はじめに
はじめまして、ときと申します。
今回が育成論初投稿なので、至らぬ点が多々あると思いますがお許しください。
フォレトスについて
鋼・虫という弱点が炎しかないとても貴重なタイプのポケモン。
優秀なタイプの組み合わせでもあり、同タイプで活躍しているハッサムなどと打って変わって対戦でフォレトスを目にすることはまずないほどマイナーです。
ですが、防御種族値140、攻撃種族値も90とそこそこあり様々な変化技も覚えるフォレトスが弱い訳がないと思い、育成を思考したことが育成論の投稿の経緯です。
フォレトスの強み
まず弱点が炎のみということで弱点を突かれにくいことです。
更に鋼タイプを持っているので毒と砂嵐を無効化することもできます。
耐久ポケモンにおいて毒と砂嵐が効かなく、弱点が少ないことはかなり強い利点となります。
更に特性のがんじょうで、一撃必殺技が通らず、特殊技や高火力のZ技を受けても必ず一度は耐えて役割を遂行することができ、受けとして充分な活躍ができます。
役割
ここまで耐久や受けなどフォレトスの強みについて解説してきましたが、簡単に役割を説明すると【物理を受けつつ撒いて散る】です。
基本的に選出するのであれば一匹目に選びます。
特性のがんじょうと持ち物のレッドカードにより、どれだけ相手が積み技をして体制を整えてもがんじょう→レッドカードで必ず退場させれます。
相手が積んできたらこちらの手数が増えるのでラッキーです。
挑発を打ってきそうな相手にはボルトチェンジで。
立ち回り
1ターン目:相手のパーティ、選出の予想によってステルスロックで負荷をかけるか、どくびしで負荷をかけるかを考えて撒く。
2ターン目:相手が積み技や身代わり、交代などをした場合、1ターン目でステルスロックをしたならばどくびし、していないならどくびしの重ねがけかステルスロックを選択。
ダメージを受けた場合は相手から受けたダメージの量によって爆発するか、更に撒くかを決める
のように立ち回ります。
稀なケースですが、相手の行動によってはステルスロック&どくびし×2&まきびし×3なんてことも出来たりします。
対積みポケモン
このフォレトスは積みポケモンに対してかなりの強さを持ちます。
相手が初ターンに様子見で積み技や変化技、次のターンにフォレトスがステルスロックやどくびしを撒いていると相手が起点にして積み技をしてくることが多いです。
こちらがダメージを受けていなければ相手がいくら積み技をして全抜きを狙おうが、がんじょう+レッドカードにて強制交代をさせることが可能なので好きなだけステルスロック、どくびし、まきびしを撒くことができます。
- 例(対オニゴーリオニゴーリ)
相手は特性ムラっけを活用させるべく、みがまもをしてきますが特性がんじょうで絶対零度は効かず、がんじょう+レッドカードでいくら相手が能力をあげても技を受ければ必ず交代させることができ、積みをしてる間に好きなだけ撒くといった手法で完封するだけではなく後続にかなりの痛手を与えることが可能。
レートにて結構な割合で相手のパーティにオニゴーリオニゴーリが入っているので、個人的にはフォレトスのこの活躍にはかなり助かっています。
特性
今回の型を活かす為にがんじょうで確定です。
持ち物
レッドカードで確定です。
メレメレ島の3番道路のトレーナー全員を倒した後、橋の前に立つエリートトレーナーに勝利するorバトルツリーでBPと交換可能です。
技
- 確定
だいばくはつ(レベルor技マシン)
退場時のメインウェポンです。相手によってはHPを半分程度もっていけたりします。
ステルスロック(教え技or卵技)
この型で必須な技。レートにてよくいるリザードンやボーマンダなどに大きな負荷をかけられる。
どくびし(基本技(思い出し)or卵技)
ステルスロック同様必須な技。相手の耐久ポケモン潰しにもなる。毒タイプのポケモンが出ると解除されてしまうので注意。また、鋼タイプ、飛行タイプ、特性ふゆうには無効。
- 選択
ボルトチェンジ(技マシン)
そこそこの火力を出しつつ撤退。相手の攻撃を受けてレッドカードを発動→相手を交代させ、こちらは相手に有利なポケモンをボルトチェンジで出す、という流れが決まれば美味しい。仮に相手が積み技をしてきても無傷のフォレトスであれば交代で出せばレッドカードで相手を強制交代させられる。
挑発を打ってきそうな相手に対しても有効。
まきびし(レベル)
ほぼ撒く機会はありませんが、後続に更なる負荷をかけたい人向け。飛行タイプ、特性ふゆうには無効。
がんせきふうじ(技マシン)
相手の素早さを下げつつダメージ。相手はステロやどくびしによって交代しづらいのでフォレトスが倒された後の後続サポートになります。
ひかりのかべ(技マシン)
撒いた後に余裕があれば後続サポートに。
リフレクター(技マシン)
ひかりのかべ同様、撒いた後に余裕があれば後続サポートに。
調整
- 性格
わんぱく(防御↑特攻↓)
特攻を下げ、物理耐久を高めます。
ボルトチェンジは悪魔で交代用として認識。
のんき(防御↑素早さ↓)にするとキノコの胞子持ちで厄介なモロバレルに素早さが抜かれてしまう為わんぱくにしました。
- 努力値
H:252
A:4
B:252
物理受けを強くします。
基本的に後続で負担のかかっているポケモンを倒していくので、耐久に努力値を回します。
特殊耐久は現環境の特殊アタッカーの前ではあって無いようなものなので全て物理へ回しました。
他ポケモンとの差別化
- ギガイアスギガイアス
この型にて後続へ負担をかける為に使いたいどくびしや挑発回避の為の選択技であるボルトチェンジを覚えない点、物理に合わせて特殊耐久もあるものの岩単タイプで弱点が多く弱点を突かれやすい点で差別化
相性の良い味方
高耐久で相手を交代させる技を持つポケモンが相性が良いです。
カバルドンカバルドン、エアームドエアームド、スイクンスイクンなど。
スイクンスイクンであればフォレトスをパーティに入れいると高確率で選出されるリザードンリザードンやバシャーモバシャーモやウルガモスウルガモスなど炎タイプのストッパーにもなれます。
相性の良い敵
オニゴーリオニゴーリなどフォレトスを起点としてひたすら積み技をしてこようとする相手や耐久メインで攻撃技が物理しかない相手。
相性の悪い敵
まず、特殊アタッカーはほぼ全員相性が悪いです。
物理受けなので特殊に突っ張ることはあまりないと思いますが。
キュウコン(アローラ)アローラキュウコン、ユキノオーユキノオーなどの特性ゆきふらしでがんじょうを消されることも、積み技→攻撃でがんじょうが発動せずに倒されてレッドカードの強制交代が出来なくなる可能性があるので少し危険。
ゴーストタイプのポケモンに対してもだいばくはつが通らないので少し辛いです。
また、挑発もあり、かたやぶりで頑丈が無効化されてしまうメガギャラドスメガギャラドスや同じく挑発持ち特殊アタッカーのメガゲンガーメガゲンガーなどの相手がいる場合は選出に注意する必要があります。
ダメージ計算
- 与(だいばくはつ)
臆病ゲッコウガゲッコウガ
81.6%〜96.5%
控えめカプ・テテフカプ・テテフ
75.8%〜89.6%
陽気カプ・コケコカプ・コケコ
68.9%〜81.3%
意地っ張りメガギャラドスメガギャラドス
47.6%〜56.4%
陽気メガボーマンダメガボーマンダ
41.1%〜48.8%
陽気ランドロス(霊獣)霊獣ランドロス
39%〜46.3%(威嚇込み)
- 被
臆病オニゴーリオニゴーリ:フリーズドライ
13.7%〜16.4%
意地っ張りA:252ミミッキュミミッキュ:シャドークロー
16.4%〜19.7%
意地っ張りA:252メガギャラドスメガギャラドス:たきのぼり
26.9%〜31.8%
陽気A:252ランドロス(霊獣)霊獣ランドロス:じしん
29.6%〜35.1%
陽気A:252メガミミロップメガミミロップ:とびひざげり
36.2%〜42.8%
臆病メガリザードンYメガリザードンY:ニトロチャージ
52.7%〜61.5%(晴れ補正込み)
控えめC:252メガゲンガーメガゲンガー:シャドーボール
75.8%〜89.5%
臆病C:252カプ・コケコカプ・コケコ:10万ボルト
77.4%〜91.2%(エレキフィールド込)
終わりに
この型のフォレトスは活躍できることは決して多いとは言えませんが、役割自体はしっかりとこなしてくれます。
特に対策が難しいオニゴーリ相手や耐久ポケモンには強いですが、それ以外ではステルスロック撒いて終わりなんてことも多々ありますので、活躍を期待しすぎて後の二体を選ぶと痛い目をみたりします。
改善できる点などあると思いますので、コメントしていただけると幸いです。