ゴーゴート- ポケモン育成論SV

前述の通り、ゴーゴートゴーゴートは今作のチャンピオンのネタ枠として注目を集めています。その悪評を活用してなのか、高い攻撃の種族値と広い技範囲を活かしたアタッカーとして運用されています。それを知っている相手は高火力アタッカーか物理受けポケモンを出してくるでしょう。その考えを逆手に取り、逆に流れを破壊するために物理受けとしての採用を考えました。
本当は某鍋鶏さんのように救いたいと思って構成しました

グラスシードは場の状態がグラスフィールドである時に発動し、Bが1段階上がるという持ち物です。防御方面の後押しとして使います。1度使ってしまえばなくなってしまいますが、くさのけがわ込みの耐久は並大抵では突破できないほどなので、無理せず引きましょう。

どこぞのパラドックスポケモンスナノケガワみたいな名前の特性ですが効果としては場の状態がグラスフィールドならBが1.5倍になるという特性です。この1.5倍になるおかげで物理技なら有名どころであれ弱点であれほぼ全てを乱数1発以上に持っていけます。(例えばカイリューカイリューのノーマルテラスハチマキしんそくやガブリアスガブリアスのほのおテラス剣舞込み玉テラバーストなど)「見づらっ」と思った方もいらっしゃると思います。その件に関しては申し訳ございません。ですが、ここまで条件を設けても確定1発にはならないことをご理解いただけると思います。ましてやガブリアスガブリアスに関しては再現性はあれどほとんどがじしんで押し切ろうとしてきますので落ちる心配はありません。詳しくは後ほど書かせていただきます。

性格はのんきです。わんぱくでも代用可能です。しかし、sに下降補正がかかると、無振りのラウドボーンラウドボーンやアーマーガアアーマーガアを抜けなくなるので注意が必要です。
努力値はH252、B252、D4です。
HとBは物理受けとしての役割をするため、Dは特殊方面にも耐久力を持たせるためです。
Dの4はAに振ってウッドホーンのダメージを少しでも上げるのも、sに振って無振りカバルドンカバルドンやバンギラスバンギラスマリルリマリルリを確実に抜けるようにするのも1つの手です。

実はグラスフィールドの特徴として、毎ターン終了時、地面にいるポケモン(ひこうタイプ、特性がふゆう、ふうせんを持っている、でんじふゆうやテレキネシス状態のいずれかに当てはまらないポケモン)の最大HPの16分の1を回復し、くさタイプの威力が1.3倍になることに加えて、じしんとじならしのダメージを半減にする効果があります。環境でよく見るじめんタイプの技を半減にしてくれるので実質的な弱点タイプはエスパータイプだけになります。耐性も優秀なのでとても合っているテラスタイプです。

この型の攻撃枠兼回復枠です。ウッドホーンは与えたダメージの半分を回復するという物理技で、効果いまひとつでも高い攻撃種族値で無振りでも10分の1以上は回復できます。要塞には耐久が必須です。

このポケモンの中枢を担う技です。5ターンの間グラスフィールドを展開し、カチコチゴーゴートゴーゴートの完成です。この技はかなりのポケモンに覚えさせることが出来るので、言ってしまえばほかのポケモンで展開した後にゴーゴートゴーゴートを後投げしてHP満タンで繰り出す方が強いです。切れた後に継続してBを上げるために使いましょう。

Bが高く、あまりダメージが入らない相手やくさ技が効果いまひとつの相手への打点の補填に使用します。定数ダメージを与えつつ自身の回復もできる有能技ですがくさタイプに無効化されてしまうので気をつけましょう。

なんとこのポケモン今作で唯一ミルクのみを覚えます。自分のHPを半分回復するため、とてつもない耐久力を得ることができます。ウッドホーンややどりぎのタネで足りない回復力を補うために採用するのを検討する技です。

自力でBを上げることが出来る技です。同時にAも上げれるのでウッドホーンの回復量を増やせます。ですが、ビルドアップを積んでいる間にグラスフィールドが切れてしまい、本来の役割が果たせない場合が多いので採用する場合は1回~2回のどちらかをおすすめします。正直回復技を増やした方が強かったです

このポケモンは受けを中心とするため、被ダメージ計算のみとなっております。そして、有名な物理アタッカーのポケモンだけなのでご要望がありましたらコメントで教えてください。
ダメージ計算元は究マネ様です。https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.gr.java_conf.kyu49.kyumana_sm

• グラスフィールドのみ

A252ようきハチマキガブリアスガブリアス じしん
9.1-10.9%10発以上

A252ようきハチマキガブリアスガブリアス げきりん
43.5-51.3%乱数2発(6.6%)

A252ようきほのおテラスタルハチマキガブリアスガブリアス テラバースト
58.3-68.7%確定2発

A252ようき剣舞ほのおテラスタルいのちのたまガブリアスガブリアス テラバースト
99.6-118.7%乱数1発(93.7%)

A252いじっぱりノーマルテラスタルハチマキカイリューカイリュー しんそく
32.6-38.3%乱数3発(96.9%)

A252ようきひこうテラスタルこだいかっせいトドロクツキトドロクツキ アクロバット(持ち物無し)
79.1-93.9%確定2発

A252ようき竜舞ひこうテラスタルこだいかっせいトドロクツキトドロクツキ アクロバット(持ち物無し)
118.3-140.9%確定1発

A252ようきはがねテラスタルこだいかっせいトドロクツキトドロクツキ アイアンヘッド
26.1-31.3%確定4発

A252ようき竜舞はがねテラスタルこだいかっせいトドロクツキトドロクツキ アイアンヘッド
39.6-47.0%確定3発

A252いじっぱりじめんテラスタルこだいかっせいイダイナキバイダイナキバ じしん
11.7-13.9%乱数8発以上

• ＋グラスシード

A252ようきハチマキガブリアスガブリアス じしん
6.1-7.4%乱数14発以上

A252ようきハチマキガブリアスガブリアス げきりん
29.1-34.3%乱数3発(3.1%)

A252ようきほのおテラスタルハチマキガブリアスガブリアス テラバースト
39.1-47.0%確定3発

A252ようき剣舞ほのおテラスタルいのちのたまガブリアスガブリアス テラバースト
65.7-79.1%確定2発

A252いじっぱりノーマルテラスタルハチマキカイリューカイリュー しんそく
22.2-26.1%乱数4発(2.9%)

A252ようきひこうテラスタルこだいかっせいトドロクツキトドロクツキ アクロバット(持ち物無し)
47.8-57.4%乱数2発(90.6%)

A252ようき竜舞ひこうテラスタルこだいかっせいトドロクツキトドロクツキ アクロバット(持ち物無し)
73.0-86.1%確定2発

A252ようきはがねテラスタルこだいかっせいトドロクツキトドロクツキ アイアンヘッド
18.3-21.3%乱数5発以上

A252ようき竜舞はがねテラスタルこだいかっせいトドロクツキトドロクツキ アイアンヘッド
26.1-31.3%確定4発

A252いじっぱりじめんテラスタルこだいかっせいイダイナキバイダイナキバ じしん
7.8-9.6%乱数11発以上

基本的に特殊方面に弱いです。相手が特殊技が主体のポケモンならBが上がっていようが引きましょう。(サイコショックはB計算なので弱点でも全然耐えれます。)そして危惧するべきエスパータイプの技は特殊技が多いので気をつけましょう。

相方として、ほかのポケモンで代用が効かないレベルで噛み合いすぎているポケモンがいます。そのポケモンはこぼれダネオリーヴァオリーヴァです。こぼれダネは、自分がダメージを受けた際、グラスフィールドを展開する特性です。先にオリーヴァオリーヴァを出してフィールドを作ったあとゴーゴートゴーゴートに繋げる流れがとても強いです。相手が起点作成に特化していれば、オリーヴァオリーヴァの高い特攻種族値を活かして削っておくことも…