今回はキノガッサを考察していきます。
- 前置き
個体値はすべて理想個体を前提としています。
HABCDS、技、ポケモン名などの略称を使用します。
ダメージ計算は164カリで行っています。
考察の簡潔化を図るため一部敬語の使用を抑えています、不快感を感じる人や異常反応する人はブラウザバック推奨。
低評価を入れた際はコメントで理由をお願いします。
- 型のコンセプト
説明不要な厨ポケ、対策は必須。
主な対策と言えばガッサより早いラム持ち、挑発持ち、拘りトリック、連続技持ちなど。
具体的にはラム持ちガモス、ギャラ、ガモス、挑発持ちのボルトロスなどの採用が多い。
見れば分かるように岩技が一貫するので、Aを引き上げエッジでそれらを単体で突破できるようにするのがこの型のコンセプト。
- 詳細
個体値:31-31-31-*-31-31
特性:ポイズンヒール
持ち物:毒毒玉
性格:陽気
努力値:28-188-4-*-100-188
実数値:139-174-101-*-93-125
技構成:(キノコの胞子/身代わり/ローキック/ストーンエッジ)
説明するまでもなく特性、持ち物、性格は確定。
まず最初に目につくのが最速を切って最速バンギ抜き調整としている点。
ガッサの調整は最速から以外ありえないと食いつく人もいるが、S調整ラインは最速バンギ抜き→最速ガッサ抜きなのでこれで困ることはまずない。
ガチ環境で本来抜ける62〜70族中、最速バンギ抜き以上にSを振っている可能性があるのはパルシェンや鉢巻メタグロス程度。
他の最速バンギ抜き調整ポケとの同速運ゲが怖い場合はどこからか努力値を削って抜き抜き調整等にすればよい。
H実数値を16n+11に調整、これにより身代わり分をポイヒ2回で全快しつつ天候ダメより回復量が1多い。
Aはエッジ2回+天候ダメでH197-B147サンダーを超高乱数で倒す調整、ここまでBに厚いサンダーはまずいないのでエッジでほぼ確2。
威嚇込みH191-B100ギャラドスも同様に突破可能。
H4ボルトロスはエッジ1回+天候ダメ、調整帯ボルトはローキック→エッジでどちらも突破可能。
HDは眼鏡ラティの2ランク下降流星群耐え(天候ダメ込み約7割で耐える)、C145サンダーの熱風を最高乱数切り耐え調整となっており、半減特殊技に対してもある程度の繰り出し性能を確保。
余りをBに振るとA実値158までのギャラの1舞氷の牙を確定で耐えることができる。
- 立ち回り
通常のキノガッサとほぼ同じで、無償降臨や場合によって半減技読みなどで繰り出し自分より遅いポケモンを起点にしていく。
違いはラム持ちサンダーギャラガモスに打点があること、エッジの命中80と不安は残るがどれも1ターン与えると厄介な敵ばかりなのでこいつ自身で処理も可能というのは大きなメリット。
ただ過信は禁物なのでパーティに上記のポケへの繰り出しが安定する味方の用意を推奨、メジャー所だとHDバンギなど。
他の型に比べ劣っている点は、草技を切っているのでブルンヤドラン、スイクン等との戦闘が泥沼化してしまう点。
H実数値がひと回り上のH155キノガッサに比べると物理方面に薄いので先制技で処理される可能性が高くなる点などが挙げられる。
- ダメージ計算
●被ダメ
C182ラティオスの2ランク下降流星群確2(84.2%〜99.3%)
C145サンダーの熱風超低乱1(84.9%〜100.7%)
C177ボルトロスの珠めざ氷高乱1(95.7%〜112.2%)
C158ボルトロスの帯めざ氷確2(77.7%〜93.5%)
C143水ロトムの眼鏡ドロポン確2(56.1%〜66.2%)
C158ユキノオーのギガドレイン確4(25.9%〜30.9%)
C147バンギラスの冷凍ビーム確2(82.0%〜97.8%)
●物理
A182ガブリアスの逆鱗中低乱1(89.2%〜105.8%)
A156ギャラドスの氷の牙確2(56.1%〜66.2%)
同上ギャラドスの1舞氷の牙確2(82.0%〜97.8%)
A132カバルドンの地震確4(27.3%〜32.4%)
A171ハッサムの蜻蛉返り乱2(48.2%〜58.3%)
A182ガブリアスのダブルチョップ乱2(45.3%〜54.0%)
A188メタグロスの鉢巻バレパ乱2(46.0%〜54.7%)
A158ユキノオーの珠氷の礫確2(67.6%〜80.6%)
A186カイリューの1舞珠神速確2(79.1%〜93.5%)
〜与ダメ〜
●H197-B147サンダー
ストーンエッジ乱2(45.7%〜54.8%)
ローキックで10.7%〜12.2%
●H191-B100ギャラドス
威嚇込みストーンエッジ乱2(47.1%〜55.5%)天候ダメ込み確2
威嚇込みローキックで10.5%〜12.6%
●H155-B90ボルトロス
ストーンエッジ確2(94.2%〜112.3%)天候ダメ込確1
ローキックで21.3%〜25.2%
●H167-B97ボルトロス
ストーンエッジ確2(81.4%〜95.8%)
ローキックで18.0%〜21.6%
●H125-B200パルシェン
ローキック乱2(48.0%〜57.6%)
●H181-B164ナットレイ
ローキック確3(40.9%〜49.7%)
以上で考察を終わります。
ここまで読んでくださりありがとうございました。