今回はカバルドンです。
カバルドンは2号機さん(bw/683)が投稿されていますが、
この型はより抜きgに特化していて、それを中心とした考察になっています。
HP・攻撃・防御・特攻・特防・素早さ=H,A,B,C,D,S
Lv50,個体値MAXを想定。計算はトレーナー天国のツールです。
- 抜きg
現環境では「カバドリュウズ」と呼ばれる、
HDベースのカバルドンと砂かきドリュウズの組み合わせが非常に多いです。
抜きgというのはすいすいキングドラやルンパッパというような、
一体に高い突破力を持たせて全抜きを狙う戦い方のことです。
ドリュウズは高い決定力と砂嵐下で脅威の素早さとなるのでそこから全抜きを狙うということですね。
カバルドンはそのお膳立て役となるため、物理受けとしてではなく、
行動回数が重視されるのでHDベースが基本となります。
- 性格&努力値
慎重 HD252 S6
実数値:215-132-138-×-136-68
A182ガブリアスの逆鱗2耐え 41.8%〜49.3%
A181テラキオンのインファ2耐え 41.8%〜49.3%
C182眼鏡ラティオスの草結び確定耐え 83.7%〜99.5%
C179エンペルトのハイドロポンプ確定耐え 83.7%〜98.6%
これがベース。
D特化にすることにより眼鏡ラティの草結びも確定で耐えます。
つまり不一致弱点はほぼ全て耐え、
一致弱点でも火力うpアイテムが無ければ耐える耐久を持てます。
物理が薄くなるのですが、最低限の耐久は確保されています。
- 持ちもの
- たべのこし
あくびによる回復、場持ちをよくするためです。
- オボンの実
食べ残しを譲れない場合に。
即効性があるので場合によってはコチラが良かったりもします。
- イトケの実、メンタルハーブ
カバルドンに投げられやすいC143眼鏡ロトムや挑発ポケメタのアイテム。
確実に動くことが求められるカバルドンにはこれらのピンメタアイテムも候補になります。
ただ、挑発持ち(ギャラドスetc)はラム持ちであることも多いため注意。
- 技
【確定技】
- じしん
タイプ一致。
よほどメタが入ってない限り外す理由もないでしょう。
- あくび
流し、残飯回復、眠らせるetcとキーになる技。
【選択技】
- ほえるorふきとばし
ステロと合わせて昆布をしたり、
積み技、身代わりを使ってきた相手を飛ばします。
砂ガブを飛ばせるのは大きい。
- ステルスロック
ドリュウズへのダメージソース、襷潰し、
吠えると組み合わせたステロダメ蓄積(昆布)に使えます。
- なまける
場持ちをよりよくするためですね。本来は確定入りする技ですが、
吠える、ステロの優先度も高く、あくびによる残飯回復を考慮して切っている場合も多いです。
- こおりのキバ
竜に刺さります。ガブに刺さるのでエッジよりは優先度が高いです。
- 毒々
高火力の相手でなければ居座れるので、
毒々も中々嫌らしくなります。
これを入れる場合はあくびを抜いて地震/毒々/怠ける/選択技がいいでしょう。
- じわれ
一撃技。技スペがキツイですが3割で相手を倒せるのは
試行回数をそこそこ稼げるコイツと相性がいいです。
- 構築
カバドリュウズパには
カバルドン@残飯orオボン
ドリュウズ@珠or襷
ラティ兄妹@眼鏡
ハッサム@オッカ
何か
何か
といった構築を多く見ます。
ハッサムの枠はナットレイの場合もあるかな。
ラティとのタイプ補完は抜群で雨パに厚くなれるので。
ラティハッサムの組み合わせは第4世代から有名で、
相互に相性を補完しているだけでなく、蜻蛉帰り→眼鏡流星群の流れで
「ラティオスの眼鏡流星群耐え調整」をしてるようなポケを崩せたり、
珠ラティオスのめざパ炎を耐えて蜻蛉→眼鏡ラティ降臨といった流れに出来たりするのでアドを取りやすい組み合わせです。
カバドリュウズが弱いギャラドスや水ロトムなどの水ポケをラティ兄妹の起点に出来たり、
ハッサムの蜻蛉帰りでドリュウズを無償降臨したりとカバドリュウズへのアプローチが強いのがポイント。
ラティハッサムが弱いサンダーやメタグロスなどの電気、鋼をカバドリュウズの起点にしやすいことから、
カバドリュウズを選出しにくいときはラティハッサム、
ラティハッサムを選出しにくいときはカバドリュウズといったことが出来るから非常に厄介。
しかもその2つの組み合わせ両方が強いから何とも^^;
後の2枠は2つの組み合わせを補完するのがセオリーですが、
もう一枚抜き役を入れる場合もあります。
サンダーはどちらの組み合わせにもフィットするし、
カゴガモスはユキノオー、ランクルス、スイクン、ブルンゲルなどの低火力水を起点に出来たりと何気にカバドリュウズへのアプローチがあって強いです。
ドリュウズは
地震/岩雪崩/シザクロ、ツバメ返し、剣の舞、身代わりから2つ @珠,襷
性格は意地っ張りASベースまたはA極Sスカラティ抜き残りHあたりが基本。
ミラーを意識するなら陽気も選択肢に入ってきます。
シザクロはラティ兄妹に抜群で刺さり、
ツバメ返しはヘラガッサへの遂行速度を早めたり、
砂ガブに必中なのが採用理由。
襷だと決定力が不足するので剣舞の優先度が上がります。
- 立ち回り
メタられまくってるので動きずらいです。
レートでギャラドスを見たら挑発持ちと思っても問題ない位です。
ブルンゲルも最近は挑発持ちが多いです。
カバドリュウズを使う場合は挑発を使ってきそうなポケは最低限抑えましょう。
あとはラムカゴ持ちに注意。戦術眼が重要になりますね。
運用は先発です。
あくび、昆布をしながら相手のパにダメを蓄積させ、
ドリュウズの射程に入れるような立ち回りをしていきます。
水には弱いのでラティetcで受けていきましょう。
理想は相手が眠った状態でカバルドン倒れる→ドリュウズ死に出しからの全抜き。
詰将棋的なプレイングをしていくことになります。
- 砂パ対策ポケ
カバドリュウズについては意見がある方も多いと思いますので、
些細なことでもいいので是非コメントをください。
考察は以上です。
ここまで見ていただきありがとうございました。