レジスチル - ポケモン育成論BW

【雨パ用】レジスチル【中継ぎ】

2012/07/12 08:14:34

レジスチル

HP:HP 80

攻撃:攻撃 75

防御:防御 150

特攻:特攻 75

特防:特防 150

素早:素早 50

ブックマーク2.522.522.522.522.522.522.522.522.522.52登録:1件評価:2.52(19人)

レジスチル    はがね  【 ポケモン図鑑BW 】

とくせい
クリアボディ
せいかく
いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)
努力値配分(努力値とは?)
HP:252 / 攻撃:196 / 特攻:36 / 特防:4 / 素早:20
覚えさせる技
だいばくはつ / ばかぢから / れいとうパンチ / かみなり
持ち物
だっしゅつボタン

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目的
対人戦
ルール
フラットルール / 見せ合い63
対戦形式
シングルバトル
このポケモンの役割
物理・特殊 / 受け
ミラクルシューター
指定しない
登録タグ

考察

どうも初投稿となります。四夏と言います。4サマーと覚えください。

今回伝説なのに人気のないレジスチルにスポットを当てて見ます。

コイツの人気の無い理由は単衣にメタグロスの劣化になりがちな点、
劣化要素を無くした構成で考えるのが難しく、耐久を押すにしても弱点がメジャータイプなので居座りも難しい。
という事で、雨パ想定且つ差別化を考えた上で、雨エースを出しやすくする使い方を考えて行きたいと思います。

差別化要素を考える上で、同じく鋼である
メタグロス
ナットレイ
この二つと比べていきます。
計算上ステータスをレジスチルに近づける為、努力値配分を
メタグロスH252、A4、D252 慎重
ナットレイH252、A68、D188 生意気
で以後統一とします。

実数値では
レジスチル H187 A132 B170 C90 D171 S73
メタグロス  H187 A156 B150 C103 D156 S90
ナットレイ H181 A123 B151 C66 D176 S22
となります。
レジスチルとナットレイの特殊防御はほぼ同じですね。


  • 努力値の意図

H252 A196 C36 D4 S20 意地っ張り
個体値ALL31をとします。

まず素早さですが、実数値が73で、ユキノオーやバンギのマイナス補正より1高い数値となります。また、ローブシンに対し先手を取れる点でナットレイとの差別化要素にもなります。
A196は+補正で数値の変動最高になるギリギリの値で、C36はマイナス補正の数値の変動が変わらない値です。
Cに振らなすぎると雷が弱くなり、かといってAに振らないとスチルの目的である爆発の威力低下になるので本末転倒。という配分を考えた中での折衷案というところです。
当然一刀型と比べて攻撃力は低くなりますが、今回脱出ボタンを採用している為元々攻撃力は期待していません。
居座ってスチルが攻撃する分エースが働いてくれた方が遥かに効率が良い為です。
なので攻撃力は必要最低限であれば良いだろうという所で止めています。

  • 持ち物

脱出ボタンで確定とします。

以下は脱出ボタンの主な使用例として相対敵を上げております。
尚、雨パという事で、ニョロトノが先発という前提です。技は交代時に食らうものとしてください。

対ラティオス
ニョロトノを先発で使用すると対峙し易い相手で、拘り流星群の威力が高く、H252ニョロトノでも一撃圏内です。
この流星をスチルで受け流し、キングドラ等の雨アタッカーを無償降臨するのが目的です。

C252+補正 拘り流星群
レジスチル: 33.7%〜39.7%
メタグロス: 36.8%〜43.8%
ナットレイ: 33.7%〜39.7%

ダメージはあまり変わりないように見えますが、40%越えのグロスは二回目で落とされる可能性が少し高くなる、という点でメタグロスとの差別化要素。
もちろん雷や波乗りも選択枝に入っているので、選択率の低いめざパ炎を除けば、ナットレイが一番安定してラティに出しやすいと言えます。

雨環境での拘りめざパ炎
レジスチル: 22.4%〜26.7%
メタグロス: 24.5%〜29.9%
ナットレイ: 44.1%〜53%

拘り雷
レジスチル: : 39%〜45.9%
メタグロス: 42.2%〜50.2%
ナットレイ: 19.3%〜22.6%

対バンギラス
後手や後出し砂嵐時の場合ニョロトノは若干ながら不利な為、交代が必要になります。
スチルで悪、岩技を受け流し、ニョロトノ交代で雨に上書きを目的とします。
その際危険なのは交代読み馬鹿力と大文字です。

A252+補正拘り 噛み砕く
レジスチル: 21.3%〜25.6
メタグロス: 49.7%〜58.2
ナットレイ: 25.4%〜29.8%

C252+補正 大文字
レジスチル: 45.9%〜54.5%
メタグロス: 50.2%〜59.8%
ナットレイ: 92.8%〜110.4

A252+補正拘り 馬鹿力
レジスチル: 87.7%〜103.7%
メタグロス: 49.1%〜58.2%
ナットレイ: 100.5%〜119.3%

馬鹿力、文字でほぼ一撃圏内のナットレイが一番危険です。
読まれやすい2回目以降は出せないと思っていいでしょう。
メタグロスは噛み砕くがネック。2回目以降出すには、バンギが拘りで無い場合か岩技を選択している場合に限られます。
スチルは一回目に受ける技が噛み砕く、もしくは岩技の場合、2回目以降攻撃できるチャンスはあります。ただし、先手取られた上で馬鹿力を選択されるとアウト。
この中での安全性で言えば先手を取れる可能性が高いメタグロスが一番かと思います。
ただ、元々ニョロトノがバンギと殴り合える上にバンギ側も雨パに出しにくいので、出す回数はあまり気にしなくても良いかも知れません。

対ユキノオー
ユキノオーの場合はニョロトノが圧倒的に不利になります。
よって、スチルで草技や吹雪を受け流し→ニョロトノで雨上書き→再度スチル降臨 といった使い方になります。
気合拳等といったレアな技を選択されない限り、グロスとは耐性に変わりありませんが、ナットレイとは、メザパ炎や吹雪で押されない点で優位と言えます。
ニョロトノに対して、交代読みで吹雪やめざパ炎を選択するのかという疑問もあるでしょうが、ユキノオーは余裕がある方なので割と選択してきます。

C252+補正 吹雪
レジスチル: 16.5%〜19.7%
メタグロス: 18.1%〜21.9%
ナットレイ: 33.7%〜40.3%

C252+補正 目覚めるパワー炎
レジスチル: 26.7%〜32%
メタグロス: 29.9%〜35.2%
ナットレイ: 53%〜64%

やはりナットレイが厳しい。交代読みで吹雪を打たれると2回目以降が出しにくい、
撃ち合うには再度ニョロトノに天候変化をしてもらう必要が出てきます。
ダメージだけ見ればレジスチルが一番安定しています。


  • 技考察
 以下で確定とします。

大爆発・・・上記の通り、不利な相手に対しての利用。
主にエースを無償降臨するのが目的なので相手を倒し切る必要はありませんが、次に降臨するエースが倒しやすい所まで削る必要はあります。

馬鹿力・・・仮想的であるバンギやユキノオーを倒す為に必要。弱点を付けなければ威力は期待できません。バンギでも一撃では落とせないと思ってください。
バンギラス HP252: 88.8%〜106.2%

冷凍パンチ・・・相対敵である無振りラティオスでも49%〜58% とギリギリ2発の威力です。
無論ガブやグライオンといった4倍弱点相手でも一撃で倒せません。
まぁ身代わりやヤチェ半減で素直に攻撃受ける事はまず無いと思いますが、その身代わりを潰す際に必要となります。

・・・雨利用で必中、鈍足に嬉しい麻痺三割。
マイナス補正なので素ギャラドスも80%〜96.4%と一撃で落とせない威力ですが、メタグロスでは無理なエアームド、ヤドランと撃ち合いが可能な点から最大の差別化要素となります。
エアームド H252: 52.3%〜62.7%
ヤドラン H252: 40.5%〜48.5%
雷パンチと違い、水タイプと撃ち合う際に熱湯によるやけどでの威力低下や、ゴツゴツメットダメージを食らう心配もありません。

ウルガモスに対して岩雪崩を入れたいとこではありますが、ピンポイント過ぎるので入る余地が無いです。不利な相手には素直に爆発しましょう。

  • 差別化要素

差別化要素は上でも説明してきましたが、それ以外に
メタグロスは格闘と撃ち合える点
ナットレイ水電気半減、地震等倍
という特徴があります。
レジスチルにもそれに見合った特徴が無いとを採用理由に乏しいので、その辺りを掘り下げてみます。

対格闘性能 
通常の構成のメタグロスはほぼすべての格闘と殴り合えるので普通では出てきません、レジスチル、ナットレイには格闘が出てきます。
といってもジャイロボールを使えるナットレイに出てくる格闘も限られますが、メジャーな辺りでローブシンとバシャーモは出てきます。
ブシンに対して、スチルは意識して先手を取れるようにしてるので爆発退散は可能です。ブシンにはナットレイよりも対応できるといっていいでしょう。
ちなみに、曲がりなりにも最高防御力をうたっているので

バシャーモ 飛び膝蹴りA252+補正 :87.7%〜103.7%
ローブシン 火炎玉ドレインパンチ A252+補正 :84.4%〜100.5%

と、格闘の一撃で倒れない程度の耐久はあります。
体力が満タンが条件なので、受け流しで体力が削られる前提のこの型には、無用の計算かも知れませんが、
格闘との偶発対峙の可能性もあるので一応撃ち合いができるという面で、ナットレイよりは優位かなと。
格闘性能に関しては順列を付けるとなると
メタグロス>>レジスチル≧ナットレイ
といった所でしょうか

水電気との撃ち合い
無理にスチルで撃ち合わなければならないという事もありませんが、雨パであれば対策も必要になってきます。
水電気とは水ロトムだけでなく水と電気ポケの総合です。
耐性だけ見ればナットレイが強いのが当たり前ですが、
ボルトロスの様な飛行電気タイプには弱点が付けず、気合玉や馬鹿力で対応されてしまったり、サンダーには熱風があったり、
水タイプ相手には火傷を負うとその強みもなくなるのでナットでも微妙だったりするんですよね。
ロトム以外でも水相手との火傷の可能性は意外と高く、それに低い威力にしろ雷で応戦できるレジスチルは強みと言えば強みです。
特防特化グロスでは真似はできません。
という事でメタグロスとは耐久力はよりも優れてる点から、水電気に対しての撃ち合いは
ナットレイ>レジスチル>メタグロス
といった所かと思われます。

ボルトロス 雷 C252
レジスチル: 37.4%〜44.9%
ナットレイ: 18.7%〜22.6%

とりあえずキリが無さそうなのでボルトロスだけですが、
受け流し一回目は問題無いです。
二回目以降の後出しは無理と思っていいでしょう。


地震の威力
ナットレイが強いのは当たり前ですね、
対ガブリアスのダメージですが

ガブリアス 地震 A252
レジスチル: 65.2%〜78%
ナットレイ: 38.1%〜45.3%

ガブリアス耐久無振り
スチル 冷凍パンチ : 72.1%〜85.2%
ナットレイ :49.7%〜59%

硬いんで普通に耐えますが、やはり冷凍パンチでは倒せません。
正面からの殴り合いは禁物
ナットレイは正面から殴りあっても勝てるレベルですが

スチルオリジナルの強み
雷です。雨パも活かせます。
雷の具体的なメリットは火傷対策というだけでなくエアームドに対応できる点、
ラッキー、ムドー(ヤドラン)、グライオンといった受けループの対策が可能という面にあります。
でも先手を取られる小さくなるラッキーに対応できない?
そこは立ち周りでなんとかしてください。



  • 感想

良く言えばメタグロスとナットレイの中間的な存在(メタグロス寄りですが)
悪く言えば没個性で、しかもそれぞれの悪い所を引き継いでしまっている。
とは言え少ない特徴を生かして、立ち回りができれば十分活躍できるかな、と
曲がりなりにも伝説ですからね
人気は無いですが、そこまで悪くないポケモンだと思っています。

以上となります。
見づらい文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。
指摘、感想、アドバイス、なんでもお待ちしております。
お気軽にコメントください。  

最終更新日時 : 2012/07/12 08:14:34

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コメント (6件)

  • ページ:
  • 1
12/07/11 18:43
1名無し
ガブやラティやバンギなどダメージ計算一応のせて置いてはいかがでしょうか?
12/07/12 17:42
2TMS
良いと思うんですが、なんか評価低いですね〜

スチル面白そうですね
雨構築迷ってたんで使いたくなりました笑

評価入れときます
12/07/12 19:22
3miira
一応ナットレイもかみなり使えますよ
12/07/12 20:54
4四夏
コメントありがとうございます。

>>1
修正しときました。

>>2
構築は考えても差別化は難しいですからね
伝説なので選別も難しい、
評価が低いのも無理は無いと思います。

>>3
知りませんでした。
まぁ特攻54ですから、メタグロスでもめざパ電使えますけど実用性があるとは思えませんし、除外して問題無いかと。
12/07/13 02:33
5 
ステロがBW2で教え技になってませんでしたっけ
ナットでその強さは証明済みですし候補になりませんか?
12/07/13 03:52
6四夏
>>5
ステロは脱出ボタンと合いません。撒くまでに飛ばされちゃうんで
こいつは何もしない反面エースを呼びやすいんで、速攻型のPTになると考えください。
  • ページ:
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