はじめに
初めまして、エビたくあんと申します。
剣盾中期からポケモン育成・対戦を始め、禁伝環境を生き抜いてきました。これまで育成論は幾度も参考にしましたが、これが初投稿の育成論なので至らない点が見つかる可能性があります。ご了承ください。
注意点
- 非公式の略語(HABCDS等)を一部に用います。
- 本論で記載されるポケモンは全て理想個体を想定しています。
- ダメージ計算はポケソル様を使用しました。
フォレトスフォレトスについて
- 分類:みのむしポケモン
- タイプ:むし はがね
- 特性:がんじょう (夢)ぼうじん
- 種族値:H75 A90 B140 C60 D60 S40 計465
むし・はがねの複合タイプで他に有名なのはハッサムハッサム辺りでしょうか。
このタイプは半減以下9タイプ弱点(4倍)1タイプという優秀な耐性を持っています。フォレストではありません。
採用理由と役割
- フォレトスフォレトスを起点用に採用した理由は補助技に長けている点とH75 B140という高い防御性能、あとはほんの少しの愛です。
- 役割はタイトルからも分かるようにステロ撒きサポートです。ステロの他、まきびしどくびしや天候サポートの上に壁貼りまでできます。
- だいばくはつで自主退場が早急にできるのも強みです。
持ち物
たべのこし・オボンのみ
フォレトスの覚える回復技はねむるのみなので持ち物での回復が重要となってきます。
〜追記(2022/12/03)〜
メンタルハーブ
ちょうはつを受けると爆発かボディプレスしかできなくなるのでその対策として候補に。指摘を受けたため追記しました。
〜追記(2022/12/16)〜
オッカのみ
ほのおタイプに対して少しでも可能性を作る場合の持ち物。尚、ほのお特殊にはこれでも確定1発を取られる場合があります。
ゴツゴツメット
見なくなりましたがイッカネズミイッカネズミなどの連続技持ちに強く出れます。メジャーな持ち物なので読まれることが多いです。
特性
1回分の行動が保証されるがんじょうとします。キノコのほうしを意識するならぼうじんもなくはないです。ただしリククラゲリククラゲの胞子は貫通するので注意が必要です。
性格と努力値
- 努力値
HB252 ぶっぱ A4 余り
- 性格
わんぱくB↑C↓
乱数耐えをなるべく増やすため物理特化です。
技構成
- 確定枠
ステルスロック
後続の全抜きアタッカーに繋ぐために必須のサポート技です。
てっぺき
受け性能を向上させるため積み技の1つとして採用。
- 選択枠
ボディプレス
ガラルに入国できなかったため、パルデアでの初取得となります。高い防御を活かしながら攻めにも気を配ることができるため優秀です。サーフゴーサーフゴー、ハバタクカミハバタクカミなどのゴースト複合の特殊アタッカーには注意。
だいばくはつ
起点作成に重要な自主退場技として候補に。不利対面でステロを無償で撒けた場合や、相手側に打点がない場合に起点にされないため。
ボルトチェンジ
起点作りというコンセプトから若干外れますが低いSを活かしてタスキを剥がしながら裏のポケモンを無償降臨させることができます。
リフレクター・ひかりのかべ
コンセプトから少し外れますが、サポート寄りにする場合片方を採用するのもありです。持ち物にひかりのねんども検討してもいいかもしれません
でんじは
他と同じく後続サポートです。いわなだれを採用して強引にまひるみ戦法も可能。
S40なので絶望的ですが
カウンター
フォレトスを起点に積み技を連打する物理アタッカーを逆に利用する手段として意表を突けます。遺伝技です。
めぼしい技はこの辺りです。前述した通り天候技も覚えるので改善の余地があります。また、しっぺがえしでゴーストタイプに打点を持つことも可能です。
テラスタル
受けとサポートメインなので
基本はテラスタルしません
テラスタルするとなるとボディプレスの火力を底上げできるかくとうテラスタルをオススメします。
与ダメージ計算
- 基本的に攻め方面はボディプレスがメインとなります。尚、かくとうテラスタルは考慮しないこととします。
- ポケモン名(努力値配分)
vs イッカネズミイッカネズミ(H252/B4)
142 ~ 168 (78.5 ~ 92.9%) 確定2発
vs セグレイブセグレイブ(H4)
114 ~ 136 (59.7 ~ 71.3%) 確定2発
vs トドロクツキトドロクツキ(H4)
140 ~ 166 (77.4 ~ 91.8%) 確定2発
vs カバルドンカバルドン(H252/B4)
46 ~ 55 (21.4 ~ 25.5%) 乱数4発 : 0.45%
- てっぺき1積みの場合(B↑↑)
vs イッカネズミイッカネズミ(H252/B4)
282 ~ 334 (155.9 ~ 184.6%) 確定1発
vs セグレイブセグレイブ(H4)
226 ~ 268 (118.4 ~ 140.4%) 確定1発
vs トドロクツキトドロクツキ(H4)
280 ~ 330 (154.7 ~ 182.4%) 確定1発
vs カバルドンカバルドン(H252/B4)
91 ~ 108 (42.4 ~ 50.3%) 乱数2発 : 0.39%
見てわかる通り弱点を突ける相手に対してはボディプレスで強く出ることができます。
被ダメージ計算
- 特殊方面は等倍でも確定1発がほとんどなので省略させていただきます。
- ポケモン名(努力値配分)↑は性格補正
vs ミミッキュミミッキュ(A252)剣舞シャドクロ(命の珠)
70 ~ 83 (38.5 ~ 45.7%) 確定3発
vs セグレイブセグレイブ(A252↑)じしん
39 ~ 47 (21.5 ~ 25.9%) 乱数4発 : 1.96%
vs ドラパルトドラパルト(A252)ハチマキゴーストダイブ
63 ~ 75 (34.7 ~ 41.3%) 確定3発
vs テツノブジンテツノブジン(A252↑)インファイト
66 ~ 78 (36.3 ~ 42.9%) 確定3発
vs マリルリマリルリ(A252↑)はらだいこアクアジェット(ちからもち)
96 ~ 114 (52.8 ~ 62.7%) 確定2発
乱数耐えは少ないもののがんじょうがなくとも確実に1回は行動できることがほとんどです。ほのおタイプ以外に対してだけですが。
苦手なポケモン
ハバタクカミハバタクカミ、イーユイイーユイ、
キョジオーンキョジオーン(しおづけが痛い)
その他もろもろの特殊アタッカーとほのおタイプ全般です。
弱点が明確なので初心者の方でも有利不利が判断しやすいという利点もあります。
相性の良い味方
ほのおに受け出しができるこんがりボディバウッツェルバウッツェルや1/4ダメージで受け出ししつつ特性でSを上げることができるじょうききかんセキタンザンセキタンザンなどがオススメです。
さいごに
最初に言った通りフォレトスは特殊とほのおに滅法弱いので実際に使う際には繊細な判断が要される試合もあるかと思います。本論を最後まで閲覧いただき誠にありがとうございます。よければコメントと評価をお願いします。最後に言いますが、フォレストではありません。