ポケモンパーティ構築(シングル)

【スカーフ巻いたら】S14シングル バニラゴヨン構築【パートナーができた】

2021/01/29 21:06

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投稿者:こゆるぎ(@koyurugi1242)

剣盾 / シングル / シーズン14

 初投稿になります。
書式、文章構成など至らないところがありますでしょうが、ご指導いただけますと幸いです。

 タスキによる壁張りが主流なバイバニラにこだわりスカーフを持たせれば奇襲性が高いのではと思い立ち、構築しました。その過程でバイバニラの強みと相性の良いポケモンの存在に気付くことができましたので紹介します。
 初めてのバイバニラ入りパーティの構築、運用に挑みましたが、マスターボール級で勝率6割超えていましたのでパーティコンセプトは間違っていないと考えております。

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使用ポケモン

 CS:最速ぶっぱ、残りH

 本構築の肝。
 種族値配分の悪さが有名ですが、環境次第では悪い数値ではないことがわかりました。
 C110は一般的に高い値とは言えませんが、ゆきふらし持ちの中では最も高い値であり、必中吹雪はバイバニラより特攻の高いグレイシアやモスノウの冷Bよりも威力があります。また、フリーズドライ使いの中では2番目に高い特攻でもあります。現環境はドラゴン、飛行、地面、水、草を複合しているポケモンが多く、必中吹雪及びフリーズドライに耐性のあるポケモンは少ないため、この二つの技だけでかなりの圧力を与えることができます。
 S79も現環境ではカイリューカイリュー以外の80族がいないこととS+1で何かを抜くという調整が主流になり最速にするポケモンも減ったため、80族に負けるという欠点が薄まりました。むしろ、スカーフを持たせればスカーフウオノラゴンウオノラゴン(S75)の上からフリーズドライを撃てる貴重なポケモンという利点が浮かびあがってきます。
耐久が低い印象がありますが、実際は低耐性なだけで、タスキ対策で撃たれやすいドラゴンアローや水流連打くらいなら無振りでも耐えます。そのため、不意のスカーフも耐えて行動してくれます。
 調整は奇襲がメインなため深く考えずにCSぶっぱです。ちなみにバイバニラの持ち物の所持率(2021年1月現在)は、タスキ63.5%、粘土16.1%でスカーフは10.2%と少数派あり、奇襲性は十分あると考えます。
基本的に先発運用をします。相手のパーティを見て吹雪とフリドラの一貫性をみて選出して、相手の控えを考慮して吹雪とフリドラのどちらが有効か選択し奇襲を仕掛けます。エースバーンエースバーンとかち合った場合はオーロラベールを選択して火炎ボールで退場します。また、ゴリランダーゴリランダーヒードランヒードランラプラスラプラスと対面した場合は速やかに後続と交代します。
 初手のバイバニラがやられた時点で、以下の3つのうちのどれかの状況になっています。
・相手ポケモンのHPが減っている
・オーロラベールが張ってある
・タスキ持ちを霰ダメージで倒して相打ちになる
これらの状況に合わせて、起点にできるポケモンを選択して、死に出しからの展開を狙います。
 先発での使い捨てを想定しておりますが、終盤でのスカーフでの掃除はかなり有用ですので、後続を安全に受けだしできる状況であれば交換して温存しておいてもよいかもしれません。ただし、バイバニラは氷耐性しかなく低耐久のイメージがあるためか、相手の技選択を縛ることができません。例に挙げますと、エースバーンエースバーン対面時に相手視点では火炎ボール、とび膝蹴り、アイアンヘッド、ダイジェットのどれを選択してもよいわけです。そのため、後続の確実な耐性受けは大変難しいです。火力のインフレが進んだ現環境では耐性受けを確実に行えないことはそのまま敗北につながるため、リスクを抑えるためにバイバニラの切り捨てを前提に戦術を組み立てたほうが安定すると考えます。もし、バイバニラ交代からの受けだしが安定するポケモンが複数用意できるのであれば、スカーフバイバニラはまた一段と上の存在になれるでしょうが、私はいまだに発見できていません。今後の研究次第でしょうか。

 CS:最速ぶっぱ、D>B

 バニラゴヨンの並びが新たに誕生したと感じたくらい相性の良い組み合わせです。
 バイバニラの項目で書きました、バイバニラ退場後の状況に対し、
・相手ポケモンのHPが減っている
 →ダイアシッドかダイバーンで火力上げしつつ、ビーストブーストでS上昇できる。
・オーロラベールが張ってある
 →悪だくみを安全に積める
・タスキ持ちを霰ダメージで倒して相打ちになる
→不利対面になったとしても上から流星脱出で対面操作できる。
というようにすべてのパターンで有利な展開に持ち込むことができます。
また、バイバニラを突破することが多いエースバーンエースバーンに素の素早さで勝っていること、バイバニラにあと投げされやすい鋼と氷に対して炎技を撃てることもバイバニラの後続として適正があります。残った霰もタスキ潰しができるため、技範囲は広いが連続技を持たないアーゴヨンの全抜きに貢献します。
並びの話とは少しずれますが、脱出パックの対面操作力のおかげでバイバニラを選出できないとき用の初手要員として運用できます。バイバニラは攻めでも受けでもパーティ構築の穴になりやすいので、エースと初手要員を兼任することはパーティを圧縮につながり、構築の穴埋めする余裕を作り出してくれます。
 欠点はバニラゴヨンともにヒードランヒードランラプラスラプラスを突破できないことです。ダイマ切らなくてもドランとラプラスの相手をできるポケモンがいたら是非教えてください。(切望)

 前世代で使用していた個体を流用したため、調整意図は失念しました。
 バイバニラの項目でも言及しましたバイバニラ交代の安定した引き先の1匹です。物理、特殊共に高い耐久、バイバニラの弱点である炎と格闘半減、岩と鋼が等倍であるため受けだしが成立することが比較的多いです。現環境ではバイバニラ入りに対し、エースバーンとウーラオスを繰り出してくることが多いため、選出しておいて腐ることはあまりないです。
 欠点はバニラレヒレともにゴリランダーゴリランダーラプラスラプラスに勝てないことです。レヒレ以外にもう1匹安定した交代先がいれば戦術に幅が出るのですが、どのポケモンも一長一短なことが多くいまだに最適解を見つけられません。誰か教えてください。(切望)

 H:4n+1 D>B S:4振り A:残り Sは調整の余地あり
 
 バイバニラが呼びやすい炎、氷、鋼に正面から殴り合うことができ、バイバニラが苦手なゴリランダーゴリランダーラプラスラプラスヒードランヒードランバンギラスバンギラスをまとめて誤魔化すことができます(確実に勝てるとは言っていない)。バイバニラが呼びやすい炎、氷、鋼に正面から殴り合えます。また、からめ手が得意なエスパーとゴーストの対策も担っています。
 とにかく便利なのでいかに消耗させずに立ち回れるかがポイントだと思っています。

 AS:ぶっぱ、ビーストブーストA上昇 D>B

 物理エース枠に採用ではありますが、タスキとトンボを採用して汎用性を持たしています。バイバニラの穴を埋めるためにはエースといえど多芸であることが求められるのです。
 タスキは一見ゆきふらしと相性悪いように見えますが、フェローチェの出番が来る頃には霰が止む、他ポケのダイマで天候が切り替わっていることが多くつぶれることはあまりありませんでした。また、バイバニラのスカーフ奇襲で相手がステロを撒くタイミングを逃しやすいことも影響していると思います。

 前世代で使用していた個体を流用したため、調整意図は失念しました。
 ここまでのポケモンたちでは地面と電気の一貫性があるため、その補完のため追加しました。威嚇とチョッキにより物理特殊両方に受けだせるようクッション性を高めています。
 選出率は6位ですが、バイバニラとウーラオスが対面したときにインファイトを撃たれづらいのはこのポケモンの存在があるためと考えています。

戦術と解説

 基本選出は初手バイバニラバイバニラ + アーゴヨンアーゴヨン + 1です。
 バイバニラのスカーフ奇襲の結果に応じて、後続の積み方を選んでいきます。
また、バイバニラが苦手なゴリランダーゴリランダーラプラスラプラスヒードランヒードランバンギラスバンギラスのうち2体以上いる場合は、バイバニラバイバニラ の選出はあきらめアーゴヨンアーゴヨンを先発にし、流星脱出パックで有利対面作り、後続で積んできます。
 ダイマはできれば抜きエース枠であるアーゴヨンに切りたいですが、相手のダイマをいなせるのであれば他のポケモンでも積極的に使っていきます。ただし、バイバニラだけはあまりにもダイマ適性がないため基本的には切りません。

 過去のイメージに囚われてあまり目を向けてこなかったバイバニラですが、使用を続けるうちに本来持っていた強み、環境への刺さり具合、相性の良いパートナーを発見できました。ただ、バイバニラが構築の穴であるという認識は変わりませんでしたので、残り5匹で6匹分の補完が可能になるような組み合わせを見つけることが構築の肝だと感じました。まだまだ詰められる部分が多いためさらなる知見を獲得していきたいです。
 そして、コメント等をいただけますと助かります。
 最後に、ここまで長々と読んでいただきありがとうございました。

投稿日時 : 2021/01/29 21:06

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