採用理由
- 威嚇
威嚇により初手対面を一度流せる可能性がある。
- 怒りの前歯
ゴーストタイプを呼びにくい悪タイプの中で怒りの前歯を使える最終進化ポケモンはズルズキンサメハダーヘルガーラッタ(アローラ)だけである。尚且つこの中で威嚇を両立出来るのはズルズキンだけである。
- あくび
あくびループにより二度目の前歯を削れていない方に当てることができる。またあくびループ内でうまく自分の勝ち筋となるポケモンを合わせていく擬似的な対面操作も可能である。あくび+怒りの前歯を使える進化ポケモンはドーブルトドゼルガビーダルデカグースのみである。
差別化
- レッドカード前歯
あくびで前歯の対象を選べることが最大の優位点。また、擬似的に退場時の相手も選べるので、後続の有利な相手の前で退場することが可能。
他、あくびを覚えないポケモンは対戦操作能力で差別化を完了とする。
基本型
【性格】 臆病
【努力値】 H4 B252 S252
【技】 怒りの前歯/欠伸/イカサマ/挑発orいちゃもん
【持ち物】 きあいのタスキ
- 努力値
H4 B252 S252
H68 B252 S188
二ターン目以降の行動範囲を広げるために最速を取る。特殊技を2耐えできることは稀なため、B方面に余りを全振する。
また、下の調整は最速カグヤ抜きまで落とし、B方面に厚くすることでA1↓ランドロス(霊獣)の地震を高乱2耐え程度の耐久を確保できる(6.2% )というもの。
- 技考察
イカサマ
一見威嚇とアンチシナジーに見えるが、威嚇の入る初手対面で打つことはないため問題ない。前歯→イカサマで飛ばせる場面やマンダの身代わり破壊に使用。
怒りの前歯/欠伸
採用理由参照のため割愛。
ちょうはつ 悪/-/100/20【変化】 ★★★★★
テッカグヤやバンギラス、カバルドンへの起点防止や、吠えるや吹き飛ばしの対策が主となる。
いちゃもん 悪/-/100/15【変化】 ★★★★☆
相手に同じ技を連続で出させなくする技で、効果ターンに制限がない。特にメガボーマンダの身代わりは相手の有効打を1つ封じるだけで残ることが多く、強いサポートとなる。
守る ノ/-/100/20【変化】 ★☆☆☆☆
あくび+守るができるが耐久が足りないため、読み外すとアドが全く取れない。あくびを入れている時点でアドが取れているので必要性が薄い。
吠える ノ/-/必中/20【変化】 ★★★★☆
イカサマや前歯をで割れない身代わり持ち、小さくなるや耐久積み技への起点回避技。身代わりを貼られた時点で手遅れなため、身代わりを貼られるターンに打たなくてはならない。他の積み技にはあくびで良いことが多い。
相性の良いポケモン
- HDメガボーマンダ
怒りの前歯や威嚇、いちゃもんのサポートがかなり有意となる並び。
- 強い先制技持ち
怒りの前歯によりメガガルーラやメガクチートの不意打ちで縛れる範囲が広がる。
高速アタッカー
メガバシャーモメガサメハダーカプ・テテフカプ・コケコメガルカリオ等。確定範囲の広がるポケモンは全員相性が良い。
立回り
- 基本の動き
レッドカード前歯と同じで2体のHPを1/2or1体のHPを1/4にすることが目的。頭に入れておくのは、自分より遅いポケモンに前歯を当てると行動回数を増やせるということ。
(1)相手が特殊AT
1.あくびで流す。
2.交代先を前歯で削るorあくびで様子見→当てたいやつに前歯
3.自分より遅ければ前歯or補助技で退場
(2)相手が物理AT
1.前歯で削るorあくびで流す→当てたいやつに前歯
2.(1)と同じ流れ
応用として、仕事のできるポケモンが相手にいない場合はあくびループの中で、自分の控えの中で通りの良い方を上手く合わせるという立ち回りもある。下記は一例。
(1)相手がカバマンダガルド
1.カバをあくびで流す。(相手ステロ)
2.相手がマンダに交代(自分あくび)
3.カバに交代読み水Zゲッコウガ投げ
1.カバをあくびで流す(相手ステロ)
2.相手がガルドに交代(自分あくび)
3.もう一度カバを流す
4.ガルドに合わせてリザY投げ
注意すべきポケモン
- あくび対策
カプ・コケコカプ・レヒレグライオン等。こいつらがいる時は選出すべきではない
- 再生力
モロバレルドヒドイデヤドラン等。こいつらは削れないし突破できない。
- 先制技持ち
前歯を当てると次のターンに行動を許されないので当てないようにあくびで流す。
- グラエナより速いやつ
前歯を当てると次のターンに上からしばかれるので当てないようにあくびで流す。
- 霊
前歯が当たらないので打たないようにあくびで流す。
ダメージ計算
- 被ダメ(確定欄)
ミミッキュのじゃれ影確定耐え。
特化ランドロスの地震:46.2-54.4%
ランドロスの地震をダメ感の目安にしてください。