ラティアス - ポケモン育成論BW

追い風癒しラティアス

2013/09/05 00:37:07

ラティアス

HP:HP 80

攻撃:攻撃 80

防御:防御 90

特攻:特攻 110

特防:特防 130

素早:素早 110

ブックマーク3.943.943.943.943.943.943.943.943.943.94登録:0件評価:3.94(13人)

ラティアス    ドラゴン エスパー  【 ポケモン図鑑BW 】

とくせい
ふゆう
せいかく
おくびょう(素早↑ 攻撃↓)
努力値配分(努力値とは?)
HP:156 / 防御:38 / 特攻:60 / 特防:4 / 素早:252
覚えさせる技
りゅうせいぐん / サイコキネシス / おいかぜ / いやしのねがい
持ち物
ハバンのみ

スポンサーリンク


目的
対人戦
ルール
フラットルール / 見せ合い63
対戦形式
シングルバトル
このポケモンの役割
特殊 / 補助
ミラクルシューター
なし
登録タグ

考察

ラティアスというポケモンはなかなか差別化が難しく、壁張りをさせればラティオスやライコウ、アグノムの劣化になりがちですし、アタッカーとしてもラティオスの劣化、瞑想で積むにしてもスイクンの方が優位点が多いとされる、種族値が高くて可愛いのになかなか不遇なポケモンです。
なので、今回はそれらのポケモンと差別化をしつつ、レートでもパーティに採用理由を見いだせる型にしたいと考えています。

  • まずパーティにこの型を採用する理由については、対龍・エースサポート・ブシンに厚くするというものが挙げられます。
このラティアスは構築の軸に持ってくるポケモンではなく、パーティの薄いところを埋めていく役割を持つので、それに関するご理解をいただければと思います。

  • 性格についてはガブリアスを抜きたいために臆病で確定とします。

  • 努力値については、H156B38C60D4S252の配分をベースとしたいと思います。
HD方面は眼鏡ラティの流星群耐え、Cは流星群で205ガブまで確定なので、カイリュー以外の全ての龍に確1を取ることができます。
余りは38ですが、私はブシンに多少でも厚くしたかったのでBに持っていきました。
実際は205ガブを対面で相手にすることはまずありませんし、Sもガブを抜いていれば良いためH156C36D4S196さえ振ってあれば遂行には問題ないので、余りの118をどこに振るかは自分のパーティとの相談になると思います。
(Cは201ガブまで確定、Sはガブ抜きの実値170)


  • 次に技構成について。
ダメージ計算については、防御側の数値は実値ではなく努力値で表記しています。

1.流星群
龍への遂行技として必須
wikiにも載っていることですが、このラティアスは火力がないため、等倍相手を削るための技ではなく龍との対面で役割を遂行する技として持っています

H172D4ガブリアス(205ガブ) 確1
H252サザンドラ 確1
H252カイリュー(マルスケ込み) 46.0%~56.5%
H252パルシェン 確1

2.追い風
追い風→癒しの願いはラティアスにしかできず、これだけで差別化になり得ます
電磁波と違うのは、状況に関わらずこちらのSが常に二倍になること、また無効化されないという点ですね

3.癒しの願い
上記の通りです
削れたエース・荒らし役を回復させることができるため、実は何かと便利です

4.サイコキネシス
ブシンを見るためのエスパー技です
サイコショックでも確定数自体は変わりませんが、対面で勝てることは少ないので、多少削れたブシンを持って行く、もしくはこちらの後続のどんな先制技でも持っていけるくらいまで削るためにショックではなくサイキネを採用しました

H252ローブシン 79.2%~93.4%
H252キノガッサ 確1
H252パルシェン 69.4%~ 82.2%

基本的に1.2.3の技は確定欄とします。
理由は、他ポケモンとの差別化を図るという意味もありますが、ラティアスを見たらまず警戒するであろうハバン瞑想自己再生型の裏をかいていくような動きをしたいという意図があります。
ラティアスはその耐久と攻撃範囲の広さから、居座って瞑想を積むのが相性が良いとされ、相手はそれをさせないようなポケモンを繰り出してきます。
また、下手に攻撃してもラティオスの眼鏡流星群耐えを施されているポケモンについでで受けられてしまうことも多いので、個人的には現環境でラティアスが場に居座ることは難しいと考えています。
そこで、相手が流れていく間にさっさと場作りを行い、ラティアス自身は長く場に留まらない動きをすることによって、アド得を取っていけるのではないかと考え、1.2.3の技枠を確定としました。

4の欄はパーティの薄いところを見て技を選択してください。
選択肢としては、めざ炎(H252ハッサム83.6%~99.4%)、草結び(HD特化バンギラス25.1%~30.0%)、なみのり(H252ウルガモス41.7%~50.0%)辺りでしょうが、サイキネも含めてどれもピンポイントになりがちです。
ちなみにここの枠に補助技を入れるのは、ラティアスの役割が余りにもピンポイントになってしまい選出の機会が大幅に減ることになると思うので、控えておいた方が無難だと思われます。
また、この型は起点作り特化型ではないため、両壁は選択肢外とします。それをするならラティオス、アグノムの方が自己退場技を持っている分有利です。

  • 想定される被ダメージは以下の通りです。
(被龍技はハバン込み)

A特化ローブシン(珠ちからずく)冷凍パンチ 確1
A特化ローブシン(珠鉄の拳)ドレインパンチ 34.3%~40.6%
A特化ローブシン(珠鉄の拳)マッハパンチ 18.3%~22.3%
A特化ハッサムとんぼがえり 78.9%~93.7%
C252ラティオス(眼鏡)流星群 82.3%~96.6%
A特化オノノクス逆鱗 73.8%~87.4
A特化カイリュー(鉢巻)逆鱗 確1


  • 次に最初の方でも触れましたが、このラティアスを採用する価値のあるパーティについて考えたいと思います
龍のごり押し(オノノガブなど)に弱い、ブシンに厚くしたい、雨パに薄い、こちらのパーティに鉢巻カイリューがいる、ガッサに厚いように見せたい、ラティハッサムだと偽装すればこちらに都合が良くなる、かつ対面でパルシェンに殻を破られたくないの中のいくつかを満たすようなパーティでは、十分に採用の余地があると思います。
ただ、やはりこのラティアスの役割はピンポイント気味ですので、パーティのうち5枠まで決まっていて、残り一匹をさぁどうしようかってときに候補に挙がるポケモンだと思います。

  • 最後に、このラティアスの基本的な立ち回りを示して、この育成論を終わりとしたいと思います。
大きな役割の1つである、対面から龍を倒すということについては特に言うことはありません。
カイリューには対面だと舞われて逆鱗を打たれると返り討ちに遭うので、そこに注意するくらいです。
追い風や癒しの願いといったサポート技は、先発で流星群を打ってから追い風するか、鉢巻カイリューなどのエースで相手のパーティを荒らしたあとに繰り出し、癒しの願いでエースにまた働いてもらうというような使い方になると思います。
追い風→癒しの願いを両方打てる場面は少ないので、状況を見ながら使ってください。
似たような動きをするのはトリル三日月の舞クレセリアなので、そちらの動きも参考にすると良いかもしれません。
クレセリアとは追い風とトリルの性質の違いや役割範囲が違うために、差別化はできていると考えます。
繰り返しになりますが、このラティアスはピンポイントな役割を持つので、選出の際には相手と自分のパーティを見比べ、どういう試合になるかを想定した上で選出してあげるのが良いと思います。


それでは、これで育成論を終わります。
分かりにくいところ、追加すべきこと、不要なところがありましたら、遠慮なくコメント欄までお願いします。

このポケモンの他の育成論を探す (9件) >>

スポンサーリンク

コメント (9件)

  • ページ:
  • 1
13/09/05 18:31
1
>HD方面は眼鏡ラティの流星群耐え、Cは流星群で205ガブまで確定なので、カイリュー以外の全ての龍に確1を取ることができます。

壁貼りラティはH252振りや壁無しでスカーフシャンデラのシャドボ最高乱数以外耐え程度までの特殊耐久を振ることがあります。ですのでこの記述は不適切かと。
13/09/05 18:47
2春人
>>1
確かにH252ラティオスは地雷とは言えないくらいの数がいますね。見落としていました。
そこの記述については修正しておきます。
13/09/05 19:04
3しゃちょう
相手がラティアスの場合も落とせないのでは。
13/09/05 19:35
4春人
>>3
H4で乱1(62.5%)、H252で確2になってしまいますね
論中にも挙げられている瞑想自己再生型のラティアス相手には最初の同速ゲーで先手を取って落としきるか、落とせなかった場合は次の同速ゲーでもう一度勝てない場合は自己再生されて受けきられますので、確率的には分の良い勝負ではありません
ですが相手からしても同じことが言えるため、瞑想自己再生型のラティアスを初手に出してくるのは非常にリスキーですので、あまり考慮する必要はないのかなと思っています
龍狩りというコンセプトからは外れますが、それこそ一発流星群を当てて倒せなかった場合は追い風しちゃってもいいわけですしね
13/09/06 13:02
5しゃちょう
不利ではないのはわかりますが、カイリュー以外の全ての龍に確1を取ることができます。という記述はなんとかしたほうがいいと思います。
13/09/06 14:07
6どる
クレセがトリルならこいつは追い風ですか、面白いですね
単体での突破力はあちらより上ですし、読まれにくさも考えるといい型だと思います
終盤になって削った珠ッサムとか再利用されたら目も当てられないですねw
トリルではないので癒しの願いから繋げることのできる幅が広いのもいいと思います

竜の突破の記述は「カイリュー以外のほとんどの竜に~」みたいな書き方でよいかと
まあ、素早さやハバンの可能性も考えると、竜との対面で相手が居座るとは考えにくいですがね
13/09/06 15:48
7春人
>>5
その通りですね
申し訳ありませんでした
明日までに直しておきます

>>6
ありがとうございます
トリルと違って、こちらの中速ポケたちが生きてくるのも大きいと思います
ラティアスが追い風してくるなんて普通は考えませんしね

そのような記述に修正したいと思います
確かになかなか居座ってもらえることは少ないですが、最低でも流れてはくれるので、あとはもう一度対面を作ってどーにかこーにかって感じになるかと…
13/09/06 16:15
8ケルディオン
追い風ラティアスはダブルでも結構強いですよ
Cをもう少しBに回した配分で使ってますが濁流や熱風が半減だしトルネロスやエルフーンとも耐久による差別化が大きかったです
ただ火力が少し足りないのと癒しの願いを使うことはなさそうなのでここの立ち回りとは全く別物になってしまいますが
13/09/06 21:24
9MilkyWay
良い育成論です。参考になります。
配分に関して、キノガッサはH252振りより特殊耐久が高くメジャーなH156D100振りを想定するべきですね。こちらは現状の配分では確1にできません。振った理由が薄いB振り分のうち24をCに回すことで確1になります。
また、雨パに薄いとありますが、A161キングドラの竜舞逆鱗がH156B4振りで確定耐えできることも記すとよろしいかと。
  • ページ:
  • 1

削除キー:


コメントを投稿

投稿者のアカウントが削除され、最終更新日から30日以上経過した育成論にはコメントできません。


この育成論のフォークを投稿する >>

修正・削除

この育成論を修正あるいは削除する場合は、管理用パスワードを入力して「修正・削除」ボタンをクリックしてください。