メガボーマンダ - ポケモン育成論ORAS・XY

特殊メイン両刀メガボーマンダ

2015/01/12 19:51 / 更新:2015/01/13 16:52

メガボーマンダ

HP:HP 95

攻撃:攻撃 145

防御:防御 130

特攻:特攻 120

特防:特防 90

素早:素早 120

ブックマーク3.723.723.723.723.723.723.723.723.723.72閲覧:26022登録:2件評価:3.72(15人)

メガボーマンダ  ドラゴン ひこう  【 ポケモン図鑑 】

性格
うっかりや(特攻↑ 特防↓)
特性
スカイスキン
努力値配分(努力値とは?)
HP:4 / 特攻:252 / 素早:252
実数値:171-165-150-189-99-172
覚えさせる技
りゅうせいぐん / すてみタックル / ハイパーボイス / だいもんじ
持ち物
対応メガストーン

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このポケモンの役割
攻め
ルール
見せ合い63
登録タグ

考察

こんにちは、初めまして丸跋と言います。
今回初めて育成論を投稿させて頂きます。その為か至らぬ点が多々ありますが、ご理解いただけますと幸いです。

前提としましては個体値等々は特に明記が無ければ理想個体とさせて頂きます。
また、略称として体力,攻撃,防御,特攻,特防,素早さの順にH,A,B,C,D,Sとします。
更にダメージ計算に関しましてはトレーナー天国様のサイトを使わせて頂きます。

初めに

今回、考察するポケモンは両刀型として運用するメガボーマンダです。
以外にも、両刀に関しての記事が無かったので記事を投稿しようと思いました。

メガボーマンダに関して

オメガルビー・アルファサファイアが発売され当初あのガブリアスの使用率を抜く程注目をされていました。(15年1月中旬現在は使用率が抜かれています)
何故そこまで注目されたのかと言うと、

  • 特性スカイスキンによるノーマル技の強化(適応力補正に近いです)
  • 素早さの向上(100族から120族へ)
  • 威嚇と組み合わせる事による物理耐久の大幅な上昇

が個人的に考えられます。(他にもガブリアスの逆鱗を耐える等色々な要因がありそうですね)
特に無補正でS252振りをしても最速ガブリアスを抜けるのは美味しいです。

性格に関して

基本的にうっかり屋か無邪気の二択となります。
理由としては

  • 威嚇がある事を利用して物理アタッカー(以下物理AT)に繰り出す事が多い為
  • 前提として両刀ですのでAを下げられない
  • 高い素早さを利用して先殴りをする役割な為、Sを下げられない

がという点です。
うっかり屋か無邪気かはどちらでも良い気がしますが、ライコウ等やミラーを意識するなら無邪気推奨です。因みにPGLによると約7割の個体が素早さに補正をかけていない個体という集計になっています。

基礎ポイント

H4-C252-S252
実数値
メガシンカ前:171-155-100-178(162)-90-152(167)
メガシンカ後:171-165-150-189(172)-99-172(189)
※括弧内は無邪気時の実数値です

必須事項としましては素早さを準速もしくは最速にする事だと考えています。
ミラーに対する意識や最速ガブリアスを抜くという事はとても重要ですし、かと言ってSを下げて少しばかりか耐久に振るとしても大幅に確定数or乱数が変わるという訳では無い為です。
また、今回使用する型では積み技が無い為、迂闊に火力を下げるとかえって火力不足が目立つ為、"ブッパ"という形にしました。
調整に関しては、コメント等でアイディアを下さると非常に助かります!

そもそも何故両刀なの?

わざわざ耐久を下げ、かつメインを特殊にするなら控え目運用の方が良いと考える方もいると思います。
ここで、両刀で一番得する点は『特殊型だと思い受けに来る、特に瞑想ニンフィアを対処する事が出来る』という事が挙げられます。
ニンフィアに対するダメージ計算は下の様になります。

H201-B113-D151ニンフィアに対して

  • C189スカイスキンハイパーボイス 84~99(41.7%~49.2%)
  • C172スカイスキンハイパーボイス 76~90(37.8%~44.7%)
  • A165スカイスキン捨て身タックル 129~153(64.1%~76.1%)

※ニンフィアは特化メガボーマンダのスキン捨て身確定耐え調整

また、初手に捨て身タックルを見せる事により物理受けを誘ったりと相手の読みを崩せる利点があります。

技構成

始めに必須技です。

  • 流星群

特殊型における破壊光線を除く最大火力技です。Cのダウンがデメリットですが、それを補える捨て身タックルという高火力技の存在もあって、比較的に使用しやすいです。

  • 捨て身タックル

無補正・無振りだとしても、Bが低いポケモン次第では流星群以上のダメージソースとなります。最速型でしたら流星群+捨て身タックルでライコウを落とす事が出来ます。
フェアリータイプのポケモンは比較的D>Bのポケモンが多いという事もあってハイパーボイスより、正直なところ役に立つ場面がありそうです。

  • ハイパーボイス

捨て身タックルとタイプが被り、採用を見送る方もいますがニンフィアを始めとしたフェアリーに対する優秀な攻撃技です。
また身代わりを貫通してダメージを与えます

次に選択技です。

  • 大文字

優秀な対鋼技です。火炎放射と比較して火力はあるものの、いざという時に外すのがネックです。

  • 火炎放射

大文字よりも安定性はありますが、ステルスロックの有無で確定数が変わります。(例えばメガクチート)

  • 地震

コチラも鋼、特にヒードランに対する数少ない打点となる技です。パーティー構築時にヒードランが重たいなら地震推奨、クチートやナットレイが重たいなら大文字or火炎放射推奨です。
ただ、どちらもギルガルドの弱点保険を発動させる可能性がある事には注意が必要です。

  • ハイドロポンプ・破壊光線

技のスペースが足りないという点から採用価値は低いと考えられます。

与ダメージ

※前提としてノーマル技には全てスカイスキン補正がかかっています

  • ガブリアス

H183-B116-D105に対して、
C189ハイパーボイス 118~141(64.4%~77%)
C172ハイパーボイス 109~129(59.5%~70.4%)

  • ギルガルド

H167-B170-D171に対して
A165地震 74~88(44.3%~52.6%)
C189大文字 92~110(55%~65.8%)
C172大文字 84~100(50.2%~59.8%)
C189火炎放射 76~90(45.5%~53.8%)
C172火炎放射 68~82(40.7%~49.1%)
C189ハイパーボイス 36~43(21.5%~25.7%)

H167-B70-D71に対して
C172火炎放射 164~194(98.2%~116.1%)
C189ハイパーボイス 88~104(52.6%~62.2%)
C172ハイパーボイス 80~94(47.9%~56.2%)

  • サンダー

H197-B150-D111に対して
A165捨て身タックル 48~57(24.3%~28.9%)
C189流星群 126~148(63.9%~75.1%)
C172流星群 114~135(57.8%~68.5%)
C189ハイパーボイス 56~66(28.4%~33.5%)
C172ハイパーボイス 51~60(25.8%~30.4%)

H165-B105(耐久無振り)に対して
A165捨て身タックル 69~81(41.8%~49%)

  • スイクン

H207-B183-D136に対して
(特殊技の与ダメージはD能力補正無し/D能力1段階upという風にします)
A165捨て身タックル 79~94(38.1%~45.4%)
C189流星群 102~121(49.2%~58.4%)/67~81(32.3%~39.1%)
C172流星群 93~111(44.9%~53.6%)/63~75(30.4%~36.2%)
C189ハイパーボイス 93~109(44.9%~52.6%)/61~73(29.4%~35.2%)
C172ハイパーボイス 84~100(40.5%~48.3%)/57~67(27.5%~32.3%)

H207-B136に対して
A165捨て身タックル 108~127(52.1%~61.3%)

  • ファイアロー

H185-B115-D89-S170に対して
C189流星群 156~184(84.3%~99.4%)
C189ハイパーボイス 141~166(76.2%~89.7%)
C172ハイパーボイス 127~151(68.6%~81.6%)

  • ポリゴン2

H191-B156-D116@進化の輝石持ちに対して
A165捨て身タックル 63~75(32.9%~39.2%)
C189流星群 81~96(42.4%~50.2%)
C172流星群 73~87(38.2%〜45.5%)
C189ハイパーボイス 72~85(37.6%~44.5%)
C172ハイパーボイス 66~78(34.5%~40.8%)

  • マリルリ

H204-B101-D102に対して
A165捨て身タックル 144~169(70.5%~82.8%)
C189ハイパーボイス 123~145(60.2%~71%)
C172ハイパーボイス 111~132(54.4%~64.7%)

H205-B101-D102@突撃チョッキ持ちに対して
C189ハイパーボイス 82~97(40%~47.3%)
C172ハイパーボイス 75~88(36.5%~42.9%)

  • メガガルーラ

H181-B120-D120に対して
A165捨て身タックル 121~144(66.8%~79.5%)
C189流星群 117~138(64.6%~76.2%)
C172流星群 105~124(58%~68.5%)
C189ハイパーボイス 105~124(58%~68.5%)
C172ハイパーボイス 94~112(51.9%~61.8%)

  • メガクチート

H157-B145-D115に対して
A165地震(威嚇補正有) 58~70(36.9%~44.5%)
A165地震(威嚇補正無) 88~104(56%~66.2%)
C189大文字 136~162(86.6%~103.1%)
C172大文字 124~148(78.9%~94.2%)
C189火炎放射 112~134(71.3%~85.3%)
C172火炎放射 102~122(64.9%~77.7%)
C189ハイパーボイス 54~64(34.3%~40.7%)

  • メガヤドラン

H201-D101に対して
C189流星群 138~163(68.6%~81%)
C172流星群 126~148(62.6%~73.6%)
C189ハイパーボイス 124~147(61.6%~73.1%)
C172ハイパーボイス 112~133(55.7%~66.1%)

  • ライコウ

H165-B95-D116に対して
A165地震 132~156(80%~94.5%)
A165捨て身タックル 76~90(46%~54.5%)
C189流星群 115~136(69.6%~82.4%)
C172流星群 105~124(63.6%~75.1%)

  • FCロトム(火or水前提です)

H157-B127-D128に対して
A165捨て身タックル 59~70(37.5%~44.5%)
C189流星群 109~129(69.4%~82.1%)
C172流星群 99~117(63%~74.5%)
C189ハイパーボイス 51~60(32.4%~38.2%)
C172ハイパーボイス 46~55(29.2%~35%)

被ダメージ

前提として基本メガボーマンダの実数値(H171-B150-D99)に対しての被ダメージとなります。
また、明らかに確定で耐えられないポケモンと技の組み合わせは省略しました。
※A↓:攻撃が1段階ダウンした状態です

  • ガブリアス

A182の場合
逆鱗 168~198(98.2%~115.7%)
A182でA↓補正の場合
逆鱗 110~132(64.3%~77.1%)
岩石封じ 38~46(22.2%~26.9%)

  • ギルガルド

A170の場合
影打ち 25~31(14.6%~18.1%)
C222の場合
シャドーボール 102~120(59.6%~70.1%)

  • サンダー

C145の場合
めざめるパワー氷 136~160(79.5%~93.5%)
10万ボルト 76~90(44.4%~52.6%)
ボルトチェンジ 58~70(33.9%~40.9%)

C177の場合(左から持ち物無し/命の珠持ち/拘り眼鏡持ち)
めざめるパワー氷 164~196(95.9%~114.6%)/213~255(124.5%~149.1%)
10万ボルト 91~108(53.2%~63.1%)/118~140(69%~81.8%)/136~162(79.5%~94.7%)
ボルトチェンジ 72~85(42.1%~49.7%)/94~110(54.9%~64.3%)/106~126(61.9%~73.6%)

C194の場合(左から持ち物無し/命の珠持ち/拘り眼鏡持ち)
めざめるパワー氷 180~212(105.2%~123.9%)
10万ボルト 100~118(58.4%~69%)/130~153(76%~89.4%)/150~177(87.7%~103.5%)
ボルトチェンジ 78~93(45.6%~54.3%)/101~121(59%~70.7%)/117~138(68.4%~80.7%)

  • スイクン

C110の場合(左から特攻補正無し/特攻1段階up)
冷凍ビーム 156~184(91.2%~107.6%)/228~272(133.3%~159%)
熱湯 25~30(14.6%~17.5%)/38~45(22.2%~26.3%)

  • ファイアロー

A101の場合(左から攻撃補正無し/攻撃1段階down)
ブレイブバード 46~55(26.9%~32.1%)/31~37(18.1%~21.6%)

A146の場合(左から持ち物無し/青空プレート持ち/拘り鉢巻持ち)
ブレイブバード 67~79(39.1%~46.1%)/79~94(46.1%~54.9%)/100~118(58.4%~69%)

A146で青空プレート持ちの場合(左から攻撃1段階down/攻撃1段階up/攻撃2段階up)
ブレイブバード 49~58(28.6%~33.9%)/109~129(63.7%~75.4%)/144~171(84.2%~100%)

  • マリルリ

A112の場合
じゃれつく 152~182(88.8%~106.4%)
叩き落とす 55~65(32.1%~38%)
A112でA↓補正の場合
じゃれつく 102~122(59.6%~71.3%)

  • マンムー

A182の場合
氷の礫 112~136(65.4%~79.5%)
氷柱針 72~88(42.1%~51.4%)
A182でA↓補正の場合
氷の礫 76~96(44.4%~56.1%)
氷柱針 48~60(28%~35%)

  • メガガルーラ

A194の場合
捨て身タックル 88~105+43~52
岩雪崩 74~88+36~44
不意打ち 39~47+19~23
猫騙し 30~36+15~18
A194でA↓補正の場合
冷凍パンチ 100~120+48~60
捨て身タックル 58~70+28~34
岩雪崩 50~60+24~30
不意打ち 27~32+13~16
猫騙し 21~25+9~12

  • メガクチート

A172の場合
不意打ち 69~82(40.3%~47.9%)
A172でA↓補正の場合
じゃれつく 156~186(91.2%~108.7%)
不意打ち 46~55(26.9%~32.1%)

  • ライコウ

C167の場合
めざめるパワー氷 156~184(91.2%~107.6%)
10万ボルト 85~102(49.7%~59.6%)/命の珠補正有りで110~133(64.3%~77.7%)
ボルトチェンジ 67~79(39.1%~46.1%)/命の珠補正有りで87~103(50.8%~60.2%)

  • FCロトム

C172の場合
めざめるパワー氷 156~188(91.2%~109.9%)
10万ボルト 88~105(51.4%~61.4%)
ボルトチェンジ 69~82(40.3%~47.9%)
C125の場合
めざめるパワー氷 116~140(67.8%~81.8%)
10万ボルト  66~78(38.5%~45.6%)
ボルトチェンジ 51~60(29.8%~35%)

使い道

前述した様に特殊型という皮に被り受けに出てくるニンフィア等の純粋な特殊型では突破できないポケモンを倒す型です。そういう意味では両刀というよりも役割破壊に近いです。
また、ダメージ計算をご覧になった方や実際に特殊メインのメガボーマンダを使っている方でしたら分かると思いますが、ギリギリのところで火力不足に陥るのです。例としてはメガクチートに対するダメージ計算が良いと思います。このギリギリの火力不足は大抵ステルスロックで補える事が多々有ります。(多くのポケモンに言える事ですが)
そんな訳か構築時にステルスロックを使用できるポケモンを一緒に入れておく事を推奨とします。有名なパートナーとしてはラグラージが割りと有名だと思います。

最後に

読みなおしてみて割りとダメージ計算を羅列して内容を濁している気がしますが、そこは見逃して下さると助かります。また、記事を書きながらぶっちゃけた話、役割破壊の両刀にするなら物理メインの流星群+捨て身タックルにした方が火力も実際出ます。(多くの両刀型のボーマンダはそんな構成です)
しかし、それでも特殊メインにした理由は4th~5thまで自分が特殊を中心としたボーマンダを使用してきており、そんな名残かこの様な記事を作成してしまいました。(念願の高火力飛行特殊技解禁もあって)
確かに汎用性や単体で見たら特殊メインの両刀ボーマンダは劣化かもしれませんが、パーティーや動かし方次第では物理メインの両刀ボーマンダには無いものも見つかるかも知れません。それこそが私個人のポケモンの楽しみ方だと考えています。
最後は本当に育成論と無関係な内容になりましたがこれで終わりとします。

改善点・ダメージ計算の追記/不必要箇所の指摘など下さると幸いです。
特にサンダー・ファイアローのダメージ計算の見やすさ・情報量の多いor少ないに関する意見を募集しています。

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コメント (4件)

  • ページ:
  • 1
15/01/12 20:47
1真紅 (@shinku49)
44444
全く同じ型をむじゃきで使ってますがこの型ほんと強いですよね
15/01/12 22:01
2ST (@0pw5y53338m046j)
55555
ハイパーボイスの身代わりを貫通できるというメリット以外は物理メインにしたほうが火力が出て良いと思いました。
でもこの型でも種族値が高いので腐らないと思いました。運用次第では面白いかも。
だから高評価をいれます。
15/01/12 22:21
3エグゾディア (@ShikaSing)
55555
ダメージ計算が非常に見やすく、参考になる育成論でした。文句なしの評価5を入れておきます。
このポケモンは捨て身タックルのおかげでフェアリーをほとんど誘わない(クチート、クレッフィくらい)ので、流星群がよく刺さりますね。物理受けで出てきやすいポリゴン2、スイクン、サンダー辺りのダメージ計算があったらもっといい育成論になるかな、と思いました。物理メインの両刀と比べた時の明確な利点がこいつら辺りになるかな、と思いますので。
15/01/13 16:49
4丸跋 (@Madoka_Iris)
>>1
評価ありがとうございます
物理型にも言えるのですがスキン補正の脳筋具合が素晴らしいです。

>>2
確かに記事を書きながら「物理で良いんじゃね?」と思う事は多々ありました…orz
運用次第で色々変わってくる事は同感です!

>>3
ご指摘ありがとうございます。追記対応しました。
余談なのですがポリゴン2のダメージ計算をしている際にA216スキン捨て身→B156@輝石ポリ2に対しての与ダメージとC189流星群→B116@輝石ポリ2に対する与ダメージがほぼ同じでびっくりしました。(物理の火力の凄さに)
ダメージ計算ってするかし無いかで割りと対戦に影響が出てきそうって事を実感しました。
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