- 立ち回り
前世代で話題になったきあいのタスキ→がむしゃら→でんこうせっかの流れを汲みます
特性「よわき」の発動時は攻撃力が落ちるというデメリットが理由で素でがむしゃらが候補に入るポケモンですが、
裏を返すと4枠全てが攻撃技のアタッカーとして扱うこともできます。
しかし流石にその場合は他の型のアーケオスには劣る可能性が高いです。
- 特徴
順位としてはオオスバメ・ジュカインに次ぐ3位。
よってがむしゃら石火の必須条件とも言える後攻は狙わないと取れない可能性が高いです。
しかしその分、成功した時は後続までがむしゃらを巻き込む可能性が高いため、ハイリスクハイリターン。
またこれは細かいことではあるが、(優先度+1の)先制技同士の勝負に持ち込まれた場合は有利です。
2.残りの2枠でもアタッカーとしての役割を8割方果たせる。
今回新出のポケモンによくある元の能力値は優秀な代わりに、技は貧相というケースです。
アーケオスは一通りこそ揃ってはいるものの、このケースには当てはまっています。
特に今作の岩タイプ技はかなりの強さ。成果が「ストーンエッジを連発してただけ」は他の型にも十分考えられることです。
3.アーケオスとしての「がむしゃら石火」
あえて高い能力値を台無しにしている面もあれば、上記の通りがむしゃらが普通の型でも採用される面も。
読まれやすさは主観的に見ると奇策の割には他とそう変わらないのではないでしょうか。
その他、有力に働きそうなものはすなあらしの状態でもダメージを受けないこと程度でしょう。
- がむしゃら石火が成功しやすかった相手
一番狙いやすかったケースは「げきりんを使ったガブリアスに先攻を取られてこちらが倒れた」場合。
他にはラティオス・ロトムが読みやすいです。
結果的に読み合いになることが多いものの、後続の素早さが対照的に落ちるので最もリターンの大きな相手かもしれません。
2.弱点の先制技持ち。
具体的に言えばメタグロス、ハッサム。
やはりここも読み合いだが、相手の読みは「交換読み」である可能性が高いのでラストのタイマンだとより成功しやすいかも。
3.素早さ種族値111以上
先制みがわりという対抗策が相手には存在するため、上記に比べればかなり狙い難いです。
ここも相手に「交代読み」をさせないことが大事かもしれません。
尚、がむしゃら石火としては不完全ですが、1匹のHPを1まで削るだけの目的も非常に使いやすいものでした。
- 性格候補
いくらタスキがむしゃらであろうとアタッカーとしての役割もこなせる分、耐久はあって損はない・・・はずです。
以下、特殊攻撃技を採用する場合の候補
2.せっかち
相手の先制技の威力を中途半端にせずどうせならがむしゃらの範疇まで持っていこうという魂胆です。
ダウンロード対策にもなる場合があります。
このポケモン耐える特殊技と物理技を比較すると、どうしてもとくぼうの方が耐える技が少ないような気がします。
一応、せっかちに比べると防御に回った姿勢としてどうぞ。
- 努力値配分
通称「厨振り」とも呼ばれ、他のアーケオスでもよく見る配分です。
基本はアタッカーとして機能するため防御は最低限で問題ないはずです。
自分は調整先を見つけることができませんでしたが、特殊技を採用し調整する場合でも素早さ252(最速)は優先でお願いします。
ただし同じ速度のポケモンに対して後攻を取る調整(素早さ244)はありかもしれません。
- 技候補
この型の中核ギミックです。
◆ストーンエッジorいわなだれ(必須)
タイプ一致技の高威力技を1つぐらいは欲しかったりします。
基本的に後攻を取るつもりだとがむしゃらを使う場合が多いので、いわなだれで怯みを狙ってもいいかもしれません。所詮は浪漫ですが。
◆じしん
弱点狙いの攻撃技です。
流石にストーンエッジ一辺倒というのは心細いです。というわけでベタな他タイプの技を1つ用意しました。
命中が100なのところも頼もしい。
◆きあいだま
弱点狙いの攻撃技です。
ゴーストに対して無効技を3つも持つことになるのがとても怖いです。
しかし性格「せっかち・むじゃきのリスク」がそこまで怖くないことを利用しないのも勿体無いことなのかもしれません。
◆めざめるパワー(炎)
対ナットレイ。超ピンポイントです。
氷でもピンポイントに弱点を狙えることがあるものの、そちらはがむしゃら石火が刺さりそうな相手が多い印象でした。
最速が狙えなくなる点もこのアーケオスは利用できますが、やはり端から見る分はデメリットでしょう。
◆ちょうはつ
最初からストーンエッジ以外の攻撃技を使いそうにないのであればどうぞ。
主観的に見ればアーケオスのちょうはつは奇策の域からは出ないような気がします…
>該当
修正いたしました。誤情報申し訳ないです。