前書き
こんにちは‼りえきです。
まず、育成論の閲覧ありがとうございます。
今回は対策されすぎたポケモンキノガッサのハチマキ型について考察したいと思います。
注意
- この育成論ではHP=H、こうげき=A、ぼうぎょ=B、とくこう=C、とくぼう=D、すばやさ=Sなどの略称を使います。
- 個体は特に理由が無い限り理想個体とします。
- ダメージ計算はポケソルさんのサイトを参考にしています。
- 不明な点や間違えている場所がありましたら是非コメント欄で指摘していただけると助かります。
- 追加することがございましたら随時追記をしていきます。
- 初投稿です。ぜひ見ずらい場所や誤字・脱字などございましたらコメント欄で指摘していただけると嬉しいです。
キノガッサとは?
キノガッサは第3世代から登場するくさ・かくとうタイプのポケモンです。
キノガッサの種族値は
H60 A130 B80 C60 D60 S70
合計種族値は460です。
一般的な方としては、技のきのこのほうしを使って、相手を眠らせそこから、特性テクニシャンと攻撃種族値130から放たれるタネマシンガンやマッハパンチなどで削っていくというのが強い、それがキノガッサというポケモンです。
採用理由と役割
- 先ほど述べた通り、普通のキノガッサというのは、まず最初に眠らせてくるというイメージがあります。そして今現在きのこのほうしの対策をするというのはポケモン対戦の常識になっています。(今は対策されすぎて、きのこのほうし対策をされていない気もするが)つまり、キノガッサ対策のためのポケモンを相手は選出しなければなりません。そうするとまず、相手の選出を誘導することができます。
- そして、キノガッサはきのこのほうしを打ってくるという偏見に対して、動いてきたポケモンを鉢巻格闘テラステクニシャンマッハパンチの高火力を相手に押し付けていきます。
- また、現在環境に多い悪タイプに弱点を突くことができ、さらには今多い鋼・ノーマルテラスに対しても弱点を突くことができるのもキノガッサの強みです。
持ち物
コンセプト上こだわりハチマキ一択です。
相手に高火力を押し付けていきましょう。
特性
コンセプト上テクニシャン一択です。
相手に高火力を押し付けていきましょう。
性格・努力値と調整
性格はいじっぱり確定です。
種族値配分はA252H100B92D20S44でお願いします。
A252は語るまでもないですが、H100B92振りをするとカイリューのノーマルテラスはちまきしんそくを確定で耐えることができます。また、S44振りすることにより、最速ヘイラッシャの抜くことができ、それによりじわれ運ゲーをされることがなくなります。
技構成
マッハパンチ タネマシンガン
自由枠 自由枠
マッハパンチとタネマシンガンは確定で、パーティーに合わせて自由枠の技を変えていってみてください。
- 確定枠
マッハパンチ
威力40 命中100 格闘タイプの物理技です。優先度+1で先制できます。
とても強力な技ですが、ゴーストタイプには無効化されてしまうという弱点があり、そこはしっかりと注意しましょう。
タネマシンガン
威力25(1発あたり) 命中100 草タイプの物理技です。1ターンに2〜5回連続で攻撃します。タスキやがんじょうを貫通できるとても強力な技ですが、2発目以降は命中不安なので、運の要素がかなり強くなってしまいます。相手のポケモンを破壊する前にこちらのスイッチが破壊される恐れがありますので注意が必要です。
- 自由枠
じならし
威力60 命中100 地面タイプの物理技です。100%の確率で相手のすばやさを1段階下げます。この技は主に、サーフゴーに対しての技になっています。サーフゴーは鋼タイプなのですが、ゴーストタイプとも複合なので格闘技である、マッハパンチが効きません。(タネマシンガンも効果はいまひとつ)なので、じならしを打つことにより、サーフゴーを対策することができます。また、おまけでラウドボーンの弱点も突くことができます。ただし、ひこうタイプや特性がふゆうのポケモンにはこの技は無効化されてしまうので注意が必要です。
きのこのほうし
威力ー 命中100 草タイプの変化技です。相手を2〜4ターン眠りにすることができます。キノガッサの代名詞技なので技として入れておくだけで、困ったときにとりあえず打っておくだけで役に立つときがあります。ただし、今回採用している道具がこだわりハチマキなので、ハチマキの恩恵を受けることができず、一度ほうしを打つと、ほうしを打つだけのマシーンになってしまいます。また、特性きよめのしおのキョジオーンや特性おうごんのからだのサーフゴー、特性やるきのコノヨザルにはきのこのほうしは効かないので、そこも注意が必要です。
つばめがえし
威力60 必中 飛行タイプの物理技です。必ず命中します。確定枠では弱点を突くことができない、テツノブジン、コノヨザル、ウルガモス、モロバレルあたりに弱点を突くことができます。また、キノガッサミラーにも勝利することができます(タスキじゃなければ)。そして、定期的に当たる小さくなる戦法の対策にもなります。
がんせきふうじ
威力60 命中95 岩タイプの物理技です。相手のすばやさを1段階下げることができます。確定枠では弱点を突けないカイリュー、ウルガモスに弱点を突くことができます。また、先ほどつばめがえしでウルガモスの弱点を突けることができると述べましたが、ウルガモス対策に関しては、がんせきふうじのほうが4倍弱点なので有効です。ただし、命中率は95ですので、ごくまれに外れることがありますので注意が必要です。
テラスタル
- かくとう
テラスタイプをかくとうにすることにより、鉢巻マッハパンチの威力を2倍にすることができます。イメージ的にはカイリューのノーマルテラスしんそくみたいな感じです。また、かくとうテラスにすることにより、4倍弱点の飛行技を2倍弱点に、2倍弱点のほのお、どく、こおり技を等倍にすることができます。ただ、環境に多いフェアリー技に関しては、そのまま2倍弱点なので、注意が必要です。
苦手なポケモン
キノガッサのタイプ一致技を両方半減以下にしてくる上に、夢特性マルチスケイルやはねやすめによって簡単に受けられてしまいます。サブウェポンのがんせきふうじで対策するか、もしくは裏の氷タイプのポケモンなどを使って対策しましょう。また、うまくノーマルテラスを切らせることにより、キノガッサのマッハパンチを弱点にして倒すことができます。それと、カイリューが相手にる場合はできるだけ他のポケモンでステルスロックを撒いておきましょう。
キノガッサに炎技で弱点を突いてくる上に、もたもたしていると、ちょうのまいで全抜きされてしまう恐れがあるポケモンです。サブウェポンのがんせきふうじで対策するか、もしくは裏のウルガモス対策のポケモンに素直に引きましょう。また、あつぞこブーツを持たれていると、こっちがやられてしまう恐れがあるのでおすすめはしませんが、ステルスロックをまいた状態ならば耐久無振りウルガモスを確定1発(100.0〜109.4%)で倒すことができます。
キノガッサのタイプ一致技を半減以下に抑えられるうえに、もし格闘テラスをしてしまった場合きのこのほうしで眠らせてきます。もし、モロバレルが相手にいる場合はできるだけ格闘テラスを切らずに、つばめがえしや裏のモロバレル対策のポケモンで対策しましょう。
キノガッサの草技を0.25倍してくる上に、圧倒的な物理耐久でキノガッサを受けてきます。即裏のアーマーガア対策のポケモンに引きましょう。
今回の一番大事な技であるマッハパンチを無効化してきます。こちらをすぐに倒してくるような技を持っているゴーストタイプのポケモンは少ないですが、マッハパンチで気持ちよくなっているところを、無効化してきます。また常にゴーストタイプのポケモンに交代してくるかもしれないという択が発生してしまいます。悪タイプのドドゲザンやサザンドラを使って対策しましょう。
与ダメージ計算
※原則、テラスタルについては考慮をしません。
- マッハパンチ
無振りマスカーニャ
151.0〜178.9% 確定1発
H4振りセグレイブ
95.8〜113.7% 乱数1発:75%
HB特化ドドゲザン
104.4〜123.7% 確定1発
HB特化キョジオーン
55.1〜64.8% 乱数2発:98.04%
HB特化ウォッシュロトム
37.0〜44.6% 確定3発
HB特化アーマーガア
29.3〜35.2% 乱数3発:12.86%
- かくとうテラスマッハパンチ
H4振りセグレイブ
128.5〜151.6% 確定1発
HB特化キョジオーン
65.8〜79.3% 確定2発
HB特化ウォッシュロトム
49.7〜59.9% 乱数2発:99.6%
HB特化アーマーガア
39.1〜46.9% 確定3発
- タネマシンガン
※タネマシンガンの技表記は5発のときの確定数(ダメージ量)2発のときの確定数(ダメージ量)とします。
H4振りミミッキュ
240.5〜286.3% 確定1発
96.2〜114.6% 乱数1発:90.23%
HB特化ヘイラッシャ
132.3〜163.5% 確定1発
53.0〜65.4% 確定2発
HB特化キョジオーン
159.5〜188.5% 確定1発
63.8〜75.4% 確定2発
HB特化ウォッシュロトム
235.7〜286.7% 確定1発
94.3〜114.7% 乱数1発:83.98%
HB特化アーマーガア
22.0〜26.9% 乱数4発
8.7〜10.7% 乱数10発
- じならし
- つばめがえし
- がんせきふうじ
被ダメージ計算
抜群技は基本耐えないと思ってください
A特化ノーマルハチマキしんそくカイリュー
83.8〜99.4% 確定2発
AC252いのちのたまドラパルト
ドラゴンアロー101.4〜123.0% 確定1発(2回)
りゅうせいぐん158.2〜186.5% 確定1発
A特化へんげんじざいマスカーニャ
はたきおとす29.0〜34.5% 乱数3発:7.76%
じゃれつく109.5〜129.8% 確定1発
C252サーフゴー
ゴールドラッシュ102.1〜120.3%
相性の良い味方・構築例
まず、初めにこのキノガッサの最大の天敵は2つあり、一つ目は、タスキやがんじょう、マルチスケイルなどの1発行動保証があるものです。二つ目は、ゴーストタイプでマッハパンチを無効化してくることです。なので、ぜひ他のポケモンを使ってステルスロックをあらかじめ撒き、悪タイプのポケモンでゴーストタイプを対策していきましょう。
※ここから先のダメージ計算は特性、持ち物、性格は一切考慮していません。(AもしくはCは252振りを想定しています)
ステルスロックやまきびしを撒く型のガブリアスをおすすめします。ステルスロックを撒くことにより、タスキ、がんじょう、マルチスケイルを対策することができます。また、相手のウルガモスやカイリューの持ち物があつぞこブーツかどうかの判別もできます。そして、キノガッサのマッハパンチの確1範囲も広げることができます。最低でもステロを1回、できれば、まきびしやドラゴンテールで相手の後続に負担をかけていきましょう。また、他のステルスロックを撒くポケモンとは違い、接触技を相手が打ってきた場合に、夢特性さめはだによって、接触技を打ってきたポケモンに対して体力を削ることができます。持たせる道具は、絶対にステロを撒きたいのなら、行動保障のあるきあいのタスキで、今場に出ているポケモンを削りたいなら、ゴツゴツメット持たせましょう。
キノガッサでは対応するのが難しい、ゴーストタイプ、特にサーフゴーに対して強く出ることができます。不意に飛んでくるサーフゴーの気合玉は気合でかわしましょう。
HB特化サーフゴー
62.9〜75.3% 確定2発
キノガッサでは対応するのが難しい、ゴーストタイプに対して、悪の波動で強く出ることができます。また、キノガッサでは対応するのが難しい、アーマーガアや
モロバレルに対して、だいもんじを使って強く出ることができます。
HD特化アーマーガア確定2発(52.7〜62.5%)
HD特化モロバレル確定2発(50.7〜59.8%)
そして、ステルスロックも撒くことができるのでガブリアスなどのほかのステルスロックのポケモンを採用できない場合は採用しましょう。
キノガッサでは対応するのが難しい、アーマーガアやモロバレルに対して、フレアソングを使って強く出ることができます。
HD特化アーマーガア
52.7〜62.5% 確定2発
HD特化モロバレル
51.6〜60.7% 確定2発
また、先ほど紹介したサザンドラとは違い、技が外れるといったことはないので、安定してアーマーガアやモロバレルに対して、役割を遂行することができます。
先ほど紹介したガブリアスみたいに、ステルスロックを撒くという型になっています。先ほど紹介したガブリアスとは違い、特性どくげしょうによって、相手の場に、殴られるだけでステルスロック+どくびしを撒くことができます。注意点としては、どくびしを撒くと、相手はキノガッサのきのこのほうしを警戒する必要がなくなってしまうというのがこのポケモンの唯一の注意点です。
最後に
いかがだったでしょうか?
今回はキノガッサのハチマキ型について考察していきました。
ぜひ、対戦で使ってみてください。
そして、最後までこの育成論を読んでいただきありがとうございました。
初投稿ですので、ぜひ正しい評価と実りのあるコメントをよろしくお願いします。
それでは、ありがとうございました。