このサイトにまだ自分の使っていたガマゲロゲの型が載っていなかったので投稿させていただきました。
良い育成論を残して行きたいと思っておりますので、低評価を入れる場合はその理由をコメントして頂けると助かります。
ですが、正当な理由がある上で不要という声が多ければ削除します。
また、荒らし、煽りと思われる発言などのコメントは削除させて頂きます。
- 指定がない限りポケモンは6Vと仮定します。
- HP/攻撃/防御/特攻/特防/素早はH/A/B/C/D/Sという略称を用います。
ガマゲロゲについて
第五世代で登場したポケモン、種族値は他のすいすいポケモンに比べ低く中途半端、しかし水地面タイプの中で唯一のすいすい持ちでもあります。今回はそれを生かします。
パーティについて
この型のガマゲロゲは所謂トノゲロゲファントムかつ裏に積みポケ(カイリュー、ハッサム等々)がいるパーティに組み込むことを前提としています。
トノゲロゲファントム
5世代環境で一貫性の高い飛行技の暴風を一致で打て、更に高いSで殆どのポケモンを上から叩ける霊獣トルネロス(ファントム)を主軸としたパーティ。
暴風は命中70と安定していないので、雨下で打つためにニョロトノを採用。
そして二匹で一貫している電気タイプの技を無効にし、かつ雨の恩恵を受けれる特性すいすいのガマゲロゲを採用するといった形です。
そして今回のガマゲロゲは表選出をトノゲロゲトルネとしたときに裏選出をガマゲロゲ+積みアタッカー(ハッサムやカイリュー)とし、前者ではステロでトルネロスの火力補助+トルネロスに続く雨アタッカー、後者では先発でステロを撒いていき後ろの積みアタッカーで抜いていく補助の役割、この二つを担っています。通常の火力UPアイテム持ちのアタッカーガマゲロゲをトノゲロゲファントムに入れた場合との違いとしては、
メリット:選出の幅が広がり器用に動かせる。
デメリット:火力が低い
このメリットでもある器用な面を上手く使えると活躍してくれると思います。
型について
正直テンプレかなと思います。
地面タイプにより電気の一貫性を消しつつ、雨下の高速アタッカーの使い方もできるステルスロックを撒くポケモンと考えて下さい。
具体的には、上の欄でも書きましたがトノゲロゲトルネという選出をして電気の一貫性を消しつつステルスロックでトルネロスの少し足らない火力を補ったり、ガマゲロゲを初手に出しステルスロックを撒き、裏のハッサムやカイリューなどの積みポケモンで抜きに行ったりする形をとります。また雨選出の場合は雨下の高いSからドロポンを打っていったりもします。
また、差別化については、同じすいすい持ちのキングドラ、ルンパッパとはタイプで、同タイプのポケモンとは、特性で差別化出来ていると思います。
持ち物
確実にステルスロックを撒くために気合いの襷
努力値、性格、個体値
性格:臆病
努力値:C248S252残りH
個体値:U×UUUV(めざ飛理想固体)
実数値:181-×-95-136-95-138
火力のためCぶっぱ、また臆病にしないとキノガッサ、控えめキングドラが抜けません。仮に、ガマゲロゲ、ハッサム、カイリューのような選出をした場合にポイヒガッサに起点にされるとその時点で詰むのでキノガッサを上から叩くために臆病で確定です。またダウンロードが気になる方は残りをHからDにしていただいても結構です。
技
確定技
- ステルスロック
また、カイリューの一舞逆鱗耐え調整などの、〜耐え調整はステルスロックを一回入れると崩れることが多いです。ステロ込み耐え調整をしてるポケモンも中にはいますが、岩とのタイプ相性もありますが、大抵の〜耐え調整はステロでかなり良い乱数に持っていくことができます。
選択水技
下記の二つの内どちらかは必ず入れましょう。
- ハイドロポンプ
- 波乗り
選択技
残りの二枠の技です。
- めざめるパワー飛行
- 凍える風
またスカーフ持ちのポケモンに対して打ち、裏のトルネが上から叩けるようにします。
この技はダメージよりもSダウンの効果がメインと考えて下さい。
- 我武者羅
- 大地の力をなぜ採用しないか
威力は90、一致で145
威力自体は悪くありません。アタッカー型のガマゲロゲならば採用の余地は十分にあるかと思います。
第一に地面タイプは抜群が炎、岩、電気、毒、鋼、半減が草、虫、無効が飛行です。
対して水タイプは抜群が炎、地面、岩、半減が草、水、竜です。
見てもらえばわかると思いますが、範囲が被り気味です。
電気タイプのポケモンはガマゲロゲに対しては一致技の電気技が通らず、裏のニョロトノやトルネロスと対面させたいと考えるので基本的に出てきません。またこれは自分の主観が入ってしまいますが、5世代環境で主に見た電気タイプのポケモンはボルトロス、サンダー、ライコウでした、前者の二匹は地震無効、ライコウは基本的にガマゲロゲに対し有効打を持ってないことがほとんどでした。
鋼タイプは複合や特性で地面が等倍または無効になったり、ナットレイに関してはタネマシンガンでガマゲロゲが吹っ飛ぶので、相手をできません。
毒タイプは5世代環境においてほとんど見ることがなく、特に気にするタイプではありません。
第二に地面タイプの技は飛行タイプ、浮遊、風船で無効化され、打つときに少し読みが絡みます。バトルで勝つ上で読みはなるべく少なくし、安定択をとっていかなければいけません。その上でわざわざ自分から読みを増やす必要性はありません。(これはこのガマゲロゲの型では、という意味で地面タイプがダメと言っているわけではありません。現にガブリアスで地震を切るなどということは絶対ありませんし。)
第三に、このガマゲロゲの役割を考えたとき、大地の力よりも、めざ飛やこごかぜのほうが優先度が圧倒的に高いです。その理由はくどくなるので、この欄では割愛させて頂きます。
以上の3つの理由から大地の力は技には入れません。
ダメージ計算
このガマゲロゲは補助の色があるので、そこまで多量のダメージ計算は残しません。
また、全てCは実数値136で計算してます。
- 与ダメ(通常/雨下)
183-106ガブリアス(D4振り)
47.5〜56.3%/70.5〜83.6%
177-167ハッサム(HDぶっぱ)
31.1〜37.3%/46.3〜54.8%
207-167バンギラス(HDぶっぱ)
35.7〜43.5%(砂嵐状態)/79.2〜93.7%
155-100ボルトロス(H4振り)
60.0〜70.3%/87.7〜104.5%
185-100マンムー(無振り)
100.5〜117.8%
227-150クレセリア(Hぶっぱ)
26.9〜32.2%/40.1〜47.6%
めざめるパワー飛行
155-93キノガッサ(H156D100振り)
100.6〜121.3%
凍える風
167-120カイリュー(H4振り)
28.7〜34.7%(マルスケ込み)/57.5〜69.5%
183-106ガブリアス(D4振り)
61.2〜72.1%
155-100ボルトロス(H4振り)
36.1〜43.9%
- 被ダメ
A204カイリュー(Aぶっぱ)の鉢巻神足
53.6〜63.5%
A200ハッサム(Aぶっぱ)の珠石火
34.3〜40.9%
A200ガブリアス(Aぶっぱ)の逆鱗
78.5〜92.8%
A182マンムー(補正なしAぶっぱ)の地震
60.2〜71.3%
A182マンムー(補正なしAぶっぱ)の氷の礫
11.6〜14.4%
C177ボルトロス(Cぶっぱ)のめざ氷
27.6〜32.6%
C177ボルトロス(Cぶっぱ)の草結び
123.8〜148.1%
C182ラティオス(補正なしCぶっぱ)の流星群
84.5〜99.4%
以上より草結び持ちのボルトロス相手でも凍える風→ハイドロポンプでほぼ勝てます。
また気合いの襷を持ってる可能性の高いマンムー相手は地震→礫を耐えるのでマンムーにも凍える風→ハイドロポンプで対面で勝てます。
立ち回り
まず第一に、スイクンやクレセリアの起点にされるので見せ合いでそれらがいた場合は気を付けて下さい。
またトノゲロゲトルネの選出をしたときに相手にボルトロスがいるときにはステルスロックを打つことよりボルトロス用にガマゲロゲを残すように立ち回って下さい。相手がスカーフ霊獣ボルトなどをパーティにいれていた場合にボルトより先にガマゲロゲが倒されてしまうと、ボルトの10万で壊滅します。
先ほどの技の欄と言ってることが矛盾してると思う方がいらっしゃるかもしれませんが、そこは上手く立ち回ってボルトロスとガマゲロゲや対面させてあげて下さい。
ステルスロックを打って使い捨てるように使うのはあくまでもガマゲロゲハッサムカイリューのように裏に積みポケモンが控えてる場合のみです。
この型のガマゲロゲは自分の選出と相手のポケモンとで立ち回りが、雨アタッカーかステルスロック撒きの補助の二つに大きく分かれるのでそこを意識して使って下さい。
終わりに
いががだったでしょうか?
初投稿ですので、至らぬ点が多々あるかもしれませんが、そこはコメントして頂けると非常にありがたいです。少しでもこの型のガマゲロゲの魅力が伝えられれば嬉しいです。
また、何度も言ってすみませんが、荒らし行為やそれに見合う行動は是非辞めて下さい。
直すべきところ、間違っているところは、是非指摘して下さい。
また、トノゲロゲファントムについては鯱様のガマゲロゲの育成論に詳しく書いてあるので、そちらも併せてご覧下さい。無断リンクはどうかと思ったので、リンクは張っていません。また、鯱様の育成論にフォークすべきとの声が多い場合はフォークさせて頂きます。
最後まで見て頂き本当にありがとうございました。