることから却下
炎のパンチもハッサム、ナットレイは飛び膝蹴りで事足りることから却下します
ダメージ計算
猫だまし
H4ファイアロー 34.8~41.3%
H4バシャーモ 34.3~40.7%
猫だまし+恩返し
H252メガゲンガー 25~31%+65~77%(H4振りなら32~38%+80~95%で確定で倒せる)
H4ゲッコウガ 34~40%+84~99%確定で倒せる
H4リザードンY 28~34%+72~85%確定で倒せる
H252メガサーナイト 29~34%+72~86%確定で倒せる
H252ニンフィア 25~30%+63~75%乱数で倒せる
H4化身ボルトロス 31~36%+77~92%確定で倒せる
飛び膝蹴り
H252ヒードラン 111~131% 確定一発
H252メガガルーラ 108~128% 確定一発
H252ナットレイ 101~119% 確定一発
H252ハッサム 65~77% 確定二発
HB252ポリゴン2 68~80% 確定二発
鬼火込みHB252ヤミラミ 65~76% 確定二発
H252ギルガルド98~116% 乱数一発
猫だまし+冷凍パンチ
H252カイリュー 10~11%+92~111%
H4霊獣ランドロス(威嚇込み) 16~19%+80~95%
H4ガブリアス 20~25%+100~119%
H4メガボーマンダ(威嚇込み) 11~14%+56~68%
猫だまし+雷のパンチ
HB252ギャラドス 15~18%+75~89%
ダメージ計算を見てもらえればわかりますが、本当に火力ギリギリです
しかし、役割遂行には十分な火力はあります
耐久
意地っ張りガブリアスのげきりん
84~99%
ひかえめ霊獣ボルトロスのきあいだま
121~142%
ひかえめサザンドラの流星群
87~102%
意地っ張りキノガッサのマッパ
83~100%
HBDの種族値は並み以上あるので、相手の一致高火力技も弱点を突かれさえしなければ大抵耐えます
スカーフ奇襲されてもある程度なら耐えられるということです
苦手な相手
メガヤドラン(ヤドラン)、サンダー、クレセリアといった物理受け
→メガミミロップはなんとか役割遂行できるレベルのギリギリの火力しかないため簡単に受けきれてしまいます
メガメタグロス、メガボーマンダ、ローブシンetc
→高耐久によりこちらの攻撃を耐え、反撃でミミロップは弱点をつかれて一撃で倒されてしまいます
ファイアロー
→先制はやてのつばさにより倒されてしまいます。一応ねこだましと反動で結構ダメージは稼げます
終わりに
どれだけメガミミロップが流行るか分かりませんがこの育成論を参考に育成してもらえれば幸いです
メガミミロップは見た目もかわいく、またきちんと役割対象を考えて運用すればきっちりと仕事をこなしてくれるポケモンです
皆さんも是非使いましょう!!