育成論をご覧の皆さん、こんにちは。
最近また眠りにつきかけていた、Lには負けねぇです。
近頃はあめふらしニョロトノや日照りキュウコン、さらには加速バシャーモやマルチスケイルカイリューなどの強力な夢特性ポケがどんどん解放されていて、バトルの環境が毎日のように変わりまくっていますね。
皆さんもその流れについていけない、なんて思う人もいるのではないでしょうか。
(実際私はついていけない組ですwww)
でも実際夢特性ってとても格差があると思いません?
ネットが使えない人は自力ゲット不可能、何らかの特典のポケモンはすべて増殖不可で、御三家なんかは3分の1でしか当たらないというwww
ポケモンがどんどん課金ゲーになっている気がするのは私だけでしょうか。
すいません。ついくだらない愚痴をこぼしてしまいました。
まあ今のは無かったことにしましょう。(消せよwww
まあ、この話は置いておいて、テンション上げていきましょう。
なぜ私がこんなにもテンションが高いのかというと、今回は私の大好きなパーティーの主力となるポケモンを投稿するからです。
その名はキングドラです。
あの流れるようなフォルム、敵を射抜くような鋭い眼光、そして私の大好きなパーティー雨乞いパーティー(雨パ)での圧倒的な火力・・・スバラシイ!
(おっと、つい熱くなってしまった)
まあ、それはさておき、キングドラを投稿するに当たった経緯を説明しましょう。
キングドラというポケモンは、第2世代からの登場で、ポケモン育成論DSの方でもたくさんの育成論が投稿されています。
その上で、私がポケモン育成論BWに投稿しようと思った理由は、
- 第五世代になり、カイオーガ無しでも永続雨の環境を作ることが出来るようになり、豊富な補助技を活かす機会が増えた
- 金縛りの命中が80→100に上がり、不安定だった命中が安心して打てるようになった。
- キングドラのBWの育成論は他に二件あるが、設楽トルネ様の型bw/628は先発雨乞いがコンセプト、邪鬼眼様の型bw/640は努力値と補助技についての説明の部分で違うと判断した。
特に一番下などは私の解釈が間違っている場合もありますので、この型が既出と言われる方がおりましたら、コメントでご指摘ください。場合によってはこの育成論を削除するかもしれません。
ということで、長い前置きを終えて本題です。
キングドラ
利点
・種族値のバランスが良く、欠点が少ない
・みず・ドラゴンという伝説を除くとこのポケモンだけのレアなタイプ、しかもほのお4分の1、みず4分の1、弱点龍のみという非常に実用的なタイプ
・特性すいすいによる雨天下でのスピード
・すいすい持ちの中では3番目の威力のハイドロポンプの使い手(ちなみに1番はオムスター、2番はサクラビス)
・りゅうのまい、あくび、かなしばりなどの豊富な補助技
欠点
・バランスがいい→中途半端
・攻撃技のタイプが少ない(水、龍、氷、鋼、虫ぐらい?)
これを見ると、キングドラはとてもバランスのいい性能を持ち欠点が少ないポケモンで、また同時に大雨の状態だととても強化されることが分かります。ですから、このポケモンには雨天下でのエースアタッカーとしての活躍が期待できます。
しかし、欠点の方にある、技のタイプの少なさや、元の火力のステータスなどを見ると、このポケモンは技すべてが攻撃技である「フルアタ」よりは補助技を有効に使って立ち回る役割の方があっているでしょう。
しかし、いままでの雨乞いパーティー(以下雨パ)では、砂パや霰パの様に天候を永続させることが出来ず、(カイオーガ使えば出来たっちゃ出来ましたけどね)あまり補助技を使いやすいパーティーとは言えませんでした。
ですが、第五世代になり、雨を永続できる特性「あめふらし」を持つポケモン、ニョロトノが一般ポケで解放されました。ですので、雨パでの補助技の使い勝手は飛躍的に向上し、今まではあまり実用的ではなかった特性「あめうけざら」や「うるおいボディ」も有効活用できるようになりました。
そして、今までは豊富な補助技を活かしきれていなかったキングドラも、晴れて補助技を自由自在に操れるようになりました。
(まあ実際天候パメタに相手が天候変化ポケ入れることも多いんですけどねw)
しかし、このポケモンの特徴は雨天時の圧倒的な火力にもあります。
ですので、皆さんの中にも「ドロポン連打してるだけでも勝てるんじゃね?」
と思う方もいるかと思います。
しかし、一見すると第五世代ではメリットばかりの雨パも、今までの雨パキラーとは比べ物にならないほどの曲者雨パキラーが登場してしまったことでそうはいかなくなっているのも事実です。
その曲者とは、ナットレイです。
くさ・はがねという半減11に対し弱点わずか2つの優秀なタイプ(勿論水半減)、鋼の中ではかなり高水準の特殊耐久、そして、94族とバカにならない火力からの一致パワーウィップや電磁波、地ならし、やどりぎのタネ等の豊富なサポート技など、通常のパーティーでも対策必須のポケモンですが、事に雨パの場合、このポケモンにはいつも以上に苦戦させられます。なぜかというと、
- ほとんどのポケモンの主力技の「ハイドロポンプ」が半減され、相性補完の「れいとうビーム」も高い特防に防がれる
- タイプに水が入ったポケモンが増えるため、弱点、等倍以上を突かれやすい
- 雨天時にはほのお技の威力が0、5倍になってしまうため、なかなか突破できない
- でんじはによって自慢の素早さが封印されてしまう。
(私は第五世代始まってからずっと雨パ使ってますが、対策してなかった初期はもう「どうやって勝つん?」と悩んだものです。ちなみに最初の方は永続雨パじゃありませんでしたよ。)
ナットレイは、HD特化仕様ならばキングドラの珠ドロポンでほぼ確3なのですが、4つ目のマヒがとても痛いアドバンテージになってしまいます。
(大体食べ残しとか宿り木で回復されます。)
そこで、キングドラに補助技を持たせるメリットが発生します。例えば、
ハイドロポンプ りゅうのはどう みがわり あくびのキングドラがナットレイの後出しで対峙した場合、
- キングドラのみがわり!→ナットレイのでんじは!(しかしうまくきまらなかった)
- キングドラのあくび!→ナットレイのパワーウィップ!(みがわり消失)
- 相手はナットレイを眠らせるかキングドラに身代わりを残させるかの選択を迫られる
と、苦手なはずのナットレイを流すことが出来るのです。
他にも、まもる(みがわり)からのかなしばりで水タイプの相性補完のれいとうビームを封じて有効打を減らしたり、みがわりで相手のりゅうせいぐんを受けて後続の降臨を助けたりと、このポケモンの補助技はとても使い勝手が良いことが分かるでしょう。
キングドラの補助技についての説明を一通り終わらせたところで、努力値の説明です。
努力値
(HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さの順にHABCDSと略させていただきます。)
1、 H84、C252、S174
基本の振り方です。Sは雨天下で最速陽気スカーフガブ抜き調整、Cは火力を出すため極振り、Hは余りです。個体値がVの場合はHは161になり、10n+1、4n+1で丁度良い数字になります。
私はなにしろ雨パが大好きなので昔から使っていましたが、実戦を見てみるとガブ以上の素早さのポケモンがスカーフを持つことは稀なので、スカーフガブ抜き調整となっています。
設楽トルネ様のキングドラと同じ振り方です。
2、H252、C252、D6
スピードを削って体力を増強し、耐久面の強化を図った振り方です。
この調整でも個体値が一定以上あれば(10以上ぐらい)、最速130族を抜かすことが出来ます。
よく、「130族抜き調整は古い」と言われがちですが、スカーフを持っているポケモンはパーティーに1体までしか入れられませんので、雨パなどのスピードのあるポケモンがパーティーにたくさんいるパの場合は私はありだと思います。
(まあこいつをエースとして運用したいのであればスカーフ持ちには抜かれたくはありませんので、1の方が安定するでしょう。)
2、H28、C252、S228
邪鬼眼様のキングドラと同じ振り方です。この振り方についてはあちらの育成論の方が良く解説されています。
スカーフ持ち110族抜き調整です。やはり102族抜きでは心配だ・・・という方にお勧めです。しかし、体力に割く分が小さいため、耐久が少し下がってしまいます。
補助技を使うエースアタッカーとするなら1の振り方がおススメです。他の振り方は自分の性格やこのポケモンのパーティーの中での役割によって選択してください。
被ダメのご要望がありましたらコメントでお知らせください。
性格
ひかえめ
火力をUPさせるためにこの性格で確定です。臆病にするとSに割く分が減って耐久は上がりますが、確定数の変わるポケモンが結構いるので、ひかえめを推奨します。
特性
すいすい
一択です。この特性があるからこそ雨天下でのエース力が発揮されます。
厳選の際はスナイパーにご注意を(キリッ
持ち物
しんぴのしずく、しずくプレートetc 水技強化アイテム
水技の威力を1,2倍にします。リスクが無いため、安心して持たせることが出来ます。なぜか水タイプだけはタイプ強化アイテムの数が以上に多いので、取り合うことはまず無いでしょう。リスク0は身代わりを使うこいつには優しいです。オススメ。
いのちのたま
すべての技の威力を1,3倍にする代わりに、毎ターンHPが10分の1ずつ減っていきます。火力増強です。水・龍は撃つ範囲がかなり違いますので、両方の威力を強化できるこれは優秀です。
(ちなみに、これを持つとりゅうのはどうで201ガブやH6ラティオスを確1に出来ます。)
しかし、その反動としての毎ターン体力10分の1の反動は、みがわりと合わさってかなりの体力の消耗を招きます。
(これ持つとしたら設楽トルネ様のとほぼ同じ型に・・・)
技
攻撃技/攻撃技/補助技/補助技 で構成しましょう。
攻撃技(ダメージは雨天下が通常です。表記がある場合はその天候です。)
(ダメ計は左から順にプレート/珠となっています。水技は表記がある場合以外雨天下での計算です。)
ハイドロポンプ 威力120×1,5×1,5=270!
言わずと知れた雨グドラのメインウェポン。並の等倍のポケモンなら1撃です。
命中は安心はできませんが、それでも80%なら許容範囲でしょう。
オススメ技。
H6ガブリアス 確定1発/確定1発
H252メタグロス 乱数1発 (68.8%)/確定1発
H252サンダー 乱数1発 (37.5%)/乱数1発 (81.3%)
H252ランクルス 乱数1発 (12.5%)/乱数1発 (56.3%)
H244、D20ポリゴン2(Raiser様bw/44)
確定2発/確定2発
HD252ハッサム 確定2発/確定2発
H252バンギラス(砂嵐) 確定2発/確定2発
ご覧になっても分かるように、ガブリアス以下の耐久のH無振りポケは確1で、それ以外の受けポケもかなりHPを削ることが出来ます。
なみのり 威力95×1,5×1,5=202,5
安定性がほしい場合はコチラ。しかし、だいぶ火力が変わります。ドロポンの命中に不安がある方はこちらを。
H252メタグロス 確定2発/確定2発
H252サンダー 確定2発/確定2発
だくりゅう 威力95×1,5×1,5=202,5
なみのりの威力とドロポン並の命中。しかし、他の2つには無い追加効果、命中率ダウンがあります。みがわりを張っているときに運よく回避すれば、結構なアドバンテージを得る事が出来ます。
しかし、結局は1段階は信用できるほどではないので、あまり使いやすくは無いと思います。
りゅうせいぐん 威力140×1,5=210
ドロポンを半減する龍や草、水へのウェポン。威力は申し分なく、他のポケモンだったらメインウェポンにも相当する威力ですが、反動の特攻2段階ダウンは痛い・・・
オススメ技。
201ガブリアス(H140、D4)アギ様dp/6704
確定1発/確定1発
H6ラティオス 確定1発/確定1発
H252水ロトム 確定2発(下降込みで高乱数2発)/同じく
H252ブルンゲル 乱数2発 (98.4%)(下降込みで乱数4発)
りゅうのはどう 威力90×1,5=135
りゅうせいぐんよりは威力は劣りますが、ノーリスクなのがメリット。しかし、珠を持たせないとラティやガブが確殺できません。使う場合は珠必須か?
オススメ技。
201ガブリアス 77.6%〜92.5% 確定2発/確定1発
H6ラティオス 82%〜97.4% 確定2発/確定1発
H252水ロトム 42%〜49.6% 確定3発/確定2発
H252ブルンゲル 乱数3発 (96.3%)/確定3発
れいとうビーム 威力95
ガブを強く意識する場合や、草タイプに重点的に対策したいときはコレ。しかし、ラティやオノノクス、サザンドラなどの氷2倍ドラゴンが多い時代ですので、龍技の方がタイプ一致もあり刺さりやすいかもしれません。
補助技
みがわり
自分の体力の4分の1を削ってみがわりを出す技です。上にもある通り、状態異常を回避したりターンを稼いだりといろいろと重宝します。
雨が永続で使用できるようになり使い勝手が一気に向上しました。
オススメ技。
まもる
1ターンの間、相手の技を全く受け付けなくする技です。基本的には身代わりと同じ使い方ですが、こちらは体力が減らないので何回でも使用することが出来ます。しかし、相手の交替や状態異常技を打たれた時など、身代わりの方が使い勝手が良い場面が多かったり、連打がきかなかったりと欠点もありましたので、みがわりを確定欄にさせていただきます。
あくび
技を受けた相手を1ターン後に眠らせる技です。相手の交替を誘いやすく、これを使った後ならばかなり簡単にみがわりを残すことが出来ます。キングドラのタイプと能力を持ってすれば、1回ぐらいなら使うことも容易いでしょう。
(もちろん、火力もかなり高いので攻撃も十分に選択肢に入ります。)
オススメ技。
かなしばり
相手が最後に使った技を一定ターン使えなくする技です。水、鋼、草などのタイプのポケモンはこのポケモンに有利な技を2つ以上持っている可能性が低いので、まもる、みがわりからの先制かなしばりで相手の技を封印してしまえば、有利に立ち回ることが出来るでしょう。また、ポリゴン2やブルンゲルの自己再生ゲーを封じることもできます。
オススメ技。
あまごい
第五世代になってから永続天候ポケの多数出現により、バトルの中でも天候変化が頻発するようになりました。ですので、永続の雨をかけて浮かれていても、すぐに塗り替えられてしまい、活躍の機会が減ってしまうこともあります。ですので、弱点が少なく耐久も安定しているこのポケモンにあまごいを持たせて天候を塗り替える事も選択肢の一つに入るでしょう。
あまごいについては他の2つの育成論が詳しく説明しておられるので、そちらをご覧ください。
構成例と立ち回り
1、H84 C252 S174
ハイドロポンプ/りゅうせいぐん/みがわり/あくび@しんぴのしずく
ハイドロポンプをメイン技に、不利な相手が来てもみがわり→あくびで流せる利点を活用することに重点を置いた方です。(これが今回の考察の上では基本ですね。)
りゅうせいぐんを撃つと1回は退かざるを得ませんが、交代を読んで行動してくる相手にあくびやみがわりを撃つことでこちらが有利に立ち回ることが出来ます。
基本は永続雨天下で使いましょう。耐久はそれなりにあり、相手の並の攻撃なら1発程度は耐えるので、交代でも場に出る事が出来ます。(死に出しでも十分に活躍できます。)
(2、)H84 C252 S174
ハイドロポンプ/りゅうのはどう/みがわり/あくび@いのちのたま
上の型とほぼ変わりませんね、ハイ。
自分が使っている型です。珠を持たせるとドロポンでグロスが確1になったり、りゅうのはどうでラティが確1に出来たりと火力面で安定感が増します。しかし、みがわり+珠ダメでHPがガンガン削られていきます。
(私がチキンであまり撃ち逃げをしたくないからかもしれませんねwww)
こういう場面どうしたらいいん?みたいなことがあったらコメントください。
あとがき
ここまで長々とご覧いただきありがとうございました。
自分のお気に入りのポケモンだけあってかなり力が入ったものになった気がするなぁ〜
やっぱりタイプスピードが遅いんで大変ですな・・・・
ご意見、誤字、脱字等ございましたらコメントください。
相変わらずのスピードですがwww
お待ちしております。