さて、早速ですが今回の育成論の説明に入らせていただきます。
環境意識で相手の受けサイクル崩壊に役立ちそうなゾロアークを考案し、また実戦である程度思った通りの働きを見せてくれたので、投稿させていただきます。
- おことわり
H=HP A=攻撃 B=防御 C=特攻 D=特防 S=素早さ
V=31 U=30
B↑(Bに補正をかけた性格) D↑(Dに以下同文)
(H252-B252↑) ならば、HPと防御に努力値を252振り分けた、性格で防御に上昇補正をかけた個体ということになります。
- 概要
特に、受けとして定番のバンギラスやグライオンやエアームド、安定構築代表のラティオス、ハッサムなどへの遂行を目標としました。
- 構成
努力値:0-140-68-52-0-248
実数値:135-143-89-132-72-171
性格:むじゃき (Bを下げることができないので確定とします)
持ち物:達人の帯確定
技構成:かえんほうしゃ/めざめるパワー(氷)/けたぐり/ふいうちorどくどくorおきみやげ
- 技選択
かえんほうしゃ ハッサム、エアームドに撃ちます
→ハッサム(H252-D252↑)100.5%〜119.2%(確定1発)
→エアームド(H252-D4) 80.8%〜96.5%(確定2発)
→ナットレイ(H252-D4) 103.3%〜122%(確定1発)
→ナットレイ(H252-D252↑) 76.7%〜92.8%(確定2発)
→バンギラス(H252-D252↑砂) 5.3%〜6.3%(食べ残し分くらい)
→バンギラス(H252-B4) 97.5%〜115.9%(81.3%乱数1発)
→バンギラス(H252-B20) 95.1%〜113.5%(68.8%乱数1発)
→カビゴン(H252-B4) 67.4%〜80.1%(確定2発)
→ハピナス(H252-B252↑) 31.7%〜37.8%(乱数3発)
→ラッキー(H252-B252↑輝石) 23.5%〜28.2%(乱数4発)
→ポリゴン2(H252-B252↑輝石) 18.7%〜22.3%(乱数5発)
→エアームド(H252-B252↑) 12.2%〜14.5%(放射とあわせて中乱数)
めざめるパワー氷 グライオン、ガブリアスに撃ちます
→グライオン(H252-D4) 108.2%〜129.1%(確定1発)
→ガブリアス(H4) 98.9%〜117.3%(87.5%乱数1発)
→ボーマンダ(H4) 109.3%〜132.1%(確定1発)
【選択】
ふいうち
→H4ラティオス 101.2%〜119.8%(確定1発)
→B4シャンデラ 102.9%〜124.4%(確定1発)
どくどく
けたぐりが上記の通り、軽量の格闘弱点に対する打点としては物足りないので、受けにきたラキハピポリ2あたりに対して。
おきみやげ
受けポケ対策しつつ、ゾロアークバレした後に起点にならないように。
積みにきた格闘やウルガに対して。
- 努力値について
【A】H4ラティをふいうちで確1にするために140。A188ならH252-B4バンギが確1
【C】H252-D252補正↑ハッサムまで火炎放射で確1 A188にするならC4に
【H-B-D】Bに68振ることで、ハッサムの鉢巻テクニバレットを最高乱数切り耐え。(84.4%〜100%)
【S】102族抜き抜き調整。
上記のダメージ計算はA140-C52で行っております。
A188-C4とすると、H236-D236↑ハッサムが87.5%の乱数1発(98.8%〜117.7%)になる代わりに、
H252-B4バンギラスが確1(102.9%〜121.9%)、
H252-B20バンギラスが87.5%乱数(99.5%〜118.3%)、
H252-B252↑ハピナスが確3(33.3%〜39.4%)となり急所による突破の可能性を得ます。
このあたりはお好みで。
- 相性の良いエース
場に出た瞬間に特性が表示されないエースならなお良し(ex.じかじょうマンダ)
ゾロアークがエースとして活躍させやすそうなのは
ガブリアス(いじっぱスカーフ)、カイリュー(いじっぱ鉢巻)、ボーマンダ(いじっぱスカーフ自信過剰)、
ローブシン(珠ちからずく・珠鉄拳)、ラティオス(珠・眼鏡)、シャンデラ(控えめスカーフ)、ヘラクロス(スカーフ自信過剰)
あたりでしょうか。
大半の俊足ドラゴンとは相性がよさそうです。
以下はゾロアークとエースのメインウェポンで対象が突破可能かの計算結果です。
ダメージは基本的に最小乱数を記載しております。
HB↑ムドー
ゾロアークC4帯火炎放射 80.8%
+A252↑ガブ逆鱗 19.1% =99.9%
+A108↑カイリュー鉢巻逆鱗 26.1% =106.9%
+A252↑ボーマンダ逆鱗 19.1% =99.9%
+A252ヘラクロスインファ 33.7% =114.5%
+A172↑ブシン炎P 52.9%
(先制羽休めで突破不能なため、雷P不可 鉄壁なら突破可 トリル推奨)
HD↑バンギ
ゾロアークA140帯けたぐり 97.5%
+C252珠ラティ波乗り 33.8% =130.3%
+C252↑シャンデラ文字 14% =111.5%
(けたぐり→残飯→守る残飯→引っ込んだ後文字に受けだし
、で最低乱数合計が231ダメージ、残飯2回でバンギHPが207+24の231)
ラティはもちろん、スカシャンを止めることができないラインまでバンギラスが削れます。
バンギでとまりやすい特殊エースを添える場合は、A188振りをオススメ致します。
H236-B36-D236オッカハッサム
ゾロアークC4帯火炎放射 49.1%
+A252↑ガブ地震 52% =101.1%
+A252ヘラインファ 54.8% =103.9%
スカガブの地震、スカヘラのインファとあわせればどんなハッサムでも倒せます。
グライオンにがっつり止められるヘラクロス、テラキオンあたりとの相性も良いと思います(物理受けグライオンならめざ氷で確1)
どくどく程度しか有効打が持てないため、ハピラキ対策の格闘を消耗させないためにも、このゾロアークによる削りは良いのではないでしょうか。
PT考察はこのあたりでいかがでしょうか・・? 的外れなようでしたら申し訳ありません、改善案お待ちしております。
- 補足
それを少しいじって、「受けポケモン」への圧力を重視した型となります。
かなり高範囲の受けポケに大して抜群が取れ、受けることが困難になるほどの、実質の致命傷を与えることができます。
初手で行ってラティオスにはふいうち、ハッサムにはかえんほうしゃなどとやりたいところなのですが、壁張りラティ(トリックシャンデラ)などに透かされることもしばしば。
そのあたりはPT単位でカバーしてあげてください。
エースを受けれるポケモンに対してピンポイントで負担をかける型であり、「悪タイプとして」の枠での運用は技枠の関係上厳しいです。
(悪の波動で負担をかけたいのなら襷の方が無難)
また、初手で出てくるラティ・シャンデラに対するふいうちの安定感のなさを考慮し、
ふいうちをどくどくに変えた型もなかなかに優秀です。
通常の状態では対処が困難なポリ2、ハピ、ラキ(、ついでにブルン、クレセ、ヤドラン)あたりに毒を盛ることができれば、一応優位に立てます。
こいつである程度負担を撒いた後ならば、ローブシンなどのポケモンは相当暴れやすくなります。(個人的にはトリルブシンと組ませるのが使いやすかったです)
Bにはほんの少し振りましたが、マッハパンチはどうあがいても絶望です。タスキがないので絶対居座れません。格闘からは逃げましょう。
拙い育成論ではありましたが、最後まで読了いただきありがとうございました。
突っ込み、改善案、質問疑問などありましたらどしどしお願いいたします。
それでは。