ポケモンパーティ構築(シングル)
【バトルマスター予選 最終112位/レート1705】連撃ヤーラオス&チョッキヤバコイルヤーティ【役割論理】
はじめに
バトルマスターにヤーティ(役割論理パーティ)で参加した所、最終レート1700超えを達成できたため備忘録も兼ねて構築記事を投稿させて頂きます。
※ヤロテスタント・ヤルヴァンなのでとつげきチョッキやヤケモン落第生も使います。ヤトリックの方はご了承ください。
※ウーラオス(れんげき)ジバコイルの項は調整やプレイングの考察も行っているので長文です。ご容赦。
- 最終順位:112位/レート1705
- 瞬間最高順位:22位/レート1726
- 勝敗:30勝15敗
構築経緯
鉢巻連撃ウーラオス(れんげき)をヤーティで使いたい、から開始
↓
こいつを使う上では「半減に受け出せば相手の一撃/連撃ウーラオス(いちげき)を見られる」が重要と考えているので、闘を撃たせず、最悪対面処理ができて、ジェットでの切り返しが強力な飛行タイプが欲しい→最強ヤケモンの珠ボーマンダ採用
↓
上2体ではカプ・レヒレと特殊飛行が厳しい、また、鉢巻はウーラオス(れんげき)に渡す都合ナットレイを使う気になれなかったのでジバコイルをチョッキで採用(後述)
↓
対サンダーはジバコイルでもできなくはないが、より安定させるためバンギラス採用
↓
チョッキヤケモン採用によるアイテム枠の潤沢さのメリットを享受したい、また相手のウーラオス(いちげき)の連打や強打を誘えるのでガラガラ(アローラ)採用
↓
眼鏡が余った、地面無効がもう一体欲しい、草打点欲しい、ボーマンダの役割を分散したいので補完にテッカグヤ採用
以上で構築が完成。
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使用ポケモン
- ウーラオス(れんげき)@こだわりハチマキ(いじっぱり)ふかしのこぶし
- 攻撃:252 / 防御:252 / 特防:4
- 実数値:175-200-152-x-81-117 / 個体値:31-31-31-x-31-31
- すいりゅうれんだインファイトかみなりパンチとんぼがえり
調整:
Bぶっぱ
H16n-1調整のため余りD
通常ダイマ個体
- 有利:
ポリゴン2ウーラオス(いちげき)(両方)ウオノラゴンナットレイカバルドンバンギラスドサイドンマンムーフェローチェドリュウズヒヒダルマ(ガラル)ヒードランラプラスカビゴンハピナスラッキーガブリアスバシャーモ
- 対面有利:
役割範囲はカプ・レヒレカプ・ブルルマッシブーン等に近いが、ミミッキュに不利を取らないのが大きな強み。
ダメージ計算:
- 火力:
すいりゅうれんだ⇒
耐久無振り一撃ウーラオス(いちげき)が乱1(59.9%)
耐久無振りガブリアスが乱1(63.9%)
HB特化カバルドンが乱1(96.2%)
※(最大でも117.2%のダメージ&連続攻撃なのでオボンカバルドンには回復挟まれて確2)
H244DMランドロス(霊獣)が乱1(65.8%)
H244ミミッキュがばけのかわの上から乱1(62.5%)
インファイト⇒
耐久無振り連撃ウーラオス(いちげき)ガブリアスが乱1(81.3%)
耐久無振りウオノラゴンが確1(101.8 ~ 120%)
- 耐久:
特化ウーラオス(いちげき)の鉢巻暗黒強打を2耐え(38.2 ~ 45.1%)
特化ウーラオス(いちげき)の鉢巻インファを1耐え(77.1 ~ 90.8%)
特化ウーラオス(いちげき)の暗黒強打+インファを確定耐え(~30.8% + ~60.5%)
特化がんじょうあごウオノラゴンの先制エラがみを2耐え(42.2 ~ 49.7%)
特化珠フェローチェのトリアク+インファを乱数耐え(~26.7% + ~81.1%)
A252珠フェローチェのトリアク+インファを確定耐え(~25.0% + ~74.1%)
特化ごりむちゅうヒヒダルマ(ガラル)の氷柱落としを3連最高乱数以外耐え
特化ごりむりゅうヒヒダルマ(ガラル)の地震をほぼ2耐え(30.5%の乱数2発)
特化ドリュウズの地震をほぼ2耐え(14.1%の乱数2発)
特化マンムーガブリアスの地震を2連最高乱数以外耐え
特化珠エースバーンのとびはねるをほぼ1耐え(18.8%の乱数1発)
A252珠エースバーンのとびはねるを確定耐え(80 ~ 94.8%)
A252ランドロス(霊獣)の地震を2連最高乱数以外耐え
特化ランドロス(霊獣)のそらをとぶを確定耐え(83.4 ~ 99.4%)
特化珠ミミッキュのじゃれつくを確定耐え(77.1 ~ 93.7%)
C169ウツロイドの草結び(威力100)で乱1(37.5%)
特化ヒードランのマグマストームでスリップダメージ1回込みで乱2(~12.5% + ~ 46.8% * 2)
構築出発点。ヤケモン認定はされていない。
D以外欠点の無い種族値、優秀な耐性、耐久の誤魔化しを許さない水流連打の超性能など豊富な強みを持ち、登場当初は論者からの期待も厚かったものの、水枠にはエースバーンランドロス(霊獣)に勝てる事が何より重要視される今世代の論理では評価されなかった。不憫。
雪原環境のヤーティはほぼ飛行威嚇+ウーラオス(いちげき)対策+サンダー対策+補完要員で構成されるため、構築に入れる枠が無いのも痛い。特にウーラオス(いちげき)対策に需要が高いカプ・レヒレマッシブーンとは弱点が丸かぶりし、カプ・ブルルとは鉢巻を取り合う。
しかしヤーティにとって重い氷(フェローチェ含む)やポリゴン2に強い上にミミッキュに弱くない、何より鬱陶しい有象無象のタスキやみがわりを気にせず殴れるのがとても爽快であるため、何とかヤケモン運用したいと思っていた。
そこで、以前異教徒パで(パーティ構築/1510)使った、飛行タイプとの組み合わせにより相手の両ウーラオス(いちげき)をこちらのウーラオス(れんげき)で受ける発想を流用し、ウーラオス(いちげき)対策枠にウーラオス(れんげき)を捩じ込んだ。強打/連打に受け出し⇒もう一撃を確実に耐えて殴り返せる。こちらはS無振りなので、相手のインファの下から殴る事でBダウンを狩れるのも長所。
流石にカプ・レヒレカプ・ブルルマッシブーンと比べてウーラオス(いちげき)受けの安定感は落ちるものの、鉢巻ウーラオス(れんげき)の破壊力や対面性能を保ったまま相手ウーラオス(いちげき)に受け出しで対応できるのが頼りになる。また、ポリゴン2やミミッキュ入りに柔軟な選出ができるのがとてもストレスフリーだった。技を外す事が無い偉い子。今回のMVP。
ウーラオス(いちげき)入り相手には基本的に選出する。半減で受け出すためにはボーマンダかガラガラ(アローラ)と一緒の選出が望ましいが、ガラガラ(アローラ)はともかくボーマンダは雑に選出しやすいヤケモンなので以外と困らない。最悪ソロで出して対面で処理してもらう。
通常色モンボ入り。当たり前。
努力値考察
今回はBぶっぱで採用。特殊方面の役割対象はポリゴン2ヒードランくらいなので、対物理の安定感を重視した。半減なら特化エラがみ、等倍はランドロス(霊獣)ヒヒダルマ(ガラル)の地震辺りまで2耐えする。抜群でも特化ランドロス(霊獣)の空を飛ぶや特化珠エースバーンの飛び跳ねるを耐えるなど、素晴らしい物理耐久を持つ。
ここまで硬いウーラオス(れんげき)も他にいないため、相手視点で予想できない受け出しや反撃が何度も決まったように思う。
逆にH振りのメリットとしては対ヒードランポリゴン2がより安定する、臆病キュウコン(アローラ)や無振りカプ・レヒレのムンフォ、無振りサンダーの放電、ウツロイドの草結び等を耐える、といったものがある。Dは低いが、Hが高いおかげでHやDに回せば特殊も色々耐える。
個人的にはB振りを推奨だが、パーティや今後の環境(SVとか)次第ではH振りが有用になるかも?
- H220(総合耐久最高効率振り、残り努力値36は省略)でのダメージ計算
特化ヒードランのマグマストームをスリップダメージ1回込みで2耐え(12.5%+ ~41.3% * 2)
特化ヒードランの大地の力を2耐え(41.8 ~ 49.7%)
C252キュウコン(アローラ)のムンフォで乱1(31.3%)(D36なら確定耐え)
C無振りカプ・レヒレのムンフォを確定耐え(76.8 ~ 91.6%)
C無振りサンダーの放電を確定耐え(80.7 ~ 95.5%)
C169ウツロイドの草結びを確定耐え(77.8 ~ 92.6%)
※記事作成中に気づいたが、H28振りで169ウツロイドの草結びやC無振りカプ・レヒレのムンフォを75%で耐え&H179(4n-1&6n-1)調整、H76振りで確定耐え&H185(6n-1)調整が可能。
代わりにBを削る事で有象無象の地震を等倍受けする際の乱数などが変わってくるので、ここは個人の好みやヤーティと相談。
技考察
連打とインファは当然確定。水への遂行技と役割破壊技を兼ねる雷パンもほぼ確定かと。残り1枠だが、冷パンと蜻蛉で悩んだものの後者を採用。
・対受けループで強い
・呼ぶ草やラティアスラティオスには蜻蛉でも負担をかけられる
・ドラパルトは水流連打で半減でも確2
・ランドロス(霊獣)は水流連打でいい
・カイリューボーマンダには蜻蛉で起点化を回避した方が無難
であり、冷パンはほぼガブリアスピンポと考えている。
しかし、そのガブリアスが一定数いる上、鮫肌のせいで連打は押したくない、タスキガブリアスにはインファのBダウンを狩られかねない事を考えると、ローリスクで撃てる冷パンが欲しい場面もあった(ダイアイスでのタスキ貫通も狙える)。一長一短。
持ち物考察
こいつを採用する大きな理由の一つは鉢巻の大火力で相手のウーラオス(いちげき)やウオノラゴンをワンパンし役割を持つ事であり、鉢巻以外で採用する余地はほぼ無い。見た目にも似合うし。
どうしても鉢巻で採用できない場合はゴツメが次の候補になると思う。ウーラオス(れんげき)には1回、ウオノラゴンには2回ゴツメを触らせればインファ一発で遂行可能。特にタスキ連撃ウーラオス(いちげき)により安定するのは大きい。高めのSから撃ち分けできるのも便利か。とはいえ、対ウーラオス(いちげき)ウオノラゴン以外での汎用性や崩し性能といった魅力が削がれるため、個人的にはあまり使う気にならない。
キョダイマックスについて
ダイマックスを切る=基本的には居座って撃ち合う状況なので、キョダイレンゲキより連射で威力の上がるダイストリームの方が有用。なので通常ダイマ個体推奨。
他にも雨とナックルで鉢巻連打の火力を上げて低速サイクルを破壊する、裏のボーマンダやジバコイルの暴風/ハイポン/雷を強化するといったプレイングも可能で便利。バンギラスの砂をリセットして裏のサンダーに備えたターン管理、といった事もできたり。
どうしても後続の炎技の威力を下げたくないならキョダイマックス選択だが、こいつでダイマ切ってそのあと炎技が必要になる展開も滅多にないのではなかろうか。テッカグヤは適当に削って裏に任せればいい、カミツルギは雨があってもボーマンダテッカグヤガラガラ(アローラ)なら余裕で押し切れるし。
VSランドロス(霊獣)&エースバーン
水枠ながらランドロス(霊獣)に勝てないのが連撃ウーラオス(れんげき)が論者に評価されない理由だが、それはダイマ前提の話。
偶発対面の場合、ランドロス(霊獣)はまず逃げるので殴りかかってもいい。たまに無理矢理ダイマしてくるが、その場合はHBの遅い個体なので上から殴ってガッツリ削ってやれる。
ダイジェットを警戒するなら一度飛半減ヤケに下げるのが安定。ウーラオス(れんげき)を受けに来たカプ・レヒレとジバコイルが対面すると美味しい。
また、B振りウーラオス(れんげき)は特化空を飛ぶまで確定で耐えるため、お互いにダイマが無い状態なら、珠ASランドロス(霊獣)以外に対面負けする事はない。
剣舞や地震にならウーラオス(れんげき)を受け出せる事もある。遅いランドロス(霊獣)なら倒せるorダイマされても致命傷を与えられる。速いランドロス(霊獣)でも、補助技に繰り出せればSバレしてない限り逃げていく。ダイジェットが飛んでくると出オチするが、剣舞を積めてないダイマランドロス(霊獣)はボーマンダテッカグヤの敵ではないので、切り返しは可能。
勿論ランドロス(霊獣)の相手をウーラオス(れんげき)だけに任せるのは厳しいので、ボーマンダやテッカグヤを一緒に選出する事にはなるが、相手への圧力は十分にあり対ランドロス(霊獣)は非常に楽であった。他水ヤケモンと違い取り巻きのポリゴン2ミミッキュにもまとめて強く出られるのがやはり良い。
対エースバーンも大体同じで、スカーフ・襷警戒で逃げるかダイマを吐いてくれる。ダイマ無しなら、意地珠飛び跳ねるまで高乱数で耐えるためほぼ勝てる。ランドロス(霊獣)と違いサイクルに参加できる性能をしていないため、一度いなしてしまえば後は楽勝。
相性の良いヤケモン考察
高性能特殊飛行。ウーラオス(れんげき)が飛行の苦手な岩氷を相手取り、逆にウーラオス(れんげき)の苦手な草や飛を彼らが相手取る。対ウーラオス(れんげき)を安定させるにも必須な枠。
ギャラドスは攻撃面と電気弱点が丸かぶりなので同居は無理かと。ランドロス(霊獣)はタイプの相性は悪くないが、相手ウーラオス(れんげき)やランドロス(霊獣)への切り返しができないのが厳しい。
- 鋼ヤケモン
ウーラオス(れんげき)の弱点(草/電/超/飛/妖)をほぼカバーしてくれて、逆に鋼が苦手な炎地闘にはこちらが強く出られる。
特に本構築で採用したジバコイルはウーラオス(れんげき)の弱点全てに耐性があり、良い引き先になってくれた。カプ・レヒレに強いナットレイも相性は良いのだが、鉢巻を奪い合うのが難点。
この組み合わせの妙は、ウーラオス(れんげき)も鋼ヤケもヤーティにとって重い氷と岩の一貫を切れるため、枠を被らせる事無く耐性の穴埋めができる事。
- ボーマンダ@いのちのたま(ひかえめ)いかく
- HP:68 / 防御:184 / 特攻:252
- 実数値:179-x-123-178-100-120 / 個体値:31-x-31-31-31-31
- りゅうせいぐんぼうふうだいもんじハイドロポンプ
調整:
H:10n-1
残りB
最強ヤケモン。素晴らしい火力と範囲、相手視点での物理か特殊かの分かりづらさによる奇襲や崩し、物理を広く見られる耐性と耐久、威嚇による味方のサポート、S100からの論理的ダイジェットなど、攻守共にケチのつけようがない。
強いて言うなら必然力を試してくるのがこわい。
とはいえエースバーン入り以外には言うほど選出しなかったり。出す試合では八面六臂の活躍を見せる。大会中一度も技を外さなかった偉い子。今回のMVP。
フレボ入り色違い。
- ジバコイル@とつげきチョッキ(ひかえめ)アナライズ
- HP:236 / 特攻:252 / 特防:20
- 実数値:175-x-135-200-113-80 / 個体値:31-x-31-31-31-31
- かみなりボルトチェンジラスターカノンボディプレス
調整:
H16n-1
残りD
役割対象:サンダーミミッキュカプ・レヒレポリゴン2ドラパルトウツロイドテッカグヤドヒドイデキュウコン(アローラ)ラプラスファイヤー(ガラル)ウォッシュロトムオーロンゲピクシーカプ・コケコ
ダメージ計算:
- 火力:
アナライズかみなり⇒
無振りサンダーが乱1(37.5%)
H252サンダーに74.6 ~ 88.3%のダメージ(珠ダメ2回込みで乱1(56.3%))
H244輝石ポリゴン2が乱2(98.8%)
HD輝石ポリゴン2に35 ~ 42.4%のダメージ
無振りウォッシュロトムが確1(101.6 ~ 120.8%)
アナライズダイサンダー(威力140)⇒
アナライズラスターカノン⇒
アナライズダイスチル⇒
- 耐久:
特化珠サンダーの10万ボルトを4連最高乱数以外耐え
特化珠サンダーの10万ボルト+熱風を確定耐え(~ 25.7% + ~ 72.5%)
特化珠サンダーのダイサンダー(威力140)を2耐え(33.1 ~ 40%)
特化珠サンダーのダイバーンを確定耐え(83.4 ~ 99.4%)
DMで特化サンダーのダイバーン+晴れダイバーンを確定耐え(~ 38.2% + ~ 57.1%)
特化眼鏡カプ・レヒレの波乗りを2耐え
珠ドラパルトの特化ドラゴンアロー+無補正大文字を確定耐え(~ 35.4% + ~ 53.7%)
特化珠ドラパルトのシャドボ+火炎放射を2連最高乱数以外耐え(~ 40% + ~ 61.1%)
特化ウツロイドのC+1メテビ+パワージェム2回を確定耐え(~ 39.4% + ~ 26.8% * 2)
非DMで受ける特化ウツロイドのC+1メテビ+DMで受けるC+1ダイロック(威力140)3回を乱数で耐え(~ 39.4% + ~ 23.1% * 3)
(C169ウツロイド相手なら↑の条件をほぼ耐え(~ 34.2% + ~ 20% * 3)
特化テッカグヤの火炎放射2耐え(40 ~ 48%)
特化テッカグヤのC+1メテビ+火炎放射を耐え(~ 23.4% + ~ 72%)
特化テッカグヤのC+1メテビ+大文字を乱数耐え(~ 23.4% + ~ 86.8%)
DMで特化テッカグヤのダイバーン(威力140)+晴れダイバーンを耐え(~ 37.1% + ~ 55.4%)
特化ウォッシュロトムのハイドロポンプを2耐え(36.5 ~ 43.4%)
チョッキで再雇用されたヤケモン落第生。
鉢巻が先約されておりナットレイが採用しにくい事、ウーラオス(れんげき)の引き先として完璧な耐性をしている上に、カプ・レヒレを起点に崩しを仕掛けられる点から採用した。
ヤケモン落第の原因でもある特殊耐久の微妙さをカバーすべく、チョッキヤケモンとしての採用を踏み切った。チョッキヤケモン※の条件である「持ち物強化無しでも超火力が出せる」という点に関しては、珠サンダーを超える電気や眼鏡テッカグヤ級のラスカを無強化で放てる点からクリアしていると考えた。実際無強化とは思えない火力で、耐久無振りウオノラゴン辺りまでは等倍雷でワンパン可能。ビックリした。
- 補足:チョッキヤケモン
火力アイテムの所持が必須とされる役割論理において、特例としてとつげきチョッキの所持を許されるヤケモンの事。詳細は割愛するが、「無強化でも他のヤケモンに鉢巻・眼鏡・珠を持たせた程の火力が出せる」「素の状態では役割を持てないが、チョッキ所持なら他のヤケモンに劣らない独自の役割範囲を持てる」などが条件。
現在認められているのはツンデツンデのみ。
チョッキ装備によりサンダーウツロイドテッカグヤにも役割が持てる。サンダーは熱風の無い個体も多くて良く刺さった。対ウツロイドはギリギリ火力が足りなくて悲しくなるが、向こうからの打点が薄い上、Sブーストのために火力を削っている個体ばかりなのでほぼ勝てる。構築単位で厚くなっているおかげでウツロイドに悠長を許さないのも大きい。また、現行チョッキヤケモンのツンデツンデと違いバンギラスとの同居がしやすく、自然と構築がサンダーに厚くなるのも見逃せない。
ウーラオス(れんげき)が出せない際にポリゴン2を誤魔化す仕事もする。雷を連打していれば麻痺も込みで突破or後続で処理しきれる程度には追い込める。最悪ダイスチル連打→ボディプレスでも倒せる。
他にも飛行1/4耐性を活かしてダイジェットへのクッションになるなど広く活躍した。
勝てる試合では雷を外さず、辛い試合でも麻痺でワンチャンもぎ取ったりした偉い子。今回のMVP。
ヘビボ入り色違い。
- バンギラス@たつじんのおび(ゆうかん)すなおこし
- HP:252 / 攻撃:252 / 防御:4
- 実数値:207-204-131-115-120-72 / 個体値:31-31-31-31-31-31
- ストーンエッジかみくだくじしんふぶき
ダメージ計算:
- 火力:
ふぶき⇒
H252カバルドンが確2(58.1 ~ 69.3%)
H244ランドロス(霊獣)が確1(117.9 ~ 140.5%)
D4一撃ウーラオス(いちげき)に(33.7 ~ 40%)
備考:
H244DMマルスケカイリューをA-1ダイアーク+D-1ダイアイスで撃破(10.8 ~ + 92.1 ~)
論理が誇るみんな大好き重戦車。よろいポケモンなのでウーラオス(れんげき)と合わせて何か良い感じになる。
カイリューボーマンダ入りには優先して選出。サンダー入りにもなるべく出すが、ミミッキュに厚くするために出せない時も。そういうときはジバコイルに任せた。
氷技が冷パンではなく吹雪なのは、
- 呼ぶカバルドンランドロス(霊獣)ウーラオス(いちげき)にはこっちのがダメージが大きい
- サンダー⇒裏の地面に氷を一貫させる時、冷パンだと居座られた時に麻痺引きかねなくて嫌
- DMカイリューボーマンダに対してダイアーク→特殊ダイアイスでダイドラグーンのA低下を無視しつつ弱保をケアして遂行できる
等の理由から。
崩し性能にはやや欠けるものの、雑に広い役割範囲や砂のサポート、圧倒的な耐久による遂行力は流石の万年一軍ヤケモンといったところ。エッジを外さない偉い子。今回のMVP。
サファボ入り色違い。
- ガラガラ(アローラ)@ふといホネ(いじっぱり)ひらいしん
- HP:252 / 攻撃:252 / 特防:4
- 実数値:167-145-130-x-101-65 / 個体値:31-31-31-x-31-31
- フレアドライブポルターガイストホネブーメランかわらわり
戦術と解説
基本選出
ヤーティなので自由。刺さりの良いヤケモンを1,2体選んだら後は引き先、攻撃技の一貫切り、対策を厚くしたい相手等を意識して残りを選ぶのみ。
多かったパターンは以下。
(単純に相性補完が優秀)
(ミミッキュランドロス(霊獣)カイリューなどの面倒な積みエースに隙を見せない事を意識)
(vs受けループ。鋼ヤケをクッションにしつつとんボルでガラガラ(アローラ)の有利対面を作る)
ウーラオス(れんげき)絡みの選出パターンばかりだが、大体ミミッキュポリゴン2ウーラオス(れんげき)のせい。道理でウーラオス(れんげき)のいない普段のヤーティで苦戦する訳だ。
補足
雪原環境定番の並び。相性補完に隙が少ない。
他の連中も難敵だがウーラオス(いちげき)入りの場合が厄介で、ボーマンダやガラガラ(アローラ)の刺さりが悪く出せない事も多い。そのためこちらのウーラオス(れんげき)をソロで相手のウーラオス(れんげき)に充てがう必要がある事も。
幸いウーラオス(れんげき)自体の刺さりは良いので、ウーラオス(れんげき)を先発に置き、相手のウーラオス(れんげき)を処理するor選出されていない事を確認するまではHPを高く温存するように動かして対応していた。
その場合の選出は主にウーラオス(れんげき)ジバコイルテッカグヤ。この並びのサンダーは大抵熱風切り珠持ちなのでジバコイルで何とかなる。ドラパルト入りウーラオス(れんげき)不在ならバンギラスも出せる。
1度だけ再戦があった際には型バレを避けるためボーマンダも出した。
苦手な相手
欠伸持ち。カプ・レヒレもカプ・コケコも採用していないので一度展開を許すと面倒。
ボーマンダかテッカグヤがいればワンパンできるが、出せない時はウーラオス(れんげき)の蜻蛉で誤魔化す。
妖ヤケモンがいないので処理ルートがちょっと少ない。基本的にはバンギラス+ジバコイルテッカグヤの並びで対応。ほぼ珠持ち物理or鬼たたなのでどちらかだけでも何とかなったり。単純な物理アタッカーならウーラオス(れんげき)の連打でゴリ押せなくもない。冷パンがあればもっと楽。
一致両方に耐性があるヤケモンがいない上、4体が一致弱点を突かれる。電気技にジバコイルを受け出すか、ボーマンダの流星orテッカグヤのエナボで対面処理。遅い個体ばかりのようなのでウーラオス(れんげき)のインファで殴ってもいいかも。
おわりに
日和った判断やプレミで落とした試合もあり、最終順位2桁を逃す惜しい結果にはなりましたが、ウーラオス(れんげき)とジバコイルの採用で論理的に重い相手への対応が楽になった上、論理の本懐である「大火力の連発によるサイクル破壊」を存分に味わえる楽しい構築でした。
ランクマが禁伝アリルールである以上使う機会があるかは分かりませんが、サンプルも兼ねてレンタルチームを公開しますのでよろしければどうぞ。
ここまでの御拝読、ありがとうございました。
レンタルチーム
0000 0008 BXKR GG
投稿日時 : 2022/07/02 17:16
最終更新日時 : 2022/07/02 23:03
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- HP:12 / 防御:172 / 特攻:84 / 特防:20 / 素早:220
- パラボラチャージ / マジカルシャイン / ちょうはつ / めいそう
- 圧倒的高耐久!物理受け暁ガチグマ
- ずぶとい / しんがん / たべのこし
- HP:244 / 防御:252 / 特攻:12
- ブラッドムーン / しんくうは / あくび / つきのひかり
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- ずぶとい / テラスシェル / イバンのみ
- 防御:252 / 特攻:252 / 特防:4
- テラクラスター / だいちのちから / めいそう / こらえる
- 【テラス前提】積み禁伝
- ひかえめ / テラスシェル / たべのこし
- HP:44 / 防御:148 / 特攻:252 / 特防:12 / 素早:52
- テラクラスター / れいとうビーム / ロックカット / めいそう
お知らせ
2024年4月1日(月)
ポケモン図鑑SVの詳細検索が「レギュレーションGで使用可能なポケモン」に対応しました!
2024年1月19日(金)
「タイプバランスチェッカー」の仮想敵がレギュレーションFに対応しました!
2024年1月11日(木)
「DLCゼロの秘宝・番外編キビキビパニックの攻略とモモワロウの入手方法」を掲載しました!
「学校最強大会(強化後)の周回の金策おすすめポケモン(番外編クリア後)」を更新しました!
「特別講師の一覧・裏番長の解放条件(ネモ・ペパー・ボタン)」「四天王・特別講師と交換できるポケモン一覧と条件(ゼイユ・スグリ)」を更新しました!
2023年12月25日(月)
ポケモン図鑑SVの詳細検索が「レギュレーションFで使用可能なポケモン」に対応しました!
1月12日(金)〜15日(月)に開催「公式大会ブルーベリープロローグで使用可能なポケモン」に対応しました!
2023年12月23日(土)
「ゼロの大空洞のステラガブリアス・結晶の場所と行き方」を掲載しました!
2023年12月20日(水)
「藍の円盤の新規習得・覚える技の変更点まとめ」を掲載しました!
2023年12月18日(月)
「学校最強大会(強化後)の周回の金策おすすめポケモン」を掲載しました!
「藍の円盤・トレーナーの場所マップと報酬一覧」を掲載しました!
「ブルベリーグ四天王の再戦」「特別講師の一覧・裏番長の解放条件」「四天王・特別講師と交換できるポケモン一覧と条件」を掲載しました!
「どうぐプリンターで入手できる道具・ボール一覧」を掲載しました!
2023年12月16日(土)
「タケルライコ・テツノカシラ・ウガツホムラ・テツノイワオの場所と入手方法」を掲載しました!
「藍の円盤・ブルーベリー学園(テラリウムドーム)のマップと出現ポケモン」を掲載しました!
2023年12月15日(金)
「テラレイドバトル(藍の円盤・ブルーベリー学園)の出現ポケモンと報酬アイテム一覧」を掲載しました!
「個体値カリキュレーター」「タイプバランスチェッカー」「すばやさ比較調整ツール」「耐久調整ツール」がゼロの秘宝DLC後編「藍の円盤」に対応しました!
2023年12月14日(木)
DLC後編「藍の円盤」本日配信開始!ポケモンSV攻略にて攻略を随時掲載します!
「ポケモン図鑑SV」がDLCゼロの秘宝・後編・藍の円盤に一部対応しました!
「藍の円盤・ブルーベリー図鑑のポケモン一覧と入手方法」を掲載しました!
「ゼロの秘宝・藍の円盤のストーリー攻略」を掲載しました!
2023年12月7日(木)
「ゼロの秘宝DLC後編・藍の円盤の内定ポケモン」を追加しました!
2023年10月23日(月)
ポケモン図鑑SVの詳細検索が「公式大会トリックマジックで使用可能なポケモン」に対応しました!
2023年9月28日(木)
過去作からの送り方まとめ(全世代対応)を掲載しました!
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