- ご挨拶
これが初めての投稿故、至らぬ点もあるかと思いますが、
その時はご指摘のコメント頂ければ幸いです。
- ご注意
○上の方に載っている努力値配分は個体値6V想定です。
調整に関しては下で触れていますのでそちらをご参照下さい。
━━━━━━━━━━━━━これより育成論の解説━━━━━━━━━━━━━
- 概要
これを書き始める前にオコリザルの育成論を検索してみたところ、
両刀型ということで特殊技を搭載した育成論を投稿されている方が
既にいらっしゃいましたが、こちらは攻撃が特殊技のみとなっております。
一見すると、C60ということで特殊型向けではないようにも思えますが、
実は『オーバーヒート』や『かみなり』を覚えることができるので範囲が広いです。
このポケモン自身のマイナーさも相まってこれらの技は読まれにくく、
うまく弱点を突いて
と思っていたのですが、頂いたご意見からすると
それほど読まれにくいわけでもないかもしれません。
ただ読まれないことも結構あるというのが実際に使ってみた感想ではあります。
- 技構成について
タイプ一致威力120のメインウエポンです。
命中率が不安ですが、インファイトと違ってステータス低下はありません。
個体値にもよりますが、この振り方でもまだAがCを実値で上回ります。
これだけだとインファイトのほうが良さそうですが、
この育成論ではCとSを調整した残りを耐久に振っています。
これにより紙耐久のオコリザルもある程度の攻撃なら
一発は耐られるようになっているので、インファイトで耐久を下げたくありません。
また、襷バンギラスのカウンターを透かしたり、
複数回ビルドアップしたズルズキンにも安定したダメージが通ったりします。
このような利点を鑑みて、今回はきあいだまを採用しています。
○かみなり
対ギャラドスがこの技を入れる最大の目的です。
物理型だとストーンエッジという選択肢がありますが、
ギャラドスの『いかく』が入るとオコリザルがいじっぱりA252振り@拘り鉢巻 でも
耐久無振りギャラドスが確2になります。
一方この型のかみなりは、ソクノを持たないH振りのみのギャラドスを確1にできます。
物理型でも夢特性の『まけんき』なら対処可能ですが、
『やるき』にはオーバーヒートの項で解説するようなメリットがありますし、
『まけんき』でAが上昇した場合と違って、読まれにくさゆえに
ギャラドスが退きにくく、確実に狩れるようになります。
○オーバーヒート
ハッサム・アイアント・フォレトスのような格闘等倍で炎4倍の相手が
この技を入れる理由となる主な仮想敵ですが、
この型のオコリザルはとくせい『やる気』のおかげで『キノコのほうし』が効かず、
キノガッサやモロバレルに後出ししやすくなります。
まあ、キノガッサの場合はもしも攻撃技だった場合が痛いのですが、
ポイヒ無限型のほうが遥かに厄介なのでその対策になるのは強みだと思います。
オーバーヒートでH振りのキノガッサを確1にできます。
モロバレルはとても倒しきれませんが、下に書いてあるように先制アンコールで
縛れるので、封殺が可能です。
○アンコール
補助技を撃ってきた相手を縛ることができます。
この型は物理技がないため火傷の被害は少なく、
物理受けの鬼火を受けた後の先制アンコールで封殺可能となります。
また、特性『やるき』を活かしてモロバレルの『キノコのほうし』も封殺可能です。
これらは同じアンコ持ちでも、鬼火を打たれずモロバレルに後出しできない
ゴウカザルとは大きな差だと思います。
- 他の技候補
※入れた場合特殊でなく両刀になってしまいますが、
多くの人からご指摘を受けたので物理技も候補に入れています。
技を変えるなら自由、しかしあくまで俺の育成論は上の4つの技の『特殊型』である、
という見方でよろしくお願いします。
物理技
この調整でもB特化輝石ラッキーを確2にできます。
「きあいだまでは火力不足だからインファにしたい」
という場合は、この調整だとAとCの実数値がほとんど変わらないので
もっとAに振る必要があるかと思われます。
○とんぼがえり
この手の技はあると何かと便利。
特殊に拘るのならボルトチェンジなのですが、
コバルオンさんがボルトチェンジをくれないので。
○ストーンエッジ
この調整でもH振りガモス確1、からをやぶる型のイワパレス確2。
特殊だけだと勝てない相手も倒せるようになります。
ガモスは珠文字1発で炭になりますが。
特殊技
先制技。ということで、実際にこの型を作ったときにも入れるかどうか迷った技。
からをやぶったパルシェンなら確定で倒せます。
というかあると何かと便利。 って、
補助技
あると何かと(ry
様子見には勿論、アンコとのコンビでも使えます。
ただその場合技スペが厳しい気もしますが。
- ステータス調整について
○S → 最速70族抜き抜き(最速ドンカラス抜き)
残りは耐久にバランス良く振り分けました。
- 計算
オコリザル(きあいだま)→H252D36バンギラス
218〜255(105.3%〜123.1%) 確1
A特化バンギラス(じしん)→オコリザル
95〜112(57.5%〜67.8%) 確2(これに加えて珠の反動と砂ダメ2回ずつを確定耐え)
○VSハッサム
オコリザル(オーバーヒート)→HD特化ハッサム
208〜250(117.5%〜141.2%) 確1
A特化鉢巻ハッサム(テクニシャンバレットパンチ)→オコリザル
126〜148(76.3%〜89.6%) 確2(これに加えて珠ダメ1回を確定耐え)
○VSキノガッサ
オコリザル(オーバーヒート)→H252キノガッサ
190〜224(113.7%〜134.1%) 確1
○VSドンカラス
オコリザル(かみなり)→H4ドンカラス
179〜213(101.7%〜121%)
○VSブルンゲル
オコリザル(かみなり)→H252D4ブルンゲル
104〜125(50.2%〜60.3%) 確2
○VSギャラドス
オコリザル(かみなり)→H252ギャラドス
218〜260(107.9%〜128.7%)
[いかく込み]A特化オコリザル(鉢巻ストーンエッジ)→H4ギャラドス
132〜156(77.1%〜91.2%) 確2
[いかく込み]ようきA252オコリザル(珠かみなりパンチ)→H4ギャラドス
156〜187(91.2%〜109.3%) 乱1 (56.3%)
○VSリーフィア
オコリザル(オーバーヒート)→H252D4リーフィア
177〜208(102.9%〜120.9%)確1
○VSナットレイ
オコリザル(きあいだま)→H252D4ナットレイ
143〜172(79%〜95%)確2
ナットレイがHD特化でも109〜127(60.2%〜70.1%)で確2
オコリザル(オーバーヒート)→H252D4ナットレイ
224〜265(123.7%〜146.4%)確1
ナットレイがHD特化だと166〜198(91.7%〜109.3%)で乱1 (50%)
A特化ナットレイ(ジャイロボール威力150)→オコリザル
168〜198(101.8%〜120%)
ナットレイがA4振り鉢巻でも180〜213(109%〜129%)で確1
ナットレイはとりあえずオバヒ安定、A特化オッカorHD特化鉢巻だと厳しそうです。
○VSメタグロス
オコリザル(オーバーヒート)→H252メタグロス
138〜164(73.7%〜87.7%)
2発目は70〜83(37.4%〜44.3%)
A特化メタグロス(コメットパンチ)→オコリザル
144〜169(87.2%〜102.4%)乱1 (18.8%)
珠の反動やバレットパンチを考えるとメタグロスは対面からは厳しいと思われます。
○VSヤドラン
オコリザル(かみなり)→H252D4ヤドラン
130〜153(64.3%〜75.7%)確2
オコリザル(きあいだま)→H252D4ヤドラン
48〜57(23.7%〜28.2%)
無振りヤドラン(サイコキネシス)
134〜162(81.2%〜98.1%)確2
ヤドランも交換読みで雷を撃たないと厳しそうです。
※対ズルズキンは細かい計算を書くと長くなり過ぎるので省かせていただきますが、
結論から言うと「ビルドしたズキンを死に出しから止めるには、先方が落とされる前に
ズルキンを少し削っておく必要がある。1積みドレパンなら耐えるが、
2積みドレパンは高乱数で落とされるので注意。」
- 最後に
見にくいところもあるように感じられます。
型へのご意見ご感想は勿論、書き方の改善点もご指摘いただけると嬉しいです。
最後まで目を通して頂けた方(がいらっしゃるかは分かりませんが)、
ありがとうございました。