C振りギャラドスの考察です!!
2012/12/05
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コメントを元に大幅に修正しました。型の変更・育成論の内容(技や調整の意図)の変更はありません。
- 概要
特攻が低いのがネックですが、効果抜群をうまく狙っていけばある程度は解消されます!!!!
特に、大文字、冷凍ビーム、めざめるパワーは、4倍弱点を狙いやすいです。相手のPTに4倍弱点を狙えるポケモンが2匹以上いるときに、選出すると使いやすいんです!
人気なポケモンに多くささり、鬼火・威嚇に強いのがポイント!!
ダメージ計算は、トレーナー天国さんのツールより算出しました。
- 調整
Sはマンムー、キノガッサ、バンギラス、シャンデラ・・・しっかり抜いておきたいので最速推奨。
特殊ギャラドスは、不意をついて1発でいかに致命傷を与えるのかがキーとなると思います。よってCは極力削らないのがいいかと!
他、Sを137まで下げて(最速70族+3で最速70族を抜く調整を抜ける)、残りHに振ればH179(努力値H72振り)で持ち物を珠に変更で、火力と耐久を底上げ(1発耐えやすくなる)する配分もありです。(両方の配分とも育成&運用済み、今回は使いやすかった臆病CSベースを中心に書きます)
耐久
C187珠持ちラティオス(流星群)→91.2〜108.1%
A特化威嚇込みオノノクス(逆鱗)→58.4〜69%
無振りナットレイ(パワーウィップ)→45.6〜54.3%
耐久無振りで。高水準とまではいきませんが、それなりの硬さはあります。
- 技&仮想敵
刺さる相手を選んで出していく必要があります。しかし、人気なポケモンに多く刺さります!!
先に上げる4つの技を推奨しますが、優先順位はなく、PTに応じて選択技と変更して使います!!
【滝登り】
A↓補正+無振りでも130あって、それなりのダメージを期待できます。最速なのでひるみも狙えます。命中が安定します。(アクアテール、ハイドロポンプとは選択)
・マンムー
初手マンムーVSギャラドスで有利です。初手で滝登りをすると特殊型であることを隠せます(ギャラドスは耐久型もあるので、滝登りのダメージ量のみで特殊型とは見抜かれにくいです)。
・バンギラス
ギャラドスが特殊型だと気づかれると、呼びやすいです。交代読みで打ったり、ひるみ狙ったりすれば返り打ちにできることもあります!!
・ウルガモス
先制蝶の舞をされると、ハイドロポンプよりも滝登りの方がいいです。火傷は嫌ですが、特殊メインなので物理型ほど致命的ではありません!
特殊アタッカーとバレた後でも不意をつけます!!
- ハイドロポンプよりも滝登りをメインに採用した理由
- ダメージ計算
・HDバンギラス(砂嵐)
滝登り→53.1〜63.1%
ハイドロポンプ→35.7〜42.9%
・H4振り1舞ウルガモス
滝登り→103.1〜122.3%
ハイドロポンプ→62.7〜73.2%
Dが高い相手には滝登りが有利に働きます。
- 他、ハイドロポンプよりも滝登りの方が有利な場合を挙げます。(12/03 22:20追記)
・命中が安定します。
・襷マンムーに強いです。
HPが赤でも、ひるみを狙うことで80族以下に勝てる場合もあります。チャーレムなど、80族以下の襷持ち、後出しのマルチスケイルカイリューなど、ハイドロポンプでは負けが確定している場合でも、2割で勝てる可能性があります。また、ハイドロポンプでも滝登りでも勝てる場合でも、ハイドロポンプは命中が8割なので不安が残ります。
・特殊型ギャラドスは物理技を持っているイメージがない。
ギャラドスが特殊アタッカーであることが相手に伝わると、上に挙げたような、ウルガモスやバンギラスなどの特殊受けを呼ぶことがあります。もともとCが低いギャラドスではDが高い相手に対しては、ハイドロポンプでは到底太刀打ちできません。しかし、滝登りだと、それなりのダメージを稼げることがあります。
また、瞑想・ど忘れ・ミラーコートに対しても、相手の読みを上手く外させて、ダメージを蓄積させることができます。
特殊型と油断して、威張るを打ってきたクレセリア相手に、有利に戦えたこともありました。
・逆に、物理型ギャラドスは特殊技を持っているイメージが少ない。
初手に、例えばエンブオーと対面することになり、こちらが滝登りを選択、相手が交代してきたとします。滝登りのダメージ量から、Aに振ってないのが見抜かれ、耐久型か、HS竜舞型かと推測されるかもしれません。しかし、C振りアタッカーであることは推測されにくいです。
滝登りと大文字の採用は警戒されることはあるかもしれませんが、滝登りと冷凍ビーム、めざめるパワー(飛)と両立しているということは、読まれにくいです。よって不意をつきやすくなります。
- 滝登りよりもハイドロポンプが有効なケース
滝登りの逆を考えてください。
・非接触技
・火傷依存なし
・威嚇に影響しない
また、相手の耐久が、B=Dの時はハイドロポンプの方がダメージは上になります。
また、防御が高いドサイドンなどを相手にする場合は、ハイドロポンプの方が有利です。
以上
【大文字】
・ナットレイ
ギャラドスを安定して受けられるナットレイですが、大文字で返り討ちにできます。特に、炎ポケモンを採用していない場合に呼びやすく、逆に誘ってギャラドスで対策するのもありかもしれません。
H振りまでは確1。(100.5%〜)たいていのナットレイは乱1〜確2ですが、受けの機能を停止できます。また、A特化は攻撃の隙を与えずに倒せます!!
・ハッサム
交代してくる可能性もありますが、竜の舞読みでそのまま蜻蛉返りしてくる場合もあります!!
・ユキノオー
炎4倍弱点です!!
- ダメージ計算
H振りナットレイ(大文字)→100.5〜119.3%
187-133メタグロス(大文字)→50.2〜58.8%(確2)
- 火炎放射について
最近、特に炎タイプでは、大文字より火炎放射を採用するポケモンを見るようになりました。
ダメージ計算してみたところ、火炎放射では慎重ハッサムあたりから確2でした。
炎技の標的はハッサム、ナットレイ、ユキノオーで、そこだけを見ると火炎放射でもいいかもしれません。
実際使うと、ハッサム・ナットレイ以外にも炎技を使う機会も多少あり(鋼・氷)その場合、その場合は、少しでも負担をかけられる大文字がいいと思います。
このギャラドスで火炎放射は使ったことはないため、選択技に加えるか加えないかは少し検討してから決めさせていただきます。
抜群で火炎放射の確3(4)がいいか大文字の確2(3)がいいかが微妙なところ、ですかね・・・?
- ダメージ計算
187-133メタグロス(火炎放射)→38.5〜45.9%(確3)
【冷凍ビーム】
・竜
ガブリアス(鮫肌を受けない)、ボーマンダ(威嚇が刺さらない)、フライゴン、チルタリス、カイリュー(先制滝登りでひるみ狙ってマルチスケイル潰すのもあり)・・・と、氷4倍弱点のドラゴンタイプに強いです。
人気なポケモンで、氷技が弱点なポケモンは結構多いです!!
ラティオスを想定する場合は、補助技に電磁波を採用することをオススメします。(冷凍ビーム1発ではダメージが少ない:高乱2)
・グライオン、ランドロス
命中安定の特殊技で対抗できます!
- ダメージ計算
B特化グライオン確1
【めざめるパワー(飛)】
・キノガッサ
厄介なポケモンなので。ピンポイントにキノガッサを対策したければ、持ち物にラムの実もありです!!
・ヘラクロス
意地っ張り相手には先制で確1で倒せます!!
・他格闘
威嚇入るので、格闘相手に強めです。だいたい確2ですが、雷パンチなければタイマンでせり勝てることが多いです!
- ダメージ計算
H振りローブシン(めざ飛)→58.9〜71.2%
H振りヘラクロス(めざ飛)→100〜118.1%
【他の技候補】
私は上述した4つの技構成を推奨しますが、PTによって以下の候補技もありです!!
(例えば、炎技が充実していてギャラドスが苦手なPTの場合、大文字ではなく10万ボルトを採用、など)
上記のメインの技は、いずれも確定技ではありません。PT毎で選択技と変更を検討する必要があります。
以下、選択技をそれぞれの利点を挙げます。
コメントで議論となった技については、少し多めに解説、一部の技の解説は割愛します。
技によっては、優先度を下げた理由も記載しています。
・10万ボルト、雷
対ギャラドスのミラーに。相手のギャラドスが重いなら。しかし、他の水タイプに打っても火力不足が辛いです。(スイクン、ブルンゲル) 調整次第では、雷でも乱3くらいにまで下がる可能性があり、特殊ギャラドスで水の耐久型を突破するのは困難です。
→10万ボルト
対ギャラドスやエアームドに命中が安定します。
→雷
対雨では必中になるので使いやすさが大幅に上がります。
- ダメージ計算
H振りスイクン(雷)→43.9〜52.1%
・毒々
コメントで指摘あったので追加で載せました。
対水の耐久型への遂行技として有効です。電気技よりもこちらを推奨。
また、一部のコメントでは、「毒々は必須級で優先度を上げるべき」という指摘がありましたが、このギャラドスはCSに努力値を多く割いているため、さほど耐久は多くありません。
よって、毒で押し切って水受けを突破するというよりは、毒を打ち逃げする感じで使用します。
この場合、水の耐久型を他のポケモンに一任するのとさほど変わらなくなるため、優先度を下げてあります。
また、電気技と毒々を同時に採用することで、水の耐久型を突破することはできますが、技スペースが圧迫され、その分攻撃範囲が狭くなってしまいます。
組み込むPTと相談です。
・ストーンエッジ
ウルガモス確1。炎の体を受けない。滝登りと選択!
水技を滝登りではなくハイドロポンプを採用し、なおかつPTがウルガモスに重い場合はこちらを採用。
飛行タイプは、氷が4倍であったり、威嚇持ちだったりするため、冷凍ビームの方が有効なケースも多いです。
・電磁波
Sのサポート。また、最速の先制電磁波からの後続サポート。
後続が動きやすくなり、威嚇&電磁波巻きという動きができるようになります。
・めざめるパワー(草)、挑発、日本晴れ
説明は省略。実証済み。PTによりますが、イマイチ使いにくかったです。
実証済みというのは、「実際に使ってみて、一考の余地ありとは思いましたが、優先度は低いと感じた」という意味です。
・地震、逆鱗、みがわり、あまごい、砂嵐、霰
説明は省略。私はこの型では使ったことがないです。
単なる思いつき、と、とらえてもらって構いません。
- 回し方/運用の仕方/役割
相手のPTを見て、刺さるポケモンが3匹以上いるときに選出すると活躍しやすいです。
PTのメインアタッカーではなく、PTが苦手な穴を埋めてくれるような役割です。物理型・眼鏡型みたいなゴリ押しはできない分、起用に相手のエースをメタれます。
いかに不意をつくのかが重要で、先発よりも中盤や終盤での使用を勧めます。先発物理アタッカー読みで威嚇を入れつつ、初手に交代や滝登り・・・を使って中盤や終盤に特殊技・・・などの使い方もあります!
せっかくPT組んだのに・・・ボーマンダも辛いしナットレイも辛いし、ギャラドスも重い! キノガッサにも3タテされたし!! こんなの同時に対策できないよぉ!
そんなとき、このC振りギャラドスを使ってみてください!!
- 修正追加分
コメント33の言葉を借りまして、
「自分のPTで苦手な相手をうまく誘ってギャラドスと対面させて倒す」というものです。
エースアタッカーを想定しての型ではありません。
メインではない、すなわち、「積極的に選出していくような型でもない」と言ってもいいかもしれません。
自分のPTの穴埋め、重い相手のポケモンを対策に適している型だと考えています。
相手のPTを見ての選出が不慣れな方にはイマイチ使いかってが悪いかもしれません。
いかに、特殊ギャラドスということを悟られすに、相手のエースを倒すか、というのがプレイングの課題となると思います。
- ダメージ計算について
ただ、
「育成論の本文に是非加えるべきだ(というか、ないのはおかしいくらいだ。)」
「このダメージ計算は不要だ」
などがありましたら、理由を添えてコメントお願いします。
現在、ダメージ計算結果の追加も検討していますが、未定です。また、「有名な調整」「主流な調整」というのは、環境に左右されやすく、また、その調整が本当に多いという確証もないため、ほぼ見送っています。しかし、明確な意図があれば、記載したいと思っています。
ご協力、よろしくお願いします。
- 最後に
また、育成論改善に伴い、様々なアドバイスとなるようなコメント、ありがとうございました。
すべての要望のコメントを網羅できたわけではないですが、育成論全体の内容は改善されたと思います。
ミスの記述や疑問点/不明な点あれば言ってください!
また、不足な箇所なども思ったことがあればご自由にどうぞ。
長いね!!