今回はあまり注目されてないっぽいワルビアルの育成論を投稿します。
・個体値は全て31として計算しています。
実際に育成される際にはいろいろと誤差が生じますので、各自調整願います。
・本論ではHABCDS等の略語を用います。
・ダメージ計算ツールはトレーナー天国様のものを使用しております。
- ワルビアルの特徴
タイプは地面/悪で固有のものですがいまいちパッとしません。
攻撃技は豊富ではないですが範囲は広め。アタッカー向きのポケモンですね。
問題は中途半端な素早さ。
スカーフ巻くにしても強力なライバルが現れます。
92族より遅い相手想定で運用するのが望ましいでしょう。
比較的扱いやすい攻撃技が揃ってます。
クセのないアタッカーと言えるでしょう。
ということで、今回は使いやすさと、
そこそこ高い攻撃性能を生かすことを重視したいと思います。
- 運用法
草持ちと疑わしくないエスパー、岩・電気全般に繰り出していけます。
ただし電気はめざパ氷を持っている場合も多いので注意。
場に繰り出せたら普通に攻撃するだけ。
所謂フルアタってやつですね。
- 特性
素早さの中途半端なこいつは手持ちに戻す事も多いので、自信過剰は向きません。
- 努力値、性格
A252、S252、H6
S種族値が際どい位置にありますので、調整は不要。
極振り、最速が無難です。
- 持ち物
半減の実だと繰り出せる範囲が広がります。
確定数の変わる相手もいるので、珠がお勧めです。
- 個体値
細かいですが、HPの値を10n‐1に調整すると珠の反動が最小になります。
個人の好みというか価値観ですね。
- 技
- ダメージ計算について
・仮想敵の能力は実数値表記をしております。
能力が書いてある場合、特に指定のない限りその能力値に252振った状態です。
*例)H207バンギラス・・・H255振り
・ポケモン名の下の1段目が通常、2段目が珠補正込のダメージ率です。
・ダメージ表示は、実数値―割合(確定数)と表記しております。
全て珠補正込みです。
・H187ヘラクロス
ストーンエッジ→ほのおのキバで確定1
地震、噛み砕くからでは確1になりません。
・H192ウルガモス
じしん×2で確定1
交代読みでストーンエッジなら問答無用で確1。
まずいと思って慌てて手持ちに戻すと無償での蝶舞積みを許す恐れもあるため、
じしんをそのまま撃つのが無難だと思います。
・H199サザンドラ
ローキック→ドラゴンクローで確1
素早さ↓で相手がスカーフでも巻いていない限りは先制。
- 確定技(威力[一致]/命中/タイプ と表記しております)
タイプ一致のメインウェポン。
―ダメージ計算―
・H222ドサイドン
128〜152―57.6%〜68.4%(確定2)
166〜198―74.7%〜89.1%(確定2)
・H207バンギラス
150〜176―72.4%〜85.0%(確定2)
195〜229―94.2%〜110.6%(乱数1:56.3%)
・H177ジバコイル
288〜340―162.7%〜192.0%(確定1)
374〜442―211.2%〜249.7%(確定1)
・H187メタグロス
128〜152―68.4%〜81.2%(確定2)
166〜198―88.7%〜105.8%(乱数1:37.5%)
・H157輝石レアコイル
228〜268―145.2%〜170.7%(確定1)
296〜348―188.5%〜221.6%(確定1)
・H198ヒードラン
304〜364―153.5%〜183.8%(確定1)
395〜473―199.4%〜238.8%(確定1)
・かみくだく(80[120]/100/あく)
こちらもタイプ一致。
―ダメージ計算―
・H223ムシャーナ
146〜174―65.4%〜78.0%(確定2)
190〜226―85.2%〜101.3%(乱数1:6.3%)
・H147輝石サマヨール
68〜84―46.2%〜57.1%(乱数2:75.4%)
88〜109―59.8%〜74.1%(確定2)
・H217ランクルス
162〜192―74.6%〜88.4%(確定2)
211〜250―97.2%〜115.2%(乱数1:81.3%)
・H196ゴルーグ
152〜182―77.5%〜92.8%(確定2)
198〜237―101%〜120.9%(確定1)
- 選択技
地面技との相性がいいです。
しかしやや威力不足、さほど圧力はかけられません。
ですが交代読みの岩はよく刺さります。
―ダメージ計算―
・H202ギャラドス(威嚇込み)
86〜102―42.5%〜50.4%(乱数2:1.2%)
112〜133―55.4%〜65.8%(確定2)
・H192ウルガモス
300〜356―156.2%〜185.4%(確定1)
390〜463―203.1%〜241.1%(確定1)
・(耐久無振)ボーマンダ(威嚇込み)
86〜102―50.5%〜60.0%(確定2)
112〜133―65.8%〜78.2%(確定2)
・ほのおのキバ(65/95/ほのお)
こちらからは繰り出せませんが、偶発対面時にあると重宝。
ハッサム、シュバルゴ、ナットレイ辺りに。ヘラにも刺さります。
―ダメージ計算―
・H181ナットレイ
112〜136―61.8%〜75.1%(確定2)
146〜177―80.6%〜97.7%(確定2)
・H177ハッサム
140〜168―79.0%〜94.9%(確定2)
182〜218―102.8%〜123.1%(確定1)
・H177シュバルゴ
136〜160―76.8%〜90.3%(確定2)
177〜208―100.0%〜117.5%(確定1)
・H187ヘラクロス
88〜104―47.0%〜55.6%(乱数2:67.2%)
114〜135―60.9%〜72.1%(確定2)
・すなじごく(35[52]/85/じめん)
相手を確実に仕留めます。
残念ながら後続に効果を残すことはできません。
命中にやや不安が残ります。。。
・ドラゴンクロー(80/100/ドラゴン)
こちらのメイン技に耐性を持つサザンドラに。
交代読みで他のドラゴンへの牽制にもなる…かも
―ダメージ計算―
・H199サザンドラ
94〜112―47.2%〜56.2%(乱2:78.5%)
122〜146―61.3%〜73.3%(確定2)
小回りが利かなくなる逆鱗は基本候補には入りませんが、
サザンドラを初めとするドラゴンへの対策としての採用は十分に価値があります。
こいつ自身である程度ドラゴンへ対抗したいという場合は採用してみるといいかもしれません。
・ローキック(60/100/かくとう)
対サザン特化。
交代読みローキック→ドラゴンクローで倒せます。
- パーティ構成
技を狙った敵に当てられれば、相手にとっては相当の負担になるはず。
しかしドラゴンは苦手。起点にされることも多いです。
こいつより速い奴にも太刀打ちできないため、そこら辺の対策は万全に。
評価・コメント大歓迎です。
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最後まで目を通していただき、誠にありがとうございました。