ワルビアル - ポケモン育成論BW

ダブルバトル スカーフワルビアル

2012/03/01 19:32:33

ワルビアル

HP:HP 95

攻撃:攻撃 117

防御:防御 70

特攻:特攻 65

特防:特防 70

素早:素早 92

ブックマーク4.784.784.784.784.784.784.784.784.784.78登録:1件評価:4.78(19人)

ワルビアル    じめん あく  【 ポケモン図鑑BW 】

とくせい
いかく
せいかく
いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)
努力値配分(努力値とは?)
HP:164 / 攻撃:180 / 素早:164
覚えさせる技
じしん / かみくだく / いわなだれ / バークアウト
持ち物
こだわりスカーフ

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目的
対人戦
ルール
フラットルール / 見せ合い64
対戦形式
ダブルバトル
このポケモンの役割
物理 / 攻め
ミラクルシューター
指定しない
登録タグ

考察

こんにちは、Sanchesです。

今回はワルビアルです。
ダブルバトルのワルビアルについて紹介していきたいと思っています。



  • ワルビアルについて
特性威嚇を持つ物理アタッカー。
タイプ一致範囲が優秀でそこそこのA種族値もあるため、攻撃性能は優秀です。
噛み砕くはラティ,クレセ,シャンデラを代表する霊,超に、地震はグロス,ドリュ,バンギを代表とする鋼,岩,炎の抜群が取れる等2倍を取りやすいので、低めの種族値を気にせず立ち回ることができる。
ダブルではメジャーな電,超無効で威嚇も合わさるため、繰り出し性能も並程度はあります。しかし弱点が多いため格闘全般や鋼タイプには殴り負けることも多く、隣の特殊ポケに処理されやすいのが欠点。無効属性はあるものの、サブウエポンの氷技を考慮すればワルビアルが一方的に強いといえるポケモンは一握りしかいないので、他のポケモンとの繋がりを意識したいです。
攻撃範囲や威嚇等光るものは十分持ち合わせていますが、タイプ耐性と種族値が残念なため安定しているとは言い難く、非常に癖のあるポケモンです。

その癖のある性能ゆえ、短所を補う組み方では限界ができる。持ち物や味方の技をうまく使い、長所同士を組み合わせて行くのが基本的な考えになります。
今回は、攻撃範囲の広さと電磁波無効であることを活かしたスカーフ型を投稿します。



  • 採用理由
 ・威嚇
 ・メインウエポンによる攻撃範囲の広さ&縛り性能
 ・電磁波無効のアタッカー
 ・威嚇+バークアウトの補助




  • 配分

・性格:意地っ張り
・個体値:31-31-31-×-31-31
・努力値:164-180-0-0-0-164
・実数値:191-176-90-×-90-133

A:11n 地震で187-157メタグロス確定2
S:準速スカーフシャンデラ抜き 最速130族−1
H:16n-1
H-B:威嚇込みカポエラーのインファイト15/16耐え
H-D:ラティオスの流星群(バクア込み眼鏡流星群)確定耐え


意地っ張りAS基調で攻撃性能を確保した上で、行動を安定させるために耐久にも多少努力値を流す。
役割対象に対する火力は確保できていますが、オボンや威嚇でずらされるとリカバリーが難しい。
素早さは大分削っているが、抜きたいポケモンは抜けているので妥協。スカーフロトムに先手を取れないのは多少の厳しさがある。
物理方面は威嚇持ちのポケモンとして最低限の仕事ができるように、特殊面は流石に厳しいものがあるが、バークアウトを前提とすればそこまでひどくもない。
ASブッパのスカーフだと耐久が不足気味だが技の使い勝手が全体的に上がるので一考の価値あり。


  • 調整ライン

 ●A

・173(↑164)…噛み砕くで155-101ラティオス確定1
・176(↑180)…11n 地震で187-157メタグロス確定2
・178(↑196)…地震で136-110シャンデラ確定1
・182(↑228)…岩雪崩で197-105サンダー確定2
・185(↑252)…全振り

 ●S 
※実数値が奇数の場合はスカーフ効率が悪いので実数値±1した方が良い。

・125(100)…最速スカーフバンギラス抜き
・129(132)…最速スカーフグレイシア抜き
・133(164)…準速スカーフシャンデラ抜き 最速130族−1
・135(180)…最速スカーフ70族抜き
・140(220)…最速スカーフドーブル抜き
・144(252)…最速

 ●HP

191(164)…16n-1 ラティオスの流星群確定耐え等



  • 持ち物

 ・拘りスカーフ

種族値やら相性やらの関係で非常に動き辛いので、スカーフを持たせて行動回数を増やすのが目的です。
ラティオスを上から殴れるのが一番のメリット。バンギ等の中速スカーフポケモンにも先手が取れるので攻撃範囲が広がります。
スカーフのもう一つのメリットは、縛りの解除。種族値からして高火力技は無理だし、弱点も多いので本来は動き辛いのですが、スカーフがあるとS関係が逆転するので縛りが解除され、行動回数が補償される。
電磁波無効,多くのトリル始動役に噛み砕くで圧力をかけられることから、メジャーなS変化に耐性があるのでスカーフが腐りにくいのも評価できます。

特性の発動順からスカーフである事が判別されやすいのは痛いですが、ワルビアルを見れば相手も六割方スカーフを想定して動くだろうし気にしない。
反面、ボーマンダやウルガモスのスカーフを見極め、相方の行動の判断材料とすることができるというメリットも。



  • 技考察


  • メインウエポン

 ・地震
タイプ一致の全体技。
地震はメタグロス,バンギラス,ドリュウズ,シャンデラ等に抜群が取れ、広い範囲に等倍で刺さるためメインウエポンとして優秀。スカーフを持っているので終盤の掃除にも適した性能である。
命中100%の全体技は不確定要素が少ないため、攻撃面ではとても安定した技と言える。しかし、味方にもダメージが入るのが問題。相方は地面無効が望ましいため、パーティに飛行浮遊ポケを2匹以上は入れておきたい。


噛み砕く
霊,超に抜群で入るほか、半減されにくいので拘った際の負担を小さく押さえることができる。
無振りラティ,シャンデラは一発で落とせるのが大きい。どちらも高火力で与えられる負担が大きく使用率も高いため、スカーフを持たせて上から処理できるようにすると味方の行動が制限されない。
半減されにくいタイプなのも評価できるが、威力や種族値から等倍以下の時の火力を期待できる訳ではない。


  • サブウエポン

岩雪崩
物理アタッカーのサブウエポンといったらこれ。
氷,飛行,炎などに打つ。スカーフユキノオーやサンダー、ウルガモスなどが主な標的。
スカーフを持っているので最悪でもひるみワンチャンが狙える。


正直ウエポンとしてはこの3つで間に合っているが、フルアタ構成にしたいのであれば、『炎のキバ』『ストーンエッジ』『地ならし』は候補に入ってもよい。正直使わないので割愛。


  • 補助技

 ・バークアウト
スカーフバークアウトで本格的に相方補助をする。補助技じゃないけど、まぁ補助技でしょう。物理特殊両面に強くなり、より味方が動きやすくなる。Sを上げて抜ける範囲を増やすと効果も上がります。低火力で拘る事になるため積極的には狙えないが、役割対象がいなくても腐らないのはメリット。
威嚇+バクアで有名なウインディと違い、メタグロスに一方的に強いわけでもなく耐久も安定していないが、ウインディと違い確実に特殊ポケを誘うので使いやすさはこちらのほうが上。奇襲性能では一長一短といったところ。


 ・挑発
トリパやコンボパなんかに対応するために。
もともと火力がそこまであるわけでもなくコンボパなんかへの圧力に欠ける上、スカーフを持たせているのでトリルやら追い風やらを絡められると完全に置物化する。そこで、挑発を仕込み、相手の補助技を潰した上で後続に交代することで相手にペースを握らせないようにする。引っ込めた後は適時威嚇を撒いたり終盤の掃除役に取っておいたりすれば良い。
しかし、メンタルハーブで防がれることも多く、安定しているとはいえない。




  • 相性のいいポケモン

 ・横の相性

 ・ラティオス
ラティオスは物理方面で崩されることが多い。威嚇で物理耐久を上げ、メジャーな物理ポケであるメタグロス,バンギラスに打点を持つワルビアルを隣に置くことで、行動に保証がつく。
また、ラティオスは水,草,格闘,多くの特殊ポケの驚異となる存在であり、ワルビアルの弱点の多さを火力で補佐することができる。
ラティの流星群は耐久調整によって耐えられる懸念があり、地震,岩雪崩の全体技をメインに据えるものの火力がいまいち足りていないワルビアルとの攻撃面での相性のよさも光る。


 ・クロバット
怒りの前歯+全体攻撃の組み合わせで、相手を落としていくことを目的としている。
コンボの性質上、素早さは133~132に合わせる必要がある。
アクロバットやブレイブバードで草,格闘に打点を持ち、ワルビアルの苦手なポケモンの処理も担当できるため、非常に相性が良いポケモン。
猫だましを食らわない挑発使いなので、追い風トリルに対し、気休め程度の対策にもなる。メンタルハーブはしょうがない。
吹雪の一貫性はご愛嬌。ノオーやグレイシアよりは速いので抗いようがあるが、フロストロトムからは先制吹雪が飛んでくる。


 ・縦の相性

 ・ギャラドス
非常に相性補完がよく且つ、両者が威嚇ということもあり交代でペースをつかみやすい。
威嚇を持ちながらも格闘抜群、地面,鋼等倍と隙ができるワルビアルと、同じく岩抜群でバンギに安定しないギャラドスを組み合わせることで弱点をカバー。相手に合わせて使い分けるも良し、同時採用でW威嚇を仕掛けても良し。


 ・シャンデラ
相性補完は勿論のことだが、ラティオスと似たような理由で相性が良い。
威嚇は持つものの、相性的に厳しいカポ,ブシン,ナット,ハサなどを請け負うことができる。本来耐久力に不安があり繰り出す際にリスクが伴うシャンデラではあるが、事前に威嚇が撒いてあると繰り出しが容易になる。
また、全体的に吹雪が一貫しやすいワルビアル入りパーティでは、こいつに限らず炎タイプが重要になってくる。
特殊方面は両者共に得意ではなく、水タイプ技の一貫がある。地震無効のWロトムや雨パへの返し手を用意したい。



 ・パーティ単位
威嚇+地震を活かせる構築にしたい。
下のダメ計を見ればわかるように種族値がどうにも足りていないので、相方は相手に強力な圧力をかけていけるポケモンが望ましい。特に特殊相手に隙を見せてはいけない。
ということで、個人的にラティオスを相方に据えたい。威嚇と地震で物理面、噛み砕くでラティ,シャンデラに対応してくれるのでラティオスも動きやすいだろう。この2体では、吹雪の一貫が気になるので鋼,炎で補いたい。
ワルビアルでは雨パ霰パを相手にできないので他の面子で雨パを見られるようにしたい。それ以外でも技が通らない特殊ポケには不利なので、薄くならないように他で圧力をかけたい。


  • ダメージ計算


 ・火力 ※176

 ・地震

207-130 バンギラス  56%〜66.6%
186-80 ドリュウズ 100%〜117.2%
185-151 メタグロス 55.1%〜64.8%
157-115 カポエラー(威嚇)  26.7%〜32.4%
212-115 ローブシン 31.1%〜36.7%
181-151 ナットレイ 28.1%〜33.1%
184-115 ガブリアス 35.8%〜42.3%
167-110 シャンデラ 80.2%〜97%
198-126 ヒードラン 117.1%〜141.4%


 ・噛み砕く
155-101 ラティオス 101.9%〜121.2%
175-111 ラティアス 82.2%〜97.1%
227-141 クレセリア 50.2%〜59%
136-110 シャンデラ 107.3%〜127.9%
167-110 シャンデラ 87.4%〜104.1%
157-127 ロトム 40.1%〜47.7%


 ・岩雪崩
191-85 ウルガモス 92.1%〜108.9%
166-95 ユキノオー 46.9%〜56.6%
126-127 氷ロトム 46%〜55.5%
191-106 サンダー 36.6%〜43.9%
191-116 トゲキッス 34.5%〜40.8%
171-100 ボーマンダ(威嚇)  44.4%〜52.6%


 ・物理 ※191-90 威嚇込み

161 カポエラー インファイト 84.8%〜100.5%
177 ローブシン ドレインパンチ 59.6%〜70.1%
    〃    マッハパンチ 32.4%〜38.7%
204 バンギラス 岩雪崩 12.5%〜14.6%
    〃   けたぐり 48.1%〜57.5%
169 バンギラス けたぐり 39.7%〜47.1%
205 ドリュウズ 珠地震 43.4%〜51.8%
    〃   珠シザークロス 62.8%〜74.8%
176 メタグロス コメットパンチ 58.1%〜69.1%
    〃   バレットパンチ 23.5%〜28.2%
    〃   アームハンマー 77.4%〜92.1%
182 ガブリアス ダブルチョップ 16.2%〜19.3%
    〃   地震 30.3%〜36.1%
200 ハッサム 虫食い 79.5%〜94.2%
160 ナットレイ パワーウィップ 84.8%〜100.5%
167 トルネロス ジュエルアクロバット 60.2%〜71.2%


 ・特殊 ※191-90

182 ラティオス 流星群 83.7%〜98.9%
    〃   珠流星群 109.4%〜129.4%
125 ロトム ハイドロポンプ 98.4%〜117.2%
170 ロトム 吹雪 100.5%〜119.3%
216 シャンデラ 熱風 53.4%〜62.8%
    〃   ジュエル熱風 80.1%〜94.2%
167 ランドロス(砂) 珠大地の力 83.7%〜98.4%
144 ユキノオー 吹雪 84.8%〜100.5%
    〃   ギガドレイン 70.1%〜84.8%
105 モロバレル ギガドレイン 53.4%〜62.8%
95クレセリア 冷凍ビーム 40.8%〜48.1%

ここまで見ていただきありがとうございます。
コメント欄を有効活用し、育成論の向上につなげたいので多くのコメントをお待ちしています。
分かりにくい点や不備がありましたら、コメント欄での報告をお願いします。

最終更新日時 : 2012/03/01 19:32:33

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コメント (12件)

  • ページ:
  • 1
12/02/28 20:48
1ぽん
バークアウトってどうやって遺伝させるんですか?
12/02/28 20:55
2A
ポケスマで配布されたゾロアーク使えば良いだろ
12/02/28 20:57
3aporo
>1
配信されたバークアウトを覚えたゾロアークなどから
遺伝させるしかありません。
12/02/28 20:57
4雨雨雨(ううう)
ワルビアル使ってみたかったので参考になりました。ありがとうございます。会員ではないですが心内評価5で。
12/02/28 21:03
5こっしー
サブウェポンのところの『炎のパンチ』は『炎のキバ』ではないでしょうか?
12/02/28 21:33
6通りすがり
ワルビアルの特性をじしんかじょうにすれば
ダブルやトリプルでも2匹以上倒した時
攻撃が上がって無双できると思います

それと不慮の事故でトリックルームをされた場合
トリックルーム持ちのポケモンを持つのもいいかと
12/02/28 21:40
7>6
相手2体に効く威嚇を絡めて戦っていくという内容の育成論にその発言はありえない
無双出来るって言われても正直どうしようもない

あとトリルに弱いのはこいつだけじゃないし、考えるだけ無駄かと
12/02/29 00:22
8Sanches
皆様コメントありがとうございます。

>ぽんさん

バークアウトゾロアークからです。
他の遺伝技が必要な場合はドーブル経由で遺伝します。

>2,>3

代弁ありがとうございます。

>雨雨雨さん

高評価ありがとうございます。参考になったのなら幸いです。しっかりIDついてますね

>こっしーさん

ご指摘ありがとうございます。キバのほうでしたね。修正しておきたいと思います。

>通りすがりさん

確かにダブルトリプルでは自信過剰の恩恵をシングル以上に受けることが可能ですが、ワルビアルは火力も耐久も素早さも全抜きを狙えるレベルに達していないので威嚇に勝るメリットはないですね。
また、トリックルームですが、パーティにうまく組み込めた場合は別ですが、ワルビアルはエースではないのでこいつのスカーフのためにトリックルームを仕込む必要はありません。

>7

代弁感謝です。
12/02/29 07:56
9z
ローキック入らないですかね?といってもこいつはほとんど岩雪崩か噛み砕くを選択することが多いんで、優先度的に地ならしとかと変わらないと思いますが、割愛された部分に乗る程度で良いのではないかと思いました。
12/02/29 08:11
10さぱ
>0
面白い育成論だと思います。
威嚇・バークアウトはダブルで相手にすると本当に面倒ですよね^^;
会員じゃないので心内ですが評価5で。

>9
ローキックって地均しと効果違いますよね。相手1体にしか効かないはずです。
まあ割愛される部分なんであまり関係ないでしょうけど。
12/02/29 08:30
11
>10
基本技スペが余るので、そんな固執したものではないんですけど、すばやさ下げるのなら相方に依存しないローキックもありなんじゃないかと思っただけです。
12/02/29 19:34
12Sanches
>9,11

やはりローキックが地均しに勝る要素が少ないというのが候補に入らなかった理由です。スカーフなのでローキックと他の技を打ち分けられない点や、単体攻撃という面からS変化ギミックとして運用するには無理がある点等、デメリットが目立ちます。相方に当たるのが気になるなら他のポケモンでデメリットなしのS変化技用いたほうが良いですし。
地均しも、無効属性がメジャーなものの全体攻撃であり、一応タイプ一致という面でかろうじて候補入りしているようなものなので、それに劣るローキックを論内の同箇所で紹介するのには抵抗があります。コメント欄での紹介で代用させていただきたいです。

>さばさん

コメント、心内評価ありがとうございます。バークアウトは積極的に狙いにいけないものの、意表をつくという面でも優秀な技ですよね。
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