初めまして。ほむらと申します。
処女作ということもあり、拙い育成論ですが、よければ最後までお付き合いください。
はじめに
今回は、ジュペッタジュペッタの育成論を書いていきます。
このジュペッタというポケモン、非常にピーキーな性能をしています。
攻撃種族値115と、一般ゴーストタイプの中では破格の攻撃力を持ちながら攻撃技には恵まれず、耐久・素早さも並以下であることから大体コノヨザルの劣化となっています。
よって、アタッカー運用は諦め、サポート型の万能ジュペッタを紹介します。
コンセプトと役割
コンセプトは、最近また数を増やし出したキノガッサやモロバレルなどの、所謂キノコのほうし使いをメタる、です。
他にも、相手の積みエースカイリューセグレイブへの切り返し、受けループハピナスクレベースの崩しなども請け負うことができます。
特性
キノコのほうし持ちをメタる、というコンセプトなので、特性はふみんです。
持ち物
きあいのタスキが無難に使いやすいです。
性格・努力値と調整
環境的に、いじっぱりのキノガッサが全体の65%(4月時点)と多いため、準速キノガッサの上から行動できるように性格はようきです。
努力値は、S252振りは確定です。前述の通り、いじっぱりキノガッサに先手を取るための最速です。
キノガッサを抜くためだけであればS212振りも選択肢です。ですが、より多くの相手から素早さという情報アドバンテージを得ることができる最速振りは、非常に使用感が良かったです。
残りの努力値ですが、役割対象のうち誰を重く見るかによって変わってきます。おすすめは、H12・A52・B188・D4の物理耐久に厚く振った調整です。この調整にすることで、いじっぱりキノガッサのタネマシンガンを3回まで耐えることができます。AとDは余りです。
確定技
- はたきおとす
このジュペッタのメインウェポンです。例えばモロバレルのキノコのほうしに後出しした後、ほぼ確実にお相手はモロバレルを引っ込めてきます。まあ、ほうし対策の匂いがぷんぷんしますからね。怖いですよね。
その後出てくるポケモン、例えば予想される搦手に強いサーフゴーなどに刺さります。基本的に安定行動になるので、ガンガン押していける技です。
- アンコール
カイリューなど、SV環境を象徴する技であるこの技。お相手のキノガッサのキノコのほうしをアンコールしたり、何かと便利です。
選択技
- かげうち
タスキが削られた後、ジュペッタの耐久では大抵の技は耐えることができません。そういうときにこの技があると「適当にかげうちで切るかー」という動きができて便利です。
- のろい
相手を盤面から退かす性能の高さが魅力。相手の積みポケがどうしようもない時の切り返し、または対受けループの盤面コントロールとしても優秀です。
- みちづれ
この技もSVで脚光を浴びていますね。ジュペッタ自身の素早さの問題があるため、環境の高速アタッカーハバタクカミテツノツツミを道連れにする、というのは少し難しい印象ですが、ラウドボーンヘイラッシャなど突破の難しいポケモンを道連れにできることは多く、使っていて楽しい技でした。
- トリックルーム
このジュペッタは最速なので一見相性が悪そうですが、最速とはいえ実数値は128。例えばハバタクカミは無振りでも抜けません。よって、切り返しの手段の一つとしての採用は見込めます。
- ダストシュート
結構火力の出る、ある種ジュペッタのメインウェポンです。ですが、環境的に毒打点の通りは良くないので、キノガッサピンポ気味になります。
- マジカルシャイン
これもキノガッサメタであり、性格の都合上特攻には下降補正がかかっているので火力は出ませんが、サザンドラトドロクツキなんかに一矢報いることができるかも?優先度は低めです。
テラスタル
あまりジュペッタにテラスタルはきらないですが、強いて言えば、ゴーストと相性のいいノーマルが使いやすいと思います。
ダストシュート採用の場合は毒テラスにして火力を伸ばすなどしてもいいでしょう。
被ダメージ計算
基本的にはタスキで耐える前提なので、連続技に対しての計算が多めです。
計算ツールはポケソル様のものを使用させていただいております。
物理
- いじっぱりA252キノガッサ(テクニシャン)/タネマシンガン3発
117 ~ 138 (83.0 ~ 97.9%) 確定2発
- いじっぱりA252キノガッサ(テクニシャン)/タネマシンガン4発
156 ~ 184 (110.7 ~ 130.5%) 確定1発 絶えました。
- いじっぱりA252アラブルタケ/タネマシンガン4発
100 ~ 124 (71.0 ~ 88.0%) 確定2発
- いじっぱりA252アラブルタケ/タネマシンガン5発
125 ~ 155 (88.7 ~ 110.0%) 乱数1発 : 54.16%
- ようきA252セグレイブ/つららばり5発
125 ~ 155 (88.7 ~ 110.0%) 乱数1発 : 54.16%
- いじっぱりA252セグレイブ/つららばり4発
112 ~ 136 (79.5 ~ 96.5%) 確定2発
- ようきA252ドラパルト/ドラゴンアロー
90 ~ 108 (63.9 ~ 76.6%) 確定2発
- ようきA252珠ドラパルト/ドラゴンアロー
116 ~ 140 (82.3 ~ 99.3%) 確定2発
- ようきA252ドラパルト/ドラゴンテラスドラゴンアロー
120 ~ 144 (85.2 ~ 102.2%) 乱数1発 : 1.95%
特殊
- ずぶとい無振りモロバレル/リーフストーム
93 ~ 109 (66.0 ~ 77.4%) 確定2発
- ずぶとい無振りラウドボーン/シャドーボール
140 ~ 168 (99.3 ~ 119.2%) 乱数1発 : 93.75%
使用上の注意
ジュペッタは、選出すれば最低限の仕事はしてくれます。しかし、勘違いしてはいけないのは、ジュペッタで相手のポケモンを倒そうとしてはいけないということ。
相手の搦手を封じたり、満遍なくダメージを与えたり、お相手のポケモンの情報を得ることがジュペッタの仕事です。裏のポケモンで全抜きするためのサポートということを忘れると、非常に使いづらいです。
逆に言えば、サポートに徹すると、必ず最低限の仕事はできます。ただし、ちょうはつ持ちコノヨザルテツノツツミには役割の遂行が難しいので、そこに強い駒が裏に控えていると戦いやすいです。
最後に
この育成論は以上となります。
初めての育成論を、私の相棒にして嫁のジュペッタで書けて嬉しいです。
意見やツッコミ、コメントはいつでもお待ちしております。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。