誤り等があればコメントでご指摘いただけると幸いです。
始めにいくつか注意事項を...
・育成論中のダメージ計算はトレーナー天国様のものを利用しております。
・育成論中のダメージ計算は基本的にすべて6V前提です。
・体力:H、攻撃:A、防御;B、特攻;C、特防;D、素早;S と略記する場合がございます。
・育成論中に他の育成論のリンクを無断で貼る場合がございます。問題がございましたらコメント欄で仰っていただければ対応いたします。
- 前書き
今回はまだ投稿されていないASベースの夢特性ギャラドスのテンプレ補完的な育成論を書こうと思います。
(以前他の人が投稿されていた気がするのですが、何故か消えているのです...)
- 概要
『相手を倒すごとに攻撃が1ランク上昇する』という特性で、これと「りゅうのまい」を組み合わせることで高い突破力,抜き性能を持つことができます。
ここで重要なのがとにかく1匹目を倒して、能力上昇の起点を作ることです。
ですので、育成論では起点にできる一匹目の目安を明確にするためのダメージ計算に重点を置きたいと思います。
さらに、BW2において取得した「げきりん」により、苦手だった相手も突破できるようになったことも書きたいと思います。
考察に入る前にギャラドスについて簡単な説明をしておきますね。
- タイプについて
四倍 ⇒ 電
二倍 ⇒ 岩
半減 ⇒ 格闘,虫,鋼,炎,水
無効 ⇒ 地
電気四倍以外は非常に優秀です。
岩ニ倍もタイプ不一致の「ストーンエッジ」くらいなら耐えれるので「りゅうのまい」を積みやすいです。
- 種族値について
体力 ⇒ 95
攻撃 ⇒ 125
防御 ⇒ 79
特攻 ⇒ 60
特防 ⇒ 100
素早 ⇒ 81
全てにおいて高水準です。
特に高い攻撃とS80族抜きの素早さがあいまって、「じしんかじょう」の起点にできる敵は多いです。
ここからは型の説明です。
- 性格について
水ロトへの確定数が変わったりするので「陽気」よりも採用価値はあるかな、と思います。
舞った後に130族を抜きたい,素でマンムーを意識したいなら「陽気」もありだとは思います。
- 努力値について
配分:H4 A252 S252
性格:いじっぱり
≪説明≫
AS極振り余りHです。
「りゅうのまい」後の抜き性能を最大にしたものです。
基本的にはこの配分で大丈夫です。
育成論改良前は少々耐久調整を施したパターンも載せていましたが、調整先の慎重ブシンが希少種になったので今回は割愛させていただきます。
≪調整先≫
【S調整】
極振りで準速80族抜きです。
「りゅうのまい」後は最速130族-1になっています。
「げきりん」習得前は陽気がテンプレでしたが、今は水ロトム,臆病スイクンを意識するためにいじっぱりが主流になっています。
【A調整】
特に仮想敵はいません。抜き性能重視の極振りです。
【H調整】
余り4を振りました。
- 特性について
相手を一体倒すごとに攻撃が1ランク上昇します。
- 技構成について
確定技
りゅうのまい
......これが無いと始まりません。AとSを上昇させて決定力を高めます。
アクアテールorたきのぼり
......タイプ一致のメインウェポンです。威力重視の「アクアテール」の方が断然良いですが、命中不安なら「たきのぼり」でも良いです。
げきりん
......BW2にて解禁された教え技です。竜全般を相手できる火力を手に入れました。ロトムなんかも突破できるのがポイント。
選択技
ストーンエッジ
......「だいもんじ」とどちらを確定欄にするか非常に悩ましいですが、一応等倍で撃てる範囲なんかも考えてこちらにしました。
だいもんじ
......主にナットレイ,ハッサム,ユキノオーに撃ちたいです。
性格下降補正でもナットレイならH252D80,ユキノオーならH252D236まで確2にできるので、ピンポイントではありますが採用価値はあります。
「ストーンエッジ」とは技マシンで簡単に変更可能なのでパーティに合わせて変えてください。
じしん
......水と範囲が被り気味です。鋼や電気に撃ちたいです。
ただし、「りゅうのまい」後には「アクアテール」でもサンダース確1,メタグロス確2と確定数が変わらないので採用価値は微妙。
ジバコイルなどを意識したいなら有りかもしれません。
挑発
......技スペ余るなら。起点作りにどうぞ。
- 持ち物について
ドラゴンジュエル
......逆鱗の威力底上げのため。
有利対面で1回積めば、受けに来た水ロトム(確1)などを突破できます。
水のジュエル
......コチラは起点重視の持ち物。
バンギなどを確実に起点にしていきたいときにおススメ。
ラムのみ
......状態異常が怖いのなら。
使ってみるとわかりますが、「火力増強アイテム>>>>>その他」くらい使い心地が違います。
ジュエルもたせて突破範囲広げる方が格段に使いやすいと感じました。
- 差別化
他の「じしんかじょう」との差別化
運用方法が似ているものにボーマンダがいますが耐性も範囲もまったく別物なのでとくに気にしなくて良いと思います。
「いかく」ギャラドスとの差別化
「いかく」と「じしんかじょう」を見比べたときに、どちらにもデメリットはありません。
それぞれ異なるメリットを持っているだけです。
具体的に挙げると、
・「いかく」は繰り出し性能が高い。
・「じしんかじょう」は抜き性能が高い。
というメリットがそれぞれにあります。
それぞれ立ち回りも全く違いますし、差別化を特に意識する必要は無いと思いますが、一応差別化するならこんな感じだと思います。
- 立ち回りについて
死に出し前提の有利対面や起点作りの後に繰り出します。あとは舞って殴るだけ。
逆鱗取得によってロトムやスイクン,ラティの相手も出来るようになりました。
繰り出し時に『「いかく」でないことがバレる』=『「じしんかじょう」がバレる』ことには注意しましょう。
- パーティについて
威嚇ギャラはそのタイプ,特性によって補完的な採用が多かったのに対し、龍舞逆鱗の夢ギャラを採用するとなると、エース採用が多くなるかと思います。
ギャラドスとの相性補完がよく、相手を削っていけるユキノオーとの同時採用なんかが考えられると思います。
最後にダメージ計算を載せておきます。
- ダメージ計算
例えば<+1>なら能力一段階上昇です。
※(宝)はジュエル込みであることを表しています。
※ポケモンの能力は実数値で表しています。
与ダメージ計算
げきりん
・H207B136スイクン<+1>:46.3%〜55%
・H207B136スイクン<+1>(宝):70%〜82.6%
・H207B183スイクン<+1>:34.7%〜41%
・H207B183スイクン<+1>(宝):51.6%〜61.3%
・H156B128水ロトム<+1>(宝):98.7%〜116.6%
・H196B106サンダー<+1>(宝):94.8%〜111.7%
・H156B100ラティオス:112.8%〜133.3%
・H187B156ラティアス<+1>(宝):134.7%〜159.3%
・H167B115カイリュー<+1>(宝):102.3%〜120.9%
・H136B100キノガッサ<+1>(宝):96.3%〜113.9%
アクアテール
・H191B95ウルガモス:107.2%〜128.1%
・H184B116ガブリアス<+1>(宝):104.3%〜122.8%
・H82B194グライオン<+1>:83.5%〜100%
・H215B138カバルドン(宝):100.4%〜118.1%
・H207B130バンギラス(宝):110.1%〜130.4%
・H177B120ハッサム<+1>:70%〜83%
・H187B150メタグロス<+1>(宝):79.1%〜93.5%
・H325B62ラッキー(輝石)<+2>(宝):97.2%〜114.7%
ストーンエッジ
・H197B105サンダー<+1>:105.5%〜124.8%
・H209B136トドゼルガ<+1>:77.5%〜91.8%
・H165B95ユキノオー<+1>:139.3%〜164.8%
じしん
・H187B150メタグロス<+1>:78%〜93%
こおりのきば
・H184B116ガブリアス<+1>:91.3%〜108.6%
・H156B100ラティオス<+1>:61.5%〜73%
だいもんじ
・H172D90エアームド:43%〜51.1%
・H181D170ナットレイ:44.1%〜53%
・H177D145ハッサム:51.9%〜63.2%
被ダメージ計算
・C205ウルガモスの大文字<+1>(宝):75.4%〜89.4%
・A204カイリューの神速(宝):54.3%〜64.3%
・A204カイリューの神速:36.2%〜43.2%
・A204カイリューの逆鱗:81.2%〜96.4%
・A200ガブリアスのストーンエッジ:88.8%〜105.2%
・A200ハッサムの電光石火(鉢巻):40.3%〜47.9%
・A186バンギラスのストーンエッジ:123.9%〜147.3%
・C182ラティオスの龍星群(眼鏡):105.2%〜124.5%
備考)
・「げきりん」で臆病スイクンに受け出しさせなかったり、カイリューのマルスケ貫通できるのは大きいです。
・「アクアテール」も微妙にジュエルが欲しかったり・・・
・耐久は見たままです。耐えるものは無振りでも耐える、耐えないものは振っても耐えないって感じですね。
ダメージ計算は希望をコメント欄で仰っていただければ追加いたします。
考察は以上です。
- 最後に
私自身はユキノオーと組ませて運用しています。
霰降らせておけば痒いところに手が届くんですよね^^;
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
誤り等がございましたらコメントでご指摘頂ければありがたいです。