こんにちは、Rayです。今回が初めての投稿です。よろしくお願いします。
注意事項
- 指定がない限り、相手は6Vを前提とします。
- HP・攻撃・防御・特攻・特 防・素早さはそれぞれH・A・B・C・D・Sいう略称を使います。
- HABCDに関して、性格補正無し、努力値最大振りの状態を「ぶっぱ」 Sに関しては「準速」とします。
- ABCDに関して、性格補正有り、努力値最大振りの状態を「特化」 Sに関しては「最速」とします。
メガボーマンダについて
ORASからメガポケモンとして初登場しその脅威的な火力から人気を集め一時期はPGLランキングの上位にいましたが、ポリゴン2やクレセリアなどの物理受けポケモンによって対策がとられ、数を大きく減らしました。
ですが最近は、特殊型や両刀型の登場により人気が徐々に高まり、その数も増えつつあります。
この育成論ではボーマンダに身代わり、羽休めを搭載することで、龍舞を積む回数を増やし、全抜きを狙っていく型を紹介しようと思います。
フォーク先の育成論との違いについて
フォーク先の育成論との違いは
1.メインウエポンを暴れる→やつあたりにしたこと。
2.努力値の振り方を変更したこと。
この二つです。
1.について
暴れるでは、混乱がありせっかく舞ったのを無駄にしてしまうため、反動も混乱もなく安定するやつあたりを採用しました。
2.について
フォーク先の育成論と努力値を変えたことで良くなったことは耐久と攻撃に振ることで相手の攻撃を耐える確率が高くなり、全抜き性能が向上したことです。
この型は基本舞う前提の型ですが(育成論ORAS・XY/1443)では素早さに厚めに振っているため1舞でもSが170*1.5で255となります。スカーフ持ちでもここまで速いのはほとんどいないためSが多すぎて無駄になってしまいます。
そのため、その分を耐久に回すことで無駄な努力値を減らし、2、3舞できる確率を上げました。
差別化
一般的なAS龍舞型ではなくこの型を使うメリットとデメリットについて考察します。
メリットとしては
1.AS龍舞型では状態異常をいれられ起点にすることが難しい、ナットレイ、型によるがHBロトム(W)を起点にできる。
2.回復技を持つことにより、物理アタッカーにたいして安定して舞うことができる。
3.舞うターンに後だしされたクレセリアやポリゴン2を択に勝てば突破できる。
特に1つ目のメリットはこの型の一番の良さです。
AS龍舞型なら舞うターンにあくびや、鬼火、電磁波を打たれ機能停止にされますが、この型では身代わりによって状態異常を防ぐことができ、高い耐久から身代わり一発で割らさせないので起点にして突破することができます。
更にメガ進化前の特性威嚇をいれればドリュウズ、ランドロスなどの岩石封じでも身代わりが割れないため起点にすることも可能です。
デメリットとしては
1.ワンウエポンなので電気や岩タイプを突破するのが難しい。
2.Sが遅いのでメガ後でも舞わないと上から殴られて倒される。
3.AS龍舞型に比べて1試合に時間がかかる。
特にジバコイルやバンギラスは重くなります。
カバルドンとロトムについて
先程「型によるが」と記述したのは起点に出来ない型があるからです。
具体的に言うとカバルドンでは、吠えるを持ってる型は起点にできません。更に氷の牙を持っているカバルドンについては択に勝つ必要があります。
Wロトムではめざ氷持ちは起点にできません。ただしスカーフのめざ氷持ちは竜の舞→羽休めで回復が間に合うため、起点にできます。
10まんボルト持ちのHBの場合も身代わりが割られるため、択に勝つ必要があります。
努力値調整
調整案1
努力値 H244 A204 B4 D36 S20
実数値 201-210-151-×-115-143
H 2n+1 身代わりが最も強い
H-D C4振りロトムのボルトチェンジを
身代わりが高乱数耐え
S メガ前準速70族抜き
A 余り
B 端数
調整案2
努力値 H244 A204 B4 D4 S52
実数値 201-210-151-×-111-147
H 2n+1 身代わりが最も強い
S メガ進化後に最速80族抜き抜き
B 端数
D 端数
A 余り
確定欄では調整案1にしてますが、HBロトムの10まんボルト持ちが増え身代わりを1発で割られる可能性が増えてきてるため、Dを減らしてSに振る調整案2にするのもいいと思います。
技構成
確定欄
身代わり
この型のコンセプト。相手の状態異常攻撃を透かすことができます。技マシン。
羽休め
回復技。身代わりを何回もはるので確定です。技マシン。
龍の舞
舞う型前提の型なので当然確定です。遺伝技。
選択技
やつあたり
メインウエポン。電気、岩、鋼タイプに半減されますが、等倍の相手に対しては十分な火力があり、反動もないので安定します。恩返しでもいいですがやつあたりにしておくとメタモン対策になります。技マシン。
からげんき
鬼火に対して強くでれます。ただし状態異常にならないと火力は微妙です。技マシン。
すてみタックル
威力120で一番火力があります。ただし反動ダメージが辛いです。レベル技。
ダメージ計算
与ダメージ
舞なし
1舞で表示します。
H252メガガルーラ
62.3~73.6%
92.5~109.4%(乱数1発56.3%)
H4振りガブリアス
73.9~88.0%
111.4~132.1%
無振りリザードンX
78.4~92.8%
117.6~139.2%
HB特化クレセリア
37.0~44.1%
55.5~65.2%
HB特化スイクン
42.0~49.8%
62.3~73.9%
HB特化輝石ポリゴン2
34.9~42.2%
53.1~62.5%
HB特化ウォッシュロトム
28.7~34.4%
42.7~51.0%
2舞57.3~68.2%
HB特化カバルドン
39.1~46.5%
59.1~69.8%
2舞78.6~92.6%
HB特化ナットレイ
43.6~51.9%
65.2~76.8%
2舞86.7~102.8%
被ダメージ 物理
威嚇なし
威嚇込みで表示します。
A特化メガガルーラの冷凍パンチ
110.4~131.3%
74.6~89.6%
威嚇込みなら耐えますね。
A特化ガブリアスのげきりん
89.6~105.5%(乱数1発31.3%)
59.7~71.6%
A特化ファイアローの鉢巻きブレバ
49.3~58.2%
32.8~38.8%
A特化マリルリのじゃれつく
75.6~89.6%
50.7~59.7%
無振りカバルドンの岩石封じ
20.9~24.9%
13.9~16.9%
無振りナットレイ
ジャイロボール(威力150)
31.8~37.8%
21.4~25.9%(身代わりが高乱数で耐える)
アイアンヘッド
16.9~20.9%
11.9~15.9%
A特化ドリュウズの岩石封じ
30.8~36.8%
20.9~24.9%
A特化霊獣ランドロスの岩石封じ
32.8~38.8%
21.9~26.9%
最近の霊獣ランドロスは耐久に努力値を振っているものが多く、Aに特化してるものは減ってきています。なので、実際は受けるダメージがこれより小さくなり、威嚇をいれると身代わりがかなりの高確率で耐えてくれます。
特殊
無振りスイクンの冷凍ビーム
65.7~77.6%
C4振りクレセリアの冷凍ビーム
57.7~69.7%
C4振りポリゴン2の冷凍ビーム
75.6~89.6%
C4振りロトムのボルトチェンジ
20.9~25.9%
10万ボルト
27.9~32.8%
Cぶっぱメガライボルトのめざめるパワー(氷)
73.6~87.6%
Cぶっぱメガゲンガーの凍える風
79.6~95.6%
4倍の技でも耐えてくれますね
立ち回り
パターン1
ナットレイやカバルドンなどの起点にできるポケモンと対面した時
1.身代わりをはる。
2.相手の技では身代わりを一発で破壊できないので舞う。
3.1→2を繰り返し体力が減ってきたら羽休めをして回復する
4.ある程度舞えたら攻撃する。この時身代わりを残したまま突破できるようにする。
パターン2
物理アタッカーに威嚇をいれた状態で対面した場合
1.舞う
2.回復が間に合うなら羽休め、間に合わないなら攻撃する。
威嚇をいれれば特化メガガルーラの冷凍パンチも耐えるので、ほとんどの物理アタッカーの前で1度は舞うことができます。
パターン3
舞うターンにクレセリア、ポリゴン2を後出しされた場合
1.身代わりをはる。
2.(1)電磁波やどくどくを打たれ身代わりで透かせたらそのまま攻撃する。
確2をとってるので相手の回復は間に合いません。
(2)冷凍ビームを打たれて身代わりを割られたら羽休めを2~3回する。
3.(2)をやるとと相手はいつかどくどくや電磁波を打ってくるため身代わりをはって状態異常を透かす。上手く成功したらそのまま攻撃する。
実際使ってみて突破率は5分5分ぐらいなので確実に突破できるわけではありませんがそれでも天敵を突破できるのは大きいです。
ただしメガ前の威嚇をポリゴン2にトレースされた場合は攻撃しても確2はとれないので諦めて引っ込めてください。
この説明では分かりにくいと思う人のためにバトルビデオを準備してます。
パターン1の場合
PVVG-WWWW-WW2X-DSY9
パターン3の場合
282W-WWWW-WW2X-JSN7
これを見ればどう立ち回るか理解していただけると思います。
組ませると相性のいいポケモン
・ウルガモス
マンダの苦手なクレセリア、ポリゴン2、スイクンを起点に舞うことができます。更にマンダとクレセリアの対面で電磁波を誘発させやすくなり、身代わりで透かせる確率が増えるのも利点です。
ただしステロを撒かれると辛くなります。
・マンムー
この型では突破するのが難しいボルトロスやサンダーの対策になり更にステロも撒けるので強いです。
・ギルガルド
マンダとの相性補完がいいです。ギルガルドの苦手な炎、地面はマンダで受けることができ、マンダの苦手なフェアリー、ドラゴン、氷、岩をギルガルドで受けることができます。
終わりに
最後まで読んでくださった方ありがとうございます。投稿初心者なため拙い育成論となってしまいましたが、いかがだったでしょうか?質問や意見はコメントでよろしくお願いします。あと、実際に使ってみた感想も聞いてみたいです。もし、この育成論をみて実際にこの型をつくってみた方がいらっしゃいましたら、コメントで感想をください。評価もしていただけると嬉しいです。
追記
5/16
フォーク先の育成論との違いについての説明の追加
6/6
コメントで指摘されたことについての説明の追加