閲覧いただきありがとうございます。
初めましての方は初めまして、なばと申します。
SVでは根性ブースターブースターに引き続き2本目の投稿となりますので拙い部分が多いかと思いますが、生暖かい目での見守り、アドバイス・厳しいご指摘お待ちしております。
今回は投稿主のお気に入りポケモンの内の1匹(半分愛による採用)であるチヲハウハネチヲハウハネについてとなります。
それではよろしくお願い致します。
コンセプトと役割
- 論名にもある通り物理受けをメインの役割とし、素早さの上昇させ相手の不意を突く事を目的としています
※物理受けと名打っていますがチヲハウハネ自体が素でDの高いポケモンである為ある程度であれば特殊も見ることができます
持ち物
「こだいかっせい」の強制発動と後述する技の関係上「ブーストエナジー」で確定となります
特性
「こだいかっせい」しか無い為必然的に確定となります
性格・努力値と調整、テラスタル
(以下、HP→H 攻撃→A 防御→B 特攻→C 特防→D 素早さ→S
等の非公式の略称を使用いたしますのでご了承ください。)
- 性格
Sの上昇を狙う為「おくびょう」で確定となります。
「Sを上げたいなら陽気の方が良いのでは?」と考える方もいると思いますが、チヲハウハネは残念ながらA無振りで実数値155、S特化で146となる為これでは古代活性でのS上昇を受ける事ができませんので「臆病」となりました。
Aの下降に関しましては後述する技にてある程度補填が効かせれば問題なく運用が可能となります。
- 努力値と調整
A 52:B 204:S 252 他0となります
Aは下降補正込みで実数値145にし古代活性の上昇をSに流しつつ最低限の火力を担保しつつ残りをBに振る事で物理耐久力の底上げをしております
Sは補正込み252振りで古代活性を発動させているので実数値219になる為相手がスカーフで無い場合最速ドラパルトドラパルトまで抜くことができます
- テラスタル
後述する技の威力を伸ばす関係上「ひこう」にて運用をしております。
耐性も丸々変化する為有用性は有るかと思います。
技構成
- 確定枠
「おにび」
物理受けをする為に必要な一手となります。
毎ターン1/16のダメージを与えつつ物理火力を半減に出来る他、現環境トップメタであるカイリューのマルチスケイルを剥げる等非常に有用な技です。
難点として炎タイプやもらい火持ちに対して無効にされてしまう事や命中85とやや不安定な部分はありますがその他勢力に対してかなりの圧がさせる事ができます
「ビルドアップ」
物理アタッカー、物理受け共にメジャーな技です。
下げたAをこの技で積むことで火力の補填をしつつ耐久を上げる事が出来る為自身で作り出した隙をついて出来る限り積んで確実な王手をかけれます。特殊アタッカーに対しては素受けするしかなくなりますが、D105の数値で素直に受けるか事前に詰んで上から殴りましょう
- 選択枠
「あさのひざし」
チヲハウハネの持つ貴重な高速回復のリソースとなります。
耐久さえある程度上げてしまえばこの技で受け切ってより確実性の高い戦況に持ち込む事が出来る為選択枠としては最も優先度が高いです。
「アクロバット」
飛行物理55と控えめな技ですが投げた時点でブーストエナジーを消費している為威力110かつ無効無しと非常に強力な一手と化けます。
不一致ではありますが前述している飛行テラスを切る事で重い一撃を見舞えるので朝の陽ざしと同列の優先度となります
「ボディプレス」
格闘物理80のB依存攻撃技です。
Bに努力値を振りビルドアップで耐久を上げるこの型と相性はかなり良いと言えます。
ですが相手がゴーストタイプだった場合や事前にこの技を見られた場合テラスや交代で透かされてしまう危険性を孕んでいる為アクロバットよりは優先度を低くさせていただいております。
「インファイト」
格闘物理120の強力なメインウェポン級の技です。
前述のボディプレスと同様透かされてしまう危険性や打った後に耐久を削いでしまう等難点が多くやや使いづらい為優先度は低めとなっています
※積んでいるものが元に戻るだけ、という見方をすればデメリットは半減...かもしれません。
「きゅうけつ」
虫物理80の攻撃と回復を同時に行える第2の回復リソースです。
回復リソースではありタイプ一致でも打てる技ではあるのですが、こちらの火力を下げている上に相手のHP依存の回復になり安定性に欠けすぎている為優先度としては低くしています。無効にされないとしてもタイプとして通りの悪さがね...
「ニトロチャージ」
「くさわけ」
それぞれ物理50のS上昇技です。
相手がスカーフ持ちや後から火傷分を補填しようと竜舞等をしてきて上を取られてしまう等の懸念点を潰すことができます。
「からげんき」
ノーマル物理70の相手から状態異常を貰ってしまった場合のカウンターとなります
この技自体は非常に強力でメインウェポンたる一手ではありますが、相手の行動依存で非常に不安定な為採用機会は少ないかと思われます。
「ふきとばし」
行動優先-6の強制交代技です。
対面の相手が積みが不十分等で相手取るのに不都合がある時の濁しとして使えます。
事前にステロ等を撒いていた場合自前の耐久を盾にじわじわ削りつつ隙を見て積んで確定1発圏内に追い込む等トリッキーな動きもできます。
その他、積みを崩されかねないディンルー等の吹き飛ばしに合わせて使うことでSの関係で上から飛ばせる為対妨害性能も併せ持ちます
立ち回り例
- 基本的に先発からでは無く相手の動向を見つつ後続から攻め込む形となります
- 相手の起点になるような物理ポケモンに合わせて死に出しをし鬼火、ビルドアップを使い一気に流れを引き寄せます
- 基本2積みは欲しい所ですが、Sの上昇を受けている関係でスカーフ持ちでもない限り上は取れるため積み途中で退かれても上から蹂躙しましょう
与ダメージ計算
- ポケモンHOMEから採用率上位5匹にて計算します
尚、攻撃技は全てテラス無しのアクロバットにて計算です。ご留意願います
※ご要望があった場合コメント欄にて追記
カイリューカイリュー H252振り(鬼火でマルスケ解除)
ビルド0積み 26.7〜31.8% 確定4発 +火傷ダメージ
ビルド1積み 39.8〜46.9% 確定3発 +火傷ダメージ
ハバタクカミハバタクカミ H無振り
ビルド0積み 61.5〜73.0% 確定2発
ビルド1積み 92.3〜109.2% 乱数1発(56.25%)
サーフゴーサーフゴー H252振り
ビルド0積み 13.4〜15.9% 乱数7発
ビルド1積み 20.1〜23.7% 確定5発
パオジアンパオジアン H無振り
ビルド0積み 39.3〜46.4% 確定3発 +火傷ダメージ
ビルド1積み 58.0〜69.0% 確定2発 +火傷ダメージ
ディンルーディンルー HB252振り
ビルド0積み 12.9〜15.6% 乱数7発 +火傷ダメージ
ビルド1積み 19.4〜23.2% 乱数5発 +火傷ダメージ
被ダメージ計算
- 上記与ダメージ計算と同様採用率上位の5匹にて計算致します。
尚、攻撃側の技は最も採用されている技になります
※ご要望があった場合コメント欄にて追記
カイリューカイリュー いじっぱりA252振り しんそく
火傷無し 21.2〜25.0% 乱数4発
火傷有り 10.6〜12.5% 乱数8発
ハバタクカミハバタクカミ ひかえめC252振り ムーンフォース
飛テラス無し 110.0〜131.2% 確定1発
飛テラス有り 55.0〜65.6% 確定2発
サーフゴーサーフゴー ひかえめC252振り ゴールドラッシュ
68.1〜81.2% 確定2発
パオジアンパオジアン いじっぱりA252振り つららおとし
火傷無し 41.2〜48.7% 確定3発
火傷有り 20.6〜24.3% 確定5発
ディンルーディンルー いじっぱりA252振り じしん
火傷無し 16.8〜20.0% 乱数5発
火傷有り 8.1〜10.0% 乱数10発
苦手なポケモン
上記被ダメージ計算を見ていただく通り物理受けをメインとしている為特殊相手に非常に弱くなってしまっています。
特に臆病でSに補正をかけて古代活性を起動しているハバタクカミやテツノツツミには基本無力と考えていただいて差し支えないです。
上を取って優位な場を整える事に重点をおいてる関係で素のSが高い相手にスカーフ等で上を取られてしまっている場合も基本初動はつらくなる事が予想されます変化技の切り方次第で物理なら逆転は可能です。
なのでチヲハウハネが優位に立て十二分に場を整えられる状態を見つける、もしくは作り出すことが最重要となってます。
相性の良い味方・構築例
基本的には古代活性の仕様上退く事が許されないので事前に場を作れるポケモンは軒並み相性が良いです。
高いSで削りと鬼火を両立できるドラパルトや、上記のS補正古代活性やスカーフで上を取られる事をねばねばネットで防ぐ事ができ威嚇も入れる事ができるアメモース、高めの耐久で後攻の尻尾を押し付けられるミカルゲが挙げられます。
最後に
以上、チヲハウハネの育成論となります。
投稿主が元々好きなデザインというほとんど愛の採用でしたが、いざ使うとなると奇をてらった型にしたいなーと思いこの型に落ち着きました。
使用感としてはトップメタのカイリューに対して非常に強く出れ物理も基本止まり後出しの特殊アタッカーも数値で受ければ倒し切れるので個人的にはとてもよかったです。
同じような普通ではない型が好きな方に刺さっていただければ投稿した身としてもとても嬉しく思います。
チヲハウハネは可愛さと力強さを兼ね備えた完璧すぎるキャラデザイン(個人的主観)なので是非流行ってほしいです
最後まで閲覧頂きましてありがとうございました。