初めまして。ヒロ氏といいます。
スペシャルレート(シーズン1)で最も使われるホルードの育成論を書いていきたいと思います。
※ここから先スペシャルレートシーズン1の前提です
シングル向けではないのでご注意を。
- スペシャルレートとは
シーズンごとにルールが変わる独特なレートです。
シーズン1はカロス地方で新たに発見されたポケモン(ハリマロン〜ジガルデ)のうち
ゼルネアス、イベルタル、ジガルデ以外が参加できるルール。
それ以外のルールはシングルと同じです。
ホルード
(種族値)
HP:85 こうげき:56 ぼうぎょ:77 とくこう:50 とくぼう:77 すばやさ:78
カロス地方で新たに登場したポケモン。
パッと見そこまで強くなさそうな種族値。
ですが、この子には強特性「ちからもち」があります。(夢特性なので注意)
この特性により、Aがちからもち込みで最大236になり、
並耐久のポケモンならおんがえしで一発で倒します。
しかし耐久は努力値を振らなければそこまでありません。
こだわりハチマキ持ちA特化ファイアローのブレイブバードで高乱数一発です
- 採用理由
技の範囲が広く、更には交代から受けられるポケモンが非常に少ないのです。
(どれくらいの火力がでるのかは後ほどダメージ計算で)
受けられるポケモンはクレベース、パンプジン&オーロット、トリミアン、ブリガロンくらいでしょうか。
とりあえず出しておけば相手のポケモン1体もっていきます。
ただし前述した通り耐久はそこまでないため、安易に攻撃を受けないことが重要。
下手に攻撃を受けると1発で落とされます。
しかしこの型はタスキなため、無効タイプ以外には受けにいかない方が無難。
努力値&個体値&持ち物&性格
- 持ち物
・きあいのタスキ
これが最も最適と思われます。
この道具を持つことにより、HP満タンのときすべての技を必ず1発は耐えるため
対面性能&安定性が非常にあがります
本来不利であるブロスターなどに突っ張れたり、スカーフによる奇襲にも対応できます。
並以下の耐久をカバーできるのもポイント。
- 努力値・・・H4-A252-0-0-0-S252 (H4AS252振り)
H・・・あまり
A・・・火力を最大限確保するためぶっぱ
S・・・対面性能をとことん引き上げるためぶっぱ
- 個体値・・・×-31-×-×-×-31 タスキなためAS以外必要ありません
(理想は31-31-31-×31-31です)
- 性格・・・いじっぱりorようき
ミラーを意識するならばようき、火力を意識にするならばいじっぱりといったところです
ようきならばミラーに強くなる反面、火力が足りなくなります。
いじっぱりならば火力が十分な反面、ミラーに弱くなります。
ようきならばいじっぱりでは抜けなかったガチゴラス、ペロリーム、ガメノデスに
必ず先制できるようになります。
ただその子達に最速がいるかは微妙
技構成
<確定技>
- じしん・・・タイプ一致のメインウェポン。ギルガルドやガメノデスなど広範囲に刺さるため確定です。
- でんこうせっか・・・ホルードの微妙な種族値を補う大切な技。
また、この技があるおかげで対面性能があがるので確定で。
- おんがえしorからげんき・・・こちらも広範囲に刺さるメインウェポン。
おんがえしのほうが火力があります。
が、からげんきのほうも誘う状態異常(特にやけど)に強くなるため、お好みで。
ただおんがえしを打つポケモンは大体いわなだれや地震で事足りるので状態異常に強くなるからげんき推奨。
- いわなだれorストーンエッジorがんせきふうじ
・・・飛んでるポケに刺さる技
ひるみ狙いか威力狙いか命中狙いか、ただそれだけです。
ただがんせきふうじでは若干火力が足りません。
ストーンエッジでは若干オーバーキル気味。
いわなだれは最近多い風船ギルガルドに対しひるみを狙っていけます。
<選択技>(確定欄で4つ埋まっていますが一応)
- つるぎのまい・・・積めさえすればタテることもできますがなかなか積める機会がないのが現実。よって選択爛。
入れ替えるとするならば岩技です。
- とんぼがえり・・・相手が交代するだろうなと思ったらひとまずこれを打ちましょう。
地味にカラマネロに強くなったり。
しかし技のスペースが足りないので選択欄。
後ろにギルガルドがいる場合ギルガルドの足りない火力をいい感じに補ってくれます
・アームハンマー・・・打つ相手にはじしんなどで事足りる。
- 特性・・・火力を底上げするちからもち一択
立ち回り
基本先発で。
タスキを持っているため必ず仕事をしてくれます。
ただしパンプジンやクレベースなど物理受けが先発にでてきた場合大人しく退けるのが無難。
他には特にありません。
「等倍以上の技+でんこうせっか」を打っていれば一体は持っていくことができます。
ダメージ計算(いじっぱりで計算していきます)
- じしん
H252ブロスター
ダメージ: 124〜147割合: 69.6%〜82.5%回数: 確定2発
H4ホルード
ダメージ: 138〜163割合: 85.7%〜101.2%回数: 乱数1発 (6.3%)
H252ヌメルゴン
ダメージ: 148〜175割合: 75.1%〜88.8%回数: 確定2発
H252ギルガルド
ダメージ: 158〜188割合: 94.6%〜112.5%回数: 乱数1発 (75%)
H4ゲッコウガ
ダメージ: 153〜181割合: 103.3%〜122.2%回数: 確定1発
H252B252わんぱくクレベース
ダメージ: 52〜63割合: 25.7%〜31.1%回数: 確定4発
H252B252わんぱくファーコートトリミアン
ダメージ: 55〜66割合: 30.2%〜36.2%回数: 乱数3発 (41.9%)
コットンガードを積まれると勝てません。
このダメ計だけを見ると中途半端なダメージだなと思うかもしれませんが
そこからでんこうせっかを打つことで高乱数or確定で持っていけるポケモンがかなり増えます。
- でんこうせっか
H252ブロスター
ダメージ: 51〜60 割合: 28.6%〜33.7% 回数: 乱数3発 (0.17%)
H4ホルード
ダメージ: 55〜66割合: 34.1%〜40.9%回数: 確定3発
H252ヌメルゴン
ダメージ: 60〜72割合: 30.4%〜36.5%回数: 乱数3発 (54.6%)
H4エレザード
ダメージ: 75〜88割合: 54.3%〜63.7%回数: 確定2発
H4オンバーン
ダメージ: 54〜64割合: 33.5%〜39.7%回数: 確定3発
先制技なのにいい火力しています。
- いわなだれ
H4ファイアロー
ダメージ: 292〜348割合: 189.6%〜225.9%回数: 確定1発
H252B252わんぱくファイアロー
ダメージ: 200〜236割合: 108.1%〜127.5%回数: 確定1発
H4オンバーン
ダメージ: 134〜158割合: 83.2%〜98.1%回数: 確定2発
H252B252わんぱく特大パンプジン
ダメージ: 35〜42割合: 18.2%〜21.8%回数: 乱数5発
飛行タイプ以外には基本打つことはないでしょう。
- からげんき(状態異常時)
H252B252ファイアロー
ダメージ: 138〜163割合: 74.5%〜88.1%回数: 確定2発
H252ブロスター
ダメージ: 172〜204割合: 96.6%〜114.6%回数: 乱数1発 (81.3%)
H252B252わんぱくファーコートトリミアン
ダメージ: 76〜91割合: 41.7%〜50%回数: 乱数2発 (0.39%)
- おんがえし
H252ブロスター
ダメージ: 127〜150割合: 71.3%〜84.2%回数: 確定2発
H4ファイアロー
ダメージ: 150〜177割合: 97.4%〜114.9%回数: 乱数1発 (81.3%)
H252B252わんぱくブリガロン
ダメージ: 72〜85割合: 36.9%〜43.5%回数: 確定3発
H252ニンフィア
ダメージ: 160〜189割合: 79.2%〜93.5%回数: 確定2発
ようきですと火力が足らないことがわかります。
組ませると強いポケモン
- ギルガルド・・・先ほど述べたクレベース、パンプジン&オーロット、トリミアン、ブリガロン全てに強いです。
物理型ですと突破できない恐れがあるので特殊型がオススメ。
ギルガルドとホルード共に攻撃範囲が非常に広いので相手に圧力をかけていけます。
最後に
ホルードは非常に受けづらい故使うと強いですが相手に使われると非常に厄介。
プレイングで何とかするか、ptに物理受けを仕込みましょう。
またptを構築する際、
ファイアロー・ホルード・ギルガルド・ブロスターを必ず意識してください。
この4体はスペシャルレートでの最強候補です。
ファイアローは先制威力120の技でかき乱し、
ギルガルドは止められるポケモンが非常に少なく、
ホルードは火力と技の範囲の広さでゴリ押し、
ブロスターはそこそこの耐久と高い火力を備えています。
以上です。
閲覧ありがとうございました