- 一部非公式の略称を使います。
- お互いに理想個体を想定しています。
クサZを持たせることの利点
一番の利点は、ヒードランが苦手としている高耐久の水ポケモンへの
役割破壊能力が高く、ヒードランを水ポケのみで見ようとする並びも
多く見受けられるので、一気に並びを崩すことが出来ます。
例として相性補完が良く、突破が困難なナットレヒレを挙げます。
レヒレと対面した場合、レヒレ側にとってどう考えても有利なので、
そのまま居座ってくるでしょう。レヒレはあまりSを振っていない個体が多く、
(後出し性能を考え、耐久に多く振っているため)この論のヒードランなら
大体のレヒレを抜くことができます。当然クサZで確一、ナットレイも
簡単に処理出来ます。
当然相手にももう一体ポケモンが控えていますが、クサZ持ちのヒードランは
個体数があまり多くなく、クサZを読んで交代してくることはまずないでしょう。
クサZを使う仮想敵としては、
レヒレ、アシレーヌ、マリルリ、水ロトム等が代表的。
こいつらを倒してしまえば、ヒードランもだいぶ動かしやすくなるでしょう。
逆に欠点としては、技範囲が狭まってしまうことでしょうか。
ソーラービームはZ化無しで打つにはお世辞にも強いとは言えず、
打った後は置物状態になってしまいます。それでも十分に範囲は広いです。
採用理由
- パーティの補完枠
- サイクル破壊性能
- 技範囲の広さ(通常に比べて狭まってしまうが)
- クサZによる意表の突きやすさ
こいつメインでパーティを考えるよりも、
あくまで補完枠として使った方が良さそうです。
持ち物
クサZで確定。
これ以外の持ち物は別の型になります。
特性
現時点でもらいびしか使えないため、もらいびで確定。
性格、努力値の調整
- 性格はアタッカー性能を重視するため、
性格補正の上がり幅の大きい控えめで確定。
- 努力値
H4‐B4‐C252‐D12‐S236
H…奇数
B…端数
C…特化
D…DL対策で、D>B
S…最速テッカグヤ抜き抜き
特に耐久面は意識していません。
クサZドランの調整はこれが一番良いのではないでしょうか。
技構成
- 確定技
ソーラービーム
コンセプト上確定。
炎技
以下の中から選択。
- 大文字
火力は高く、特にデメリットもありませんが命中不安。
どんなパーティでも入ってきやすいです。
- 火炎放射
火力は下の方ですが、命中安定。
たまに火力が足りないことも。
- 噴煙
三割やけど。ただ火力が低いので、
優先度は低め。
- マグマストーム
サイクルカットに優秀で、炎技を受けに来た水ポケをキャッチし、
そのままクサZに持っていきやすいです。
ただ、命中が最も不安定なのでご注意を。
確定欄は大文字、ダメージ計算も大文字のみです。お好みでお選びください。
- 選択技
大地の力
対ヒードランピンポ。
ですが打つ場面は多いです。
原始の力
リザY、ガモスへの打点。確一には出来ません。
追加効果もなかなかおいしい。
岩石封じ
S逆転による対面操作、及び起点回避に使います。
原始との選択です。お好みで。
優先度は原始<岩石。
リザY、ガモスを確一に出来ないため。
ただ、岩石ではメガマンダの身代わりが割れないことがあるので、
用途に応じて採用してください。
ラスターカノン
テテフを初めとした妖ポケに対して。
めざパ氷
氷4倍への打点。主に交代読みで打つ。
ニトロチャージ
早いレヒレ、水ロトムの後だしに対応するために。
対面有利なときに使うのがオススメ。
毒々
捨て際に。技スペが余った場合に。
吠える
対積みエース。オニゴーリにも。
身代わり
相手の交代読みで張ります。
後だしでドランより早い水が出てきた場合に対処可能。
技に関してはパーティに合わせて変えていただければと思います。
ダメージ計算
あくまで参考程度に。
与ダメ
- Zソラビ
H252 D68アシレーヌ
105.8%〜125.1%
H236 D36カプレヒレ
105.1%〜124.5%
HD特化カバルドン
97.6%〜115.3%(81.3%の乱数)
- 大文字
H244 D12無補正テッカグヤ
100.4%〜118.2%
補正有H244 D252テッカグヤ
73.8%〜86.6%
- 大地の力
H212 D36ヒードラン
107.7%〜128.4%
補正有H244 D188チョッキヒードラン
56.8%〜69%
- 原始の力
一舞H4ウルガモス
62.1%〜74.5%
D4メガリザードンY
88.8%〜107.1% (18.8%の乱数)
- ラスターカノン
無振りカプテテフ
92.4%〜111.7% (62.5%の乱数)
- めざパ氷
H4ランドロス
109%〜130.9%
H4メガボーマンダ
98.2%〜116.9% (93.8%の乱数)
D4ガブリアス
93.9%〜111.4% (62.5%の乱数)
被ダメ
D方面
補正有りC252カプテテフのサイコキネシス(サイコフィールド下)
35.3%〜41.9%
C4カプレヒレの波乗り
55%〜65.8%
C252カプコケコの十万ボルト(エレキフィールド下)
57.4%〜68.2%
補正有りC252ウルガモスのめざパ地
88.6%〜105.3% (31.3%の乱数)
B方面
補正有りA252ミミッキュのシャドークロー
29.3%〜34.7%
同条件ミミッキュのA2↑シャドークロー
58%〜68.8%
相性の良い味方
- クレセリア
お馴染みのクレセドラン。
霊タイプの一貫はもう一体で切りましょう。
- カプブルル
ブルルドラン。グラス下でもガブリアスの地震を耐えられないのが難点。
ですが相性補完は良く、ブルルがいることでクサZがバレる可能性が下がります。
また、グラス下ソラビZでHD特化カバルドンを確一にできるようになります。
本論は以上となります。
すでに同じ配分の育成論が出ていますが、持ち物も考え方も調整理由も
まったくの別物と判断しています。