メガハガネール- ポケモン育成論サンムーン

こんにちは、今回は素早さにすこし振ったメガハガネールをご紹介します。

素早さに振る理由としては「無ぶりドヒドイデ以下の素早さのポケモンに上から挑発をたたき込める」点です。結構ピンポイントな仮想敵のようですが刺さる相手は大勢います。

技は
コケコ、バンギラス、物理バシャーモ、ドヒドイデ等への打点で地震
テテフ、ブルル等フェアリーへの打点でヘビーボンバー
この型の要である挑発までは確定
ステロはロックブラストや打ち落とす等岩技・どくどく、各種４倍牙の選択になります。
ステロはサポートや２メガ選出でハガネールをメガしない時にも使えます。
どくどくがあればソーナンスを完封できます。
岩技は４倍弱点相手への打点、ロックブラストは身代わり呪いミミッキュやオニゴーリ対策になりますが運要素が強いです。安定をとるなら岩雪崩、火力をとるならストーンエッジ。
打ち落とすは交換に合わせてテッカグヤに打てれば地震の一貫性が作れます。おすすめしません。
４倍牙は仮想敵に合わせて選択になります。あまりおすすめしません。
全抜きを狙う型ではないので地震ヘビボン補助２枠がよいです。

性格は意地っ張り
努力値配分
H244　A172　B４　D44　S44

Sは実数値５６になるように（無ぶり３５族抜き、ほぼドヒドイデ意識）
あとは正直Hぶっぱ残りAでもいいんですが調整が好きなのでこんな感じ

Aは全振りしても火力がでないのですが、振らないとあまりも火力がないのでそこそこ振ります。
火力の目安はA全振りで無補正H２５２ふりバンギラスが砂の力こみ地震で確１
172振りで
ダメージ: 206〜246
割合: 99.5%〜118.8%
回数: 乱数1発 (93.8%)
HBに厚くふったバンギラスは砂の力込み補正ありA２５２振り地震でも耐えられる可能性があります。
モロバレル程度の耐久なら補正ありHB２５２振りでも
ダメージ: 93〜111
割合: 42%〜50.2%
回数: 乱数2発 (0.39%)
でギガドレの回復合わせても殴り勝てます。
ちなみにヘビーボンバーは無ぶりでも耐久無ぶりテテフ・ミミッキュは確１です。

HDは無補正ゲッコウガのC２５２珠熱湯が
割合: 83.4%〜100.5%
回数: 乱数1発 (6.3%)
ギルガルドの補正ありC２５２シャドボZを50％で耐える程度です。
Dにこの程度しかまわさない場合メガボーマンダの無補正４振り大文字ですら確２なのでギルガルド対面を意識しないならD４振り残りAでも構いません。
BはHに振っただけで補正ありA２５２メガヘラクロスのインファイトも耐えるので物理相手でも体力全快なら一回は居座れる程度に考えてください。

立ち回りとしては主にゲンガナンスやブルルドヒドイデなんかに先発で投げます。
ゲンガナンスの場合、ソーナンスをあと投げされやすいのであと投げされてから上から挑発、カウンターが切れるまでステロ連打（どくどくがあれば毒）で頑張ります。
ブルルドヒドイデの場合先発はブルルが多いので、大体相手はドヒドイデに引きます。そこでこっちはステロ（ステロがない場合挑発）から入り、さらに挑発で相手を縛って裏の積みエース（火傷が怖くないウルガモスや電気Z雷パンチバシャーモ）に引いて全抜きを狙います。積みエースを止めるためにミミッキュがよく選出されるので、ミミッキュにはメガハガネールを投げて皮をはぐもしくは裏を削ってエースの圏内に入れるのが流れ。
Sに振る利点は油断した相手の補助技を縛れる点にあります。他に有力なのはモロバレル、サマヨール、ナットレイです。挑発がないと厳しい相手達ですが挑発さえいれればほぼ殴り勝てます。（サマヨールはナイトヘッドがなければ）
またドヒドイデにデカい一撃を与えることが大きい利点。補正ありA２５２ふりでも地震でH２５２振りドヒドイデは落とせませんが、再生力で回復しきれないダメージを与えられます。また熱湯で火傷さえ引かなければ殴り勝てます。Sに振ることで熱湯の被弾率を下げるのも大きいです。結局は運ですが。
メガハガネールでわざわざこの動きをする理由は読まれにくさ、相手のトリルへのけん制、あとは対面での強さになります。対面であれば多くのメガ枠や準伝説相手に殴り勝てる耐久があるので、サポートが終わったあとでも役割を持ちやすいです。
ハガネールでも同じような動きができますが、火力の違いと特殊耐久が差別化点です。ステロで頑丈が削れてもウルガモスの無補正C２５２炎の舞程度は耐える耐久があります。

こんな感じです。強い型ではないですが、弱くもないと思います。フェアリー対策に使ってみてはいかがでしょうか。