【型の概要】
特殊ベースのメガボーマンダ(育成論ORAS・XY/1089)に捨て身タックルを搭載した型
特殊メガボーマンダの採用理由はこの型でも大体満たせています
【この型独自の採用理由】
特殊型に捨て身タックルを採用する事で、
1.特殊ベースのメガボーマンダが苦手としていたニンフィアやサーナイトの処理が楽になる
※A170捨て身タックルで175-85メガサーナイト確1(B86だと15/16)
=止まる相手が減る
2.ラッキー相手に止まらなくなる
※A170捨て身タックルで325-93ラッキーほぼ確2(49~58%)
メガフシギバナに強い、エアームドやバンギラスに有効打がある、受けにくるヤドランは捨て身タックル+流星群で確定で倒せる、グライオンのみがまもはハイパーボイスで崩せる
=受けループのメタとして機能するようになる
また特殊型共通の強みとして、
3.捨て身タックルorハイパーボイス+流星群で一部を除いたボーマンダ受けを倒せるor瀕死に追い込める(上述のヤドランが好例)
=役割対象+誘う対象に有効打があるのでサイクルを崩しやすい
以上の点を纏めると採用理由は
・相手のサイクルを崩す、もしくは削って後続の一貫性を作るエース
・対受けループ
・単純に強い
【配分調整】
Cを確保しないと流星群の確定数が足りないので配分はC振りがベースとなります
捨て身タックルで325-93ラッキーを高乱数で落せるA170、グライオンを安定処理しつつ飛行技+流星群で201-178-101ヤドランを綺麗に落とせるC162、努力値にしてA36C172(C補正60)を確保すれば後はどこに振っても対受けループと削り要因という採用理由自体は満たせます
余った努力値でSに割いて上から叩ける範囲を広げる、Cに割いて誘う相手への圧力を高める、Aに割いてニンフィア、メガサーナイト等を落としやすくする、耐久調整etc…と配分の自由度が高く調整例を挙げるとキリがないので細かい調整は各自でお願いします
この育成論では私が育成したCSベースとACベースのものとコメントで意見のあった恩返しを採用したものを記載するので参考にしてください
※個体値は6V想定
・配分1(CSベース)
うっかりや
A36 C236 S236
170-170-150-187-99-170
Aを最小限に留めた変わりにガブリアス、ガルーラ相手に上をとれるSと飛行技+流星群で157-174-127ロトムを確定(捨て身タックルだと高乱数)で落せるCを確保した最も採用理由に沿った配分
この育成論では配分1を前提に論を進めます
・配分2(ACベース)
やんちゃ
A196 C172 S140
170-209-150-162-99-158
最速ランドロス抜きまでSを落とした変わりにハイパーボイスで177-96グライオンをポイヒの回復×2込みでも確定2発で落とせるCを確保しつつ捨て身タックルで191-97ニンフィアを確定で落せるラインまでAを上げた物理寄りの配分
・配分3(恩返しを採用する場合)
やんちゃ
1.
A116 C252 C140
170-199-150-172-99-158
2.
A116 C156 S236
170-199-150-160-99-170
・A199恩返し=A170捨て身タックル
捨て身タックルではなく恩返しを採用する事でラッキーに攻撃した際の消耗を抑えられる
一方で火力が落ちる分対面→後続に与える圧力かSのどちらかを切らなければならないです
1は対面+後続への圧力を高める為のC振り、2は受けループを見るための最低限のACを確保して上から叩ける範囲を広めた配分
反動でHが削れないのでA116C172を確保した余りで耐久調整をするのも面白いかもしれません
【技】
ハイパーボイス/捨て身タックル/流星群/候補技
無反動で使い勝手の良いメインウェポンである”ハイパーボイス"、ハイパーボイスの通りが悪い相手に刺す”捨て身タックル(恩返し)"、スキン飛行技と合わせる事で誘うポケモンを役割破壊出来るようになる”流星群"までは確定
以下の候補技は目的に合わせて採用してください
・大文字or火炎放射
メイン技を半減してくるギルガルド、クチートに最もダメージが入る技
火炎放射は命中安定だが167-170ギルガルド、181-147ナットレイが中乱数になる等やや火力が足りない
・地震
バンギラス、ヒードランに通る技
バンギグライを強く意識するなら瓦割りも一考
・ハイドロポンプ
エアームド、バンギラスどちらにも一貫して入る技
対面+後続に一貫しやすいがバンギラス相手には火力が足らず命中難
・破壊光線
C187ハイパーボイス+破壊光線で227-151クレセリアが高乱数で落ちるロマン技
身代わり貫通のハイパーボイスと一撃必殺のロマン砲をもつこのポケモン相手に2度以上積むのは難しいので積みエースを安定して止められるポケモンを後ろに置いているならアリ
【ダメージ計算】
上記以外の仮想敵と対面頻度の高いであろう一部のポケモンのみ記載
配分1、メガ進化時のステータスで計算しています
()内は四捨五入で表記
A-C
・ハイパーボイス
209-120メガガルーラほぼ確2(49~59%)=大半のガルーラを確2で落とす
179-96グライオンに2連守るを決められても確2
・捨て身タックル
207-143逆鱗2耐えローブシンまで確1=これ以下の耐久は確1
・ハイパーボイス+流星群
157-174-127ロトム確定(オボンを発動させない)
197-149-120サンダーがステロ込みで確定
207-183-136スイクンをそこそこの乱数で落とせる(44~52%+49~58%)
・流星群
183-137ガブリアス確定1程度
・地震
207-131バンギラス高乱2(48~57%)
H-B
・威嚇込み
A182ガブリアスの岩石封じ+逆鱗高乱耐え(22~27%+65~78%)
A194メガガルーラの猫騙し+捨て身タックル耐え
A194メガガルーラの冷凍パンチ高乱耐え(13/16)
H-D
C143メガフシギバナのヘドロ爆弾高乱2耐え
C146サンダーのめざ氷耐え
サンダーのめざ氷は個体値22~(実数値96)で確定耐えするのでD個体値は粘っておくと得
※おっとり(170-110)の場合
C111スイクンの冷凍ビームを確定耐え
C172ロトム(スカーフ想定)のめざ氷高乱耐え(15/16)
【組み合わせ】
ラグラージ@オボンorゴツメ
HBベース
・型が割れていない内は撃ち合いたくないガブ対面での逃げ先で威嚇が入っていれば鉢巻ガブでも受けられる
・やや足りていない火力をステロやゴツメで補助出来る
・起点作り+物理メガマンダの並びに見える=特殊マンダのカモである物理受け、耐久電気を誘える
・マンダの苦手なめざ氷を持つ電気に強めでステルスロックを撒ける
・ギルガルド、クチートをボーマンダの地震or炎技圏内まで削ることが出来る
ファイアロー@青空プレート
HAベース
ブレイブバード/剣舞/羽休め/挑発
マリルリ@オボン
HAベース
腹太鼓/アクアジェッ卜
・誘うポケモンが似通る
=マンダで苦手なポケモンを消耗させてどちらかの一貫性を作るというオノノガブの理屈を利用した並び
・マンダが苦手なクレセドランを起点に出来る(安定はしない)
・マンダでは不安定な対バシャーモに厚く出来る
・マニューラ、マンムー、ゲッコウガ、ゲンガー等の上から縛ってくる相手に強め
ギルガルド@食べ残し
HSベース
シャドーボール/毒々/キングシールド/身代わり
・マンダで相手に出来ないクレセリアとポリゴン2を起点に毒で消耗させられる
・ギルガルドミラーでも比較的強め
・フェアリーへの遂行力が落ちるがボーマンダがフェアリーに打点をもてる点でカバー
【最後に】
この型強いので一度使ってみてください
同じような型が既に投稿されていましたが考察内容の違いからフォークさせてもらいました