- 注意事項
私の育成論は理想個体を前提とします。特に、細かい調整では非理想個体では再現不可となる場合があります
- 本題
- そもそも何故特殊技を使うのか
ガブリアスの最強の龍技はもちろん逆鱗です。しかし知っての通り交代不可というデメリットがあります。そこで受けられてダメージを受けタスキを削られると、本来タイマンで倒したい相手を倒せない場合があります。となると序盤に動きやすいサブウェポンが欲しくなります
では二番目に強い技はなにか、と考えるとそれはCに振った流星群ということになります。(ダイブ、チョップに関しては後述)
- 型サンプル
ガブリアス@きあいのタスキ CS252 無邪気 すながくれ
りゅうせいぐん げきりん じしん だいもんじ
BW1以前の流星タスキガブリアスです。流星群で無振りラティオスを確一、耐久に振ったガブリアスでもある程度落とせる(201ガブリアスを中乱数)という調整です
しかしこの型には深刻な火力不足という弱点があります。動きやすさの代わりにガブリアス本来の制圧力を犠牲にした型と言えるでしょう
結局、龍技を二つ持つ場合は逆鱗+ダブルチョップという型が一般的でした。ダイブはやはり命中不安ですね。シロナ以外で見たことありません
- 鮫肌の解禁とマルチスケイル
鮫肌の解禁で流星タスキガブにとって追い風となる点は
- 鮫肌ダメージ+流星群で倒せば良いため、C努力値を節約できる
- 鮫肌でマルチスケイルを潰せるため、カイリューにタイマンで勝てる
- 流星群は非接触技なため、こちらのタスキは潰れない
これらの事を踏まえて型説明に入ります
- 持ち物、特性
特性:さめはだ
今回は確定です
- 技構成
メインウェポンです。逆鱗の威力を落とさずに流星群を撃つことを目指しました
・りゅうせいぐん
立ち回りの負担を減らすサブウェポン。物理龍への遂行技
・じしん
一致技。これも威力を維持して撃てます
・かえんほうしゃ
鋼への役割破壊。
- ダメージ計算
・D106(4振り)ガブリアスに対して168-200ダメージ
→H191まで鮫肌ダメージ込みで確一 。H201だと鮫肌込みで中乱数(50%)
・D120カイリューに対して150-176ダメージ。マルチスケイル時orC2段階下降時75-88ダメージ
→H167を鮫肌込みで確一。マルスケ流星群+鮫肌+非マルスケC下降流星群で確2
・D115キングドラに対して152-182ダメージ
→H151を確一
・D130ラティオスに対して138-164ダメージ
かえんほうしゃ
181-165ナットレイに対して100~120ダメージ(確二)
172-90エアームドに対して90~108ダメージ(確二)
175-100ハッサムに対して160~192ダメージ(中乱数1、鮫肌込みで確一)
175-131ハッサムをオッカの実込みで確二
187-135メタグロスに対して60~72ダメージ
逆鱗、地震
今回偶然A実数値が182となり、陽気ガブと同じダメージが出ます。
流星群+地震+鮫肌で187-151-135メタグロスを確定
- 耐久調整
副産物として
いじっぱりガブリアスのダブルチョップ超高乱数二耐え
となっています。
- 選択肢
非推奨。技固定の無い流星群、C下降後も物理技で継戦能力を持つことを考えると安定技は不要に思います。
・だいちのちから
硬い鋼には地震よりもダメージが通ります。しかしやはり不特定多数へ撃っていきたい一致技は威力の高い地震を選びたいです
・だいもんじ
全振りでもテンプレ耐久ナットレイを倒せず、ハッサムもほとんどの場合火炎放射と確定数が変わらないため主にエアームドを仮想敵にppと命中率が高いかえんほうしゃを採用率しています。
ラティオスの眼鏡流星群二連耐え調整の鉢巻ハッサムを確一(命中込みで85%、同条件火炎放射は18.8%で鮫肌込みで確定)
・ほのおのキバ
当初は非推奨としていましたが、有効な場面が浮かびました。逆鱗でなく流星群を打ち、それを鋼に受けられた場合です。技を変更出来るとはいえ、C下降により倒せず、引かざるを得ない場合、ほのおのキバが有効に思えます。
流星群+ほのおのキバで181-163-165ナットレイを確定2
・つるぎのまい
流星群と逆鱗を圧縮してダブルチョップにしなければスペースが足りません。ストッパーと受けループ対策を兼ねた、チョップ 地震 キバ 剣舞 のタスキガブがありますが別の型ですね。
- すばやさ調整
やんちゃにして抜かれるのは、大体最速90~101族です。この中ですばやさ逆転により不利になる相手が思い付かなかったので準速にしています。無邪気最速の場合は攻撃が166まで下がります
- C調整
- 運用
カイリューとの対面では火炎放射が安定択です。鋼に変えてきたら美味しく、居座られても逆鱗をタスキで耐え、次のターンに先制流星群。神速二耐えなため神速を撃たれても引くか捨てるかさせることができます。先制出来るカイリューには相手の動きを見てから行動できます。
また、ガブリアスを後発に置く場合でも相手のカイリューに対して繰り出すことが可能です。
ガブリアス、オノノクス、サザン、マンダには流星群を打ちます。
カイリューと違い交代がされた場合cが下がりますが、相手しだいでは物理技で継戦できます。
ラティオス、ラティアスには逆鱗を撃たなければ倒せません。しかしスカーフガブの可能性を考えれば居座り流星群は相手にとってハイリスクであり、こちらは倒せなくても流星群がローリスクミドルリターンの選択肢となり得ます
その他、通常のタスキと同じくステルスロックが撒かれてなければ全抜きエースのストッパーになります
- 苦しい相手(ドラゴン)
ハチマキガブリアス、ハチマキオノノクスが躊躇せずにダブルチョップを撃ってきた場合もやはり負けてしまいます。オノノクスはアイテム無しでもそれなりの確率で一撃で落として来るため、遭遇数しだいでは耐久ラインを上げることも考えられます。
- 相性のいいポケモン
マンムーやボルトロスなど襷がメジャーなポケモンをパーティーに入れて警戒を薄めることも考えられます。
育成論は以上になります。ありがとうございました
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