ポケモンパーティ構築(シングル)

【S13シングル初構築記念】 ステロで調整破壊

2024/01/14 15:35 / 更新:2024/01/14 16:38

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投稿者:キャベツ(@medakanounchi)

ポケモンSV / シングル / シーズン13 / 最終4763位

レンタルチーム有

初めまして。
きゃべつと申します。今回初投稿になります。
もともと第4世代の頃には育成論を読み漁っていましたが、なんだかんだあり構築を一から考えてランクマッチに参戦したのは今回が初めてです。

初構築で見事最終5000位以内に入れたのを記念に、備忘録も兼ねて投稿させていただきます。初投稿のため拙い箇所も多々あるかと思いますがよろしくお願いします。

今回人生初めて構築を組むに至ったのですが、きっかけはとある僕の大好きな実況者の何気ない一言でした。

「耐久調整は自己満」

なぜ耐久調整は自己満なのか?
色々考えた結果、ステルスロックの存在が一番の理由に思いました。要するに、多少の耐久調整はステロダメージで無意味になってしまうということです。
カイリューのマルスケ対策が昨今の一番のステロ採用理由だと思いますが、その背景が結果としてポケモンごとに施された耐久調整を無に帰してしまうということでは・・・?

一方で昨今は育成・構築論の全盛期といえる時代で、ランクマッチ5桁台でも耐久調整はほとんど必ず施されています。耐久調整の影響で、素早さが多少犠牲になっているポケモンも多々散見されます。

このような環境であればステルスロックでトップメタのカイリュー対策および上位ポケの耐久調整をなかったことにできる、そのあと上から高火力でぶん殴れば全員ぶっ飛ばせるのでは?

最終的に、ステルスロックは現環境においてもっとも必須技の一つなのではないかという結論に至り、今回のパーティ構築を組むことになりました。

コンセプトとしては
1.先発ステロを撒く(カイリュー、耐久調整破壊を意識)
2.後続の高火力アタッカーでフィニッシュ
3.いずれのポケモンでもカイリュー(トップメタ!)対面で有効打を持つ

以上になります。
また、アンチBIG6(カイリュー、かまどオーガポン、ハバタクカミ、サーフゴー、ガチグマ、れんげきウーラオス)が裏テーマになっています。

※注意
オンライン対戦は初心者に等しいので環境考察などは甘いところがあります。
ご容赦ください。

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使用ポケモン

HB・・・水テラスウーラオスすいりゅうれんだ超低乱数1(6.2%)
S ・・・最速霊獣ランドロス抜き

先発ステルスロック要員その1です。
自分より遅い相手には初手ステルスロック、?自分より速い相手に関しては初手がんせきふうじ(でんじは)→ステルスロックの順です。
タイプ相性上まず一撃で落とされることはなく、ちょうはつ持ちやかまどオーガポンなどの炎タイプ相手でなければ必ず仕事をしてくれます。

カイリュー対面に対してはがんせきふうじ→アンコールで大体なんとかなります。
アンコールで縛ったあとは様子見せず交換が安定です。

最初はがんせきふうじではなくでんじはを採用していたのですが、でんきテラスパオジアン先発に対しでんじはがスカされることがあったため、がんせきふうじに変更しました。好みの問題だと思います。

初手ガチグマも重いため、ちょうはつ持ち、かまどオーガポン、ガチグマの先発が想定される場合にはバサギリが代わります。

HBに関してはどこかで見た調整を参考にしました。
ただ実際はグローブ持ちやらいじっぱりやらで確定1発で落とされることも少なからずあり、無理せず引いた方が安定する気がします。がんせきふうじ撃てれば最高なんですが。

先発に来ることも多い最速霊獣ランドロス抜き調整はスカーフ持ちか否か確認できることもあり、かなり役に立ちました。
個人的に、デカヌチャンは耐久ベースよりHSベースのほうがしっくりきます。

HD・・・vsガチグマ想定、後述
A ・・・余り
B ・・・余り
S ・・・最速

先発ステルスロック要員その2です。
デカヌチャンの苦手なちょうはつ持ちやかまどオーガポンに対し補完的に仕事をしてくれました。がんせきアックスは最強技の1つだと思います。

上から殴ってくる最速かまどオーガポンであればタスキで耐えてがんせきアックス確1、HB特化であれば電光石火採用でない限り確2で突破できます。

カイリュー対面に関しては、まずがんせきアックスでマルスケを剥がします。
りゅうのまいを積んでくるのであれば次をタスキで耐えて再度がんせきアックス(鋼テラスを切られると苦しい)、アイアンヘッドから入ってくるのであればタスキで耐えて霊テラスでしんそくをスカしがんせきアックスで確殺です(アイアンヘッドから入ってくる場合は鋼テラスを切られることはまずありません、バサギリの霊テラスはまず読まれないためです)。

HD調整に関してですが、パーティ全体として暁ガチグマが本当に重く、苦肉の策で以下の調整をしました。
性格補正込みHC特化暁ガチグマに対し
はいよるいちげき→だいちのちから(C↓)→はいよるいちげき→だいちのちから(C↓↓)→しんくうは(C↓↓)確定耐え→がんせきアックス撃って退場
この流れでガチグマの無力化+ステロ撒きを両方達成できます。
ただこの流れが完璧に決まることはあまりなく、だいちのちから3連発かC downした時点で引いてくることが多かったです。

先発の役割を考えれば命中不安のはいよるいちげきより命中安定&A down確定のとびかかるでもいいのかなと思いますが、あくまで調整はガチグマ対策に特化したため確定としています。

ダブルウイングはキノガッサ対策(あまり見なかったですが…)、フェイントはタスキ潰しやふいうちスカし用です。

がんせきアックス、はいよるいちげきがともに命中90と不安定なことを除けば、先発の役割を十分に果たしてくれたように思います。

HB・・・水テラスウーラオスすいりゅうれんだ確2
HD・・・氷テラステツノツツミれいとうビーム確2

ガチグマ対策に困っていた際に見つけたとある方のS12構築記事を参考にしました。
デカヌチャンがガチグマと対面してしまった場合の引き先として採用しています。
詳細は構築記事を探してみてもらえばと思いますが、後出しからブラッドムーンを耐え、かいでんぱで機能停止に追い込むという流れです。
S13ではそれなりに見かけたあくび持ちガチグマに対しては役割遂行が若干厳しい印象でした。

また、例外的にカイリュー対面に対して有効打がなく、無理にほうでんなど撃ってまひを引けなかった場合りゅうのまいを積まれて全突破されてしまいます。
そのため選出は限定的でした。

ただなんだかんだ言ってガチグマへの対面性能は十二分のため、相手パーティにカイリューがいない&ガチグマがいる場合にはそれなりに選出していたように思います。

H・・・余り
AS・・・ぶっぱ

vsトリック持ち、ウーラオスを想定して先発からの引き先として採用しました。
代表的なトリック持ちとしてサーフゴーを想定しています。デカヌチャン対面ではトリックから入ってくることが多々あり、引き先として活躍してくれました。
上からツタこんぼうで殴っていれば大体なんとかなってしまいます。

カイリュー対面ではがんせきふうじ→じゃれつくで落とせるように考えています。
初手りゅうのまいを積んだカイリューはこちらのじゃれつく読みで鋼テラスを切ってくることもあり、その場合はツタこんぼうを撃たなければいけないなど読みも必要になりました。

どこかの記事で読んだ通りかなりピーキーな性能をしています。
あと、いどオーガポンなのでBIG6ではありません(!)

HD・・・ハバタクカミムーンフォース確2
C・・・余り
S・・・最速

主にスイーパーの補助要員です。
ウーラオス、キョジオーンへの引き先(鋼テラスみがわりでしおづけ封じ)としての役割もあります。
基本的にはステロ撒きの後続として出し、ある程度削られた相手を1撃で突破、2匹目をテラス切るなりアンコールで縛るなりしつつHPを半分程度まで削るのが目標です。
火力増強の術がないため基本的に相手は確2以上になることがほとんどで、下記のガブリアスが苦手なポケモンが相手に残っている場合にはテラスを切るなりして強引に突破する役割も担います。

カイリュー対面では何をしても大体なんとかなります。

カイリュー同等のトップメタであるハバタクカミのムンフォ確定耐え調整はかなり有用な印象でした。鋼テラスを切っても良いですが、シャドボから入られることも少なくなく無意味になってしまうことがあるためです。

みがわりは迷ったときの中間択としてかなり助かりました。

HB・・・かまどオーガポンツタこんぼう+A↑ウッドホーン確定耐え
A・・・余り
S・・・最速

最高のスイーパー要員です。

恵まれた耐久種族値を信じ、スカーフではなくこだわりハチマキ採用です。
基本的にステロを合わせればHB特化でもない限り大体確1です。

テラスはかなり悩みました。
S12第1位を取られた方のハバタクカミがあまえるいたみわけ採用であったためS13ではこの型が増えるだろうと予想し、A↓↓の場合でもじめんテラスを切ればじしんでほぼ確1(ずぶといHB特化は厳しい)にできることが分かりシーズン序盤に採用していました。
シーズン終盤にスケイルショットカイリューがかなり増えていたため、最終日にフェアリーに変えました。

カイリューを後出しされることが多かったのですが、大体テラスを切ってくるのでじしんで落としていました。こだわり読みでテラスなしに突っ張ってくることもあったのでここは読みあいになります。

万が一デカヌチャンvsかまどオーガポン対面になってしまった際の引き先としてHBは上記確定耐えにしました。実際のところは最速オーガポンは少なく、上からじしんで殴って落とせる場面が多かったです。

また、これまたシーズン終盤で増えていたステラテラスハバタクカミのテラバをD36振りでテラス切り後でも確定耐えできるみたいなので、この調整はありかと思います。

スイーパーなので基本的に確定で選出していました。

戦術と解説

1.デカヌチャンorバサギリ先発でステルスロック撒き
2.そこそこHPを削って退場
3.いどオーガポンorテツノツツミで相手1匹目突破、2匹目も適当なとこまで削る
4.ガブリアスで相手後続を掃討

が基本的な流れになります。この流れが大きくブレることは負けを意味します。

ステロの役割(体感的な効果も含め)としては
カイリューのマルスケ潰し>相手の耐久調整破壊

であったため、相手先発がカイリューの場合無理せずステロを撒かなくてもOKです。

ステロ撒きはデカヌチャンを基本とし、ほのおオーガポンやちょうはつ持ちの先発が想定される場合には代わりにバサギリ選出としました。
基本選出はデカヌチャン、テツノツツミ、ガブリアスになります。

現環境はBIG6の採用がないパーティはまずみられないため、先発対面ごとの動きを簡単に解説します。

(1)カイリュー
デカヌチャン・・・がんせきふうじ、アンコールで縛ります。りゅうのまい型は縛られても無理に積んでくる場合があるのでデカハンマー(かたやぶりでマルスケ無効のためまあまあ入る)で削ったら交換が安定です。
バサギリ・・・基本的には上記のとおりです。スケイルショット型は厳しい…。

(2)サーフゴー
デカヌチャン・・・初手こだわりトリックが想定されオーガポン引きが安定です。
バサギリ・・・有効打がありませんが相手は強引に突破してくることが多いです。スカーフ持ちか評価しつつステロ撒いて退場でも十分です。

(3)ハバタクカミ
デカヌチャン・・・変なことせずデカハンマーで確1です。
バサギリ・・・基本不利対面ですが、ステロを撒ければ十分です。はいよるいちげきで色を出そうとしみがわりを張られると後続が苦しくなってしまうため、無理しなくてよいです。

(4)かまどオーガポン
デカヌチャン・・・ツタこんぼうを放ってきます。ガブリアスに交換で対応します。
バサギリ・・・がんせきアックス連打です。最速でもHB特化でもタスキでなんとかできます。

(5)れんげきウーラオス
デカヌチャン・・・耐えると信じてがんせきふうじを放つか、いどオーガポンorテツノツツミに交換します。
バサギリ・・・不利です。交換が大安定です。

(6)暁ガチグマ
デカヌチャン・・・サンダー交換が安定しますが、ふうせん持ちのためステロ撒き後で構いません。
バサギリ・・・上記のとおり。バサギリ先発ならサンダーは必須ではありません。

上記の通りに動ければ後続がなんとかしてくれます。
上手くいかなかったときは事故と割り切りました。

現環境はBIG6が蔓延り高火力でぶん殴る構築が席巻しているため、これに特化した対策で大体なんとかなりましたが、逆に言うと搦め手中心のパーティにはステロが十分に刺さらず構築が上手く機能しない場合もありました。この場合は初手ガブリアスで相手パーティを半壊させる流れでもいいかもしれません。

アドバイスなどありましたらコメントいただけると嬉しいです!

また、せっかくなのでレンタルパーティを公開してみます。
使い心地の感想などがありましたらぜひぜひコメントしてくださると幸いです!
チームID:QKY0X5

投稿日時 : 2024/01/14 15:35

最終更新日時 : 2024/01/14 16:38

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