ラティオス - ポケモン育成論BW

• 始めに

・固体値は理想値前提
・対戦環境は見せ合い6350
・略称などを使用
・ダメ計は164カリbw2を利用　

• ラティオスとは

一貫性の高い流星群をC130から一致で、しかもS110から打てると誰もが疑うことのないスペックを誇るポケモンです。

・高火力を押し付けてサイクル負担を与えていく眼鏡型
・打ち分けによる突破力を重視した珠型
・低火力を起点に抜いていく瞑想珠型

等有名な型は沢山存在します。また、器用でもありスカトリや壁貼り等のサポート要員として利用されたりもしています。
これだけで十分強いのですが、エスパードラゴンの良耐性、平均以上の耐久を持ち後だし、打ち合い性能も平均以上あります。
そんな理由からBW中期以降はほぼ環境のトップに居続けたポケモンです。

• 今回の概要

そんなラティオスですが致命的な欠点が存在します。それは対策されすぎている事です。
対策されていても強いから減らない訳ですが、こちらも調整を加えれば更に動き易くなるのではないだろうか？と、発想を変えてみたのが今回の型になります。

理由は別ですが調整ラティアスも存在します→控えめラティアス（bw/3310）

但し、調整は汎用性を落とし仮想敵に対しての役割を安定させるものなので、試合数の増えるレーティングではお勧めしません。
某バスケ漫画で言ってたでしょ、奇形奇策なんて本来の良さを殺すって

• ラティアスとの差別化

耐久に振るならばラティアスでよくないか？そう思う方もいると思いますが一応差別化しています。決してどちらかが優れているということはありません。

まずラティオスですが、Cが高いので性格補正にて受ける恩恵が強いことです。結果他に余裕が生まれ、D種族値は劣るもののほぼ同じ特殊耐久にすることが可能です。つまりCSのラインを引き上げるならばラティオスの方が優秀です。
Cに関して確定数はほぼずれませんが、Sは最速FCロトム（ノイクンマンムー）抜きまで確保出来るので上から縛れる範囲が大幅に増加します。

ではラティアスは劣化なのかと言えば違います。CSを一定の数字で妥協した場合余った努力値を耐久に回すことができ、特殊耐久でラティオスを大きく上回ります。つまりCSのラインを落とすならばラティアスの方が優秀です

CSを妥協しHを175まで確保した場合、C156ニョロトノの冷凍ビームや雨眼鏡グドラのドロポン、C177ボルトロスのボルトチェンジ→めざ氷→めざ氷辺りの確定数がずれます。
この辺りが差別化ですね。
参考:控えめラティアス（bw/3310）

環境やPTを見てどちらを採用するかは判断して下さい。
実際私が前回投稿した控えめラティアスと今回紹介するラティオスをステータス計算機でﾎﾟﾁﾎﾟﾁして頂ければ分かりますが、当然ラティアスはオスの、オスはアスと同じ調整をすることは出来ません。

• 詳細

努力値：156-x-84-76-12-180
実数値：175-x-111-176-132-153
持ち物：拘り眼鏡
性格：控えめ
調整の目安としては
と言った具合。

無振りラティオスを確１調整の技を耐え、半減読みならば高火力にも安定して投げられる程度の耐久を確保。

Cも性格補正と眼鏡掛けることで十分な火力を維持しています。
Sが下がったことにより、陽気テラキオンやガブリアスに弱くなってしまうのでそこはPTでカバー。

• 技考察

・流星群
ラティオスの最高打点となる技。特に外す理由がありません

・龍の波動
耐久に優れ打ち合いにも強いラティ兄妹ならば有力な選択肢となります。火力は流星群に劣るも命中PP安定の技です。

・波乗り
ラティ兄妹定番のサブ技。繰り出される鋼やバンギラスに当倍以上で入るのが魅力

・トリック
拘り持ち定番の補助技。読み外しや起点のリスクの高い拘り持ちはピンポイントな攻撃技より役に立ちます。

・草結び,かみなり,めざめるパワー炎,サイコショック
一応候補技。拘ってしまうリスクが高く交換が読めるならば交換読み交換をしたりトリックを打ったほうが「安定」します。
PT的にどうしてもラティで負担をかけて行きたい場合は波動or波乗りを抜いて各自で採用して下さい。

• ダメ計

・流星群
・龍の波動

・波乗り

・被ダメ

• 最後に

ここまで読んで下さってありがとうございました。
何かあればコメントまでお願いします。
ラティアスの修正はもう少しまって下さい疲れました